前回に引き続き、ピーター D. ピーダーセン氏の人生を振り返ります。世界中の次世代リーダーネットワークをつくる「NELIS」について、そして「心・体・間・公」を軸にした「リーダーシップ道場」の考え方についてお話しいただきました。
◎ピーター D. ピーダーセン氏のご経歴
・大学院大学至善館教授
・NPO法人NELIS代表理事
・株式会社明治ホールディングス、株式会社丸井グループ社外取締役
・株式会社トランスエージェント会長、同社が運営するManagement Innovation School代表
1967年デンマーク生まれ、日本在住33年。
1995年から、日本で環境経営・CSR・サステナビリティ経営・ESG・SDGsに携わり、各業界におけるリーディング・カンパニーのサステナビリティ戦略、人材育成、経営者育成などを支援。日本におけるサステナビリティ経営の黎明期の第一線で活動し、現在も、丸井グループ、明治ホールディングスの他、NEC、アスクル、第一生命などでサステナビリティ・アドバイザーを務める。
2014年より、「組織的レジリエンス」も研究テーマとし、「マネジメント・イノベーション」を起こすための独自フレームワークとして、「トリプルA」経営を提唱。4回にわたる大規模な企業調査と、研修、セミナー、企業への助言を通じて、しなやかで強い組織の作り方や、企業における次世代リーダー育成に取り組む。
著書に、『しなやかで強い組織のつくりかた』(2022年、生産性出版)、『SDGsビジネス戦略ワークブック』(2022年、日刊工業新聞)、『ソーシャル・イントラプレナー~会社にいながら未来を変える生き方』(2022年、生産性出版、監修)、『レジリエント・カンパニー』(2014年、東洋経済新報社)、『第5の競争軸』(2009年、朝日新聞出版)など多数。
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【TODAY’S TOPICS】
・軽井沢の森を歩きながら体と内面を見つめ直す2年間
・ゼロベース(更地)の状態から、これからの人生を考えた
・世界の次世代リーダーが繋がるグローバルネットワーク「NELIS」というアイデア
・2015年10月に世界中の次世代リーダーを滋賀県に招聘することを決め、14か国から25名の次世代リーダーを集めることができた
・およそ10年後の今、「NELIS」は110か国から13000人が参加するネットワークへ成長
◎「共通善」「多様性」「レスポンシブネス」によりティール組織化を実現
◎「心・体・間・公」という4つのフィールドを軸に、リーダーシップの本質を見つけ共通善を生み出す実践の場「リーダーシップ道場」を追求したい
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お聞きいただきありがとうございました。
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