日本に交渉学を広めた藤田忠先生は、日本交渉学の父と言われています。
その藤田先生の説いた交渉の原理について、7回にわたりお伝えしていきます。
今回は交渉の哲学とも言える「燮(ヤワラギ)の精神」についてです。
【TODAY’S TOPICS】
・漢字の成り立ち→火と火の間に言、その下に又。訓読みでやわらぎ、音読みでシヨウ。
・火と火の間に言葉が入り対立を防いでいくという本義/「燮和(ショウカ)」「燮理(ショウリ)」
・交渉アナリストの理念にも反映されている(https://nego.jp/na/ideals/)
・交渉ではそれぞれが自分の正当性に固執し、大きな対立になってしまいがち
大切なこと2つ/①相手の立場に立つ/②自分だけでなく相手にも理があることを知る
・ライシャワー先生の「イコールパートナーシップ」という精神にもつながる
・たとえWINWINの関係が築けなくとも、うまくすれ違うことができるように
【Information】
12月9日(土)20時~ BS11「偉人・敗北からの教訓」に交渉協会代表理事である安藤が出演します。
ぜひご覧ください。
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お聞きいただきありがとうございました。
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