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前回に続き、和田隆氏をお招きしてお話を伺っていきます。今回は、「ハラスメントと交渉」をテーマに、人間の脳、偏桃体の働きとパワハラの関係性や、具体的にパワハラをなくす方法についてご説明いただいています。

◎和田隆氏のご経歴

メンタルプラス株式会社代表/日本交渉協会特別顧問

資格:公認心理師 ・ 1級キャリアコンサルティング技能士 ・ シニア産業カウンセラー

専門:職場のパワハラ対策 ・ メンタルヘルス対策 ・  キャリア支援

実績:企業 ・ 東京消防庁消防学校 ・ 警視庁 ・ 文部科学省等で支援実績15万人超

仕事のモットー:人と人が支え合うことが最大のメンタルヘルスケアと信じ、働く人により添う支援を大切にしている。

主な論文、翻訳、著書:

『自分の殻は中から破れ!』  『テレワーク時代の「心のケア」マネジメント』 

『最新パワハラ対策完全ガイド』  『仕事のストレスをなくす睡眠の教科書』 

『パワハラをなくす教科書』 『ハラスメント防止ハンドブック』

メディア実績:

TBSラジオ「荻上チキ Sessionー22」「荒川強啓 デイ・キャッチ!」

FMおだわら 「good life karte」 /ラジオ関西

日本テレビ「ニュースプラス1」「ズームイン朝」

読売新聞 読みたい一冊 / NIKKEI STYLE  / 日刊SPA / biz SPA 他多数

【TODAY’S TOPICS】

◎ハラスメント実態調査の紹介(厚生労働省/2024年)

・パワハラ経験者→19.3%/従業員5人に1人

・パワハラへの対処1位は「何もしなかった人( 36.9%)

・何もしなかった理由1位は「諦め」(65.6%)

※諦めの気持ちをなくせば、パワハラは減らせる

◎生理反応と関係性

・部下の脳、偏桃体の防衛反応が、対立関係(分配型交渉)を引き起こす

・部下の体内にオキシトシンが分泌されれば、協調反応(統合型交渉)が起きる

◎上司と部下がいい関係を築くポイント

・視点取得:他者の立場・思考・感情を推し量る

・非言語で安全の合図を送る:ポジティブな表情で頷くなど

・傾聴と自己開示:お互いの価値観や考え、気持ちを伝え合う(自己開示の返報性) 

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お聞きいただきありがとうございました。

交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、

交渉アナリスト」のサイトをご覧ください。