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2025年もよろしくお願いいたします。今回は、ご夫婦ともに交渉アナリスト1級会員である谷口則彦氏(日本交渉協会幹事)、谷口陽子氏にお話いただいています。本Podcastでも過去「#44夫婦と交渉」で登場いただきましたが、今回のテーマは私たち交渉アナリストとも関係の深い「ライシャワー夫妻の関心事」についてです。どうぞお聞きください。

【TODAY’S TOPICS】

◎ハル・ライシャワーについて

・情報が少ないが、夫エドウィン・ライシャワーとともに大きな役割を担っていた可能性

・「戦前戦後を通じて、ハルほど成功し愛され、アメリカ外交に役立った大使夫人はいない」(「ライシャワー大使日録」より)

・1961年にエドウィンが都道府県を初訪問した際、人々がハルの不在を残念がったというエピソード

・戦前・戦中・戦後という過酷な時代に、自らの道を切り拓いた女性への関心

◎ハル・ライシャワーに関する書籍

・『ハル・ライシャワー』上坂冬子 講談社+α文庫

 ハルの生い立ち、エドウィンとの出会い、駐日大使夫人時代やその後の生活について紹介

・『二つの祖国で』石村澄江 あさを社

 「国際社会に貢献したい」という夢を抱き、戦時・戦後の厳しい環境を生き抜いた姿が描かれる

・『国際社会で活躍した日本人』植木武 弘文堂

国際舞台で活躍した13人の日本人のうちの1人としてハルが紹介されている

◎今回至った仮説

・エドウィンとハルは知り合う前から、同じ関心事を持っていたのではないか

・出発点は違えど、共通の関心事が二人を結びつけたのではないか

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お聞きいただきありがとうございました。

交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、

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