【新ブランド「KAKIMONO」立ち上げのご報告|ECサイトを公開しました】
このたび、新しく KAKIMONO というブランドを立ち上げ、本日ECサイトを公開しました。
https://kakimono.co.jp/
KAKIMONOは、アンティーク着物を装丁に用いた、オーダーメイドの製本ブランドです。
ブランド名は「書物(かきもの)」と「着物(きもの)」の掛け合わせから生まれました。
16世紀頃のヨーロッパで花開いた製本文化「ルリユール(Reliure)」から着想を得て、欧州で発展した手製本文化を現代の日本の感性で再解釈し、本やアルバムを一冊ずつ職人の手仕事で仕立てています。
ヨーロッパでは、本は知的財産の保存としてだけでなく、装丁を含めた“物としての美しさ”にも価値が見出されてきました。KAKIMONOでは、そのような文化を、日本のアンティーク着物とともに新たな形で表現したいと考えています。
ブランド立ち上げの背景に少し触れると、私は本が好きな祖父の影響もあり、幼い頃から本に囲まれて育ちました。今でも本が好きで、いつか仕事として本に携わりたいという想いが事業の原点でもあります。
学生時代から、海外に行くと本屋さんや図書館に立ち寄るのが好きで、特に海外の装丁文化には以前から強く惹かれていました。
KAKIMONOのような製本ブランドについて、日本では聞き馴染みがないかと思いますが、海外では古典作品や愛蔵版を中心に、装丁そのものを楽しむ出版文化やコレクション市場が形成されています。
一方、海外での経験を通して外の世界に目を向けてきたからこそ、日本の魅力を外から見つめ直す機会も増えました。
その中で出会ったのが、価値があるにもかかわらず行き場を失っている着物の存在と、日本の織物や職人技の奥深さでした。
私にとってこの事業は、本の装丁に新たな価値をもたらす方法を探る中で、着物という素材に出会ったことから始まっています。
本への想い、海外で惹かれた装丁文化、日本の着物や織物の美しさ。いくつもの関心が重なり、結果として資源循環にもつながる形で、KAKIMONOの誕生に至りました。
そして、ブランドを形にしていく過程で、着物の美しさ、日本文化、職人さんの技術への尊敬はどんどん深まっています。
試作品を作り京都の二条城で販売した際には、外国人観光客の方が購入してくださり、装丁文化が形成されている海外展開の可能性も強く感じました。
現在は、本だけでなく、国内向けに結婚式や成人式など人生の節目に寄り添うアルバムも展開しています。
そして今回、ようやくブランドとしての形を整え、ECサイトを公開するところまで来ることができました。
ここまで支えてくださった皆さま、本当にありがとうございます。
これからは、国内外に向けて少しずつ販路やパートナーシップを広げながら、着物や製本、装丁の正当な価値が正しく伝わる形で、日本と欧州を中心に展開予定です。
最後になりますが、伝統や技術に敬意を払いながら、長く愛されるブランドに育てていけるよう、真摯に取り組んでいきます。
ご興味を持っていただけた方は、ぜひWEBサイトをご覧いただけたら嬉しいです。
--------------
▼ホスト:田岡栞菜
北海道出身、慶應義塾大学への進学を機に上京(2024年3月卒業)。新卒でPwCアドバイザリー合同会社に入社し、M&A戦略コンサルタントとして従事したのち、2025年6月に退職。
New Circle Studios合同会社を起業し、Purpose「発見の循環社」を掲げ、見過ごされがちな価値を再発見×プロデュースによって高付加価値化・資源循環を促す複数事業を行う。現在は「Her Coffee Chat」の運営とアップサイクル事業の立ち上げに注力。
Instagram
--------------
▼Her Coffee Chat 番組公式SNS
▼お問い合わせはこちら
▼メッセージ投稿はこちら
--------------
コーヒーを片手にゆるく語り合う、インフォーマルな会話 —— Coffee Chat。
米国で広く親しまれるコミュニケーションスタイルをコンセプトに、グローバルで活躍する若手女性ゲストとホストのCoffee Chatをお届けするPodcastです。
人生の振り返りから最近のHot Topicsまで、多様なテーマで展開されるトークをお楽しみください。毎週月曜日 AM7:00(JST) 配信
制作:Her Coffee Chat
ホスト:田岡栞菜/Kanna Taoka