東京・東中野 STUDIO ZYXで2月23日(月・祝)に開催された「道をつくる3 ホーム/移動/クィア」 のセクション、over and over magazine saki・soheeによる「複数言語の世界でアイデンティを探すことについて」トーク部分。
WEEK1では『道をつくる3』の展示作家である向 珮瑜(シャン・ペイユウ/XIANG Peiyu)さんのトークをはじめ、中国南西部出身でアメリカのオハイオ州を拠点に活躍する周豪(チョウ・ハオ/ZHOU Hao)や、袁鑠涵(エン・シャクカン/YUAN Shuohan)さんの短編映像作品を上映、over and over magazineによるzine ワークショップが行われました。
参考
『ソウルに帰る Return to Seoul』(2022)
https://enidfilms.jp/returntoseoul
『スープとイデオロギー』 (2021)
『Pachinko パチンコ』(2022)
이양지 イ・ヤンジ
小説『由熙』(ユヒ、유희)で1989年第100回芥川賞を受賞。在日韓国人二世の小説家、舞踊家。
朝鮮における恨・ハンについて
理不尽に対する憤り、奪われた尊厳、声にできなかった苦しみ、それでも生き続ける意志などの情動の層を表す。
しばしば侵略の歴史や民衆弾圧などの文脈と結び付けられ、それらを「晴らす」という単語を加えて「ハンプリ」という言葉がある。音楽との関連もあり、パンソリや民謡、踊りなどとも結び付けられている。
『 검은 고양이 눈 감은듯 Like a Black Cat Closed Eyes』 Kwon Jiun (2024)https://www.instagram.com/p/DC3vioTTl9t/
김지하 キム・ジハ 『五賊』(1970)
1970年代、朴正煕政権下、韓国の民主化運動の象徴として知られる詩人。
済州4·3平和公園(제주4·3평화공원)
4.3事件によって済州島の住民たちが虐殺され、多くの人が凄絶な人生を送った歴史を記憶し、二度と同じ過ちを繰り返さないことを誓うために設けられた。済州4.3事件に対する共同体補償の一環として始まり、2008年3月28日に完成した。
『済州島四・三事件 ハラン』 (2025 4.3日 東中野・ポレポレ座ほかにて公開)
https://www.aiwff.com/2025/films/overseas_special_offers/781/
*プロフィール
Saki・Sohee
済州島の血が流れる在日コリアン四世。日本からアオテアロア・ニュージーランド、台湾と、拠点を変えながら、学び働き暮らしてきた。社会と日常の問いを見つめるマガジン”over and over”、植民地主義の歴史を問い直すプロジェクト”Decolonize Futures - 複数形の未来を脱植民地化する”を編集。ディアスポラの生、多言語の交差点に焦点をあて、編集や通訳を行う。
Kai Miyaki
北海道函館生まれ札幌育ち。東京在住。幼い頃からアイヌやソーランなどの文化に触れ、転居を機に内地との知識の温度差に気づき始める。大学時代、同級生に自身が好きな韓国カルチャーに対してかけられた差別的な言葉がきっかけで、日韓問題や歴史に関心を持つ。日韓交流プロジェクトに日本代表団として参加し、日韓問題だけでなくジェンダーや在日韓国/朝鮮人に関するイシューも知る。ユース団体運営、アドボカシー活動なども経て現在はEditer・Contents Directorとして活動する。
会場:STUDIO ZYX(東京・東中野)
Week 2
2026年3月15日夕方〜開催!
主催: