美作市入田で、豆富と揚げの製造、卸し、販売を行っている。祖父が始め代から７０数年を歩んできた。尾崎食品では、「とうふ」は「豆」に「富」と書く。豆の良いところをすべて入れて作っているからだ。美作産の大豆１００％で作る豆富は、昔ながらの「櫂寄せ」という手法で作る。オールのような形の小さな櫂を操り、にがりを混ぜて作る豆富は、クリーミーでまろやかな風味。それでいてしっかりと豆の味が引き立っているのだ。地元湯郷温泉でのシェアは８割、しっかり地域に根付いている。最近始めたのが、新しい加工場での惣菜と菓子作りで、妻の愛さんが受け持つ。豆腐を使った惣菜も幅広く、なかでも「道の駅 菜々茶屋」などで大人気の商品が「豆富食パン」。ホームベーカリーで焼くため、丸っこい窯の形そのままのパンなのだ。大人気なのに、大型機械などは入れず、いまだにホームベーカリー3台がフル稼働。そこには愛さんのこだわりがあった。続きは番組でどうぞ！
