総合建設業として、今年110年の節目の年を迎えるまつもとコーポレーション、建設業としては岡山で一番歴史のある企業だ。北区表町3丁目のさんかく岡山にオフィスを構える。広々としたワンフロアのオフィスは、見通しが良く、フリーアドレスで机上に私物を置かない、清掃するなどのルールが守られ、見事な業務空間である。人が入らない、離職率が高い、高年齢化という建設業界にあって、まつもとコーポレーションでは社員の半分がミレニアム世代だ。離職率は低く、新卒キャリアともに採用は毎年７～９人を数える。その理由は番組で詳しくお伝えするが、同社が民事再生という道を
歩んだことと深く関係している。創業家が代々続く会社に、北川社長が招聘という形で入社して10年、その道のりは平坦では無かったはず。しかし、10年前の売上と昨年では倍以上の開きがある。そして利益も好転した。社としてターニングポイントにあると語る北川社長に、その意気をインタビュー。
