金城代表のもう一つの肩書は、日本予防医療協会・代表理事。「カラダとココロの元気な社員」予防医療×健康経営のできる産業医、とも名刺に書かれている。東京出身の金城代表が、本格的に医療の道に入ったのは1981年、岡山大学医学部卒業後、麻酔科に入局した。ほどなくアメリカ・ニューヨークのアルバート・アインシュタイン医科大学に留学、帰国後は岡大附属病院麻酔科病棟長、また集中治療認定医として、最先端の医療現場に立つ。そして15年、留学時代に触発された予防医療の将来性を見据え、なんと大学病院を辞職したのだ。40代に入ったばかりの大決断だった。1996年に辞職、2003年にMDジャパンを設立。信念と努力で予防医療という考え方を徐々に定着させていった。金城代表が開発した「Dr.セルフチェック」は大手企業にも広がりを見せている。