「えっ、40代かと思った!」
ホーリーさんが多くの人から言われるセリフ。
そう、彼は64歳。
しかし、見た目も気持ちもまるで40代!
その若さの秘訣は?
「ワクワクすることをやる!」
新しいことを企画し、楽しいことを見つける。
そのエネルギーは、小学生の頃から変わらない。
彼の人生には、笑いあり、涙あり。
そして下を向いて「うっしし」と笑うドヤ顔の瞬間があふれている。
1970年、大阪万博の悪ガキ時代
小学4年生のホーリー少年は、景気が良かった時代に家族ぐるみの旅行で大阪万博へ。アメリカ館で、月の石を見ようと何時間も並ぶ行列。しかし、彼はひらめいた。
「出口から入ればいいんじゃね?」
スイスイとアメリカ館に潜入成功!
得意げに小さなパビリオンを巡る少年ホーリー。
ワクワクと目を輝かせるが、後に後悔する。
「でっかいパビリオン行っとけばよかった…」
青春時代:コンプレックスとマラソン地獄
背が低い、、、
足が遅い、、、
マラソン大会は恐ろしいほど嫌い、、、
「もう逃げ出したかった…!」
しかし、勉強は頑張った。
おとなしくて、いたずら好き。
そんなホーリー少年は銀行員の道を選ぶ。
34年間の銀行員人生
入社して3年間はバリバリの営業!
ところが異動で地方の小さい銀行支店の窓口を担当。
「なんで営業の自分が、、、」腐った経験もある。
しかし色々な人との出会いで助けられた。
色々なアイデア、創意工夫、発想、着想が得意。
効率の良い営業で、上位20%のエリート街道を突き進み、早々に支店長に。
最終的に、5店舗の支店長を任されるエリート。
しかし、40代で彼は守りに入る。
54歳で出向。役員にならず、お役御免。
そして60歳で定年退職。
社外人脈と新たな世界
54歳から社外活動を開始したホーリーさん。
キャリアコンサルの講座で、全く違う世界を知る。
「会社の外には、しがらみのない関係がある!」
お金じゃない。
上下関係もない。
仲間との対話が楽しい!
社外の世界に飛び出せば、視野が広がる。
「もっと早く気づいていれば…」
これがホーリーさんの後悔だった。
社外に出ろ!
今は多くの人に「社外に出ろ!」と言っている
社外人脈が広がり、視野が広がる。
会社員時代は、自分の世界が標準だと思っていた。
会社員人生で、エリートコースに入っていたが、30代の後半は誰にも相談できなかった。周りからは、お手並み拝見と見られていた。
経営企画部の次長から支店長に昇進。
しっかりとしていれば良かった。
「地位が人が作る」と言うが、ホーリーさんにとっては、そんなことはなかった。成長を止めてしまった。
謙虚さ、紳士、誠実が必要だった。
当時、ワクワクは封印していたかも。面白味がなかった。
自分の強みをいかして、面白いと言われていたら違った人生だったかもしれない。30代でコーチをしたかった、、、これもホーリーさんの後悔になっていた。
ワクワクが帰ってきた!2021年、プロティアン研究会 、ぷろぴ部会による共同運営マガジン「ぷろぴのひろば」というサードプレースのコミュニティを立ち上げる。
意味は「ProteanなPeopleが集まる広場」。パリピじゃないですよ、ぷろぴです。
ぷろぴのひろば|プロティアン研究会|note
「継続は苦手だけど、4年も続いてる…!」
無料の取り組みなのに、何故、ホーリーさんは続けることが出来るのか?
「ありがとう」と言われるから続けられる。
人の役に立ってる実感があるから続く。
「やっぱり、ワクワクが大事や!」
そう言って、今日も下を向いてドヤ顔するホーリーさん。
あなたも、ホーリーさんの人生に触れてみませんか?
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