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「弟が特別支援学級の第1号になる」

幼い頃の松野さんは、知的障害を持つ弟の存在を受け入れながらも、周囲の目が気になっていました。特別支援学級の第一号として入学する弟。その姿を見た同級生たちの反応が怖くて、隠れてしまいたい気持ちになったこともあったそうです。

しかし、小学6年生のときに転機が訪れます。
担任の先生に勧められたスピーチコンテスト。
「弟のことを話すなんてとんでもない!」最初はそう思ったものの、もしこれで弟の存在をポジティブに伝えられたら——そんな気持ちが背中を押しました。

そして、勇気を出して挑戦したスピーチコンテスト。結果は入賞。

全校生徒の前でスピーチを披露したとき、弟のことを「かわいそう」ではなく「素敵な存在」として受け入れてくれる仲間がいることを実感しました。そして、それが周りの人たちの価値観をも変えていく力になると気づいたのです。

この経験が松野さんの人生の原点になりました。

「ピンチはチャンス」——

この言葉を胸に、松野さんは理学療法士の道へ進みました。障害を持つ家族がいるからこそ、患者さんやその家族の気持ちに寄り添える。自身の経験を“武器”に変えられると考えたのです。

しかし、彼女の人生はそこで終わりませんでした。

理学療法士として経験を積む中で、「患者さんが自分からリハビリを続けるにはどうすればいいのか?」という新たな悩みにぶつかります。

そこで出会ったのが“コーチング”でした。
学びを深めるうちに、自分が本当にやりたいことは「人を生き生きと働かせること」だと気づき、理学療法士からコーチへ転身。

ピンチの瞬間こそ、新しい世界へ飛び込むチャンスになる——松野さんの人生は、それを何度も証明しています。

失恋をバネに国家資格の試験勉強に没頭し、爆発的に成績を伸ばしたことも。

何かを失うたびに、新しい可能性を手にしてきた彼女。

「ピンチが来るたびにワクワクする。ここからどう逆転できるか楽しみだから!」

現在、コーチとして活躍する松野さんは言います。「行き先を変えるだけで、人生は大きく変わる」。彼女は今、自身の経験を活かし、多くの人々の人生の「方向転換」をサポートしています。

そんな松野さんのエネルギッシュな生き方に、きっと勇気をもらえるはず。

彼女のストーリーは、ポッドキャスト『オンリーワン』で配信中!

あなたもぜひ、ピンチをチャンスに変えるヒントを受け取ってみませんか?

皆さん、松野さんの人生物語、いかがでしたか?
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