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人生を変えたのは、たった一度の尻を叩かれた瞬間だった—

あなたは想像できますか?
中学では全く勉強せず、先生を泣かせるほどの少年が、 たった3ヶ月で1年分の教科書を暗記して、親を驚かせるほどの成績に変貌する姿を。

そして、その少年が、のちに4万人の人生を決める重大な提案を社長に認められ、最後は転職した会社の取締役になるまでの歩みを。

松井さんの変化のきっかけ

高校入学後の授業一日目、早速、遅刻してしまいます、、、
新しいクラスで、名前も顔も知らない同級生がいる中、担任に教壇に来いと呼ばれ、怖くて恐れられていた先生に新しい出席簿でお尻を叩かれた。
尻を叩かれた痛さと同級生に大笑いされた屈辱。その「痛さと恥ずかしさ」が、松井さんの人生を大きく変えるターニングポイントになりました。
「初めて、学校は勉強するところなんだ、と気づいた」という松井さん。 その日から猛勉強を始めて、わずか3ヶ月で1年間分の教科書を覚えた。
そこから生まれた彼の人生哲学
「できないことができるようになれば、うまくいくようになる」
これが、その後の人生の数々の挑戦を乗り越える原動力となるのです。

知らないことへの飽くなき好奇心

大学受験は、苦手な英語で志望校は不合格。
苦手な英語を克服するために「英語をやるぞ」と決意。
入学した大学の英語研究会(ESS)に入ったものの、それは「 Eating, Sleeping,Smoking 」の略でした。
英語が飛躍的に上達したわけでもないのに、大手百貨店の旅行事業部に入社すると英語研究会に入っていたという理由だけで、海外経験ゼロのまま「ヨーロッパへ添乗員として2週間行ってこい」と言われた新入社員時代。
徹夜すること2日、ノート三冊に2週間の添乗中の行動内容を書き込み、無事に添乗は終了。 その時の添乗ノートは、後に会社でコピーされ添乗員マニュアルとして使われることに。自分の経験が認められるようになり、その後も「できないことをできるようにすること」に全力投球。

4万人の運命を左右した提案

当時、経営雑誌として発行されていたハーバードビジネスレビューの特集「新会計基準 退職給付債務」を何度も何度も読んでやっと理解した「退職給付債務」の問題解決。

4万人が加入する厚生年金基金の不足金の解決に決着し、誰も答えを持たない中で厚生年金基金の解散という重大な提案を行い、経営の決断が下されるまでの壮絶な日々。
「あまりにも荷が重すぎて、会社を辞めた」と、さらっと語る松井さんの言葉の裏には、苦悩と責任感があったことでしょう。

あなたの人生にも響く「松井理論」

✅できないことができるようになること、それが成長
✅課課題に直面したら1日中考え抜け、答えが出なければもう1日考えろ
✅何事にも好奇心を持ち、知らないことに挑戦し続ける

問題児から企業幹部まで人生の大変革を経験した松井さんの言葉には、あなたの明日を変えるヒントが詰まっています。

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koji.miyoshi1974@gmail.com