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「物づくり小僧」から始まった65歳のエンジニア人生

小学生の頃、自作のゲルマニウムラジオから音が流れた瞬間の感動。
「なんだこれは?」と目を輝かせた少年は、やがて秋葉原に通う「物づくり小僧」となりました。

そう語るのは、現在65歳になった三輪さん。
幼い頃に体験したこの「小さな魔法」が、彼の人生の方向性を決定づけました。

好奇心が人生を彩る

「古本屋で雑誌を買ってきて、この雑誌に書いてある、これが面白いから、じゃあ作ってみよう」
「自分が作ったものを雑誌に投稿してみよう」

ゲルマニウムラジオから始まり、アンプ、デジタル時計へと進化していく工作の腕。理系への道をまっすぐに進み、大学では電気工学を専攻し、大好きな「電気」の道を極めていきます。

メカ好きの血が騒ぐ

大学生活は興味の幅がさらに広がる時期でした。

「面白そうだからやってみる。
面白くなかったらやめればいい」

そんなシンプルな哲学が、彼の人生を豊かにしてきました。

好奇心の源泉はどこに?

エンジニアだった父親の影響。
そして、今で言えば「ドラえもん」の理科版とも言える「なぜなに理科」という漫画本。
まだ新幹線さえ「夢の超特急」と呼ばれていた時代に、科学の不思議と可能性に魅了されたエンジニアの物語が、ここには詰まっています。

失敗を恐れない生き方

大学卒業後、大手電機メーカーに就職。
「最初に配属になった上司が、一生のメンターとして存在している」

入社して出会った上司との縁は、30年間の会社生活の支えとなりました。
時に反発しながらも、互いに成長し、深い絆で結ばれた師弟関係。
「その人に会ってなかったら、絶対に今の私はない」
そのメンターの後押しがあり、商品開発のためにアメリカに5年間の出向。
しかしアメリカで何億円も使って開発したのに事業化できなかった、、、
日本に帰国した時、クビになるかと思った。
でもクビにならなかったどころか、少し昇進もした。

チャレンジして、失敗しても殺されることはない。
最終的には『なんとかなるんじゃね』という人生哲学が構築されていった。

人の縁が導いた第二の人生

「私が大事にしているのは『人脈を私物化しない』こと」

人との縁を大切にしてきた三輪さんは、会社の方針が変わり、自分の居場所はないなと感じ、52歳での早期退職。
しかし何も決めずに退職し、半年間、職が決まらない苦しい時を経験。
最終的には、知り合いの紹介で転職。

転職後、わずか2年で年商200億円の新規事業を立ち上げる大成功を収めます。

一方で、中国のロボットベンチャーの日本法人立ち上げに挑戦するも大失敗。

それでも笑顔で語る理由とは?

「命は取られない。
侍の時代なら失敗したら切腹だったけど、今って本当にいい時代だよ」

三輪さんが語る「縁」の大切さ

65歳になった三輪さんが、人の縁を大事にし、「なんとかなる」というプラス思考で駆け抜けた波乱万丈の人生を語られています。

「周りの方々の縁に恵まれて、いろんなアクティビティができている」

「感謝の心」を持ち続ける三輪さん。
転職を経験しながらも、常に前向きに、そして楽しく人生を歩まれています。

今すぐ再生して、あなたの「なんとかなるさ」を見つけよう

「失敗したって、それはプラスになるんです」

小さな好奇心から始まり、大きな失敗も乗り越えてきた一人のエンジニアの人生哲学。 あなたがもっと自由に、恐れずに一歩を踏み出すきっかけになるエピソードです。

🎧 今すぐ聴こう!「人生配信オンリーワン」

昭和から令和へ、日本の技術革新と共に歩んできたダンディなエンジニアの人生哲学。 あなたの「好き」を仕事にする方法、人との縁の活かし方が、このエピソードには詰まっています。

理系少年の夢と好奇心が、どのように65年の豊かな人生を形作ってきたのか― 三輪さんの「オンリーワン」の物語を、ぜひお聴きください。
🎧 今すぐ聴いてほしい3つの理由

  1. 行動力の源泉を知る: 「面白そう」と思ったら即行動する姿勢は、どこから生まれるのか?

  2. 人生の師との出会い: 運命的な出会いがどのように人生を形作るのか?

  3. 失敗を恐れない生き方: 「失敗もたくさんある」と語る三輪さんの自己肯定感の高さの秘密

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