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「日本人がよく使うけど気をつけたいNG英語表現」

今回も、リスナー様からいただいたご質問にお答えします。

テーマは、日本人がよく使いがちだけど、実はちょっと失礼に聞こえるNG英語表現です。

これもとっても鋭いご質問ありがとうございます。

今日は、私がアメリカにきて仕事をしていて、失敗に失敗を重ねて学んだことを3つのポイントに分けてご紹介します。

ポイント1

助動詞の使い方で上から目線?

should, must, may, had better, have toなどの助動詞は、日本語訳で覚えておくと意味やニュアンスを間違えることがあります。

例えば

同僚が5時までに終わらせないといけない仕事があって、それを教えてあげたいとします。その時に、”should”を使って、「5時までに終わらせるべきだよ」

✖️ “You should finish this by 5.”

→アドバイスのつもりでも、相手によっては命令されてるように聞こえることも。

では、「〜した方がいい」のhad betterなら軽めに聞こえるかなと、

✖️ “You had better finish it by 5.” と言いたくなります。

→「~したほうがいい」なので、「どちらかというとやった方がいいよ」くらいの軽い表現のように誤解されがちですが、それは違うんです。had betterは、かなり強めの言い方で、「やらなきゃ大変なことになるよ」、「悪い結果が待ってるよ」という警告のニュアンスまで含まれます。「もし、5時までに終えなければ、もう仕事は回ってこないよ」とか、悪い結果が起きるというニュアンスがあるんです。

他にも…

✖️ “You must finish it by 5.” “You have to finish by 5.”

→ これは完全に命令。**「絶対にやらなきゃいけない」**といった、ルールのような響きになります。

✖️ “You may finish it by 5.”

→ 一見丁寧そうですが、これは「許可を与える」感じになるので、上から目線に聞こえる可能性もあります。

じゃあ、どう言えば自然でやさしい印象になるの?

おすすめは、youを主語にせずにItを主語にして受動態を使い、

✔️ It has to be finished by 5.

とすると、仕事を終えなければならない切迫感は伝わるけど、誰がするかは決めつけないので上から目線ではなくなります。

もしくは、

✔️ “It might be a good idea to finish this by 5.”

→「〜するといいかもしれないね」くらいのニュアンスで、一緒に考えてる感が出ます。

気をつけたいNG英語表現

ポイント2

日本語から直訳で英語にすると誤解を招く表現

① “Why didn’t you…?” は責めてるみたい?

相手が期限までにファイルを送ってこなくて、「何かあったのかな。大丈夫かな」と、ただ単に理由が知りたい場合などありますよね。そんな時に、

✖️ “Why didn’t you send the file?”と言いたくなります。

これは、「なぜファイルを送らなかったの?」とシンプルに理由を尋ねる文章のように見えますが、実際は、「なんで送らなかったの?」かなり責められているように感じます。

代わりに:

✔️ “I noticed the file wasn’t sent—did something come up?”

ここでも、youを主語にせずにthe fileを主語にするんです。このように状況を確認することを主眼にすると責める感じではなくなります。

② “Do you understand?” は子ども扱いっぽい?

✖️ “So, do you understand?”

✖️ “Do you get it?”

これは、親が小さい子供に対して言う言葉です。さらに、これもyouを主語にしているので、相手を試すような、上から目線の印象があります。

相手の理解度を確認したい時は、

✔️ “Does that make sense?”

✔️ “Let me know if anything’s unclear.”

→自然で、相手を尊重している感じが伝わります。

気をつけたいNG英語表現

ポイント3

リクエストが命令っぽくなってるかも!

× よくあるNGフレーズ:

“Please give me some water.”

“Please bring me the menu.”

これらは直訳だと合っているように見えますが、命令形なのでとてもぶっきらぼうに聞こえます。お店の人に「水持ってきて」と命令しているように感じるんですね。

○ 丁寧な言い方にするとこうなります:

“Could I have some water, please?”

“Can I get the menu, please?”

カジュアルな場でも使える表現:

“Can I get a coffee to go?”

“Could you help me with this, if you have a second?”

エピソード16「感じのよいリクエストのフレーズ3選

エピソード37 「英語の敬語フレーズ3選」でも説明していますのでぜび聴いてみてください。

まとめ

気をつけたいNG英語表現3つのポイント

✔ 助動詞の使い方に注意!特にYouを主語にして “should” “had better”must” を使うと上から目線に聞こえることも。

✔ 日本語の直訳が意外な誤解を招くことがある!

✔ リクエストは「命令形」ではなく、 “Could you…?” を使うと柔らかい印象に。

言葉って、ただの単語の並びではなくて、その背景に文化や感情があるんですよね。

また、文法も日本語訳のままで理解するとニュアンスが違うことがあります。

英語文法は英語で学ぶのがおすすめです。エピソード30「英文法との付き合い方」を参考にしてみてください。

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