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年末年始の休みに、動画配信サービスで二つの作品を見て、いろいろ考えさせられました。

一つ目は、映画「インターステラー」。壮大な宇宙を舞台に、時間と空間、そして家族愛を描いたSF作品です。 特殊相対性理論に基づく時間の流れの違いなど、スケールの大きさに圧倒されました。 普段は意識しない時間や空間の概念を、改めて考えさせられましたね。

そしてもう一つは、アニメ「【推しの子】」。アイドルとファンの関係を描いた作品ですが、そこから「推し活」という文化、そしてエンターテイメント業界全体について、深く考えさせられる内容でした。

「推しの子」は漫画が原作で、アニメ化、実写ドラマ化もされていて、まさにメディアミックスですね。 作品を通して、「推す」という言葉が持つ意味、応援とお金の問題、そして持続可能性など、様々なテーマについて考えさせられました。

特に印象的だったのは、「推し」を経済活動と結びつけることの危険性です。

投げ銭システムの普及により、ファンがお金を払ってアイドルを応援することが当たり前になっていますが、 それが行き過ぎると、アイドルが「消費物」のように扱われてしまう可能性も否定できません。

競争を煽るようなキャンペーンや投げ銭システムは、短期的には収益につながるかもしれませんが、長期的にはアイドルやファンの関係を歪めてしまう危険性があります。

そこで、アイドルを「消費物」ではなく、人として成長できる存在として扱う、事務所や運営を評価する仕組みが必要だと感じました。 認証団体のような第三者が、アイドルの育成や働き方などを評価し、ファンが安心して支援できるような仕組みができれば、より健全な「推し活」文化が育つのではないでしょうか?

AIを活用して認証基準やプランを立てることも有効かもしれません。 そして、日本がこうした取り組みを先導することで、世界的なエンターテイメント業界全体に良い影響を与えることができると期待しています。

「インターステラー」と「推しの子」。ジャンルの異なる二つの作品ですが、どちらもエンターテイメントの「光と影」を見せてくれました。 そして、持続可能な形で、エンターテイメントを楽しみ、応援していくことの大切さを改めて考えさせられました。