2023年4月1日 台湾通信webradio
【台湾も注目、日本の半導体産業】
――『財訊』主編・孫蓉萍さんに聞く
半導体産業というと、設計、原料、装置、製造、パッケージング・テストと、非常に複雑に絡み合っていて、多くの企業、多くの国・地域が関連しています。
その半導体産業、受託生産の部門で世界最大手の台湾の台湾積体電路(tsmc)という会社が注目を集めています。特に熊本に日本で初めての工場を建設しており、地元でtsmcフィーバーが起きているほか、多くの半導体関連の企業にビジネスチャンスがもたらされています。
しかし、半導体というのはtsmcが単独で製造できるものではありません。台湾の半導体産業も、日本の半導体関連産業に強い関心を持っています。
こうした中で、台湾の代表的な経済誌である『財訊』で主編を務める孫蓉萍さんがこのほど、久々に日本に取材に訪れました。テーマはやはり半導体です。日本の半導体産業が台湾をどう見ているのかを知るためです。
経済ジャーナリストの孫蓉萍さんは、台湾の東呉大学日本語学科を卒業し、日本の筑波大学の大学院に留学して地域研究研究科の修士を取得しています。日本企業への取材の経験が豊富です。台湾に日本語ができる人は多いのですが、日本語ができる経済ジャーナリストとなると、意外に思われるかも知れませんが実は非常に少ないのが現状です。そうした中で、孫蓉萍さんは。台湾の経済報道で、数少ない日本語使いの一人です。
それでは、孫蓉萍(そん・ようへい)さんのお話をお聞きいただきましょう。
【孫蓉萍(そん・ようへい)】
現在、『財訊』雙週刊主編
東呉大学日本語学科卒業
筑波大学地域研究研究科修士
『経済日報』紙、『今週刊』誌で日本語翻訳、経済研究、記者を経験
(インタビュー:早田健文)
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