全ての人がそれぞれの個性や能力に応じて活躍できる職場を実現するために、インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)に取り組んでいるアクセンチュアグループ。しかし社内で研修の設置や制度が整っていく中、I&Dの意義を腹落ちして理解したい社員も増えています。
Episode3のゲストは、働く女性として第一線で活躍しておられる篠田真貴子さん(エール株式会社)と、ご自身も当事者として障害学を研究されている星加良司先生(東京大学バリアフリー教育開発研究センター)。今回はお二人と共に、女性の働き方に力点を置きつつ、「アファーマティブアクション(積極的格差是正措置)」の定義と歴史、また多様性を取り巻く日本の現状を踏まえながら、I&Dの本質に迫ります。
・I&D、アクセンチュアの4つの取り組み
・社内の制度整備が進んでいても感じる「モヤモヤ」
・力を発揮できている人がいる一方で、できていない人がいる
・制度に対して置いていかれる認識・意識
・かつて女性活躍は「男性化」を意味した
・日本の男性育休制度は優れているのに…
・マジョリティ/マイノリティは数の問題ではない
・誰もが「マイノリティ性」を秘めている!?
・目を向けるべきは力関係の不均衡
etc…
■ダイバーシティ&インクルージョンについて考えるワークショップ開催!
本編に出演いただいた星加さんも関わっている「組織変革のためのダイバーシティ(OTD)普及協会では、下記の要領でワークショップを開催します。このワークショップは、体験型のゲームを通じて、マジョリティが持つ無意識のバイアスや社会モデルの考え方等、ダイバーシティ・インクルージョンについて考える際の基礎的なマインドセットを作ることを目的として、東京大学で開発されたプログラムを実施するものです。
ふるってご参加ください!
【OTDオープンワークショップ】
日時: 5月31日(火)14時-17時(13:45開場)
開催方法: オンライン(ZOOM)
参加費: 5000円
〈申込ページ〉
https://otdopenws.peatix.com
【出演】
篠田真貴子(しのだ まきこ)さん|エール株式会社 取締役
オンライン1on1を通じて、組織改革を進める企業を支援している。2020年3月のエール参画以前は、日本長期信用銀行、マッキンゼー、ノバルティス、ネスレを経て、2008年〜2018年ほぼ日(旧・東京糸井重里事務所)取締役CFO。慶應義塾大学経済学部卒、米ペンシルバニア大ウォートン校MBA、ジョンズ・ホプキンス大国際関係論修士。『LISTEN――知性豊かで 創造力がある人になれる』『ALLIANCE アライアンス――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用』監訳。『デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える』日本語版序文
星加良司(ほしか りょうじ)さん|東京大学教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 教授/組織変革のためのダイバーシティ(OTD)普及協会理事
1975年愛媛県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会学)。東京大学先端科学技術研究センター特任助教等を経て現職。
主な研究分野は障害の社会理論、多様性理解教育。
伊藤優希(いとう ゆうき)さん|アクセンチュア ソング
業務コンサルタントとしてキャリアをスタートし、2016年にアクセンチュア・インタラクティブ(現ソング)に参画。主にサービスデザインを専門として、製造・小売・金融・官公庁など多様な業界向けに、ユーザー起点での顧客体験や従業員体験の設計、新規事業の企画・開発を推進。
※Accenture Interactive(アクセンチュア インタラクティブ)は、2022年4月26日にAccenture Song(アクセンチュア ソング)に改称しました。本エピソードは、改称前に収録したものです。