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オンラインメディア「CIO」の由来であるCIOやCxOなどの経営層および、ビジネスとIT領域に関心の高いITリーダーズの読者層を対象にCIO.com
Japanでは、動画インタビューシリーズの「Leadership
Live Japan」を立ち上げました。

 

当サイトではCIOやCxO、ITリーダーとして活躍されている方々の「現在に至るまでのキャリア、仕事観、やりがい」などにクローズアップし、読者の皆様に「ITリーダーの役割」をお伝えたします。

 

今回、「Leadership Live
Japan」に出演するゲスト、アサヒグループホールディングス株式会社の執行役員 Global
Head of IT and Transformationの近安理夫氏をお迎えし、グローバルでITを統括する仕事観、やりがい、魅力などについて語ってもらいました。

 

近安氏のCIOとしての仕事観、やりがいとキャリアストーリーは以下の通りです。

 

近安氏は、もともと好奇心旺盛な性格と「飽きっぽさ」を見抜いた恩師の助言を受け、コンサルティングの道へ。

 

アクセンチュアで約20年間にわたり製造業を中心に業務改革やグローバル展開を支援したのち、自ら意思決定し変革を推進したいという思いから事業会社へと転身。

 

現在はアサヒグループのGlobal CIOとして、ITと経営の橋渡し役を担っている。

 

CIOのやりがいは、「人と組織を動かす力」にあるという。

 

論理や戦略だけではなく、文化や感情といった“人の要素”に着目し、才能ある人材を見極め活かすこと、変革の担い手として育てることにこそ、CIOの本質的な役割があると語る。また、自らも生成AIやPythonの活用などに取り組み、現場感覚を失わないよう心がけている。

 

「スティーブ・ジョブズのようなカリスマでなくても、普通のリーダーが組織を変えられる」と語る近安氏のスタイルは、「人を活かすリーダーシップ」。

 

個人の才能とテクノロジーを融合させ、全社に広がる変革の文化を根づかせる――その姿勢は、まさに「ITと未来の翻訳者」としてのCIO像を体現している。