太平洋戦争末期に8000人以上が犠牲となった神戸空襲。アメリカ軍のB29爆撃機が神戸上空に襲来、街を襲ったのは1945(昭和20)年2月~8月に少なくとも5回、特に3月と6月の爆撃による被害は甚大だった。その犠牲者の約7割の名前は判明していない。神戸空襲を記録する会の小城智子・事務局長は「今世界で起きている戦争について、もっと目を向けなければならない。神戸空襲のうち、6月5日の爆撃は、野坂昭如さんの『火垂るの墓』の1シーンにもなっているほど大きな被害を受けた。まだ判明していない方々、一人ひとりに人生があった。どんな情報でもいいので寄せてほしい」と呼び掛ける。
■担当者:古田彰満(ふるた・あきみつ)ラジオ関西記者兼アナウンサー
1995年、阪神・淡路大震災直後にラジオ関西入社。事件・事故・社会問題を中心に取材。JR福知山線脱線事故や、ウクライナからの避難者の今、犯罪被害者・遺族の声、大阪・関西万博などを“深堀り”取材している。