ゲリラ豪雨による増水で子どもを含む5人が死亡した都賀川(神戸市灘区)の水難事故から7月28日で16年。
この事故の検証と、「2度とこのような悲劇を起こさないよう」語り継ぐ谷口美保子さん(神戸市在住)に聞いた。
「災害という悲しい現実、忘れたくなる気持ちもわかる。しかし、同じような被害とならないよう、若い世代に語り継ぐことが重要だ」と気を引き締める。「今後、災害が起きた時、一人でも救うことができるように、(行政や個人を含めて)災害当時のひとつひとつの判断が適切だったかを検証することが大切」と訴える。
まもなく阪神・淡路大震災から30年。「30年間、人それぞれの生き方があったと思う。苦しみ、立ち上がってきた方々の生きざまがあったはず。そうした道筋をしっかりと受け止めなければ」と語る。
インタビューでは、この水難で九死に一生を得た能勢文夫さんにも当時を振り返ってもらった。
■担当者:古田彰満(ふるた・あきみつ)ラジオ関西記者兼アナウンサー
1995年、阪神・淡路大震災直後にラジオ関西入社。事件・事故・社会問題を中心に取材。JR福知山線脱線事故や、ウクライナからの避難者の今、犯罪被害者・遺族の声、大阪・関西万博などを“深堀り”取材している。