「奥行きのあるラジオ」は主にアニメについての話をするラジオです。
第115回目のテーマは、外伝を経ての真っ向からの劇場版。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」でございます。
とても待ったような気もしますし、思ったよりも早かったような気もしますが、届けられるべきタイミングで我々の元へと届けられたのではないかと、そんな気がしております。
唐突な話かつ語弊があるかもしれませんが、私は「葬式」とか、「法事・法要」の類が好きでして。より正確に言うと、「心に整理をつけるために、ただその人のことを想う」時間と空間が、残された人には切に必要だろうな、と感じられるのです。
手紙に言葉を残すという行為は、それらに想いの純度がとてもよく似ていて、同時に、言葉を残された側にとってもそれが幾許かの救いになるのだと思います。
「実際にどのような言葉が綴られたのか」とか、「本当に気持ちが伝わったのか」とかではなくて、「想いを形にして残そう」と向き合う過程が大切なのであり、その過程にいるのがヴァイオレットを始めとする「自動手記人形」で。だからこそ、この物語を素直に受け止めることができたのだな、と思っています。
※ネタバレは含まれますが、【不変】で【普遍】の愛をあなたに──。
●喋ってる人:鳴海、ミヤ
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http://violet-evergarden.jp/
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』本予告第2弾
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