「奥行きのあるラジオ」は主にアニメについての話をするラジオです。
第128回目のテーマは、『映画大好きポンポさん』でございます。
『SHIROBAKO』で描かれていたように、アニメや映画が集団作業によってつくられるものだ、という話は何度かしてきたかと思いますが、そこを意識していくと必然、座組の重要性というものが浮かび上がってきます。
例えば、川村元気の名前なんかはなんとなしに耳に入ってくるもので、「商業である」という視点の一歩手前、「広く届けるために何ができるか」という視点は、受け取る我々にもそんなに遠くないものとして感じられるように思います。
以前、「届けること」について、noteでこういう記事を書きました。
5/16雑記 ～創るだけでは始まらない。あなたの心まで「届く」マンガ2選～
https://note.com/narumi_sasanaki/n/n50a8ffb34b68
原作より深掘りされ、さらなる創作モンスターとして描かれることになったジーン君ですが、それに伴って、「君はつくることだけを考えればよい」と言わんばかりの創作の女神ポンポさんの輝きも、より増したのではないでしょうか。
一億総クリエイター時代において、創造の敵となる幸福とは何か。この作品も純粋な賛歌であればよいな、と思います。
※ネタバレは含まれますが、幸福は創造の敵。
●喋ってる人：鳴海、ミヤ
オフィシャルサイト
https://pompo-the-cinephile.com/
劇場アニメ『映画大好きポンポさん』本予告
https://youtu.be/nDpsTDHN_ac
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