今回は、ゲストに「さよなら、厭世観ラジオ」からたかのりさんをお迎えして、「田中ロミオ単巻原作がまさかのアニメ映画化」こと『AURA』の話をしていきます。
さよなら、厭世観ラジオ▼
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ミヤさんとたかのりさんとでは『ハルヒ』の話をお届けしましたが、こちらでも「らしさ」が出せればと思い、この作品をチョイスしました。結果、「予想通り」と「予想外」がいい具合に混じり合った運びになって、楽しかったです。
ラノベ原体験とは少し別に、私の心の一冊に『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』という作品があるのですが、今回この作品を観直してみて、「ああ、私に刺さるのはそこか」と改めて思い出しました。もしかすると最近観た『ブラック校則』にも通じるものがあるかもしれません。
物語であれば、美しく輝かしい瞬間をピークにして閉じ込めておける。でも、現実は続く。世界はひどく退屈なままで、何食わぬ顔で回り続ける。良子が選ぼうとした「儀式」は、あるいはそんな物語のエンドマークで、だから私は、それでも「生きてる俺が羨ましいだろ」って能登に言うために生きてるんです。
なんだか知らない内に大人面しちゃってる、そんなあなたに観てほしい作品ですね。
●喋ってる人:鳴海、たかのりさん
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