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『チェンソーマン』の作者、藤本タツキがおくる初連載漫画。文明崩壊後の世界で、消えない炎に焼かれながら生き続ける青年・アグニを主人公とした物語が描かれる。2016年4月、『少年ジャンプ+』春の新連載6連弾としてグロテスクな表現や一般の漫画では考えられない「超展開」が多用されており、週刊少年ジャンプ副編集長の細野修平は、「タブーを全部入れしている」と語っている。

復讐劇になっているが、復讐心を描き続けると暗くなりすぎるため、コメディ的な要素を挟み込んでいる。また、残酷描写は多いがそれが目的ではなく、「きれいな部分」や「優しいもの」を際立たせるために意識的に描いているという。藤本は「「少年ジャンプ+」で連載をやるんなら、「週刊少年ジャンプ」ではできないことをやろう、“アンチ・ジャンプ”的なことをやりたい」と意気込みを述べていた。

藤本は連載当初、「3回か4回、ジャンルが変わります」と語っており、読者が事前に予想していた展開からまったく別の方向へ進んでいくと予告していた。そのため、第1巻が復讐劇だったのに対して第2巻は第1巻を茶化したギャグマンガとなり、「トガタがつけいるスキ」が随所に与えられた。第3巻ではさらに第2巻を否定し、ヒーロー的ストーリーに回帰した。藤本はストレートに正義やヒーローを描こうとすると極端になってしまうため、このような変遷を遂げたとしている。また、「一回崩さないとカタルシス的なものが得られないと思った」とも語っている。

#ファイアパンチ #藤本タツキ #映画好きの狂気