身体改造・身体拡張特集回。ナノ粒子を網膜に打ち込むことで近赤外線が「見える」ように改造されたマウスの論文から始まり、超能力(第六感)、バイオハッキング (Biohacking)、グラインダー (Grinder)、侵襲性・非侵襲性デバイス、自由意志、ニューロハッキングについて話しました。
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身体改造・拡張について
マンガ
その他
- mixi… 昔、インターネットにはmixiという大国があった!!!我々の青春は間違いなくmixiと共にあったが、今や兵どもが夢の跡状態である。そして、その残り香を楽しめる時間も、もう長くないかもしれない。アカウントを持っている方は、インターネットの辺境にひっそりと佇む古代帝国mixiを徘徊してみていただきたい。mixiは加入した順番でidが振られているので、id=1はmixiという大国を作った創造神の証である。id=2は初代社長。mixiのコミュニティは素晴らしいインターネット上の社交場だったと思うが、現在、代替するものは存在していない。
Editorial notes
- 知性と肉体の不可分性について考えさせられた回であった。タイトルには、Rolf Pfeifer博士の言葉を引用した。バイオハッキングによる肉体の変容は、人間の「知性」をどのように変容させるのか。自己の肉体を自由にハッキングしているグラインダーという先駆者の存在を知った。彼らの文化や実験をこれからも追跡していきたい (興味はあるが、今の所自分が施す勇気はない) (tadasu)。
- バイオハッキングは何もアメリカのごく一部のオタクたちのハッカー文化ではなく、程度の差こそあれ、メガネやコンタクトレンズといった器具も社会に広く受け入れられた非侵襲性の身体拡張として捉えることができる、というのは非常に新鮮だった。今後登場する様々な非侵襲的なデバイスによって、我々の知性は大きく変えられてしまう可能性があり、新しい認知をもとにした映画や文学の登場を期待したい (Soh)。
- まずはドリアン海王の発言が一部間違っていた事を深くお詫び申し上げます。遅かれ早かれ、攻殻機動隊や銃夢みたいな時代は絶対に来ると思うのだが、転換期となるキラーアプリケーションが何になるなのか気になる。あとアイアンマンとかガンダムが好きなので、着脱が簡単なボディスーツの発展も同時に期待したいところです(coela)。