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レバニラ炒めって好きですか?
なんかニンニク臭くなるし、ニラが歯にはさまるしということで避ける人もいるとききましたが、私は個人的にお構いなしです。
なにせとっても栄養バランスが良いようですし、中華料理屋さんのメニューの中でも、全日本的にポピュラーなメニューで、多くのお店で堪能できますね。

その昔、初めて北京を訪問した時に、さすが中国四千年、中華料理ってのはチャチャッと短時間でできて、野菜も摂れるしいいよねぇー、レバニラなんて本場のものを食べてみたいっす!なんて話をしてたら、現地の日本の方から、
「あの〜中華料理って無いんですよね、それ日本料理ですから」と言われました。
イタリア、フランス、韓国、どこ言っても国名+料理というジャンルでものをくくってもおこられないような気がしますが、どうも中国の場合は広すぎて、また土地によって違いすぎて、地域+料理でないと「ダメ」らしいんです。つまり「中華」料理は無い、と。

なるほど~、じゃぁまぁなんでもいいので、豚のレバーと野菜の炒めもの料理をと頼もうとすると、なんだか無限の可能性のなかからそれらしいものを日本人向けに作ってくれたんですが、ぜーーんぜん違う味と見た目の料理が出てきました。まぁ美味しいんですが、ぜーーんぜん違う。

北京の油、北京の豚のレバーから作られていてそれ自体は普通だし食材に問題は感じられませんでしたが、日本人にとっては醤油の香りや味の成分がまったく感じられず、レバニラはニラともやしだと思ってる身としては、モヤシでもニラでもない、似て非なる何かの野菜で作られてるんです。
意地になって、2日目、3日目も頑張ってニラレバを探しましたが、まぁダメでしたね。

はい、レバニラはれっきとした日本料理、その名も中華料理、なんだとわかりましたー。

ともあれ日本国内でも、長丁場の出張や旅に出た時にはどうしても野菜不足を感じます。
カラダって正直だなと思うのが、普段自宅で食べてるものとバランスが違って数日すると、足りないものを体が訴えてきます。
さらに日本の外食ではどうしても炭水化物過多だと感じ、野菜とタンパク質が欲しくなります。

なので、安くて美味くて体に良い野菜が摂れるものと言えば、レバニラ炒め定食(ご飯小さめ)という感じに落ち着くのです。
ラーメンと同じように、お店によって随分と個性があるので、食べ歩きの対象としてもいいですね。

全くの持論炸裂にお付き合いいただきましてありがとうございました!
ぜひラーメン&レバニラ探索ツアー、行きましょう!
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