台灣に何日か訪問してみてやっぱり感じるところがあります。
北京語、というと正確でないよと怒られますが、日本で言うところの中国語を勉強しても、いっぱい他の共通語が有るのであんま意味がないのでは?と思っちゃうこと。
台湾で移動や生活をするだけには、日本語や英語でなんとかなっちゃうなーと。
実際ほとんどの場合は、なんとか対応して「くれちゃってる」ということですから、台湾の方々が持っているメンタリティーやアイデンティティ、そして言語能力にもに支えられてるのかなーと感じます。
たまたまですが台湾に来てみたきっかけから、蘇仲卿という方が書かれた文章に行き着いたんです。
http://www.mbc.ntu.edu.tw/history/SJC%200810h.pdf
台湾の中になぜたくさん言語が存在して変化していったのかが垣間見れます。
この文書の中の、
「この地球環境に於いて、人類は Homo sapiens で命名されるただ一種言語を持つ生物である。」
と書かれた部分を読んで、ドキッとしました。
人間しか喋れないのに、分化しすぎて意思疎通が難しくなっているんだ、と。
ともあれ、台湾という国には、苦労苦労の歴史がたくさんがあります。
言語や人種やモロモロを、日本人としてはもっとふわっと包み込める世界にしていけるメンタリティーを醸成できたら面白いなーと思います。
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41