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温度計は温度計でも、乾電池式の温度ロガーを買いました。
なかなかいい感じで使えてますので少々レポートなどを。

ブツはあの中華のちょっと怪しげなサイトAli Expressで買いました。
私はまぁ電気製品などを中心に日本のAmazonや楽天と比較しながらたまに使っていますが、20回くらい使って今のところ返品はナシですね。
Ali Expressの良いところは、ともかく変なものがいっぱい売ってて激安なことです。
日本からじゃないと危なそうな物品は避けていますが、値段的にも安全性的にも良さそうなものはポチってしまうことが多いですね。

今回買った温度ロガーはこちらです。
https://s.click.aliexpress.com/e/_DDRnVJt
(まぁアマゾンにも見つけましたが→ https://amzn.to/3PQjgAf )

至極シンプルな形状をしていて、単4乾電池二本で動きます。
この本体がさらされている環境温度を、指定の間隔で記録し続け、Bluetoothで接続したスマホのアプリで表示するものです。
私は10分に一度記録するようにインターバルを設定しましたが、電池は軽く3ヶ月持ちました。

ユースケース1 クーラーボックス

車に小型車載用の冷凍冷蔵庫を積んでいます。
ENGEL エンゲル 冷凍冷蔵庫 ポータブルSシリーズ DC電源 容量14L MD14F-D
https://amzn.to/459mtPV

数日間出かけるときなど、クルマの12Vから電源をひいて3Aくらいしか消費しないのにマイナス18度まできっちり冷えてくれるので、保冷剤をキンキンに凍らせることができます。
でも冷蔵したいものはこの14リットルの冷蔵庫に入り切らないことが多いので、別途30リットル程度のクーラーボックスに詰めて、この冷凍庫で凍らせた保冷剤を詰め込みます。
すると夏場のカンカン照りでも15度程度までに保冷が効きますので、生肉なども購入保存が可能になります。

でも保冷剤の状況によっては途中で冷えなくなったりして、せっかくかった食材がヤバいことになってしまうことも考えられることから、この温度ロガーをクーラーボックスに入れておいて一応記録するなんてことをやっています。

よくある急速冷凍できるタイプ(よくあるのは緑色の保冷剤)は、結果として私はあまり使いません。高価な割に冷気のパワーがすぐなくなってしまう感じ。
逆に100均の青い安い保冷剤や、2リットルのペットボトルに7分目くらいまで水道水を入れたものをよく使います。
あとスーパーで買い物した時に、持ち帰り用の冷媒としての氷サービスがある場合はすかさずもらってきます。

ユースケース2 ハイキングなど

山歩きのときなど、外気温の記録をつけておくと何かと参考になります。
標高とともに気温が下がっていく様子なども見れます。
リュックのサイドポケットなど、体温の伝わらず直射日光があたらないところを選んで入れておきます。

ユースケース3 冬の温泉

温泉の湯温を測るわけではないんですが(可能だけど)、冬の北国の温泉地がどれだけ冷え込むものか、ジップロックに入れたセンサーを屋外においておきます。
実測経験としてはマイナス12℃までを計測できました。

ユースケース4 家の中の温度管理

冷房・暖房の温度ムラを計測するのに使ってみました。
人がいる場所の人がいる高さに置いた場合と、部屋の隅の床の上に置いた場合との違いは結構大きいものです。
サーキュレーターを使うことが重要だとわかりました。

そのほかいろんな可能性有りですね。
考えてみればBluetoothが無い時代はUSBによる優先接続タイプ、USBも無い時代には、GBIBなどの専用インターフェイスやシリアルインターフェイスによって各社各様のデータ移動をしていたりしましたね。

そしてそもそもアナログの時代、ロガーとしてはゼンマイ仕掛けの円筒に紙を巻いて計測するような機械しかなかったかと思います。
技術の進歩が、生活シーンにいろんなヒントや利便性を与えてくれる時代になったもんですね。
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