最近、大型スーパーができて様子を見に行ってきました。デカい!アメリカの店みたい!というわけで、少々思うところを。
スーパーにはよく行きます。
何の変哲も無い理由は、家で食事するから、ですね。
外食やウーバーイーツで済ませる人も多いと聞きますが、どうも野菜不足になるし、エンゲル係数もダダあがりになると見て、バランス良い食事ができるようにしようかと思ってます。
1人2人の家庭では、材料買ってきて自炊するのは自分の時間を損してるとか、結局材料を使い切れずにコスト高になると言う人もいますが、まぁうちの場合はスーパーの方が安いでしょう、軽く計算した限りでは。
この半年でこそ基本的な生鮮品ほど値上がりが激しくなってきましたが、それほどスーパーで売られている食品の価格は、外食などにくらべ安値にとどまっているんだと思います。
逆に言えば、消費者は安値に走る癖が染みついているのかなと感じます。
かくいう私もクルマ生活の買い物好きですので、思い立ったらちょっと足を伸ばし、月に数度はスーパーのはしごをします。
買いたいものがあるというか、まぁ偵察に近いですよね。
本能的に安い方を探してる感じです。
でもまぁ安すぎてダメダメ品になってしまってるのも散見されるわけで、それらが目立ってくるとスーパーの負のスパイラルが始まります。
安かろう悪かろうとか、あそこは高いとかのネガティブワードを店内で呟いている人もたまに見かけると、あぁ経営が苦しいのかなぁなどと邪推してしまうわけです。
利益を上げないと店舗も存続できないわけで、高くても買う理由が無ければ値段は上げたら客離れが待ってます。なにせこの辺、スーパー激戦区ですから。
ということで、コストカット合戦が始まってるんじゃないかと、一消費者としては感じるのです。
販売コストを削減する方法は無数にありますが、スーパーごとの対策比較も面白いです。
まずは定番の人員削減。人のコストが一番高いですから。
POSシステムやAIを使っても、現場の品出しやレジ、店内調理や売場管理などなど、労働集約型から抜け出すのは難しいでしょう。
なのでよくある手は、セルフレジやセミセルフレジ。これらも完璧な答にはなっていないようですが、レジ待ちでの精神衛生上の改善にはなる方向なのでまぁ顧客満足度は上がりますね。
あとスマホや専用端末がカートに付いてるような、レジレスシステム。
買い物終わりの時点でバーコード入力が済んでるので、最後に専用レーンに並んでバーコードをかざすなど退店処理をすれば終了ってのはなかなか良いです。
でもまぁこれ、システムに費用がかかってるので、利用者の多くがこれつかってくれないとモト取れないんじゃないでしょうかね。
あと最近オープンした店で気がつくのは、売り場の陳列が非常にシンプルで、ダンボール山積みとか、要らんデコレーションなど排除の方向。
いいんじゃないですか?安さにつながるなら、買うものは同じだし。
それと時代に逆行まっしぐらの、支払い現金しばり。
現金収受機の導入で、札と硬貨の取り扱いもスムーズになり、客さばきのボトルネックを解消しているようですし、カード会社に支払う数%の手数料もケチろうという魂胆です。
いいんじゃないですか?カード会社には悪いけど。
でも究極は電子マネーを激安で決済できる仕組みが欲しいところですよね。クリプトのウォレットでスーパーの決済して欲しいっす。
あと気が付きにくいのは、大規模化。
駐車場も売り場もデカくすると、相対的に販売コストは下がる傾向。
でも客がジャンジャン来てくれることが前提ですから、安さや鮮度を継続的にアピールしていくことは皆宿命でしょう。タイヘンですわ。
行きてる限りは世話になりそうなスーパー。
なんとか生き延びて、ワクワクを提供してほしいものです。
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