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いつだったか、どうしておんなじ物食べ続けてると飽きるのかとか、日本に着いたときに無性に食べたくなるものが有るのかとかの話をしたかと思いますが、いつの何だったか忘れましたのでまた独り言を書いています。

しばらくの期間、今回は3週間でしたからとても長期とは言えないですが日本を離れていると、ホームシックにはならんもののフードシックにはなります。
どんなに旅慣れててもなります、ってのが持論です。もちろん人によるんでしょうけど、私の場合は強めに出ますね。
その最たるものが醤油です。

醤油はまぁ輸出もされてるし、そんなに超貴重なものでもないとは思いますが、なにせ調味料としては基本すぎるので、日本の街中や家庭など、あらゆる食べ物に「日本の」醤油味というものが染み込みまくってますよね。
一切醤油なんか入ってないっしょ?と思えるものでも、粉末エキスとかが添加されてたりすることも。
これらを、息をするように食べて過ごしているのが日本人てわけです。

まぁ、別にこれは当たり前過ぎてどうでも良いことなんですが、こと一旦日本の食文化圏を離れると、日本の味にならないんですよね。
ちゃんとした日本料理屋さんで一人何万円もかかるようなところでは、ともかく日本人を唸らせるレベルのシミュレーションができているところもあります。
それでも、店の作りや雰囲気、空気のニオイ、水の品質、合わせる出しや他の調味料、などなどでちょーーーっとでも違うと、うーわ!ちゃうやん!とオーバーに心のなかでディスってしまっている自分が居るんです。外国ではなんちゃって日本料理が出てくるでしょバイアスとでも言うんでしょうかね。

このケースはちょっと考え過ぎレベルではありますが、まぁ日本人がちょろっと住んでるような街の結構ほとんどの日本食のお店では、醤油も違えばあと使ってる素材も調味料も全然違うなんてのは当たり前で、現地でウマくなるようなワザやレシピがはいってたりしますので、これは見た目日本食であって、似て非なるものとして食べる以外にはありません。だいたいおいしいですが。(あ、その昔の時代にはとても食べられないレベルのマズイものが多かったです。)

お料理のハナシですので、シェフでない私がグダグダ言うのもなんですが、醤油が持ってる魔力に完全にイカれてしまっている私としては、キッコーマンの普通の濃口醤油の液クロとガスクロのピークが全部欲しいんじゃ!ってハナシです。
(あー、すみません、なにそれ?って方向けにこんなページありました↓)
https://ai-ken.co.jp/column/3092/

はい、人体は生きてまして、脳はいつも当たり前に摂取しているものがちょっと足りないと、欲しいよ欲しいよと信号を送り始めるんですね。
それが積もって、日本に帰ってきて醤油を摂取することになるわけです。

ということでよく食べるランキングは、1:ラーメン(醤油) 2:寿司(醤油べったりつける) 3:牛丼 って感じになります。
特に牛丼は、薄切りの牛バラ肉ですから、まぁ国外では購入も外食もなかなか多くないですよね。
これらの1~3を欧米アジアのいろんなところでちょっとずつ試してみましたが、結構痛い目に遭いまして、帰国後に食べるようになってしまいましたね。

いったいなんなんだこの屁理屈は!?と思った方は、正常だと思います。
現場からは以上です。
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