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地震速報は技術の進化でホントに様変わりしたと思います。
あ、また地震だと思った時に地震でググって最初に出てきたURLをポチる、なんて事が当たり前になりました。
これって、無数に設置されてるセンサーや、処理システムや、ネット配信技術が全部集約されて初めて実現することですからねぇ。

で、昨日(2024/01/28)朝に関東で起こった地震、部屋で体感したのでアクセスしてみたら、まぁいつものようにYahooJapan天気・災害ページに到達。
そこで見慣れないリンクが有ったのでクリックしてみたんですが、

リアルタイム震度(強震モニタ)
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/kyoshin/

初めてみる表示方法でしたね。

見慣れている表示は、震源地と、各地からレポートされた震度が色分けされてる地図が表示される「静止画」なわけです。
でもこのサイトの画期的なところは、地震発生直後からP波とS波がどこまでリアルタイムで達しているか、同心円の「動画」で表示される所。
いやはや、ここまで進化したかぁーびっくり。
しかも観測された地点の震度が色で常時表示されていて、通常状態でも若干の地震が観測されている様子が一目で見て取れます。

地震が起こると、その伝わり方の違いでP波とS波に分けられます。
P波は縦ゆれでS波は横ゆれと覚えてはいたものの、なんでVとHとかじゃないんだろうとか思ってたら、Pはprimary(最初の)、Sはsecondary(次の)だそうで。
通常S波によって地面は大きく揺らされるため、P波をいち早く検知し、S波がくる前に地震の揺れをレポートしてくれているのが緊急地震速報ですね。

地球の中身が液体で、その周りを取り巻いている皮がジワジワ動くことによって起こる地震。
日本は世界でも相当際立った地震国。
防災の役に立つサイトは、いつでも歓迎です。
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