「これは、コロナ危機の次の危機なのか!? 遠からず始まるテーパリングのリスクとは?」
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は先週の火曜日と水曜日、FOMC=連邦公開市場委員会を開いて、全会一致で、金融緩和策の維持を決める一方で、コロナ危機の終息後に金融政策を正常化するために行うことになるテーパリング、「先細り」という意味ですが、国債などの資産を買い入れる「量的緩和の縮小」その開始時期についてまだ何も決めていないし、早くても11月以降だという考えを公表しました。
テーパリングについては、非常時の危機対応の金融政策を終わらせて、
平時の金融政策に戻すという意味で、「出口戦略」という言い方もします。
どちらも真理を突いているんですが、立場によって位置づけが微妙に違うというのも頭に置いておくと面白いかもしれません。
今日は、この2つのことのうち特にテーパリング、出口戦略について、なぜ、始めるとしてもまだ何か月も先のことと言うようなことを、FRBがわざわざバカ丁寧に説明したのか?その意図や、その背景に潜むリスクについて、
分かり易く解説しておこうと思います。