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2022年9月2日送分。
「乱発し過ぎの事項要求!防衛予算以外は認めるな!」
水曜日、財務省が来年度予算の概算要求を締め切りました。
ロシア軍のウクライナ侵攻や台湾情勢の緊迫化を受けて、今年一番、皆さんの関心が高いのは、防衛予算でしょう。
歴代内閣は、防衛費をGDP(国内総生産)の1%程度に抑えてきましたが、緊迫する国際情勢を踏まえて、自民党が防衛費を5年以内にNATO(北大西洋条約機構)加盟国並み、つまりGDPの2%程度まで引き上げる方針を掲げているからです。今年度、2022年度の当初予算で防衛費は5兆4005億円でしたが、来年度は6兆円台半ばになるという見方もあります。
厳しい財政事情の中では、防衛費の中のどんなものを増やすのか、それによって防衛のどういう能力が高まるかが気になる人もいれば、その財源はどういうところにあり、防衛費を増やすために、他のどんな分野の予算を削り込むのかに関心を持つ人も多いと思います。
今日はそうした疑問に答えるため、来年度の概算要求の中身を読み解いていきたいと思います。