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CULTIBASE(安斎勇樹、ミナヘトモミ)

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CULTIBASE Radio上手にパニクる力|CULTIBASE Radio #82今回のテーマは「上手にパニクる力」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回のテーマは、連続テレビ小説から着想を得た「上手にパニクる力」。ミナベが、ドラマの主人公が大きな不幸に直面しながらも「私、取り乱してまいります」と冷静に宣言した後、「うまく取り乱せない」というユニークなシーンに触発され、「現実のビジネスや職場において“良いパニクリ方”とは何か?」という問いを提起しました。二人は、パニックや取り乱しを単なる混乱としてではなく、「ケア資源が必要なサイン」として理解し、取り乱し上手になることの重要性を語り合いました。悪いパニクリ方は周囲のケアコストを重くし、不安を増大させるためです。安斎は取材中に自分が担当外のプロジェクトを深掘りされ、パニックになりながらも技術的な濁し方で乗り切った経験を共有しましたが、このような技術的な対処で感情に蓋をすると、後の歪みを生む可能性があると懸念を示しました。ミナベが、パニックは「経験がないとならない」ものであり、一度パニックを経験し、それを振り返ることで、次第に上手に乗り越えられるようになると述べました。この経験の蓄積こそが、パニクり上手になるための土台となります。二人は、パニクり上手になるための具体的なスキルとして、「メタ認知的な言語化」を最重要視しました。過度な不安を煽る感情の吐露は避け、「今、自分は感情的に来ているが、うまく向き合えていない」といった、現在の状況を冷静に捉えて言語化し、吐露することが第一歩であると整理しました。ドラマの主人公の「取り乱してまいります」という自己予告も、ある種の成熟したメタ認知的な行為であると捉え、経験の振り返りとメタ認知を通じて「パニクり上手」になることが、個人と組織にとって健全な感情と冷静さのバランスを取る技術であると結論づけて締めくくりました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク自分のために創作することが、セルフケアになる|CULTIBASE Radio #22https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/creative-selfcare問いのデザイン力を磨くには?マネジメントの質を高める5つのエクササイズhttps://www.cultibase.jp/videos/14412マネージャーが不安を乗り越えるコツ|CULTIBASE Radio|Management #23https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/4201◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-11-1918 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio自分を取り戻すための「オーダーメイド」する力|CULTIBASE Radio #80今回のテーマは「自己価値基準」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は、「自己価値基準を持つための方略」をテーマに、「なぜ経営者は食べログ低スコアの店でランチすべきなのか?」の続編として、前回の議論をさらに深めました。前回は「他者評価に左右されず、自分が本当に良いと思うものを大切にすること」の重要性を語りましたが、今回はその考えをより実践的に掘り下げています。安斎は、現代の私たちはランキングやSNS上の評価といった「外的基準」に同一化しやすく、それに依存することで、自分自身の意思決定や楽しみ方の軸を失いがちだといいます。他者がつくったスコアに自分を委ねることで、いつの間にか「いいね」をもらうために生きてしまう――そのような状態から抜け出すためにこそ、自己価値基準を育むことが大切だと話しました。そのための方略として三つのアプローチが提示されました。第一は「技の探究」――成果や評価を離れ、自分が没頭できる“技”そのものに向き合い、純粋に楽しむこと。第二は「穴場の発掘」――世間のスコアが低い映画や店をあえて選び、自分にとっての“良さ”を発見していくこと。そして第三が「オーダーメイドの実践」――他人の目を意識するのではなく、自分の理想に最も合う形で価値をつくることです。この三つ目の「オーダーメイド」の例として、安斎は自身の趣味である“リモートワーク用パンツのオーダー製作”を紹介しました。見た目は普通でも、記事選びから細部のこだわりまでを自分で決める過程にこそ意味があると語ります。それは誰かに見せるためではなく、「自分のために、自分でつくる」行為そのものが価値であるということです。ミナベもまた、経営の現場においても同じだと共感します。既成の成功モデルをなぞるのではなく、各メンバーが自分の価値基準に基づいて“オーダーメイド”でチームや仕組みをデザインしていくことが、組織の創造性や幸福度を高めると語りました。最終的に二人は、ランキング社会の価値観から自由になり、自分だけの基準で人生や仕事をデザインしていくことこそが、現代における豊かさと創造性を取り戻す鍵であると結論づけました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンクなぜ経営者は食べログ低スコアの店でランチすべきなのか?|CULTIBASE Radio #78https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/low-score-lunch個の創造性を解き放つ鍵は、自己評価できるか否かである──コルク佐渡島庸平さん×安斎勇樹対談https://www.cultibase.jp/articles/4353『知的複眼思考法』に学ぶ、良い探究の為の「問い」の立て方:連載「知を開き、巡らせ、結び合わせるための知の方法論」第2回https://www.cultibase.jp/articles/12080◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-11-0517 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioミドルエイジ特有の3つの落とし穴と処方箋|CULTIBASE Radio #79今回のテーマは「ミドルエイジ・クライシス」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回のテーマは、「人生の過渡期(トランジション)の乗り越え方」。ミナベは漫画『ダイの大冒険』に登場するハドラーというキャラクターを「人生の過渡期を迎えた中年男性のメタファー」として分析し、「ミドルエイジ・クライシス(中年の危機)」について考察しました。心理学者ダニエル・レビンソンの理論をもとに、人は人生の四季を通して成長し、40代前後に訪れる過渡期で「これまでの自分らしさ」を更新できないと危機に陥ると説明しています。この過渡期を乗り越える鍵は、「暫定的自己(プロトタイプ)」を試しながら新しい自分を模索することだといいます。ただしその過程では、①成果を受け入れられない「インポスター症候群」、②過去の自分らしさに縛られる「オーセンティック・パラドクス」、③過去を全否定してゼロからやり直そうとする「リセットの罠」といった落とし穴に陥りやすいと指摘しました。それらを乗り越えるためには、①経験を共有してくれる適切なメンターの存在、②成果のファクトを可視化し自分を慈しむ「セルフ・コンパッション」、③過去と現在をつなぐ「自分の物語の再構築」が大切だと語られました。安斎は、褒められた言葉を「自分再解釈のヒント」として大切にする姿勢を紹介し、他者の評価を新しい自己物語の素材にする重要性を強調しました。ミナベは、「自分の人生を味わい直し、再解釈を楽しむことが過渡期を乗り越える力になる」とまとめました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク中年期に訪れる「アイデンティティの危機」を紐解く。人生100年時代に自己実現を探究するには?https://www.cultibase.jp/articles/midlife-identity-crisis働く大人の「アイデンティティ」の悩みと処方箋https://www.cultibase.jp/videos/14497少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(7)大魔王討伐後のポップに立ちはだかる、真の成長課題とは?|CULTIBASE Radio|Management #126https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/13544◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-10-2933 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioなぜ経営者は食べログ低スコアの店でランチすべきなのか?|CULTIBASE Radio #78今回のテーマは「ノイズ」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は「ノイズの活かし方」について話されました。テーマの発端は、以前取り上げた「修養と教養」回への好評を受けての続編的な内容。ここでいう「ノイズ」とは、単なる情報の雑音ではなく、思考や探究を豊かにする“創造的ノイズ”を意味しています。たとえば、三宅香帆さんの著作を通して示されたように、読書の中には自分が最初に求めていなかった文脈や情報が多く含まれており、それが結果的に興味や理解を深める契機になるという視点が共有されました。安斎は、社会的な評価やスコアに縛られず、思いがけない出会いやズレ(=ノイズ)を受け入れることの重要性を強調。日々多様な対談や講演を通じて、自分の意図とは異なる視点に触れることで「外側のノイズ」を取り込み、そこから思考を発展させていると語ります。一方、皆瀬さんは、映画や本を大量に摂取しながら、自分なりの「面白がり方のレンズ」を育てることで、評価にとらわれず独自の価値基準を磨いていると述べました。両者は、創造的ノイズを受け入れることと、内側の「他人の声」や「評価への忖度」といったノイズを減らすことのバランスが大切だと整理します。つまり、外部からの予期せぬ刺激は探究を深める燃料となり、一方で内面の雑音を静めることが自己理解を高める鍵になります。最終的に2人は、「世の中のスコアに逆らって、自分だけの面白さを見つける修行」を提案。食べログ評価の低い店や“クソゲー”をあえて楽しむような実践を通して、ノイズを恐れず味わう感性を鍛えて行くことの大切さを強調しました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク知的探究は「日常の徹底的な記録」から始まる:連載「知を開き、巡らせ、結び合わせるための知の方法論」第4回https://www.cultibase.jp/articles/12889矛盾に満ちた“本気の遊び“の探究:新刊『1日1アイデア』と『パラドックス思考』の意外な共通点|CULTIBASE Radio|Playful #5https://www.cultibase.jp/radios/playful-radio/13662変化に気づき、楽しむ人の「リフレクション」の用法|CULTIBASE Radio|Design #23 |https://www.cultibase.jp/radios/design-radio/13260◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-10-2327 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio創造につながる”良い誤読”とはなにか?|CULTIBASE Radio #77今回のテーマは「誤読」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要「読解力」と「誤読力」をテーマに、知の探究と創造性の関係について議論が展開されました。ミナベ、人文系の知の蓄積を正しく理解するために読解力は極めて重要であると述べ、自身の経験から読解に努めた結果、仕事力や潮流を理解する力が向上したことを共有しました。一方で、筆者の意図とは異なるが、理念を自分の言葉で解釈し直したり、新たな創造性や発見を生み出したりする「良い誤読」の存在にも着目しました。安斎さんは、誤読には「浅い誤読」と「良い誤読」があり、後者は徹底した読解努力の先に生まれる“エラーとしての誤読”であると説明。「良い誤読」は、真摯に読解に努めた先の「エラー」であると定義し、本や論を深く理解しようとした上で、その内容を触発剤として著者が意図しなかった新たなストーリーや別解釈を生み出す創造的な営みであると説明しました。例えば、自身の著書を読んだ読者が、逆に「軍隊型マネジメントを極めたくなった」という解釈は、創造的な誤読といえると述べました。二人は、読解力と誤読力はバランスが重要であり、良い誤読は「リスペクトを持って読解に努める」姿勢が前提にあり、その努力の末に生まれる飛躍であることから、「いい読解なくして、いい誤読はない」という共通見解を提示。読解力を高めるためには、著者に直接質問をぶつける対話の場を持つことが有効であると語って議論を締めくくりました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク『知的複眼思考法』に学ぶ、良い探究の為の「問い」の立て方:連載「知を開き、巡らせ、結び合わせるための知の方法論」第2回 https://www.cultibase.jp/articles/120803つの学習観から見えてくる学びの多層な姿 - 【連載】学びのレンズをかけかえる 第1回 https://www.cultibase.jp/articles/lenses-layered-views経営者こそ、最高の学習者たれ!|CULTIBASE Radio|Management #100 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/11865◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-10-1621 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio経営リーダーに必要なのは教養?それとも修養?|CULTIBASE Radio #76今回のテーマは「修養と教養」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は「修養」と「教養」について話されました。ミナベ氏は三宅香帆氏の著書などから、修養が「他人を変えられないから自分を律して変える」という哲学を持つ労働者層教育に、教養が「社会は変えられる」という哲学を持つエリート層のリベラルアーツ教育に、それぞれ歴史的に結びついていたという整理を共有しました。この前提のもと、現代の自己啓発は修養的であり、大企業の経営層育成は教養的側面を持つという考察が進められました。二人はこれらを踏まえつつ、探究は単なる「足し算的な養い」ではなく、得た知識や経験を再解釈し循環させ、新しい意味を生む「健全な代謝」に近いのではないかと議論しました。安斎は「修養」も「教養」も「養(よう)」という漢字が示す通り、「何かをプラスで取って養う」という足し算の営みであることに着目。これに対し、探究は必ずしも知識を増やしたり、自分を高めたりするプラスの力学だけではないと主張しました。安斎は馬との交流を通じて「自己変容しなければならない」という強迫観念や「言葉で考えすぎている」状態から解放される感覚を経験したことを例に挙げ、これは修養でも教養でもない、新たな気づきであったと語りました。最終的に、探究とは、外部から得た知識や経験を単に蓄積するのではなく、「自分の中で再解釈したり、再構築したり、うまく循環させたり」すること、すなわち「健全な代謝」のような営みであり、「内側と外側の養分を取ることばかり考えているのではない」と締めくくりました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク変化する時代に求められる「新しいリーダーシップ」の考え方とは?:連載「リーダーシップ教育の最前線」第1回 | CULTIBASEhttps://www.cultibase.jp/articles/4552組織学習は“物語の探究”から始まる。変化の鍵は「自己」の捉え直し | CULTIBASEhttps://www.cultibase.jp/videos/14212『リーダーシップ教育のフロンティア』 part1: 一人ひとりがリーダーシップを育むために何ができるか | CULTIBASEhttps://www.cultibase.jp/videos/10777◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-10-0923 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio日々の仕事を通して「技」を磨けば、最高の娯楽になる(前編)|CULTIBASE Radio #75今回のテーマは「仕事娯楽」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は「仕事娯楽」をテーマに、自身の仕事観を語り合いました。冒頭、ミナベは『バガボンド』の武蔵を例に、他者との競争から離れ、技を磨くことそのものを楽しむ境地について触れ、日々の仕事を通して芸を磨くことが「仕事娯楽」につながるのではと問いかけます。コンサルティングの60分を寿司職人のライブパフォーマンスに例え、事前の仕込みや場の設計を徹底することで顧客に感動を届けつつ、自分自身もその技の探求を楽しんでいると語りました。安斎は自身の著書『問いの作法』の改訂作業を通じて、過去の自分の不安から来る冗長な表現を削ぎ落とし、必要最小限の言葉で本質を伝える「引き算の技」を磨いていると振り返ります。これは単なる修正ではなく、思想をどう伝えるかという影響力の探求でもあり、40代に入った今は論理や証拠を積み重ねるよりも、メッセージの純度や空気感で伝える技術を重視するようになったといいます。さらに講演活動でも、過去のスライドを「秘伝のタレ」として整理し、最適な素材を素早く抜き出す仕組みを構築することで、効率と質を両立させる工夫を楽しんでいると紹介しました。こうした取り組みは成果や評価のためだけではなく、技を磨く過程そのものが純粋に面白く、まるで趣味や娯楽のような喜びを与えてくれると二人は強調します。最後に、仕事を通じた技の探求はキャリア形成にも重要な考え方であると締めくくられました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク子どもに「仕事の何がそんなに楽しいの?」と聞かれて、考えてみた | CULTIBASEhttps://www.cultibase.jp/articles/advent-calendar-minabe働き方の試行錯誤はなぜ楽しいのか?ワーケーション考察|CULTIBASE Radio|Management #48 | CULTIBASEhttps://www.cultibase.jp/radios/management-radio/6271本音から生まれる「笑い」こそが“いい仕事”の源泉──おもちゃクリエーターと考える、「衝動」の活かしかた | CULTIBASEhttps://www.cultibase.jp/articles/4671◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-10-0218 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio漫画家のシナリオ設計に学ぶ、経営ストーリーデザイン論(後編)|CULTIBASE Radio #74今回のテーマは「漫画家のシナリオ設計」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要漫画や小説、映画の「シナリオ設計」を経営にどう応用できるかについて議論されました。ミナベは手塚治虫や藤子不二雄、映画やドラマ脚本の理論書を集中的に読み込み、物語の基本は「主人公の幸福と不幸のアップダウン」にあると整理しました。具体的には①敗北と勝利、②困難と達成、③探究と答えという三つの軸があり、それぞれ成熟度の異なるストーリーとして捉えられると説明しました。①は競争に勝つか負けるかというジャンプ的王道、②は課題を乗り越える成長の物語、③は未知を問い続け答えを見出す探究型であり、より多様で成熟した物語を描けるといいます。企業経営においても「どの物語を軸にするか」で楽しみ方や意味付けが変わるという話が展開されていきました。ワンピースを例に、短期的には勝敗の物語ですが、長期的には探究や達成の構造が重層的に組み込まれていると論じました。MIMIGURIの経営は競合との勝敗ではなく、探究を通じて自己生成する生命体のようであるとのこと。経営者がシナリオライターとして筋書きを作るのではなく、生態系を観察する「庭師」や群像劇のエッセイストのように意味を抽出していく営みに近いとしました。最後に企業によっては勝敗型のシナリオも有効であり、読者=社会や社員が共感する物語であれば多様な作風が存在し得ると確認しました。経営を一つの作品づくりと捉え、ストーリーの型や成熟度を意識することで、組織の探究や成長をより豊かにできるとまとめました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク漫画家のシナリオ設計に学ぶ、経営ストーリーデザイン論(前編)|CULTIBASE Radio #72https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/manga-scenario-management-part1少年漫画から学ぶ、組織デザイン(1):鬼舞辻無惨の「鬼の一派」崩壊に見る、機能別組織のバッドパターン|CULTIBASE Radio|Organization Design #14https://www.cultibase.jp/radios/organization-design/13844少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(1)夜神月をコーチングで救えるか?|CULTIBASE Radio|Management #120https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/13264◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-09-2524 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio経営リーダーに求められる「仮説」を思いつく力|CULTIBASE Radio #73今回のテーマは「アブダクションhttps://www.cultibase.jp/videos/10972」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は「アブダクション」という思考法について話されました。アブダクションの定義は「観察した事象や結果からそれを説明する、最もありえそうな仮説を推論する思考法」であるとし、特に固有の事象と問い、前提の掛け合わせから、しっくりくるストーリーを見つける思考法であると説明しました。特に、事業リーダーと企業リーダーの違いに言及し、後者には抽象度の高い課題設定力が求められ、その核心にアブダクションがあるのではないかといいます。経営人材育成プログラムが、認知バイアスを克服し、多角的な視点から仮説を立てるアブダクションの精度を高めるために機能していることもあるとのこと。人文学や異分野、異文化への理解を深めることで、固定的な視野を壊し、より柔軟な思考を促すプログラムの意義を解説。しかし、単に知識を増やすだけではアブダクションの精度は向上せず、探求の対象をどう見るかという「レンズ」そのものを磨き、新しいレンズを手に入れることが重要であると言います。安斎は自身がミドルエイジクライシスを乗り越える人を観察した際に、学習論のレンズを通して例外ケースを説明できる仮説を導き出した経験を語り、これがアブダクション的な思考プロセスかもしれないと話しました。経営において、論理的思考やスピーディーな意思決定だけでは通用しない、不確実性の高い状況下で高い水準の仮説を生み出すアブダクションの重要性を改めて強調して、締めくくりました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク身近にある「アブダクション」経験を語る|CULTIBASE Radio|Design #4https://www.cultibase.jp/radios/design-radio/6420実践者の知的生産が、「想定外」への対応力を育む:連載「知を開き、巡らせ、結び合わせるための知の方法論」第1回https://www.cultibase.jp/articles/11840アブダクションhttps://www.cultibase.jp/videos/10972◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-09-1829 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio漫画家のシナリオ設計に学ぶ、経営ストーリーデザイン論(前編)|CULTIBASE Radio #72今回のテーマは「漫画家のシナリオ設計」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は、ミナベが漫画から学ぶ会社経営のストーリー作りについて語りました。現在漫画形式の経営書籍を執筆しており、漫画家の仕事術に関する書籍にハマっていると話します。中でも、荒木飛呂彦氏の「漫画術」を高く評価し、彼の作品「ジョジョの奇妙な冒険」が、極めて戦略的なロジックで成り立っていることを解説。荒木氏が「ジョジョ立ち」を戦略的に生み出したエピソードを紹介し、ヒット作には必然的なロジックが存在することを強調しました。この漫画術のレンズを会社経営に当てはめることで、会社のストーリーをより面白く、多様なものにできると話します。多くの会社が売上や競争に特化するあまり、ドラゴンボールのような「トーナメント型」のストーリーに陥りがちだと分析し、これは社員や顧客から見たときに、コンテンツとしての面白さや多様性が失われる可能性があると述べました。そして、トーナメント型ではない、より多様な会社のストーリーテリングの可能性を提示。例えば、未知の課題を解き明かす「ミステリー・サスペンス型」や、ゴールに向かって旅をする「ロードムービー型」といったストーリーを会社経営に取り入れることで、従業員や顧客の体験をより豊かにできると提案しました。MIMIGURIの経営スタイルが、探求を通じて「実は我々はこういう会社だったんだ」と解き明かすミステリー・サスペンス型に近いと分析。最後に、リスナーに向けて、自身が面白いと感じる会社のストーリーがどのような型に当てはまるか考えてみてほしいと呼びかけました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク孤高の中年「ベジータ」のキャリア課題にどう向き合うか?|CULTIBASE Radio #17https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/vegeta-career少年漫画から学ぶ、組織デザイン(1):鬼舞辻無惨の「鬼の一派」崩壊に見る、機能別組織のバッドパターン|CULTIBASE Radio|Organization Design #14https://www.cultibase.jp/radios/organization-design/13844漫画とアニメで鍛える組織学習の観察眼|CULTIBASE Radio|Management #63https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/7491◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-09-1123 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio探究/コンテンツづくりは、経営にどんな価値をもたらすか?|CULTIBASE Radio #71今回のテーマは「創作」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は「探究・創作と経営の関係」をテーマに語られました。中心となったのは「作家性や探究活動を経営インパクトにどう結びつけるか」という問いです。安斎はまず、自身の経験を踏まえ、デザインやファシリテーションの価値を取り上げました。これらは従来、事業計画に従属する下流工程とみなされがちでしたが、実際には抽象化や可視化を通じて組織の全体像を捉え、経営判断の質を高める力を持つと説明します。同じように研究や創作も、単なるコンテンツ制作にとどまらず、組織にとってのケイパビリティや文化を言語化し、再現可能な形にする営みであると強調しました。さらに議論は「経営の上手さが似通っていく」という現象に及びます。経営手法を突き詰めると、最適化によって組織は均質化しやすく、結果的に市場での独自性が失われるリスクがあります。ここで安斎さんは、差異や独自性を生み出す探究こそが持続的な競争力の源泉であると話しました。組織にロールモデル的存在がいれば、周囲は憧れを抱きつつも「自分は別の道を進もう」と分岐し、それが創造性の土壌となると語られています。終盤では、孤独な探究と共同的ファシリテーションの両立についても触れられました。探究を最優先に据えることで、共同作業や対話の時間は義務ではなく「成果を分かち合う前向きなお裾分け」として機能する、と整理されました。こうした姿勢により、個人の創作活動と組織全体の営みが健全に循環するのです。最後に二人は、今後は「経営をうまくやる方法論」を追求するのではなく、「経営を作家的に楽しむ」視点を持ち、作家論や漫画術からの知見も積極的に取り入れていきたいと展望を語り、番組を締めくくりました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク個の創造性を解き放つ鍵は、自己評価できるか否かである──コルク佐渡島庸平さん×安斎勇樹対談 https://www.cultibase.jp/articles/4353あらゆる仕事はものづくり。作品として送り出す|CULTIBASE Radio #58https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/work-as-creation作家としての葛藤:健全なコンテンツメイキングの作法|CULTIBASE Radio #70https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/creator-struggle◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-09-0426 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio作家としての葛藤:健全なコンテンツメイキングの作法|CULTIBASE Radio #70今回のテーマは「コンテンツメイキング」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は、ミナベの新刊執筆を題材に、先輩作家である安斎にアドバイスを求めながら対話が進んでいきました。自分の作品が複数の視点(経営、デザイン、研究など)を掛け合わせた「非創作的な物語」であると説明し、良い作品を作る上での葛藤を4つ挙げました。1つ目の葛藤は、本を書き進めるうちに自分の視野が広がり、過去に書いた部分を何度も書き直したくなるというもの。これに対し安斎は、完璧な100点の本は原理的に存在せず、どこかで「これで出す」と決める損切りが重要であるとのこと。大学院時代の「終わった終論が良い終論」という教えを引用し、いつか次の本を書くという気持ちで、今書いている本を完成させることが大切だとアドバイスしました。2つ目の葛藤は、専門外の知識を引用する際に、都合よく解釈してしまう「チェリーピック」をどう避けるかです。AIはあくまでネガティブチェックの補助であり、必ず原文を読み、引用と自身の解釈を明確に分けることが鉄則であるとのこと。また、ビジネス書などの中間的な情報源を介さず、大元の文献を確認する「孫引き」を避けることの重要性を強調しました。3つ目の葛藤は、全ての文章にこだわりたい気持ちと、執筆にかかる時間のバランスです。全てにこだわる必要はなく、特に重要な部分だけを丁寧に書くことで、全体として作家の個性を出すことができると助言しました。最後の葛藤は、作家が伝えたいこと(エゴ)と読者が求めること(読者益)のバランスです。安西氏は、多くの読者に届けるためには読者益を重視しつつ、コラムなどでエゴを全開にするなど、メリハリをつけることが有効だと語りました。「問いかけの作法」は、読者の視点を意識して書かれたもので、本文とは別に、コラムで自身の理論的な主張を展開していることを例に挙げました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク最新刊 #冒険する組織のつくりかた 最速レビュー!そしてミナベの出版構想とは|CULTIBASE Radio #35https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/new-book-review1冊の本を書き上げるには:現場で役立つナレッジの組み立て方|CULTIBASE Radio|Management #71https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/8055組織づくりにおいて生成AIでショートカットできないもの|CULTIBASE Radio #60https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/essence-of-org◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-08-2829 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioストーリーテリングが上手いリーダーが頭の中で考えていること|CULTIBASE Radio #69今回のテーマは「ストーリーテリング」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は、ファシリテーションのスキルとしてストーリーテリングの重要性について話されました。ミナベからファシリテーターは参加者の発言や行動を意味づけ、一つの物語に編み直して場に還元するストーリーテリングの力が不可欠が話すと、安斎もこれに同意し、問いかけやフィードバックと並ぶ、重要なコミュニケーション上の介入モードであると位置づけています。ファシリテーションにおけるストーリーテリングを理解するためには、一般的な「分析思考」とは異なる「物語的思考」が必要であると話されました。分析思考が過去から現在へと因果関係を追う思考モードであるのに対し、物語的思考は現在から過去へと意味付けをする思考モードであり、この思考法を用いることで、停滞したチームの状況を再解釈し、新しい意味を与えることができます。ミナベは、ストーリーテリングを単なる振る舞いとしてではなく、具体的な「作法」として言語化することが難しいと話し、安斎は人を動かすためのストーリーテリングは、論理的な説得だけでは不十分であり、相手が「やりたい」と思うように感情に訴えかけることが重要であるといいます。具体的な練習方法として、相手が乗り気でない活動に誘う際、相手の価値観を尊重しつつ、新たな意味付けを与えるコミュニケーションを試すことを提案しました。最後に、ストーリーテリングは万能ではないとしつつも、分析思考と物語的思考の両面を使い分けることが、組織のマネジメントにおいて不可欠なスキルであると結論付け、今後もこのテーマについて探求していきたいと締めくくられました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク「両利きの経営」を推進する経営層のストーリーテリング戦略|CULTIBASE Radio|Management #88https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/10539毎日の仕事に、ワクワクを取り戻す。関心とビジョンを結ぶリーダーシップ|最高の組織づくり~ベンチャーCxOの葛藤~ #24https://www.cultibase.jp/radios/venture-radio/ssz24未来を描くリーダーのための「ビジョンづくり」の作法|DESIGN&LEADERSHIP #4https://www.cultibase.jp/videos/dal04◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-08-2121 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioファシリテーターはどこまで「フィードバック」をするべきか?|CULTIBASE Radio #68今回のテーマは「フィードバック」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は、ファシリテーターが場の停滞を防ぐために必要なフィードバックについて議論されました。ファシリテーターが「問いかけ」に終始し、フィードバックを避けることで、かえって場が停滞してしまうという課題から話が展開していきました。フィードバックは単にネガティブな指摘を伝えるものではなく、「問題を解決するために介入する」ことが原則であると話します。たとえば、ワークショップで非協力的な態度をとる参加者がいたとしても、「態度が悪い」と感情的に伝えるだけのフィードバックは問題解決に繋がらず、意味がありません。代わりに、その参加者がなぜそのような態度をとるのか、どうすれば前向きになるのかを考え、問題解決につながる介入をすることが重要です。「問いかけとフィードバックをどのように使い分けるのか」という問いに対しては、両者にはグラデーションがあり、完全に切り分けられるものではなく、問いかけは答えが定まっていない事柄を「探索」する際に用いるもので、参加者と共に方向性を探っていくイメージと話が展開されました。一方、フィードバックは、ファシリテーターが第三者的な視点から、当事者が見えていない盲点や、もったいない資源などを「指摘」する際に用いるもので、特に、ポジティブな側面を強く指摘することで、参加者をエンパワーメントする機能があるとしています。また、場の空気を変えることもファシリテーションの重要な機能の一つであり、状況に応じてユーモアを交えたり、あえて真剣に指摘したりするなど、適切な方法で介入する必要があると述べました。最終的にファシリテーターは「問いかけ」と「フィードバック」のどちらかに限定されるのではなく、両者を状況に応じて使い分け、問題解決に向けて場を動かす「知的ファシリテーション研究の総合力」が重要であると結論付けました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク現代フィードバック論を批評するhttps://www.cultibase.jp/videos/13865安斎勇樹と探る、可能性を拓くフィードバックの極意|最高の組織づくり〜ベンチャーCxOの葛藤〜 #26https://www.cultibase.jp/radios/venture-radio/ssz26この世の全チームで実践すべき「ポテンシャル・フィードバック」の作法|CULTIBASE Radio|Management #116https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/12848◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-08-0721 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioあなたはどのタイプ?多様なチームをマネジメントする3つの起点|CULTIBASE Radio #67今回のテーマは「マネジメント」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は、異質性や多様性の高い組織を効果的にマネジメントする方法について話されました。同質性の高い組織では、職能ごとの明確な業務管理と育成計画が機能しますが、多様な職種や価値観を持つ人々が混在する組織では、従来のマネジメントスタイルが通用しません。そこで、同番組で紹介されている「DESIGN&LEADERSHIP」というコンテンツで語られている、ビジョン・アクション・リフレクションの3要素が重要であると述べられました。ビジョンは単なるスローガンではなく、多様なメンバーがどのように協働し、顧客に価値を提供していくのかを具体的にイメージできるようなストーリーテリングが求められます。これにより、異なる職能や個性を持つメンバーが共通の未来像を共有し、あたかも「阿吽の呼吸」で動ける状態を目指します。アクションは、ビジョンに基づいて組織やチーム全体が動くことを指し、個人の行動だけでなく、チームとしての実践が重要です。そしてリフレクションは、単なる行動の振り返りだけでなく、自己を取り巻く環境の変化を認識し、自身の価値基準や視点も客観的に見つめ直すことが含まれます。これにより、パニックにならずに状況を冷静に俯瞰し、真にメンバーを生かすためのビジョンを描くことができるようになります。ミナベはこの3要素のどれがマネジメントの「センターピン」となるかは、マネージャー個人の特性によると考察しました。安斎は、自身はアクションを起点として、そこから得られた経験を基にリフレクションとビジョン構築を行う「アクション型」であると分析。ミナベは同様にアクションを重視しつつ、サイクルが健全に回っているかの指標として共通のビジョン合意を重視していると述べました。この「ビジョン・アクション・リフレクション」のフレームワークは、一方向のモデルではなく、相互に作用し合う循環的な関係性を持つことが強調されました。リスナーに向けて、自身がどの要素を起点にするとマネジメントサイクルを回しやすいか、自らを振り返るきっかけとなるのでは、と締めくくられました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク▼DESIGN&LEADERSHIP シリーズはこちらからhttps://www.cultibase.jp/programs/design_and_leadership▼関連リンクリクルートを創業期から支える経営論「心理学的経営」に学ぶ──個の創造性と自律性を育む組織文化https://www.cultibase.jp/articles/12356組織文化づくりのファシリテーション:“同質化”と”多様化”のジレンマをいかに乗り越えるか?https://www.cultibase.jp/videos/11129若手マネージャーが「部下育成」の壁を乗り越えるには:3つのタイプ別攻略法https://www.cultibase.jp/articles/6463◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-07-3118 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioリーダーが生成AIを活用する際に、怠ってはならないこと|CULTIBASE Radio #66今回のテーマは「生成AI」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要AIの進化が仕事にもたらす影響について話しされました。AIの活用が当たり前になりつつある現代において、そのメリットだけでなく、「ダークサイド」にも焦点を当てています。AIを業務に導入する際の懸念点として、ミナベはAIに頼りすぎることで生じる「無力感」と「仕事の疎外感」を挙げました。これは、AIのアウトプットが優れていたり、AIを使った方が上司に評価されたりすることで、人間が自ら努力することをやめてしまうという観点です。その結果、本来自身で確認すべき工程を怠ったり、倫理的なエラーを引き起こしたりする可能性もあるのでは、とのこと。例えば、品質管理のチェックをAI任せにし、不備があっても「後で直せばいい」という意識で提出してしまうケースをあげました。安斎は、AIと協働する上で重要なのは「線引き」であると強調しました。特に、倫理的に問題がないか、AIよりも人間が行う方が質の高いアウトプットを出せるかという観点から、作業の切り分けを意識していると話します。具体例として挙げたのは会議の議事録作成。AIが要約やネクストアクションの抽出を行う機能は便利ですが、AIが作成した議事録には重要な論点の漏れや誤りもあり、会議の背景にある文脈や参加者の合意形成のニュアンスはAIでは捉えきれないため、人間が最終的な調整を行う必要があるとしています。また、AIに依存した作業は、記憶の定着を妨げるという点も重要な論点として挙げられました。ミナベはAIが作成した議事録に頼りきると、会議の内容を記憶しにくくなり、結果として後から議事録を見ても記憶が再現できず、業務の要件からずれてしまうリスクもあるとのこと。個人作業の効率化にはAIが有効である一方、チームで協働する上でのアジェンダ作成や議事録作成においては、人間自身が主体的に関わり、AIの出力を吟味することが、チームの活性化や円滑なコミュニケーションに不可欠であるとまとめられました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク生成AI時代に必要な「問い」のデザイン力を磨くには?https://www.cultibase.jp/videos/14353生成AIに疲れた男|CULTIBASE Radio #48https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/exhausted-by-ai組織づくりにおいて生成AIでショートカットできないもの|CULTIBASE Radio #60https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/essence-of-org◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-07-2412 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioリーダーの自己開示は「タイミング」が命|CULTIBASE Radio #65今回のテーマは「自己開示」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要このエピソードでは、「オーセンティック・リーダーシップ」をテーマに、リーダーによる自己開示の“タイミング”の重要性について語られました。オーセンティックリーダーシップとは、リーダーが自分の強みを活かし、正直に自分らしいリーダーシップを発揮することでチームを牽引するスタイルです。しかし、正直さを重視しすぎた結果、リーダーが自分の弱みや本音を過度に開示し、それが部下の不安を招き、チームの崩壊につながるケースもあるとのこと。「弱さは人を動かすための道具ではなく、一生懸命やっているからこそ自然とついてくるもの」だと述べています。つまり、瞬間的な弱さの開示で人を引きつけようとするのではなく、継続的に努力し、困難に向き合い続ける中で垣間見える弱さこそが、人を動かす力となります。格闘家が試合前の強がりと、試合後の涙を見せる姿に例えられるように、前提として努力や挑戦があるからこそ、不安を共有することが共感を呼ぶと言えます。このようなオーセンティックリーダーシップは、単なる感情の排出ではなく、自分を冷静に見つめ直し、周囲への感謝を通じてチームと共に課題に向き合う長期的なプロセスです。明日からすぐに実践できるものではないかもしれませんが、普段言えずにいた健全な本音(例えば、部下への称賛や素直な謝罪など)を伝えることから始めることができます。これは、リーダー自身の内省を深めることにも繋がり、健全な自己開示を通じてチームの信頼関係を築く一歩となるでしょう。このテーマは奥深く、リーダーが「鎧を着込んで強がる」でもなく、「赤ちゃん返りする」でもない、適切な自己開示のバランスを見つけることの重要性を示唆しています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク対話のための「自己開示」の作法とコツhttps://www.cultibase.jp/videos/dialogue-disclosureポップに学ぶ、オーセンティック・リーダーシップの重要性|CULTIBASE Radio|Management #85https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/10110「オーセンティック・リーダーシップ」の誤解?自分らしさをつくるために、ときに壊す必要性:連載「リーダーシップ教育の最前線」第9回https://www.cultibase.jp/articles/11445◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-07-1715 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioベストセラー『問いのデザイン』にいま加筆したいこと|CULTIBASE Radio #63今回のテーマは「問いのデザイン」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要ミナベは最近ファシリテーションにおいて大きな手応えを感じており、その背景には『問いのデザイン』の再読による新たな気づきがあると語ります。「問いのデザイン」が単なる問いの立て方ではなく、課題のデザインとプロセスのデザインという二軸構造であることが、実践経験を通じて腹落ちしたと述べています。その上で、『問いのデザイン』をさらに発展させる2つの新たな構成要素を提案。一つ目は時間のデザイン。組織変革や学習は単発のワークショップではなく時間軸に沿って生じるもので、ファシリテーションの成果は1年、3年、5年という長期的視点で育つという考え方です。これにより、長期的変革に伴走するファシリテーターの役割を明確化し、「空間×プロセス×時間」という三次元構造でプロジェクト全体を捉えることが可能になります。二つ目は文脈のデザイン。ワークショップの意義は、それまでの積み重ねられた文脈によって変化するため、組織内の意味づけを読み取り、それをどう継承・更新していくかが重要だと指摘します。この視点により、熟達したファシリテーターが持つ「読み取り力」と「編集力」という暗黙知をモデル化・共有できる可能性が広がります。安斎はこれらの提案に強く共感し、特に「時間のデザイン」がプログラム構成の話ではなくファシリテーションそのものの時間軸設計であることに納得を示しました。両者は「問いのデザイン」を単なる技法書ではなく、意味と学習の構造的育成を扱う普遍的フレームとして捉え、新たな要素の追加により組織開発や変革ファシリテーションの理論的基盤が強化されると考えています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク『問いのデザイン』はまだ序章。安斎勇樹が描く、“人間らしい経営論”|CULTIBASE Radio #2https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14758問いの日スペシャル 〜安斎勇樹の冒険の大ヒント〜https://www.cultibase.jp/videos/question-day-special『問いのデザイン2』を構想するhttps://www.cultibase.jp/videos/toi_design2◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-07-0326 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio経営者こそ「育児休暇」をしっかりとるべし!|CULTIBASE Radio #62今回のテーマは「育児休暇」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は安斎が育児休暇からの復帰直後ということで、育児休暇を中心にトークが展開されました。安斎は5月に第二子が誕生し、1ヶ月半の育休を取得。育休は単なる“休み”ではなく、組織の健全性やマネジメントの質を試す機会であると安斎は言います。トップが不在になることで、権限委譲の実態が浮き彫りになり、組織の自律性や成熟度を見直すチャンスにもなる。加えて、経営者自身にとっても、育児という「思い通りにならない」経験を通じて、視野や人間性の幅を広げる重要なリフレクションの時間になると語りました。第一子誕生時は創業間もないタイミングで、育休どころか目の前の業務に追われていましたが、今回は自身が不在の間もプロジェクトは着実に進行し、大手クライアントからも引き続き高評価を得られたことで、経営者としての役割の変化とチームへの信頼感を再認識する機会になったといいます。一方で、育休中は「生産性」や「成果」といった仕事上の指標から一旦離れることに戸惑いもあったとのこと。自分の価値や存在意義が見えづらくなり、不安や焦りを感じる瞬間も少なくなかったといいます。しかし、そうした“空白”の時間を経て、「何もしないこと」の尊さや、ただ子どもと向き合う時間のかけがえのなさに気づくことができ、父親としての時間を大切にする視点を得たと振り返りました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク長期休暇におけるディープ・リフレクションの作法|CULTIBASE Radio|Management #131 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/13834子育てから学ぶ、衝動を焚き付けるマネジメントhttps://www.cultibase.jp/videos/management-from-parenting本当に任せられてる?権限委譲(デリゲーション)のバランスを考える|最高の組織づくり〜ベンチャーCxOの葛藤〜 #10https://www.cultibase.jp/radios/venture-radio/ssz10◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-06-2622 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio組織づくりにおいて生成AIでショートカットできないもの|CULTIBASE Radio #60今回のテーマは「組織の見えない資産」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回のテーマは「探究ポリシー」の最後の項目、「見えない資産の循環をデザインし続ける」です。「見えない資産」とは、企業活動の中で数値化や即時の成果には現れにくい、無形の価値を指しています。例えば、長年にわたる信頼関係や、ブランドへの愛着、社員や関係者の成長過程、リスナーとの継続的な関係性などが挙げられます。こうした資産は直接的な収益にはつながらないものの、組織や事業の根底を支える重要な要素です。MIMIGURIでは、このような無形資産を意識的に育て、循環させていくことを経営方針として重視していると語られます。このような視点は、短期的な効率性や成果主義では測れない組織の豊かさを象徴しており、だからこそポリシーとして明文化しているのだと言います。「無形資産の循環をデザインする」とは、これらの目に見えない価値を育み、それらが組織内外でめぐる仕組みを構築するということ。信頼や関係性、学び、共感といった資産が、次の活動や新たなつながりへとつながるよう、意図的に仕組みをつくることの重要性が語られました。終盤では、「こうした無形資産を重視する姿勢こそが、MIMIGURIらしさであり、他にはない価値でもある」とまとめられ、長期的な視点に立った組織づくりの姿勢が語られました。【探究ポリシーの過去回はこちら】▼ 「自分に好奇心を持ち新たな可能性を問う」自分の可能性を狭めているのは自分。“未来の自己紹介“を妄想する|CULTIBASE Radio #33https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/future-self-intro▼ 「衝動とこだわりを大切に作家性を育む」"衝動を活かして働く"とはどういうことか?|CULTIBASE Radio #34https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/working-with-impulse▼ 「とらわれを疑い、自分を拡張し続ける」無闇にくよくよしない、健全なアンラーニングの作法|CULTIBASE Radio #36https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/healthy-unlearning▼ 「葛藤は内省のチャンス 洞察を仲間に開く」クリエイターに必要な"健全なモヤモヤ"とは?|CULTIBASE Radio #37https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/healthy-creator-mindset▼ 「全員ファシリテーター!場をつくるのは私」会議を「全員でファシリテーションする」とはどういうことか?|CULTIBASE Radio #41https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/team-facilitation▼ 「配慮に溢れた、対話的なコミュニティをつくる」対話の前提となる「配慮」はなぜ難しいのか|CULTIBASE Radio #39https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/difficulty-in-dialogue▼ 「ギバー精神で、役割や境界を超える」組織を歪ませる、役割外の「こぼれ球拾い」の罠|CULTIBASE Radio #43 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/extra-role-risk▼ 「互いを推し合い、ポテンシャルを触発する」組織開発の新KPI:職場にどれだけ「推し」を増やせるか?|CULTIBASE Radio #46https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/oshi-engagement▼ 「矛盾に向き合い、その手があったか!を探る」いかなる時も「その手があったか!」を探るべし|CULTIBASE Radio #49https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/idea-hacks▼ 「コンテンツはエンタメ。遊び心を忘れない」あらゆる仕事はエンタメ。遊び心を忘れない|CULTIBASE Radio #52https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/playful-work▼ 「あらゆる仕事はものづくり。作品として送り出す」あらゆる仕事はものづくり。作品として送り出す|CULTIBASE Radio #58 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/work-as-creation番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-06-1216 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioこれからのリーダーは「2つの視点」から自己理解を調整すべし|CULTIBASE Radio #59今回のテーマは「セルフ・アウェアネス」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は、現代環境におけるセルフ・アウェアネスの高め方について探究しました。自分の内面からの視点(内的自己認識)と、他者からどう見られているかという外側の視点(外的自己認識)の両方を意識し、調整し続ける力のことだと話します。特に外側の視点の認識が異なると、フィードバックへの違和感やコミュニケーションの摩擦が生まれるとのこと。特にマネージャーやリーダーの立場において、この認識のズレは重要な課題であり、多くの人が意識しているつもりでも、実際に一致している人はごく少数だと紹介されます。さらに現代のビジネス環境では、経営者が「クリエイター」としての側面を持ち、SNSやVoicyなどを通じて自社の世界観や価値観を発信することが一般的になってきています。そのため、セルフアウェアネスは「ビジネスパーソンとしての自己認識」と「クリエイターとしての自己認識」の両面で捉える必要があり、これらを統合していくことが求められると語られます。経営者やビジネスリーダーが、自らの言動や発信を通して他者にどう映るかを理解し、魅力的な物語として伝えていくことが、組織の信頼やブランド構築にもつながっていくという視点が強調されました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンクマネージャーが持つべき人材育成の見取り図:発達の5段階マップ|CULTIBASE Radio|Management #84https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/9797経営層が鎧を脱ぐための「エグゼクティブ・ファシリテーション」とは?:不確実性と向き合える経営チームのつくり方https://www.cultibase.jp/articles/10495「オーセンティック・リーダーシップ」の誤解?自分らしさをつくるために、ときに壊す必要性:連載「リーダーシップ教育の最前線」第9回https://www.cultibase.jp/articles/11445◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-06-0519 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioあらゆる仕事はものづくり。作品として送り出す|CULTIBASE Radio #58今回のテーマは「ものづくり」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回はMIMIGURIの探究ポリシーシリーズの11番目となる「あらゆる仕事はものづくり、作品として送り出す」がテーマに取り上げられました。これまで紹介してきたポリシーと内容がやや重複しつつも、今回は特に「全ての業務を作品として捉える視点」の重要性について深掘りします。ビジネスにおいても、営業資料、社内プレゼン、広報活動などあらゆるアウトプットが「作品」としての完成度を求められるとし、単なる作業ではなく自分の作家性やこだわりを込めたものとして発信することの大切さを語ります。さらに、その作品を「相手に届くように設計し、届ける」というコミュニケーションの視点も不可欠であり、これは単なる自己満足ではなく受け手との関係性を意識した行為だと強調されました。ポリシーの実践は難易度が高く、特に忙しい時ほど「ただやること」に追われてしまいがちですが、そんな時こそ「これは自分の作品か?」と問い直す姿勢が大事だといいます。このポリシーは、目の前の仕事に作家性を込める難しさと意義や仕事に対する意識や視座を高めプロフェッショナルとしてのあり方を問い直すヒントになるとまとめました。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク生成AIに疲れた男|CULTIBASE Radio #48https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/exhausted-by-aiクリエイターに必要な"健全なモヤモヤ"とは?|CULTIBASE Radio #37https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/healthy-creator-mindsetあらゆる仕事はエンタメ。遊び心を忘れない|CULTIBASE Radio #52https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/playful-work◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-05-2917 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio人生の掟「友情・努力・勝利」を再定義する|CULTIBASE Radio #57今回のテーマは「友情・努力・勝利」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回は少年ジャンプの三原則「友情・努力・勝利」について、戦後に確立されたこの価値観が現代においてどのように変容しているかが語られています。半世紀以上を経て、これらの概念は大きく進化し、より個人主義的で多様な解釈が可能になっています。まず友情については、かつての「昨日の敵は今日の友」という軍事的な世界観から、共通の関心や価値観を持つ少数の仲間との深い絆を重視する方向へと変化しています。例えば『ワンピース』では、仲間の数を限定しながら対等な関係性を保ち、必要に応じて他者との協力関係を築いていく姿が描かれています。次に努力については、重い鍛錬や反復練習といった従来の修行のイメージから、自己探究的な性格が強まっています。『HUNTER×HUNTER』などに見られるように、自身の特性を分析し個性を磨き上げていく過程として描かれ、単なる技術の向上ではなく自分らしさの追求という様相を呈しています。最後に勝利については、勝者と敗者を明確に分ける競争的な価値観から、各自が定義する幸福や目標の達成へと概念が移行しています。画一的な成功の基準ではなく、自分自身で設定した価値基準での達成が重視され、これは現代のビジネスにおいても、必ずしも企業規模の拡大や上場だけが成功ではないという考え方と通じています。このように、漫画を通して、世代を超えて受け継がれてきた価値観に対し、現代の組織運営や個人のキャリア形成にどのような示唆を与えるのかを語り合いました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(1)夜神月をコーチングで救えるか?|CULTIBASE Radio|Management #120https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/13264少年漫画から学ぶ、組織デザイン(1):鬼舞辻無惨の「鬼の一派」崩壊に見る、機能別組織のバッドパターン|CULTIBASE Radio|Organization Design #14https://www.cultibase.jp/radios/organization-design/13844少年漫画から盗む、イノベーションの切り口:連載「アナロジー思考の秘訣」第5回https://www.cultibase.jp/articles/3815 ⁠◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-05-2223 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio細かい管理に頼らずに、チームの「齟齬」をなくすには|CULTIBASE Radio #55今回のテーマは「抽象と具体」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要この回では、「抽象と具体のズレがチーム内の齟齬を生む」というテーマを中心に議論が展開されました。チームで抽象的な課題設定に合意しても、それぞれが思い描く「具体」が異なることで、後から認識のズレやミスが生じることがよくあります。そのため、単なる抽象レベルでの議論にとどまらず、適度に具体化しながら共通認識を育てる必要があると語られました。しかし、具体を過剰にすり合わせすぎると自発性を損ない、細かい管理主義に陥る危険もあります。ではどうするか?その一つの方法として、デザイン思考的にプロトタイプを出しながら進めることが挙げられました。実際に手を動かしながら意思疎通することで、言葉だけでは伝わらないニュアンスや意図のすり合わせが可能になります。また、チームに新しいメンバーが加わった際など、背景の共有が不十分なまま抽象的な議論をしても齟齬が生まれがちです。そうした場合には、過去の経緯やストーリーの共有が有効だと指摘されました。創業からの歩みや、これまでの意思決定の背景を丁寧に紐解くことで、抽象的なメッセージの再解釈がチーム内で自然と揃いやすくなるという実体験も紹介されています。最終的には、抽象と具体のバランスをどうとるかが鍵であり、そのバランス感覚を支えるのが、日々の対話と共通文脈の積み上げだという結論に至っています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンクなぜリーダーの「情熱」は伝わらないのか?|DESIGN&LEADERSHIP #5https://www.cultibase.jp/videos/dal05組織における“コップの中の水“を複眼的に捉えるには?『問いのデザイン』超入門(5)|CULTIBASE Radio #13https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/15085「両利きの経営」を推進する経営層のストーリーテリング戦略|CULTIBASE Radio|Management #88https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/10539◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-05-0811 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio冒険する「組織文化」の手本は「アカデミア」にあり!?|CULTIBASE Radio #54今回のテーマは「冒険的文化」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要安斎の新著『冒険する組織のつくりかた』では、組織文化を「外向き or 内向き」「統率重視 or 柔軟性重視」の二軸で捉え、4象限に整理。その中でも「外向き×柔軟性重視」に該当するのが「冒険的文化」であり、これを推進することが、これからの組織に求められる姿だと説きます。一方で、これまで多くの組織は「軍事的文化」(外向き×統率重視)に傾いており、厳格なルールと効率性を重視してきました。しかし、複雑性が増す現代においては、正解のない問いに向き合い、仮説を立てて検証していく「探究」型の姿勢がより重要になります。安斎は、冒険的文化を体現している例として、かつてのGoogleを挙げます。そこには大学やアカデミアのように、自ら問いを設定し、自由に探究を進められる環境と、それを支える制度(20%ルールなど)が存在していました。このような文化こそが、イノベーションの源泉になると話しました。組織が「冒険的文化」へと移行する鍵は、メンバー一人ひとりがアカデミアの研究者のように課題を自ら見出し、深く掘り下げる姿勢を持てるかどうか。ミナベも「探究とは冒険そのもの」と語り、組織がそれを許容する文化をどう育てていくかが、これからの重要な問いだと語りました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンクCCMとは何か? 新時代の整合性モデル “Creative Cultivation Model”は、冒険的組織づくりの羅針盤https://www.cultibase.jp/articles/14773冒険する組織のつくりかた 「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法https://www.cultibase.jp/videos/bouken_webinar会社の経営チームに「人文系の研究者」を招聘しよう!|CULTIBASE Radio #45https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/humanities-in-biz◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-05-0129 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio経営リーダーに必要な「抽象化スキル」の鍛え方|CULTIBASE Radio #53今回のテーマは「抽象化スキル」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回のテーマは「抽象化思考力の鍛え方」。コンサルタントとして経営層と対話する中で、抽象化思考がいかに重要かを実感していると語ります。経営層の成長支援においても、この力の有無が大きなボトルネックになることが多いとのこと。情報を体系的・網羅的に扱う力はあっても、それを一本の筋の通ったコンセプトにまとめ、伝わるストーリーへと昇華させる抽象化には高い認知負荷がかかります。また、抽象化思考は一つのスキルではなく、複合的な知的能力の総合格闘技のようなもので、苦手だからと一括りにせず、自身のどの部分に課題があるかを具体的に見極めることが大切だといいます。具体的には、①数値モデリングが苦手、②相手に合わせた言葉への変換が不十分、③情報収集が偏っている、④心理的バイアスにより特定領域を見ようとしない、といった複数のパターンが存在しています。最後に、抽象化力が高い人は、他者からのフィードバックを受けながら、長期にわたって試行錯誤を繰り返していることが多いそう。抽象化は「情報の観察・収集→構造化→伝達」というプロセスの中で、どこが詰まりやすいのかを見極めることが、抽象化力の獲得への第一歩とまとめました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク中学受験で、一生使えるスキルを身につける。合格ドキュメンタリー|CULTIBASE Radio #6https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14863動画で学ぶ『問いかけの作法』https://www.cultibase.jp/videos/12150リフレクションとは何か:連載「リフレクションの技法」第1回https://www.cultibase.jp/articles/7983◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-04-2413 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioあらゆる仕事はエンタメ。遊び心を忘れない|CULTIBASE Radio #52今回のテーマは「遊び心」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要今回のテーマは「遊び心」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。このエピソードのテーマは、MIMIGURIの探究ポリシーの一つ「コンテンツはエンタメ・遊び心を忘れない」。知を届ける立場にある私たちが、なぜあえて“エンタメ”という言葉を掲げるのか。そこには、コンテンツづくりや組織変革に通底する、大切なスタンスがあります。話のきっかけは、少年漫画『ワンピース』を取り上げた過去回。リーダーシップを語るはずが、気づけば脱線し、放送事故のような展開に──。この経験をふまえて、ミナベが「自分のポジショニングが曖昧だった」「ユーザー視点が抜けていた」といった反省を語り、コンテンツ制作において大切にすべき視点を改めて見つめ直します。後半では、「遊び心を忘れない」という探究ポリシーに込めた想いを再確認。重たくなりがちな戦略資料やコンサルティングの提案も、“とっつきやすさ”や“遊び心”を取り入れることで、関係者の理解や共感を引き出し、実行へのエネルギーにつなげることができる。笑いや驚きといった感情が、内発的動機や創造性を引き出す鍵になる──そんな本質に触れました。単なる知識提供にとどまらず、ユーザーやクライアントの「気づき」や「前向きな感情」を引き出すこと。それこそが、真に価値あるコンテンツやコンサルティングにつながるという視点が語られています。“ふざけているようで、実は真剣”。仕事や組織にこそ必要な「遊び心」の力について、放送事故すれすれの裏側から立ち上がるリアルな実践知をお届けします。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンクなぜイノベーションに「遊び心」が必要なのか?:連載「遊びのデザイン」第1回 https://www.cultibase.jp/articles/1880矛盾に満ちた“本気の遊び“の探究:新刊『1日1アイデア』と『パラドックス思考』の意外な共通点|CULTIBASE Radio|Playful #5https://www.cultibase.jp/radios/playful-radio/13662「エンタメ経営」の可能性:日本の二次創作カルチャーを活かすには|CULTIBASE Radio #8 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14898◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-04-1720 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio帰ってきた少年漫画シリーズ!モンキー・D・ルフィのリーダーシップを読み解く|CULTIBASE Radio #51今回のテーマは「リーダーシップ」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要このエピソードでは、「漫画でわかる経営リーダーシップ」シリーズが久しぶりに復活しました。今回取り上げたのは『ONE PIECE』の主人公・ルフィのリーダーシップについてです。ルフィといえば「俺は海賊王になる!」というセリフや仲間との冒険が印象的ですが、番組では彼を経営者視点で分析しました。ルフィは一見、勢いやノリで行動するキャラクターに見えますが、実は非常に戦略的で、強いビジョンを持つリーダーです。彼の旅は、ただの冒険ではなく、「社会構造を変革する」という大きなテーマを内包しています。物語の背景には、フランス革命のような権力構造の変革が描かれており、ルフィの行動は既存の支配体制に対する挑戦でもあります。特に、彼のリーダーシップの特徴として「仲間の選び方」「信頼の築き方」「権威に依存しない統率力」が挙げられます。ルフィは自分が認めた仲間を徹底的に信じ、それぞれの強みを活かす環境を作ります。また、指示命令型のリーダーではなく、仲間が自発的に動けるような組織作りをしている点が特徴的です。これは現代の経営にも通じる要素であり、単なる少年漫画の主人公に留まらず、ビジネスリーダーとしての示唆を多く含んでいることがわかります。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(1)夜神月をコーチングで救えるか?|CULTIBASE Radio|Management #120https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/13264少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(3)弱きを守る緋村剣心の発達課題|CULTIBASE Radio|Management #122https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/13331少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(9)使命を全うした竈門炭治郎の余生に寄り添う|CULTIBASE Radio|Management #129 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/13707◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-04-1021 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio過去の自分を脱皮するための「自己批評」の作法|CULTIBASE Radio #50今回のテーマは「自己批評」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要このエピソードでは、「自己批評」というテーマについて深く掘り下げられました。きっかけとなったのは、CULTIBASEの企画で安斎が批評家・宇野常寛氏に人生相談をした動画。その内容に触発されたミナベが、自身の探究テーマを振り返る中で「自己批評」というキーワードに辿りついたことから、対話が始まります。安斎も、宇野氏のアドバイスにあった「自分自身の生き方を批評することで次のステップが見えてくる」という内容に強く共感したことが語られています。また、話は自己批評の意義だけでなく、クリエイターや作家がどのように作品のテーマを見つけるのかについても話されました。多くの作家が共通して「自分が経験したことしか書けない」と語っていることから、流行に流されるのではなく、自身がこれまで何をしてきたのかを振り返ることの重要性を強調しました。自己批評を通じて、自分が長年「ビジョンを描くこと」に取り組んできたと気づいたエピソードも紹介されました。過去の仕事を振り返ると、経営計画の策定や哲学の言語化、ストーリーの構築など、すべて「ビジョンを伝えること」に関わるものであり、自身のキャリアの軸が「ビジョン」であると改めて認識したそうです。このように、自己批評を行うことで、自分が本当にやってきたことや得意なことを再発見できるという視点が示されました。最終的に、自己批評とは単なる反省ではなく、次のステップを見出すための重要なプロセスであるとまとめました。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク【番外編】宇野常寛さんに訊く、安斎勇樹のこれからhttps://www.cultibase.jp/videos/14964最高の組織づくり〜ベンチャーCxOの葛藤〜https://www.cultibase.jp/radios/venture-radioDESIGN&LEADERSHIPhttps://www.cultibase.jp/programs/design_and_leadership⁠⁠⁠◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2025-04-0321 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio対話の前提となる「配慮」はなぜ難しいのか|CULTIBASE Radio #39今回のテーマは「対話」。 CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。 パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。 ▼概要 MIMIGURIの探求ポリシーの一つ「配慮に溢れた対話的なコミュニティを作る」というテーマについて話されました。配慮を大切にする必要がある一方で、配慮しすぎると関係が希薄になったりコンプライアンスなど配慮しすぎると何も話せなくなるという課題が挙げられました。 相手がどのようなことで傷つくかを想像するには限界があるため、誤解や衝突が起きた際には、すぐに反省・謝罪し、引きずりすぎないことが重要だと話されました。子どもが喧嘩後すぐに「ごめんね」「ありがとう」と仲直りすることを例に挙げ、子どもは楽しく遊ぶ時間が優先しているためぎすぎすしている関係を良くしようと、すぐに謝れるのではといいます。 そのように、良好な関係を維持するには共通のゴールが欠かせないのではと話されました。共通の目的や楽しみを共有することで、エラーが生じても関係修復が容易になります。逆に、目的意識が失われると、対話が「わからせ合戦」や責め合いになる危険性があります。 こうなると対話そのものにエネルギーを消費してしまうため、必要以上に対話を重ねるのではなく、日常的に「ありがとう」「ごめんね」で解決できる問題は素早く解消するのが良いのではとまとめられました。 番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。 CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠⁠⁠⁠、⁠⁠⁠⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠⁠⁠⁠、⁠⁠⁠⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠⁠⁠⁠、⁠⁠Voicy⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼質問やお便り、株式会社MIMIGURIへのお仕事の相談など ⁠CULTIBASE Radio お便りフォームから⁠お気軽にご連絡ください。 ⁠⁠⁠https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a⁠⁠⁠⁠ ※お便りのご紹介をする可能性がありますので、ラジオネームでのご投稿をお願いします。 ▼関連コンテンツ リーダーシップを阻害する“喉に刺さった小骨“をチームで取り除く|CULTIBASE Radio #19 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/leadership-obstacles 対話とは、我慢である。共感のバッドパターンとは|CULTIBASE Radio|Management #90 https://www.cultibase.jp/radios/unknown/10662 リーダーだけが組織を変えられるわけではない。チーム全員による対話が、創造的な組織文化を生む https://www.cultibase.jp/articles/2849 ◇◇◇ CULTIBASE:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 無料会員登録:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 株式会社MIMIGURI コーポレートサイト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠⁠
2025-01-0820 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio亀仙人に学ぶ、40代からの"無理しないリーダーシップ"|CULTIBASE Radio #38今回のテーマは「リーダーシップ」。 CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。 パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。 ▼概要 40代からのキャリア戦略をテーマに、話題は「亀仙人に学ぶエルダーシップ」から始まり、世代によるキャリアの変化やリーダーシップのあり方を考察する内容を話していきました。20代は技術的なスキル、30代では複数の視点や技術を組み合わせた知的なアプローチが重視されるとした上で、40代ではさらに経験と知恵を活かした「エルダーシップ」が重要になると話します。 エルダーシップとは、成熟した年齢だからこそ発揮できるリーダーシップであり、知恵と経験を活かして場を作り、若手を支える姿勢を意味します。亀仙人を例に挙げて「若い人にやり込められながらも場を整え全体の視点を提供する」という形が理想の姿とされました。また、マネーフォワードCEOの竹田氏やCDOのセルジオ氏など、具体的な例も取り上げられ、こうしたリーダーシップはピュアで自然な態度やホスピタリティが鍵であると述べられました。 40代におけるリーダー像は、失敗や成功を朗らかに受け止めつつ、場の雰囲気を和ませて調和を取る力が求められるとされ、若い世代とは異なる価値を持つとまとめられました。 番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。 次回の配信は2025年1月9日(木)の予定です。お楽しみに! CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠⁠⁠⁠、⁠⁠⁠⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠⁠⁠⁠、⁠⁠⁠⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠⁠⁠⁠、⁠⁠Voicy⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼質問やお便り、株式会社MIMIGURIへのお仕事の相談など ⁠CULTIBASE Radio お便りフォームから⁠お気軽にご連絡ください。 ⁠⁠⁠https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a⁠⁠⁠⁠ ※お便りのご紹介をする可能性がありますので、ラジオネームでのご投稿をお願いします。 ▼関連コンテンツ 中年期に訪れる「アイデンティティの危機」を紐解く。人生100年時代に自己実現を探究するには? https://www.cultibase.jp/articles/midlife-identity-crisis 40代へのキャリアの“書”方箋 https://www.cultibase.jp/videos/careerprescription 孤高の中年「ベジータ」のキャリア課題にどう向き合うか?|CULTIBASE Radio #17 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/vegeta-career ◇◇◇ CULTIBASE:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 無料会員登録:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 株式会社MIMIGURI コーポレートサイト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠⁠
2024-12-2521 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio"衝動を活かして働く"とはどういうことか?|CULTIBASE Radio #34今回のテーマは「衝動」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。 番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。 ▼概要 探究ポリシーの2つ目「衝動とこだわりを大切に作家性を育む」 CCMの根元にも「衝動」を据えている 衝動は内発的動機に近いもの 安斎が今持っている衝動「2冊の本を同時出版したい」 衝動は合理性を伴わない場合も多く、合理性を後付けして成果に繋げる 「得意なことを活かして働く」を超えるもの 質問やお便り、株式会社MIMIGURIへのお仕事の相談などは、以下からお気軽にご連絡ください。 ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム ⁠https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a⁠⁠ ※お便りのご紹介をする可能性がありますので、ラジオネームでのご投稿をお願いします。 CULTIBASE Radioは⁠⁠Spotify⁠⁠や⁠⁠Apple podcast⁠⁠、⁠⁠YouTube⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ 自分の可能性を狭めているのは自分。“未来の自己紹介“を妄想する|CULTIBASE Radio #33 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/future-self-intro 子育てから学ぶ、衝動を焚き付けるマネジメント | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/videos/management-from-parenting 「心理学的経営」のアップデートを探る:新生リクルートが掲げる新しいマネジメント論 | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/videos/14463 ◇ ◇ ◇ ▼CULTIBASE ⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠ ▼CULTIBASE Lab無料会員登録 ⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト ⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2024-11-2722 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio自分の可能性を狭めているのは自分。“未来の自己紹介“を妄想する|CULTIBASE Radio #33今回のテーマは「自分の可能性」。CULTIBASE Radioとして撮り下ろした内容になっております。ぜひお楽しみください。 ▼概要 MIMIGURIの「探究ポリシー」を策定した 1つ目のポリシー「自分に好奇心を持ち新たな可能性を問う」について 学ぶことはアイデンティティが変わること 自分自身に対するリフレクションの深さ 自分に好奇心を持つとは? 未来の自己紹介を考える ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a⁠ ※お便りのご紹介をする可能性がありますので、ラジオネームでのご投稿をお願いします。 CULTIBASE Radioは⁠Spotify⁠や⁠Apple podcast⁠、⁠YouTube⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ 自分のために創作することが、セルフケアになる https://www.cultibase.jp/videos/creative-selfcare 自分の言葉を紡ぐことの難しさ。ソーシャル時代の呪いと解放|CULTIBASE Radio #23 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/finding-your-voice 「初心忘るべからず」を忘るべからず|CULTIBASE Radio #32 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/never-forget-beginnings ◇ ◇ ◇ ▼CULTIBASE ⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠ ▼CULTIBASE Lab無料会員登録 ⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト ⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2024-11-2118 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio安斎勇樹の子育て:子どもの衝動を焚き付ける|CULTIBASE Radio #28今回のテーマは「子育て」です。このPodcastは、9月17日にYouTubeにて配信した「CULTIBASE TV」の一部を再編集したものです。 ▼概要 ・わがままに育てている ・司令命令はしない、怒らない ・「〜しなさい」といったことがないことを娘に指摘された ・子育てでも「そそのかしマネジメント」をしている ・わからない話題が出てくるのを嫌がるようになった ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a ※お便りのご紹介をする可能性がありますので、ラジオネームでのご投稿をお願いします。 CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ 子育てに学ぶ、ミドルマネージャーの葛藤の乗り越え方|CULTIBASE Radio|Management #78 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/9593 子育てとファシリテーションの共通点|CULTIBASE Radio|Facilitation #3 https://www.cultibase.jp/radios/facilitation-radio/7733 より良く共創するための「足場かけ」のコツ|CULTIBASE Radio|Facilitation #13 https://www.cultibase.jp/radios/facilitation-radio/8678 ◇ ◇ ◇ ▼CULTIBASE ⁠⁠https://www.cultibase.jp/ ⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録 https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト ⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2024-09-2617 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio対話のための「自己開示」の作法とコツ|CULTIBASE Radio #27今回のテーマは「対話における自己開示」です。このPodcastは、8月27日にYouTubeにて配信した「CULTIBASE TV」の一部を再編集したものです。 ▼概要 ・対話において「自己開示」の感覚は難しい ・今回は「何を場にひらいていくと良いのか」を考えていく ・ミナベの経験談:葛藤やモヤモヤを開く場合 ・葛藤やモヤモヤ以外のことも一緒にひらくこと ・安斎の経験談:慣習によって抑圧されていることがある ・モヤモヤをひらく際はポジティブなことも一緒に ・メタ的な視点を持って対話する ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a ※お便りのご紹介をする可能性がありますので、ラジオネームでのご投稿をお願いします。 CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ なぜか誰も教えてくれない「対話の教科書」に書くべき基本|CULTIBASE Radio|Management #28 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/4395 人々はわかりあえない?対話の意義を再考する|CULTIBASE Radio|Management #29 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/4396 対話と議論の「交差点」はどこにある?関係者が納得する合意形成に至るためのプロセスを探る https://www.cultibase.jp/articles/4219 ◇ ◇ ◇ ▼CULTIBASE ⁠⁠https://www.cultibase.jp/ ⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録 https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト ⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2024-09-1216 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio企業における「ワークショップ」の意義を再考する|CULTIBASE Radio #26今回のテーマは「ワークショップ」です。このPodcastは、8月27日にYouTubeにて配信した「CULTIBASE TV」の一部を再編集したものです。 ▼概要 チームビルディングし直す文脈が増えている 閉塞感をメタ認知できているとアンラーニングができている 組織学習は社内で起こすことができるか? 越境学習などが増えているため違和感を感じやすくなっている ”ゆすり具合” の戦略が重要になってくる もっと気軽にワークショップをやってもいいのでは ワークショップ的な営みを日常に入れていくとワークショップはいらなくなる ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a ※お便りのご紹介をする可能性がありますので、ラジオネームでのご投稿をお願いします。 CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ 新たな事実は、推し合う文化から生まれる?──新規事業をワークショップの歴史と思想 https://www.cultibase.jp/videos/10830 ワークショップデザイン概論:学習と創造の場づくり | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/videos/7792 身体知で参加者や場の状態を調整する、伝え方・関わり方のコツ:連載「ワークショップ・ファシリテーションのヒント」第9回 | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/articles/6834 ◇ ◇ ◇ ▼CULTIBASE ⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠ ▼CULTIBASE Lab無料会員登録 ⁠ https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト ⁠ https://mimiguri.co.jp/⁠
2024-09-0515 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio自分の言葉を紡ぐことの難しさ。ソーシャル時代の呪いと解放|CULTIBASE Radio #23今回のテーマは「自分の言葉」です。このPodcastは、7月23日にYouTubeにて配信した「CULTIBASE TV」の一部を再編集したものです。 ▼概要 自分の言葉を紡ぎ出すこともケアの一環 AIで書いた文章がバズる時代。「受け入れられる言葉」を考えてしまう 自分自身がしっくりくる言葉を紡ぎ、届けることが重要 プラットフォームによって自己の解放度が違う? 書籍『制度と文化:組織を動かす見えない力』から考えたこと 慣習や外圧と、自分自身のせめぎ合い チームレジリエンスとしての個人のケア ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a ※お便りのご紹介をする可能性がありますので、ラジオネームでのご投稿をお願いします。 CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ 【序文公開】チームレジリエンス:困難と不確実性に強いチームのつくり方 https://www.cultibase.jp/articles/team-resilience 文化の呪縛から脱却するには?:”制度と文化”から捉え直す組織論 https://www.cultibase.jp/videos/14345 自分のために創作することが、セルフケアになる|CULTIBASE Radio #22 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/creative-selfcare ◇ ◇ ◇ ▼CULTIBASE ⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠ ▼CULTIBASE Lab無料会員登録 ⁠ https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト ⁠ https://mimiguri.co.jp/⁠
2024-08-0813 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio組織の厄介な問題の真因は、リーダーの「恥ずかしさ」にあり!?|CULTIBASE Radio #20今回のテーマは「問いのデザイン」です。このPodcastは、7月2日にYouTubeにて配信した「CULTIBASE TV」の一部を再編集したものです。 ▼概要 ・現状と理想の間にあるギャップという理解だと短絡的? ・目標の精緻化、阻害要因の検討、目標の再設定など、複数のステップを経る必要がある ・目標を達成するために複数のプロセスがあるため、精緻化が必要 ・真の課題は「問題は目視できているのになぜ解決できないのか」にある ・恥ずかしさやイライラが問題解決を阻害する可能性がある? ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム ⁠⁠⁠https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a⁠⁠⁠ ※お便りのご紹介をする可能性がありますので、ラジオネームでのご投稿をお願いします。 CULTIBASE Radioは⁠⁠Spotify⁠⁠、⁠⁠YouTube⁠⁠、⁠⁠Voicy⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼ 「問いのデザイン」シリーズはこちら 問いのデザインとは、関係性のもつれで歪んだ「課題設定」を立て直すこと|CULTIBASE Radio #18 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/kadai-rebuild “問いが変わると、答えが変わる“ってどういうこと?『問いのデザイン』超入門(2)|CULTIBASE Radio #10 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14938 ▼「問いのデザイン」の購入はこちら https://amzn.asia/d/9kAJNmZ ◇   ◇   ◇ ▼CULTIBASE ⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠ ▼CULTIBASE Lab無料会員登録 ⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト ⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2024-07-1816 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio問いのデザインとは、関係性のもつれで歪んだ「課題設定」を立て直すこと|CULTIBASE Radio #18今回のテーマは「問いのデザイン」です。 このPodcastは、6月11日にYouTubeにて配信した「CULTIBASE TV」からの切り抜きです。 ▼概要 ・「問いのデザイン」の問題とコンサルタントがいうイシューは同じなのか? ・本物の問題を設定することが探求と問題解決の鍵 ・組織の問題は論理的思考だけではなく過程でのファシリテーションで解き明かされる ・組織が駆動できる問いに転換できていないために解決できていない ・二項対立論のなかで過去を否定しすぎるとミスリーディング ・方法論よりも、方法を使いこなす倫理や哲学が大切 ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム ⁠⁠https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a⁠⁠ CULTIBASE Radioは⁠Spotify⁠、⁠YouTube⁠、⁠Voicy⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼「問いのデザイン」シリーズはこちら リーダーが陥りがちな“エセ対話“からどう抜けだすか『問いのデザイン』超入門(3)|CULTIBASE Radio #11 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14970 対話の出発点は、自分の“権力“を自覚すること『問いのデザイン』超入門(4)|CULTIBASE Radio https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/15033 組織における“コップの中の水“を複眼的に捉えるには?『問いのデザイン』超入門(5)|CULTIBASE Radio #13 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/15085 ▼「問いのデザイン」の購入はこちら https://amzn.asia/d/9kAJNmZ ◇   ◇   ◇ ▼CULTIBASE ⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠ ▼CULTIBASE Lab無料会員登録 ⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト ⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
2024-06-2719 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE RadioCULTIBASE Lab無料化記念!安斎ミナベが選ぶ、絶対必修コンテンツBEST3|CULTIBASE Radio #16今回はCULTIBASE Lab無料化を記念して、CULTIBASEのおすすめコンテンツを紹介します。 ▼紹介したコンテンツ 安斎 第1位 リクルートの「心理学的経営」に学ぶ:個の衝動を活かす組織マネジメントの真髄 https://www.cultibase.jp/videos/11620 第2位 公開出版会議:安斎勇樹の出版ビジョン https://www.cultibase.jp/videos/14710 第3位 組織開発概論:関係性を耕す"ハレ"と"ケ"のアプローチ https://www.cultibase.jp/videos/7193 ミナベ 第1位 組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見 https://www.cultibase.jp/videos/10317 第2位 おにぎりに学ぶ意味のイノベーション https://idearium.don-guri.com/onigiri/ 第3位 多様性がもたらす"弊害"にいかに向き合うか:組織開発によるアプローチ https://www.cultibase.jp/videos/12757 ▼CULTIBASE Lab無料化についての詳細 「CULTIBASE Lab」を完全無料化。理論と実践が融合した経営・マネジメントの最新知見を学ぶ、オープンソースコミュニティを目指す https://www.cultibase.jp/articles/cultibase-free ▼CULTIBASE Lab無料会員登録 https://www.cultibase.jp/signup ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a CULTIBASE RadioはSpotify、YouTube、Voicyなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ◇   ◇   ◇ ▼CULTIBASE https://www.cultibase.jp/ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト https://mimiguri.co.jp/
2024-06-1326 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio“プレイングマネージャーのしんどさ“を突破する5つの攻略法|CULTIBASE Radio #14今回のテーマは「プレイングマネージャー」です。 ▼今回の概要 100%聞かれる質問「プレイングマネージャーだと難しくないですか?」/プレイングマネージャーだからではなくやり方を習ってないからできない/プレイングマネージャーの読み書きそろばんとは?/要件・イシューの定義をしない、間違ったアジャイルが増えている/誰にでもわかるように文章を書く/ミーティングやカレンダーのデザイン/振り返りが浅い/ファシリテーションができていない ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム ⁠https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a⁠ CULTIBASE Radioは⁠Spotify⁠や⁠Apple podcast⁠、⁠YouTube⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ プレイングマネージャーが「マネジメント能力」を伸ばすには? 中小企業における「管理職の学びのデザイン」を考える https://www.cultibase.jp/articles/8927 CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る https://www.cultibase.jp/videos/12061 ◇   ◇   ◇ ▼CULTIBASE ⁠https://www.cultibase.jp/⁠ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト ⁠https://mimiguri.co.jp/⁠ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら ⁠⁠https://cultibase.jp/lab⁠
2024-05-3016 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio組織における“コップの中の水”を複眼的に捉えるには?『問いのデザイン』超入門(5)|CULTIBASE Radio #13今回のテーマは「問いのデザイン」です。 ▼ 「問いのデザイン」シリーズはこちら “問いが変わると、答えが変わる“ってどういうこと?『問いのデザイン』超入門(2)|CULTIBASE Radio #10 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14938 リーダーが陥りがちな“エセ対話“からどう抜けだすか『問いのデザイン』超入門(3)|CULTIBASE Radio #11 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14970 対話の出発点は、自分の“権力“を自覚すること『問いのデザイン』超入門(4)|CULTIBASE Radio #12 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/15033 ▼今回の概要 コップの事例から考える。まだ半分もある?もう半分しかない?/抽象と具体の往復で対話の解像度が変わる/抽象化することや問題の本質を捉えるのが難しい/問題や事象に対する意味付けは人によって異なる/哲学的思考も必要/捉え方をすり合わせていくのが対話である ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ 課題のリフレーミング|問いのデザイン概論 https://www.cultibase.jp/videos/6516 組織の問題を悪化させる「課題設定」の5+2つの罠 https://www.cultibase.jp/articles/6916 ▼「問いのデザイン」の購入はこちら https://amzn.asia/d/9kAJNmZ ◇   ◇   ◇ ▼CULTIBASE https://www.cultibase.jp/ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト https://mimiguri.co.jp/ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら ⁠https://cultibase.jp/lab⁠
2024-05-2318 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio対話の出発点は、自分の“権力“を自覚すること『問いのデザイン』超入門(4)|CULTIBASE Radio #12今回のテーマは「問いのデザイン」です。 ▼ 「問いのデザイン」シリーズはこちら 先生、”問い”って何ですか?いまさら聞けない『問いのデザイン』超入門|CULTIBASE Radio #9 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14931 “問いが変わると、答えが変わる“ってどういうこと?『問いのデザイン』超入門(2)|CULTIBASE Radio #10 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14938 リーダーが陥りがちな“エセ対話“からどう抜けだすか『問いのデザイン』超入門(3)|CULTIBASE Radio #11 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14970 ▼今回の概要 上司の意見が正しい・部下が未熟となりやすい/権力者がすり合わせるためにコミュニケーションをしている前提に問いかける必要性/相手にとって自分が立っている場所はどこか?を認識する/一緒にもやもやする ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ マネージャーを悩ませる“1on1のとらわれ“を捨てる|Management #119 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/13173 ミーティング・マネジメントの作法:問いかけ、立て直し、語りかける https://www.cultibase.jp/videos/10930 ▼「問いのデザイン」の購入はこちら https://amzn.asia/d/9kAJNmZ ◇   ◇   ◇ ▼CULTIBASE https://www.cultibase.jp/ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト https://mimiguri.co.jp/ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら ⁠https://cultibase.jp/lab⁠
2024-05-1621 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioリーダーが陥りがちな“エセ対話“からどう抜けだすか『問いのデザイン』超入門(3)|CULTIBASE Radio #11今回のテーマは「問いのデザイン」です。 ▼ 「問いのデザイン」シリーズはこちら 先生、”問い”って何ですか?いまさら聞けない『問いのデザイン』超入門|CULTIBASE Radio #9 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14931 “問いが変わると、答えが変わる“ってどういうこと?『問いのデザイン』超入門(2)|CULTIBASE Radio #10 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14938 ▼今回の概要 討論・対話・議論・雑談の違い/「問いではなく指示では?」と思ったエピソード/問いと質問と発話を使い分ける/対話にこだわると物事が前に進まないことも/質問と発問は問いを深めるときに使う/「どのように織り交ぜていくか」がファシリテーション ▼CULTIBASE Radio お便りフォーム https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ ファシリテーターはなぜ「対話」を重視するのか:社会構成主義入門 https://www.cultibase.jp/articles/1961 「対話」とは何か?改めて定義を探る https://www.cultibase.jp/videos/14089 ▼「問いのデザイン」の購入はこちら https://amzn.asia/d/9kAJNmZ ◇   ◇   ◇ ▼CULTIBASE https://www.cultibase.jp/ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト https://mimiguri.co.jp/ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら ⁠https://cultibase.jp/lab⁠
2024-05-0921 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio「エンタメ経営」の可能性:日本の二次創作カルチャーを活かすには|CULTIBASE Radio #8今回のテーマは「エンタメ経営」です。 ▼概要 鳥山明先生/経営は”エンタメ”/経営には多様性がない?/成功のためのドラマ/人が集まるには楽しみが必要/マネージャーの目線/ネットフリックスが競合/現代人が何に投資するか/消費者としての体験/プロジェクトの面白さ/仕事を楽しくする/コミックマーケット/二次創作/熱量に支えられたイベント/日本の創作文化/推し文化 番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。また質問やお便り、株式会社MIMIGURIへのお仕事の相談などは、以下からお気軽にご連絡ください。 ▼CULTIBASE Radio お便りフォームhttps://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ おーい磯野、野球しようぜ!中島リーダーシップ論 〜セカンドシーズン〜 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14799 体育バスケに学ぶ、新任マネージャーがマネジメントを楽しむコツ https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14813 ◇   ◇   ◇ ▼CULTIBASEhttps://www.cultibase.jp/ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイトhttps://mimiguri.co.jp/ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら⁠https://cultibase.jp/lab⁠
2024-04-1125 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio“機会が人を育てる”の解像度を100倍高めたい|CULTIBASE Radio #7今回のテーマは「機会が人を育てる」です。 ▼今回の概要 機会が人を育てる/配属・異動・アサインで人は伸びるのか/修羅場がマネジメントやリーダーを育てる?/生存バイアス/機会を生かすための支援/大企業の”POC病”/プロセスの中の学び/不確実性の塩梅/フロー状態/機会の意味づけ/小まめなケアとマイクロマネジメントの違い 番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。また質問やお便り、株式会社MIMIGURIへのお仕事の相談などは、以下からお気軽にご連絡ください。 ▼CULTIBASE Radio お便りフォームhttps://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ 祝・リニューアル!MIMIGURI共同代表ミナベトモミの経営哲学を探る|CULTIBASE Radio #1 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14722 中小企業のマネージャーが育つ機会提供とジョブ・クラフティング|CULTIBASE Radio|Management #70 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/8038 ◇   ◇   ◇ ▼CULTIBASEhttps://www.cultibase.jp/ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイトhttps://mimiguri.co.jp/ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら⁠https://cultibase.jp/lab⁠
2024-04-0417 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio中学受験で、一生使えるスキルを身につける。合格ドキュメンタリー|CULTIBASE Radio #6今回のテーマは「中学受験から学べる、一生使えるスキル」です。 ▼今回の概要 娘の中学受験を終えたミナベ/二月の勝者/小1から「週1時間の習い事」で身につくこと/親がテストの点数に一喜一憂しない/分からないことを認識して、先生に聞きにいく/社会人まで使える汎用的なスキル/Notionで受験勉強のタスク管理/抽象化スキルを身につける/リフレクションを重視 番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。また質問やお便り、株式会社MIMIGURIへのお仕事の相談などは、以下からお気軽にご連絡ください。 ▼CULTIBASE Radio お便りフォームhttps://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼関連コンテンツ 祝・リニューアル!MIMIGURI共同代表ミナベトモミの経営哲学を探る https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14722 おーい磯野、野球しようぜ!中島リーダーシップ論 〜セカンドシーズン〜 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14799 ◇   ◇   ◇ ▼CULTIBASEhttps://www.cultibase.jp/ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイトhttps://mimiguri.co.jp/ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら⁠https://cultibase.jp/lab⁠
2024-03-2723 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio体育バスケに学ぶ、新任マネージャーがマネジメントを楽しむコツ|CULTIBASE Radio #5CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。 番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。 また質問やお便り、株式会社MIMIGURIへのお仕事の相談などは、以下からお気軽にご連絡ください。 ▼CULTIBASE Radio お便りフォームhttps://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a CULTIBASE Radio #5 の概要 マネジメントはクリエイティブな仕事でやりがいがあると感じている安斎・ミナベですが、世間的にはつらくやりたくない仕事とみなされがちだと指摘。このギャップを乗り越える方法について話しました。 ※本回でミナベが紹介している、マネージャーに関する論文(ハーバード・ビジネス・レビュー)はこちら 多くの会社で、マネージャーは抜擢される一般的に、プレーヤーとして優秀な人や実績を積んだ人、ある程度の年齢になった人などがマネージャーに抜擢される。大変なイメージもある中で、手挙げしてマネージャーになる人は少ないのではないかと指摘。 バスケを例に動機付けを考えるバスケ初心者が上手な先輩から楽しみ方を教えてもらうように、マネジメントの先輩から面白さを教えてもらったり、得意技を伸ばしていけばモチベーションが上がるのではないかと提案した。 マネジメントの部分的な得意技からマネジメントにはさまざまな役割がある。自分が好きになれそうな部分から得意なことを見出し、徐々に範囲を広げていくアプローチが有効だと話した。 CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼これまでのCULTIBASE Radio(旧 Management Radio)はこちら https://www.cultibase.jp/radios/management-radio CULTIBASE Radio #5 の関連コンテンツ 祝・リニューアル!MIMIGURI共同代表ミナベトモミの経営哲学を探る|CULTIBASE Radio #1 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14722 ミドルマネジメントの”やりがい”を探る:事業部を超えた連携を成功させる秘訣とは? https://www.cultibase.jp/videos/14635 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。 CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら⁠https://cultibase.jp/lab⁠
2024-03-2017 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioおーい磯野、野球しようぜ!中島リーダーシップ論 〜セカンドシーズン〜|CULTIBASE Radio #4CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。 番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。 また質問やお便り、株式会社MIMIGURIへのお仕事の相談などは、以下からお気軽にご連絡ください。 ▼CULTIBASE Radio お便りフォームhttps://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a CULTIBASE Radio #4 の概要 今回は、過去にCULTIBASE Radioで配信した「おーい磯野、野球しようぜ!中島リーダーシップ論」のアップデートとして”乗っかり型リーダーシップ”について語られた。 ・おーい磯野、野球しようぜ!中島リーダーシップ論2.0アニメ「サザエさん」の中で、中島くんは「おーい磯野、野球しようぜ!」と、フラットにプレイフルに磯野を巻き込み、野球をしに出かける。そういったリーダーシップもある一方で、今回着目したのは、誘いに乗っかっていく側の磯野。いわば”乗っかり型のリーダーシップ”が、アイデアを育てる土壌として重要だ。新しいアイデアを面白がってくれそうな人にまず話すことで、アイデアは育っていく。 ・組織文化としての乗っかりリーダーシップ乗っかり型リーダーが組織文化として浸透していれば、衝動的に人を誘う中島的なリーダーも活かされる。関心と好奇心を持った磯野のような”乗っかる姿勢”を文化として育むことが重要なのではないかと話された。 CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼これまでのCULTIBASE Radio(旧 Management Radio)はこちら https://www.cultibase.jp/radios/management-radio CULTIBASE Radio #4 の関連コンテンツ 祝・リニューアル!MIMIGURI共同代表ミナベトモミの経営哲学を探る|CULTIBASE Radio #1 https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14722 おーい磯野、野球しようぜ!中島リーダーシップ論|CULTIBASE Radio|Management #30 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/4397 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら⁠https://cultibase.jp/lab⁠
2024-03-1316 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio"枠にはまらない人材"をどう活かす? 等級制度アップデートの勘所|CULTIBASE Radio #3CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。 経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。 番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。 また質問やお便り、株式会社MIMIGURIへのお仕事の相談などは、以下からお気軽にご連絡ください。 ▼CULTIBASE Radio お便りフォームhttps://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a CULTIBASE Radio #3 の概要 等級制度の基本的な考え方評価制度や等級制度はその会社のビジネスモデルや部門間の連携などのメカニズムを反映したものである必要があり、スプレッドシートだけを見て制度設計をするのでは不十分であるとミナベは語る。 人材の多様化と制度の柔軟性近年、個人の創造性によってパフォーマンスが発揮される時代となり、従来のキャリアパスに合わない人材が増えている。等級制度も時代に合わせて柔軟に変更していく必要がある。 制度に合わない人材への対応制度に合わない人材について、技術的な解決策だけでなく、パースペクティブを変えて柔軟に対応することが重要。具体的には、当人との対話を通じて新しいキャリアパスを一緒に検討することなどが提案された。 CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼これまでのCULTIBASE Radio(旧 Management Radio)はこちら https://www.cultibase.jp/radios/management-radio CULTIBASE Radio #3 の関連コンテンツ 組織拡大時の“成長痛”を和らげるには。人事の課題とその対処法を俯瞰する https://www.cultibase.jp/articles/13512 ヒトと組織が育つ制度とは?:人事マネジメントの暗黙知を探究する https://www.cultibase.jp/videos/13547 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。 CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら⁠https://cultibase.jp/lab⁠
2024-03-0625 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio『問いのデザイン』はまだ序章。安斎勇樹が描く、“人間らしい経営論”|CULTIBASE Radio #2CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。 番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。 また質問やお便り、株式会社MIMIGURIへのお仕事の相談などは、以下からお気軽にご連絡ください。 ▼CULTIBASE Radio お便りフォームhttps://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a CULTIBASE Radio #2 の概要 前回はミナベトモミのキャリアや経営哲学を語った。それに引き続き今回は、安斎勇樹のこれまでのキャリアや、MIMIGURIが持つ2つのアイデンティティ、目指したい経営のあり方について語られた。 安斎勇樹のこれまで安斎は元々大学院でワークショップの研究を始め、書籍『ワークショップデザイン論』を執筆。その後現場でのワークショップ機会は減り、現在は組織変革の支援にシフトしている。特に、大規模組織における経営課題解決がスコープになってきている。 MIMIGURIの2つの機能MIMIGURIはコンサルティングと研究機関の両機能を持ち、社員全員が研究者としての姿勢で業務にあたる。商材を固定化させず、コンサルタントそれぞれが探究を行いながらクライアント企業に向き合うアプローチが特徴。 人間らしい経営を目指して人を記号的道具的に捉えた経済成長をベースとするのではなく、安斎は「学習」を大切にしてきた身として、人間らしい経営手法を追求したいと考えている。 CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします! ▼これまでのCULTIBASE Radio(旧 Management Radio)はこちら https://www.cultibase.jp/radios/management-radio CULTIBASE Radio #2 の関連コンテンツ チームの自律性と事業の多角化はどう両立させる?現代マネジメントが抱える「事業の矛盾」に向き合うヒント 問いの日week:「問い」に向き合うコンテンツ特集 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。 CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら⁠https://cultibase.jp/lab⁠
2024-02-2924 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio現代環境における“組織変革“の意味合いの変化|CULTIBASE Radio|Management #134 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの134回目では、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「なぜ組織に“関係性“の課題が増えているのか?マネジメントの2つの選択肢」というテーマでディスカッションしました。 『現代環境における“組織変革“の意味合いの変化』の概要 今回のマネジメントラジオでは、組織変革がなぜ必要なのかについてディスカッションがなされた。ミナベは、“組織変革“というと一般的には組織がうまく立ち行かなくなってから取り組むものというイメージが持たれていると語る。 しかし、外部環境や個々人の価値観が大きく変化しており、市場としても常に右肩上がりではなくなった現在、組織変革を日常的に行われている状態こそがあるべき姿なのではないかとミナベは語る。 安斎は組織を人の身体に例え、病気になってから大きな外科手術をするよりも、健康状態を保つために常日頃から様々な習慣を試したりストレッチや運動を取り入れたりすることが大事なように、組織においても日常的にメンテナンスが必要だと語る。 MIMIGURIの研究パートナーである経営組織論研究者・​​安藤史江氏は、著書『組織変革のレバレッジ: 困難が跳躍に変わるメカニズム 』においてこれまでの組織変革の第一ステップが「このままだとまずい」という危機意識だと指摘しているが、現代の外部環境変化による小さなリスクが散発する状況においてはより実験的に改善できる体質にしていくべきだと安斎は語る。 組織変革のフレームワークは、1980代に多く提案されているが、その背景にはIT化による変化が大きいのではないかと安斎は指摘する。その当時はIT化に対応しながら広大な市場に対してどう攻め込んでいくかというミッションが明確で、組織変革も合わせて行うべきという認識が生じたのではないかと語る。 一方で、現代は80年代のように陣地をどんどん拡大していくというよりは、限られた資源を有効活用しつつ、うまくいっているときこそ小刻みに変化し続けることが大事なのではないかと安斎は述べる。そのため、組織変革の持つ手術的なイメージをなくし、生命体に寄り添いながら新しいしっくりくる感覚を探っていくあり方をCULTIBASEとして提示していきたいと締めくくった。 こうした背景も踏まえて、6月27日の無料ウェビナー「新時代の組織づくり」ではどのようにこれからの時代に合った組織づくりをするかについて、安斎が体系的に語る。 *** ラジオ内で話題になった無料オンラインイベント『新時代の組織づくり』(6月27日 12:30開催)について詳細は、以下ページからご覧いただけます。 ヒトと組織に強い経営人材になるための『新時代の組織づくり』  本イベントでは、組織の創造性のマネジメントについて長年研究してきた安斎勇樹が「新時代の組織づくり」の本質について読み解き、多様な人材と組織から事業成果を最大化させる新しい方法論について、最新の研究知見と350社以上の大企業およびメガベンチャーを支援してきた実践事例に基づいて体系的に解説します。 経営者や管理職の方はもちろん、人事担当者の方にもおすすめです。 無料公開イベントですので、CULTIBASE Lab会員以外の方もご参加いただけます。ぜひお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください! お申し込みはこちら(Zoomウェビナー登録) CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 『現代環境における“組織変革“の意味合いの変化』の関連コンテンツ  ▼「リーダーシップ教育の最前線」を俯瞰する https://www.cultibase.jp/videos/11999 ▼組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見 https://www.cultibase.jp/videos/10317 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-06-1512 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioなぜ組織に“関係性“の課題が増えているのか?マネジメントの2つの選択肢|CULTIBASE Radio|Management #133 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの133回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「なぜ組織に“関係性“の課題が増えているのか?マネジメントの2つの選択肢」というテーマでディスカッションしました。 『なぜ組織に“関係性“の課題が増えているのか?マネジメントの2つの選択肢』の概要 今回のマネジメントラジオでは、適応課題について扱った。適応課題とは、経営学者であるロナルド・ハイフェッツがリーダーシップ研究において提示した概念である。ハイフェッツは、組織の問題や世の中の課題を技術的課題と適応課題に分類し、前者は調べたり専門家に聞けば解ける問題であり、後者は自分たちのものの見方や関係性を変容させる必要がある課題と捉えた。 ミナベは、適応課題を感じる身近な例としてパートナーとの関係性があると指摘する。10年以上付き合っているとパートナーに改めて現在の目標を問うことはあまりなく、また付き合った当初の記憶に引きづられており実は変容をしていたのに気がつかないことがあると語る。 安斎は、子育ても同様に子供が成長しているのにもかかわらず、子供が小さい頃の記憶に引っ張られた接し方をすることがあると述べる。このように、人も組織も社会も変化するものなのにその変化するという前提が忘れられ適応課題にぶつかることが往々にしてあるとミナベは指摘する。 その背景として、社会における自分らしさがかなり多様になっており、自己実現を個々人で考えて定義する必要性が強まった一方で、受け入れる組織/共同体側の対話やネットワークのあり方が変われていないことがあるのではないかとミナベは語る。 安斎は、職場の人間関係への期待値も変わっているのではないかと指摘する。人々が分業するだけで仕事が進めば適用課題はそんなに起きないが、道具的な肩書の背後にある個性や自分らしさの発揮が職場で期待されるようになり、それらを生かした関係性づくりができないと心理的安全性を保ちながら新しい事業をつくるといったことは困難だと述べる。 現在企業の価値観は過渡期の真っ只中にあり、任務別の小隊から個性を活かし合う共同体としての価値観である「軍事的世界観」から新たな価値観へ移ろいつつあると安斎は指摘する。組織においては、新たな価値観への意向を図るか、あるいは「軍事的世界観」に寄せるかの2択が迫られる。 こうした背景も踏まえて、6月27日の無料ウェビナー「新時代の組織づくり」ではどのようにこれからの時代に合った組織づくりをするかについて、安斎が体系的に語る。 *** 組織の創造性のマネジメントについて長年研究してきた安斎勇樹が「新時代の組織づくり」の本質について読み解き、多様な人材と組織から事業成果を最大化させる新しい方法論について、最新の研究知見と350社以上の大企業およびメガベンチャーを支援してきた実践事例に基づいて体系的に解説するウェビナーを6月27日に開催します。 ヒトと組織に強い経営人材になるための『新時代の組織づくり』  本イベントは経営者や管理職の方はもちろん、人事担当者の方にもおすすめです。 無料公開イベントですので、CULTIBASE Lab会員以外の方もご参加いただけます。ぜひお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください! お申し込みはこちら(Zoomウェビナー登録) ※事前にお申し込みいただいた方には、リマインドメールをお送りいたします。参加しそびれることのないよう、「お申し込み」からの事前登録を推奨いたします。 ※ウェビナー形式のため、顔出しやグループワークなどはありません。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 『なぜ組織に“関係性“の課題が増えているのか?マネジメントの2つの選択肢』の関連コンテンツ  ▼「リーダーシップ教育の最前線」を俯瞰する https://www.cultibase.jp/videos/11999 ▼組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見 https://www.cultibase.jp/videos/10317 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-06-0816 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioこれからの経営リーダーの条件を真剣に考察する|CULTIBASE Radio|Management #132 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの132回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「これからの経営リーダーの条件を真剣に考察する」というテーマでディスカッションしました。 今回のマネジメントラジオでは、先日安齋が出したnote「企業リーダーと事業リーダーは何が違うのか?経営人材への「覚醒条件」を考える」をもとに、これからの経営リーダーの条件を考察した。 ミナベは、MIMIGURIでは最近CXOや事業部長をやっていた方などのジョインが続いており、デリゲーションを行う中でこれまでとは異なる身体感覚を得るようになったと述べ、アンラーニングの必要性を感じたと語る。 安斎は、世の中的に経営人材育てるというと新規事業をやらせようとの話になることが多く、それ自体は正しい必要条件ではあるものの、事業責任者になって新規事業も立ち上げられるし事業も回せる人がぶつかる壁もあると指摘する。そこで、企業リーダーと事業リーダーの違いについて上記のnoteで考察を書いたと安斎は述べる。 安斎は考察にあたって、スチュアート・ブランド氏が、著書「The Clock of the Long Now」の中で提唱した「ペース・レイヤリング」と呼ばれるモデルが参考になったと語る。 「ペース・レイヤリング」は社会の変化を地層のように連なった6つの階層に分け、表層にあるもの(流行や商習慣)ほど変化のスピードが速く、深層にあるもの(文化や自然環境)ほどゆっくりと変化すると捉えている。新規事業を回して事業をしてる人は上の流行や商習慣の変化を逃さずに捉えていく必要があり、企業リーダーは人間文化や生態系など社会全体のゆっくりとした変化を俯瞰した上で、自分たちの会社がどういう存在になっていくべきかを考える必要があると主張する。しかし前者の成功体験を多く重ねると、却って後者を阻害するのではないかと安斎は語る。 また、現代の我々の働き方と昭和に求められた働き方が大きく異なるように、人間や社会の価値観は10年単位で大きく変わってきたとミナベは述べた。 前回のマネジメントラジオでは長期休暇におけるディープリフレクションについて話されたが、企業リーダーは目の前の課題を追いかけがちな普段のリフレクションだけではなく、より長期的な目線を持って深い層の変化も捉えられるようなリフレクションの時間を取る必要があるとミナベは述べた。 安斎は、昨今は組織づくりや経営に関するパラダイムが現在進行系で大きくシフトしており、変化していく前提で組織づくりの考え方も変える必要があると語る。しかし、旧来的な組織づくりと現代(新時代)の組織づくりの違いや、発展する組織づくりの仕方をメタ的に知る機会は少ない。 そこで、ヒトと組織に強い経営人材になるための『新時代の組織づくり』 と題した無料のオンラインウェビナーを6月27日に開催することが決定した。多様な人材から事業成果を最大化させる方法論について、最新の研究知見や実践事例に基づき安斎が解説する。 *** 組織の創造性のマネジメントについて長年研究してきた安斎勇樹が「新時代の組織づくり」の本質について読み解き、多様な人材と組織から事業成果を最大化させる新しい方法論について、最新の研究知見と350社以上の大企業およびメガベンチャーを支援してきた実践事例に基づいて体系的に解説するウェビナーを6月27日に開催します。 ヒトと組織に強い経営人材になるための『新時代の組織づくり』  本イベントは経営者や管理職の方はもちろん、人事担当者の方にもおすすめです。 無料公開イベントですので、CULTIBASE Lab会員以外の方もご参加いただけます。ぜひお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください! お申し込みはこちら(Zoomウェビナー登録) ※事前にお申し込みいただいた方には、リマインドメールをお送りいたします。参加しそびれることのないよう、「お申し込み」からの事前登録を推奨いたします。 ※ウェビナー形式のため、顔出しやグループワークなどはありません。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 『これからの経営リーダーの条件を真剣に考察する』の概要『これからの経営リーダーの条件を真剣に考察する』の関連コンテンツ  ▼「リーダーシップ教育の最前線」を俯瞰する https://www.cultibase.jp/videos/11999 ▼組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見 https://www.cultibase.jp/videos/10317 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-06-0222 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio多様性時代の"学習環境"の創り方|CULTIBASE Radio|Organization Design #8CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio 組織デザインの第8回目は、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「多様性時代の"学習環境"の創り方」というテーマで語りました。 今回の組織デザインラジオでは、ミナベがなぜ今の時代に組織デザインが必要だと思っているのか、という問いかけから始まった。この問いに対し、ミナベは事業多角化と、人材多様性の2つがキーになると語る。 外部環境の変化が激しい昨今、1つのプロダクトだけで事業を伸ばそうとするのではなく、複数の事業を展開しながらユーザーに対して価値を提供していくのがトレンドになっている。複数の事業を編み合わせる中で企業体として価値を生み出すためには、価値に編み合わせられるような組織のデザインが不可欠だと指摘する。 また、ヒューマンキャピタルや人的資本への投資の重要性が叫ばれており、企業においても人材多様性を尊重した上でリスキリングやリカレント教育のニーズが高まっている。様々な人が集まる組織において、生涯学習やキャリア学習の支援をできる学習環境を提供するためには、組織デザインの活用が必要だとミナベは主張する。 しかし、事業多角化も人材多様性の担保も非常に難易度が高いテーマであり、どの会社も試行錯誤しながら向き合っていると語る。重要なこととして、事業多角化も人材多様性も、一つの企業の中で起きている出来事であり、もともと複雑な2つの問をジョイントさせながら組織企業体を作り上げる必要があるのが現代企業のテーマだと語る。 そのため、形式にとらわれたシンプルな組織のデザインだけではなく、2つの複雑な問を組み合わせ価値をつくりあげる現代流の組織デザインを提示していく必要があると語り、方法論と実践知をかけ合わせながらナレッジ化していきたいと語った。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! ▼組織デザイン入門:集団がよりよく協働する仕組みと構造をつくるには? https://www.cultibase.jp/articles/12472 ▼事業多角化のジレンマをいかに乗り越えるか?:シナジーを生み出す組織デザイン論 https://www.cultibase.jp/videos/12553 ▼なぜ「マトリクス組織」はうまくいかないのか?|CULTIBASE Radio|Management #110 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/12349 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab 『多様性時代の"学習環境"の創り方』の概要『多様性時代の"学習環境"の創り方』の関連コンテンツ 
2023-03-3007 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio基本構造③終わらない組織沼「マトリクス型組織」|CULTIBASE Radio|Organization Design #7CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio 組織デザインの第7回目は、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「基本構造③終わらない組織沼「マトリクス型組織」」というテーマで語りました。 組織図の基本構造の理解を深めるシリーズの3回目。前回までの機能別組織、事業部制組織に続いて、今回はマトリクス型組織の組織デザインについて焦点を当てた。 マトリクス組織とは事業部ごとに分かれた縦軸と、機能の部門である横軸をクロスで組み合わせた形が特徴の組織図である。前回のラジオでは事業部制組織のデメリットとして、個別最適化した意思決定ができる反面、資産資本も分割することになるため選択と集中が弱くなりサイロ化されることが指摘されたが、マトリクス型にすると縦横で全体最適化ができるとミナベは語る。 他方で、現場の側からすると縦横の2つの力が加わることで認知負荷が高くなり、縦横の上司との調整が必要になり意思決定が遅くなるなど、結果的に身動きが取りづらくなることもあるとミナベは指摘する。これを解決するためには、縦横の優先度を決めたりそれぞれの目的を明確にすることで整合性を保ち、細かい微調整を繰り返すほかないと語る。 このように難易度が高いマトリクス型組織だが、どういう時にマトリクス型組織を選択すべきなのだろうか?ミナベは、そもそも大前提として本当にマトリクス型組織にする必要があるのかを問う必要があると語り、マトリクス型組織のあり方が理想的だからという安易な理由で選ばない方がよいと主張する。 ミナベは、組織をつくる際のアプローチは企業やプロダクトと同じだと語る。例えばスタートアップでいうとまず0→1でプロダクト開発を行い、ユーザーのニーズを把握しPMFしたあとに1→10、10→100へスケールさせると語り、同様に組織においてもまずは機能別組織で必要な機能と成功法則をつくった上で事業部別にし、デリゲーションを行うことを経てマトリクス型組織に移行できると主張する。 より具体的には、長期目線でロードマップを描いた方がうまくいくフェーズになってからがタイミングとしてはよいと語る。縦軸では顧客に価値を提供する際の知が蓄積され、横軸の技術における知がしっかりと再現性を持って資産になっている状態になり5年10年スパンで市場を見据えられるようになったときにマトリクス型組織の本領を発揮すると主張した。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! ▼組織デザイン入門:集団がよりよく協働する仕組みと構造をつくるには? https://www.cultibase.jp/articles/12472 ▼事業多角化のジレンマをいかに乗り越えるか?:シナジーを生み出す組織デザイン論 https://www.cultibase.jp/videos/12553 ▼なぜ「マトリクス組織」はうまくいかないのか?|CULTIBASE Radio|Management #110 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/12349 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab 『基本構造③終わらない組織沼「マトリクス型組織」』の概要『基本構造③終わらない組織沼「マトリクス型組織」』の関連コンテンツ 
2023-03-2224 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio組織デザインの「マクロ」と「ミクロ」を理解する|CULTIBASE Radio|Organization Design #4CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio 組織デザインの第4回目は、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「組織デザインの「マクロ」と「ミクロ」を理解する」というテーマで語りました。 『組織デザインの「マクロ」と「ミクロ」を理解する』の概要 前回までのRadioでは組織デザインの導入を行った。今回から組織デザインの基本的な部分の解説に入る。 組織デザイン、という言葉は組織図を描くことを連想させる。実際に組織図を描くことが非常に大事な一方、組織図では表現できない物事も組織内には多くあるとミナベは指摘する。例えば、組織図の部門の中に記載されていないチームに分かれていて、その中に更に多様な役割の人が入っていたりと、細かな関係性まで表現しきれないこともままある。 組織デザインの起点は、組織図を描くことであり組織デザインの「マクロ」的なアプローチだとミナベは語る。組織の基本構造としては、「機能別組織」「事業部制組織」「マトリックス組織」の3つが挙げられる。 ※ 詳しくは、https://www.cultibase.jp/articles/12472をご参照ください。 マクロな組織構造が決まった後に、細かいミクロなチーム構造や人材の配属を行い社内で細かな調整をする。ただし、こうした調整は件数が多く、ミクロレベルの細かいエラーも予測しづらいと指摘する。 そのため、組織図を描いてキックオフをした後にエラーが起こっている部分を察知しリフレクションした上で細かい組織図に改めて反映し直していく必要があると語った。 ミクロなチームのデザインは、なかなか理屈通りに動かないことがある。ミクロなチームデザインに関して話題の『チームトポロジー』という本においては、基本構造のマクロな構造の中に更に細かいチームのユニットのデザインが収納されており、このユニット同士の組み合わせを上手く行うことでチームの価値が循環するデザインを設計することが提唱されている。 組織デザインにおいては、マクロなデザインとミクロなユニットのデザインを組み合わせながら全体的な構造がはまるようにできると理想だと締め括った。 『組織デザインの「マクロ」と「ミクロ」を理解する』の関連コンテンツ 【3月15日締切】現在マネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラム「CULTIBASE School(https://school.cultibase.jp/)」2期の参加者を募集しています。「CULTIBASE School」は、組織を“人とチーム”の「学習」の力で変革するためのマネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラムです。 本コンテンツの領域についてさらに学びを深めたい方は以下のコースが特にオススメです。 ▼組織デザインコース CHROに任命されたと仮定したケーススタディをもとに、経営、人材戦略、組織戦略、文化戦略、の4つの観点から組織をデザインし、変革のリーダーシップを発揮する技術を学ぶコースです。 https://school.cultibase.jp/organizational-design 他にも、問いかけの作法を実践する1dayコース、ファシリテーション型マネジメントをじっくり学ぶ3ヶ月のコースがあります。 2期の申込み期限は3/15まで。詳細・お申し込みは上記リンクを参照ください。 たくさんのお申込をお待ちしております! ▼組織デザイン入門:集団がよりよく協働する仕組みと構造をつくるには? https://www.cultibase.jp/articles/12472 ▼事業多角化のジレンマをいかに乗り越えるか?:シナジーを生み出す組織デザイン論 https://www.cultibase.jp/videos/12553 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-03-1209 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio"人が育つ余白"と"業務効率性"のジレンマとは|CULTIBASE Radio|Organization Design #3CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio 組織デザインの第3回目は、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「"人が育つ余白"と"業務効率性"のジレンマとは」というテーマで語りました。 『"人が育つ余白"と"業務効率性"のジレンマとは』の概要 前回の組織デザインRadioでは、組織デザインとは「分業の設計」と「調整の設計」を行うことで、事業と組織・人の分断や乖離を埋め、大人数で集団が気持ちよく働くための仕組み作りの方法論であるとの話がなされた。 「分業の設計」と「調整の設計」という言葉から、効率性や再現性が連想されるかもしれない。日常的なオペレーションや業務の分業や、円滑な連携で効率性や再現性をいかに上げられるかという観点も重要だと前置きしつつ、効率性以外にも期待できる効果があるとミナベは語る。 効率性以外の観点として、組織デザインの工夫次第で人を育てることができるとミナベは指摘する。 たとえば、大企業では新卒で入社後10年程度は段階ごとにやるべきことが決まっており、業務の再現性をもたらせるべく役割やオペレーションの定義がされていることが多いと語る。しかし実際新卒で入ってきた若手にとっては、そこで10年働いた際に果たして成長できるのだろうかという迷いを持っており、自身でそもそも業務を何をすべきかを考え意思決定できる機会を求めてスタートアップに飛び込む例もあると指摘する。 余白や隙間を作らないように業務プロセスを定義すると、再現性をもたらせられる一方で、余白がなくなり思考スキルや試行錯誤の能力が伸びづらくなるといったデメリットがある。そのため、人が育ちやすい余白を残しつつも再現性をつくる塩梅の調整が必要だとミナベは述べる。 また昨今、両利きの経営という言葉に見られるように、既存事業を磨いて稼ぐこと(知の深化)と新たな可能性を実験すること(知の深化)の両輪をまわす必要性が高まっている。組織デザインにおいて、余白を意識したデザインを行うことで人も育ち、戦略創発効果にもつながるとミナベは主張する。 このように効率性だけを追い求めようとせず余白もデザインすることが組織デザインにおいては重要であり、組織デザインの奥深い点だと締めくくった。 『"人が育つ余白"と"業務効率性"のジレンマとは』の関連コンテンツ 【3月15日締切】現在マネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラム「CULTIBASE School(https://school.cultibase.jp/)」2期の参加者を募集しています。「CULTIBASE School」は、組織を“人とチーム”の「学習」の力で変革するためのマネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラムです。 本コンテンツの領域についてさらに学びを深めたい方は以下のコースが特にオススメです。 ▼組織デザインコース CHROに任命されたと仮定したケーススタディをもとに、経営、人材戦略、組織戦略、文化戦略、の4つの観点から組織をデザインし、変革のリーダーシップを発揮する技術を学ぶコースです。 https://school.cultibase.jp/organizational-design 他にも、問いかけの作法を実践する1dayコース、ファシリテーション型マネジメントをじっくり学ぶ3ヶ月のコースがあります。 2期の申込み期限は3/15まで。詳細・お申し込みは上記リンクを参照ください。 たくさんのお申込をお待ちしております! ▼組織デザイン入門:集団がよりよく協働する仕組みと構造をつくるには? https://www.cultibase.jp/articles/12472 ▼事業多角化のジレンマをいかに乗り越えるか?:シナジーを生み出す組織デザイン論 https://www.cultibase.jp/videos/12553 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-03-0812 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(6)“主人公の壁“を越える、アイドル型のリーダーシップ|CULTIBASE Radio|Management #125CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの125回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(6)“主人公の壁“を越える、アイドル型のリーダーシップ」というテーマでディスカッションしました。 『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(6)“主人公の壁“を越える、アイドル型のリーダーシップ』の概要 少年漫画の主人公、キャラクターから経営リーダーシップの発達を探る企画、4人目の今回はダイの大冒険「ポップ」にフォーカスし、第四段階目の変容としてアイドル型のリーダーシップを提唱した。 今回注目するポップは、ダイの大冒険の主人公である勇者ダイの相棒であり魔法使いである。 第一段階のポップは弱虫キャラの代表格であり、悟空のリーダーシップでいうところの一番目指し方の一番になれない人のポジションだったと語る。敵が来ると仲間を置いて逃げていた彼が、弱いながらも勇気を振り絞り中ボスキャラであるクロコダインに立ち向かえるようになったのが一つ目の成長だという。 ポップが二つ目の変容を迎えるポイントとしては、ダイをパーティーから失った後、仲間を危険に晒さないよう自己犠牲的に敵を倒しに行くシーンだとみなべは語る。自分の命を投げ打つ呪文メガンテを使おうとする点は、まさに緋村剣心が体現していたサーバントリーダーシップにあたる。 第三段階として、こうした自己犠牲的な態度をみかねた師匠マトリフは、対抗学習的に最強呪文であるメトローワンを教えることで魔法使いとしてのアイデンティティを確立させた。安斎はこの時のポップは、精神的には悟空フレームから剣心フレームに変容していたものの、悟空フレームの世界観の課題を置き去りにしていたと指摘する。 現実の組織においても、プレイヤー時代の課題を克服しないままマネージャーに抜擢され、自信のなさを拭えず労働量で担保したり自己犠牲精神でリカバーしてしまうケースがみられる。そのため、マネージャーの熟達においてもあえてプレイングとマネージメントをセットで行い職能の自信をつくる方がステージを進めやすくなることもあるとミナベは指摘する。 さらにポップは四段階目の変容を迎える。他の仲間5人で力を合わせたら光る魔法陣を、ポップだけが光らせられず自信の才能が無いと落ち込んでしまう。こうした自己認知を仲間に開示できず絶望していたが、改めて仲間と対話し自己開示できるようになり、その結果自己変容に繋がった。 ミナベは、リーダーは人より優れているから人を引っ張れる、という呪縛的なものがつきまとうために自分の弱みを開示できないことがあると主張する。しかし弱さを開きながら互いに協力することで解決し合える状態をつくることがオーセンティックリーダーシップでありシェアドリーダーシップであると語る。 最近のアイドルもポップ同様に完璧すぎず、弱さや葛藤してることも開示することでファンの心をつかんでいると語る。このようにありのままの自分を周りに開き、強さを持ちつつも弱さで愛されるリーダー像をグループアイドル型は定義されるのではないかとミナベは語った。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(6)“主人公の壁“を越える、アイドル型のリーダーシップ』の関連コンテンツ 【3月15日締切】現在マネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラム「CULTIBASE School(https://school.cultibase.jp/)」2期の参加者を募集しています。「CULTIBASE School」は、組織を“人とチーム”の「学習」の力で変革するためのマネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラムです。 本コンテンツの領域についてさらに学びを深めたい方は以下のコースが特にオススメです。 ▼ファシリテーション型マネジメントコース チームの関係性を築き、事業価値を最大化する技術を学ぶ3ヶ月のコースです。 3人1組になって問いかけの演習+リフレクションを行うことで、自らの問いかけの前提を問い直し、新しい対話の可能性を発見します。 https://school.cultibase.jp/facilitation-management ▼問いかけの作法実践1dayコース 個人の魅力と才能を問いかけで引き出す技術を学ぶ1dayコースです。 https://school.cultibase.jp/1day 他にも、組織マネジメントを実践を通してじっくり学ぶ3ヶ月のコース「組織デザインコース」があります。 2期の申込み期限は3/15まで。詳細・お申し込みは上記リンクを参照ください。 たくさんのお申込をお待ちしております! ▼「リーダーシップ教育の最前線」を俯瞰する https://www.cultibase.jp/videos/11999 ▼組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見 https://www.cultibase.jp/videos/10317 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-03-0524 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio事業成長に“組織デザイン“が不可欠な理由とは|CULTIBASE Radio|Organization Design #2CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio 組織デザインの第2回目は、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業成長に“組織デザイン“が不可欠な理由とは」というテーマで語りました。 『事業成長に“組織デザイン“が不可欠な理由とは』の概要 前回の組織デザインRadioでは、組織デザインの名著として名高い『組織デザイン』(日本経済新聞出版社社)を頼りに、組織デザインは「分業の設計」と「調整の設計」の2つの手段があり、それらを組み合わせながら、組織を作っていく方法論であると定義した。 今回は、なぜ組織デザインをする必要があるのかについて深ぼっていく。ミナベは、組織デザインとは「人数が増えても協力できる仕組みづくり」だと語る。複数人で1つのプロジェクトを進める際は、数人で作業をする際のあうんの呼吸がとれなくなるため、何らかの取り決めが必須になると主張する。 企業はフェーズが進むにつれて事業が成長し、人が増える。しかし事業の成長と、人や組織の成長速度が必ずしも一致するとは限らず、多くの場合は事業成長のスピードの方が速いとミナベは指摘する。 事業が数ヶ月から半年、1年といった単位で大幅に成長するのに対し、人は数年~10年単位で徐々に成長するため、事業の成長と、人・組織のケイパビリティの間には乖離が生まれる。 事業成長を予測し、事前に組織の計画をするに越したことはないが、事業成長は複数の外部環境要因に依存するため現実的ではないとミナベは語る。そのため、組織デザインが目指すところとして、事業成長と組織の乖離や分断を生まないよう、事業と組織と人がともに成長していく仕組みをつくることだと締めくくった。 『事業成長に“組織デザイン“が不可欠な理由とは』の関連コンテンツ 【3月15日締切】現在マネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラム「CULTIBASE School(https://school.cultibase.jp/)」2期の参加者を募集しています。「CULTIBASE School」は、組織を“人とチーム”の「学習」の力で変革するためのマネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラムです。  本コンテンツの領域についてさらに学びを深めたい方は以下のコースが特にオススメです。 ▼組織デザインコース CHROに任命されたと仮定したケーススタディをもとに、経営、人材戦略、組織戦略、文化戦略、の4つの観点から組織をデザインし、変革のリーダーシップを発揮する技術を学ぶコースです。 https://school.cultibase.jp/organizational-design 他にも、問いかけの作法を実践する1dayコース、ファシリテーション型マネジメントをじっくり学ぶ3ヶ月のコースがあります。 2期の申込み期限は3/15まで。詳細・お申し込みは上記リンクを参照ください。 たくさんのお申込をお待ちしております! ▼組織デザイン入門:集団がよりよく協働する仕組みと構造をつくるには? https://www.cultibase.jp/articles/12472 ▼事業多角化のジレンマをいかに乗り越えるか?:シナジーを生み出す組織デザイン論 https://www.cultibase.jp/videos/12553 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-03-0314 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio組織デザインとは何か。“分業“と”調整“の方法論|CULTIBASE Radio|Organization Design #1CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio 組織デザインの第1回目は、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「組織デザインとは何か。“分業“と”調整“の方法論」というテーマで語りました。 『組織デザインとは何か。“分業“と”調整“の方法論』の概要 今回から始まるCULTIBASE Radio 組織デザインは、実務における暗黙知をひもときながらミナベが組織デザインについて語る形式で進む。記念すべき第1回目は「そもそも組織デザインとは何か」について述べることで、本ラジオでの定義やスコープを明らかにする。 ミナベはまず組織デザインの名著として名高い『組織デザイン』(日本経済新聞出版社社)の冒頭の文言「「組織を設計する」という作業は、分業を設計し、人々の活動が時間的・空間的に調整されたものになるような工夫を施すことであり、そのようにして出来上がった分業と調整手段のパターンが組織デザインである」を引用し紹介した。 より平易に言うと、組織デザインは「分業の設計」と「調整の設計」の2つの手段があり、それらを組み合わせながら、組織を作っていく方法論であるとミナベは語る。 では分業と調整の設計とは何を指すのだろうか?ミナベは「分業の設計」とは組織図の定義をすることだと語る。例えばカレーを作るという目的に対し、作業を分解し分担の設計をするのが「分業の設計」だ。しかし分業化が進み個別最適化されすぎると本来の目的達成から離れてしまうため、部署間のやりとりやナレッジ共有をしやすくし再現性を担保することが「調整の設計」だと語る。 「分業の設計」と「調整の設計」は一見シンプルなようで、人間関係が伴うため難しい。設計後も細かいカスタマイズや微調整を行い、どうすれば互いに気持ちよく進められるかという対話が不可欠だと語る。 一筋縄ではいかない組織デザインだが、科学的に解明されてる部分やナレッジが体系化されている部分もある。暗黙知を形式知にしながら次回以降も組織デザインについて考えてゆく。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 『組織デザインとは何か。“分業“と”調整“の方法論』の関連コンテンツ 【3月15日締切】現在マネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラム「CULTIBASE School(https://school.cultibase.jp/)」2期の参加者を募集しています。「CULTIBASE School」は、組織を“人とチーム”の「学習」の力で変革するためのマネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラムです。 本コンテンツの領域についてさらに学びを深めたい方は以下のコースが特にオススメです。 ▼組織デザインコース CHROに任命されたと仮定したケーススタディをもとに、経営、人材戦略、組織戦略、文化戦略、の4つの観点から組織をデザインし、変革のリーダーシップを発揮する技術を学ぶコースです。 https://school.cultibase.jp/organizational-design 他にも、問いかけの作法を実践する1dayコース、ファシリテーション型マネジメントをじっくり学ぶ3ヶ月のコースがあります。 2期の申込み期限は3/15まで。詳細・お申し込みは上記リンクを参照ください。 たくさんのお申込をお待ちしております! ▼組織デザイン入門:集団がよりよく協働する仕組みと構造をつくるには? https://www.cultibase.jp/articles/12472 ▼事業多角化のジレンマをいかに乗り越えるか?:シナジーを生み出す組織デザイン論 https://www.cultibase.jp/videos/12553 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-02-2810 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(5)緋村剣心に寄り添う「ケア型」マネジメントの勘所|CULTIBASE Radio|Management #124CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの124回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(5)緋村剣心に寄り添う「ケア型」マネジメントの勘所」というテーマでディスカッションしました。 『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(5)緋村剣心に寄り添う「ケア型」マネジメントの勘所』の概要 少年漫画の主人公、キャラクターから経営リーダーシップの発達を探る企画の5回目である今回は、るろうに剣心の緋村剣心にフォーカスし、育成に寄り添うための方法を探る。 前回は、孫悟空の戦闘力依存のリーダーシップに対して、メンバーの多様な強みに思いをはせる問いかけやコーチングを通して育成支援できるのではないかとの結論が得られた。 強い人にしか興味がなかった悟空に比べ、剣心は弱い人への優しさを持つサーバント・リーダーシップを持つとミナベは語る。しかし、人を強い/弱いで測る強弱のレンズからは抜け出せておらず、仲間との間でフォローする/フォローされるという二項対立が生じるという課題がある。(※ 詳しくは、少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(3)弱きを守る緋村剣心の発達課題|CULTIBASE Radio|Management #122 をご視聴ください) また、加えて剣心は自分の痛みに対してかなり鈍感で、自己犠牲の上で成り立っているとミナベは指摘する。経営者も同様に「みんなの仕事は私がやるよ」「代わりに帰っていいんだよ」といった自己犠牲的なふるまいに陥りがちで、一見美談のようにも見えるが、無理して成り立っており組織として息苦しい状態だと語る。 安斎は、剣心は悟空以上にいろいろな経験をし考えた結果たどり着いた人格のため、慎重に関係性を築かないと拒絶され傷つけてしまう可能性もあると語る。殻に閉じこもってしまう危うさを持った剣心に対し、踏み込みすぎずに一定の距離を保った上で心配しケアしようとするヒロインの神谷薫のスタンスがベストなのではないかと指摘する。 コーチングをするとしたら、短期でマインドチェンジをさせようとするよりも、あなた自身にも幸せになってほしいということをちゃんと伝えてあげることが重要だと安斎は語る。特に剣心は時代の過渡期で、自身の過去とアイデンティティの矛盾に悩むパラドキシカルな存在で、本人がうっすら気付いてるが言語化しないようにしている本人の矛盾をやんわり言語化支援するのが重要なのではないかと指摘した。 剣心に限らず、多くの人間は根底に自分が気付いてない感情の矛盾がある。感情の矛盾を上手く受け入れられないとコンプレックスが発動したり、マネジメントエラーが生じるといった可能性もある。こうした矛盾を見つけ出し、手懐けるための思考法についてより深く知りたい方は、3月1日発売の安斎勇樹と舘野泰一による最新刊『パラドックス思考:矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』(ダイヤモンド社)をぜひご一読ください。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(5)緋村剣心に寄り添う「ケア型」マネジメントの勘所』の関連コンテンツ 【3月15日締切】現在マネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラム「CULTIBASE School(https://school.cultibase.jp/)」2期の参加者を募集しています。「CULTIBASE School」は、組織を“人とチーム”の「学習」の力で変革するためのマネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラムです。 本コンテンツの領域についてさらに学びを深めたい方は以下のコースが特にオススメです。 ▼ファシリテーション型マネジメントコース チームの関係性を築き、事業価値を最大化する技術を学ぶ3ヶ月のコースです。 3人1組になって問いかけの演習+リフレクションを行うことで、自らの問いかけの前提を問い直し、新しい対話の可能性を発見します。 https://school.cultibase.jp/facilitation-management ▼問いかけの作法実践1dayコース 個人の魅力と才能を問いかけで引き出す技術を学ぶ1dayコースです。 https://school.cultibase.jp/1day 他にも、組織マネジメントを実践を通してじっくり学ぶ3ヶ月のコース「組織デザインコース」があります。 2期の申込み期限は3/15まで。詳細・お申し込みは上記リンクを参照ください。 たくさんのお申込をお待ちしております! ▼少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(3)弱きを守る緋村剣心の発達課題|CULTIBASE Radio|Management #122 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/13331 ▼「リーダーシップ教育の最前線」を俯瞰する https://www.cultibase.jp/videos/11999 ▼組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見 https://www.cultibase.jp/videos/10317 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-02-1524 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(4)孫悟空を“良いリーダー“に変える問いかけの突破口|CULTIBASE Radio|Management #123CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの123回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(4)孫悟空を“良いリーダー“に変える問いかけの突破口」というテーマでディスカッションしました。 『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(4)孫悟空を“良いリーダー“に変える問いかけの突破口』の概要 これまでの3回のラジオでは『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階』シリーズとして、DEATH NOTEの夜神月、ドラゴンボールの孫悟空、るろうに剣心の緋村剣心にフォーカスし、それぞれのリーダーシップについて考察した。 第4弾である今回は、孫悟空をコーチングするとしたら?という観点でディスカッションがなされた。 孫悟空は「自分を強くしたい、強いやつと闘いたい」といった、特定の領域で能力を高めることに強い興味を持ち、技術や職能をアイデンティティにしながら自分の実力で周りを引っ張るタイプである。しかし、「何を目指しているのか」「何の役に立つのか」という問いにきちんと答えられない、というのがこのリーダーシップの問題点である。(※ 詳しくは、少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(2)孫悟空式リーダーシップの限界|CULTIBASE Radio|Management #121をご視聴ください) またミナベはそれに加え、自分の信じる領域以外の領域の世界観や価値観を知らず知らずのうちに軽視していたり、全く興味を示さないという特徴があると指摘する。こうしたリーダーに対して、どのようなコーチングができるだろうか? 安斎は、大義やWHY、ビジョンを持つことを説いてもあまり刺さらず「強くなることこそが素晴らしい」という価値観を揺さぶれなさそうだが、仲間のことは好きなので、他者に目を向け多様な価値観を醸成するのが良いのではないかと語る。 悟空自身、メンバーの育成モチベーションはあるものの「ピッコロはどう成長しどんな未来にできるといいか」などの個別の成長イメージは持てておらず、自分の成功体験を他者にもトレースさせようとしてしまっている。 そのため、1人1人を想像させる問いかけからはじめ、個々人のポテンシャルを想像しそこに至る多様な成長軌道があることを認め支援できるよう、これまでの戦闘をリフレクションするのが良いのではないかと結論づけた。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(4)孫悟空を“良いリーダー“に変える問いかけの突破口』の関連コンテンツ 【3月15日締切】現在マネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラム「CULTIBASE School(https://school.cultibase.jp/)」2期の参加者を募集しています。「CULTIBASE School」は、組織を“人とチーム”の「学習」の力で変革するためのマネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラムです。 本コンテンツの領域についてさらに学びを深めたい方は以下のコースが特にオススメです。 ▼ファシリテーション型マネジメントコース チームの関係性を築き、事業価値を最大化する技術を学ぶ3ヶ月のコースです。 3人1組になって問いかけの演習+リフレクションを行うことで、自らの問いかけの前提を問い直し、新しい対話の可能性を発見します。 https://school.cultibase.jp/facilitation-management ▼問いかけの作法実践1dayコース 個人の魅力と才能を問いかけで引き出す技術を学ぶ1dayコースです。 https://school.cultibase.jp/1day 他にも、組織マネジメントを実践を通してじっくり学ぶ3ヶ月のコース「組織デザインコース」があります。 2期の申込み期限は3/15まで。詳細・お申し込みは上記リンクを参照ください。 たくさんのお申込をお待ちしております! ▼少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(2)孫悟空式リーダーシップの限界 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/13292 ▼「リーダーシップ教育の最前線」を俯瞰する https://www.cultibase.jp/videos/11999 ▼組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見 https://www.cultibase.jp/videos/10317 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-02-1418 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(3)弱きを守る緋村剣心の発達課題|CULTIBASE Radio|Management #122CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの122回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(3)弱きを守る緋村剣心の発達課題」というテーマでディスカッションしました。 『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(3)弱きを守る緋村剣心の発達課題』の概要 前々回のマネジメントラジオでは、DEATH NOTEの主人公である夜神月のカウンター・リーダーシップを、前回はドラゴンボールの主人公、孫悟空のイチバン目指し型リーダーシップについて扱った。今回は『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階』の第三弾として、るろうに剣心の緋村剣心に焦点を当て、精神修行型のリーダーシップを考察する。 孫悟空は特定の領域で能力を高めることに強い興味を持ち、自身の能力の高さで人を牽引する力があるものの「なぜ高みを目指すのか」を語れていないという弱みがあった。一方剣心は、自身の能力が高いということに加えて自分自身の考えを語り続けられるという点が悟空との大きな違いだとミナベは指摘する。 剣心は、なぜ強くなりたいかという問に対して、明治維新の裏で苦しむ弱き者を剣で助けるためだと語り、剣心に尊敬や憧れの念を抱いた者たちを率いることに成功した。強い人にしか興味がなかった悟空に比べ、弱い人への優しさを持つサーバント・リーダー的だと語る。 しかしそんな剣心も、人を強い/弱いで測る強弱のレンズからは抜け出せていないとミナベは語る。そのため、フォローする/フォローされるという二項対立が仲間との間で生じてしまう。剣心と同様に、自分の能力を高めつつ聖人君子的に人を助けよう、と考えるタイプの経営者は、自己犠牲的で自分の弱みに鈍感になりがちだと指摘する。 サーバントリーダーシップにとらわれたリーダーは何をすべきなのだろうか?ミナベは、サーバントリーダーが自分を再構築する上で、自分のアイデンティティを構成する過去の出来事に向き合い自分の痛みに寄り添えるようになることが重要だと語る。剣心も過去に向き合うタイミングがあり、大切にしていたアイデンティティは崩れていく過程で、自己への問いかけや仲間への自己開示を通じて仲間に頼れるようになったことが終盤に描かれる。 最後にここまでの3本を振り返り、ロックスター型の夜神月は他者想像が、イチバン目指し型の孫悟空は自己構想と語りが、今回の剣心は成人発達理論で言われるところの自己著述がリーダーシップ開発の肝だと語り締め括った。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(3)弱きを守る緋村剣心の発達課題』の関連コンテンツ 【3月15日締切】現在マネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラム「CULTIBASE School(https://school.cultibase.jp/)」2期の参加者を募集しています。「CULTIBASE School」は、組織を“人とチーム”の「学習」の力で変革するためのマネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラムです。 本コンテンツの領域についてさらに学びを深めたい方は以下のコースが特にオススメです。 ▼ファシリテーション型マネジメントコース チームの関係性を築き、事業価値を最大化する技術を学ぶ3ヶ月のコースです。 3人1組になって問いかけの演習+リフレクションを行うことで、自らの問いかけの前提を問い直し、新しい対話の可能性を発見します。 https://school.cultibase.jp/facilitation-management ▼問いかけの作法実践1dayコース 個人の魅力と才能を問いかけで引き出す技術を学ぶ1dayコースです。 https://school.cultibase.jp/1day 他にも、組織マネジメントを実践を通してじっくり学ぶ3ヶ月のコース「組織デザインコース」があります。 2期の申込み期限は3/15まで。詳細・お申し込みは上記リンクを参照ください。 たくさんのお申込をお待ちしております! ▼「リーダーシップ教育の最前線」を俯瞰する https://www.cultibase.jp/videos/11999 ▼組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見 https://www.cultibase.jp/videos/10317 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-02-1219 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(2)孫悟空式リーダーシップの限界|CULTIBASE Radio|Management #121CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの121回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(2)孫悟空式リーダーシップの限界」というテーマでディスカッションしました。 『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(2)孫悟空式リーダーシップの限界』の概要 前回のマネジメントラジオでは、DEATH NOTEの主人公である夜神月に焦点を当て カウンター・リーダーシップについて考察した。夜神月をロックスター型のリーダーとすると、今回紹介するドラゴンボールの主人公、孫悟空はイチバン目指し型だとミナベは語る。 孫悟空は、「自分を強くしたい、強いやつと闘いたい」という特定の領域で能力を高めることに強い興味を持ち、戦闘と挑戦の機会を最大優先におくピュアな世界観で物事を見ている。悟空と同様に、経営者も個としての能力を高め圧倒的な実力や技術で事業拡大することが往々にしてあり、それ自体が必要な状況があるとミナベは述べる。 しかし、「チームで上手くやる」ではなく、個人で一番を目指すという考え方で押し進めるとチーム文化や関係性の悪化は避けられない。安斎は、MIMIGURI合併前のMimicry Designの代表だった頃を振り返り、特に初めのうちは自分が誰よりもワークショップやファシリテーションが上手くなければとの思いが強く、職人技に惹かれたメンバーを牽引し互いに容赦なくフィードバックを入れ合って研鑽していたと語る。 この話を受け、ミナベは1番を目指せるようにちゃんと技術を高めアイデンティティを育むのは人間の変容の上で不可欠だと語る。しかしリーダーシップ観点では、イチバン目指し型は「何を目指しているのか」「何の役に立つのか」を見失ってしまいがちだと述べる。 集団で何かことを成し遂げたいのであれば、こういう世界を作り上げたいというビジョンを掲げることが大事だとミナベは主張する。さらに安斎は、イチバン目指し型だと戦線から離脱し組織から離れてしまう人が出てくると指摘し、スケーラビリティの観点からも個人の高い能力だけで引きつけるのは限界があると語った。 最後に、ミナベはロックスター型からイチバン目指し型へと変容するケースは多く、経営者が通る変容の段階ではないかと語った。次回以降は、さらに別の人物を例に次なる変容について考察する。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 『少年漫画から学ぶ、経営リーダーの成長段階(2)孫悟空式リーダーシップの限界』の関連コンテンツ 【3月15日締切】現在マネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラム「CULTIBASE School(https://school.cultibase.jp/)」2期の参加者を募集しています。「CULTIBASE School」は、組織を“人とチーム”の「学習」の力で変革するためのマネジメントの最新理論と実践技術を身に着けるオンライン対話型学習プログラムです。 本コンテンツの領域についてさらに学びを深めたい方は以下のコースが特にオススメです。 ▼ファシリテーション型マネジメントコース チームの関係性を築き、事業価値を最大化する技術を学ぶ3ヶ月のコースです。 3人1組になって問いかけの演習+リフレクションを行うことで、自らの問いかけの前提を問い直し、新しい対話の可能性を発見します。 https://school.cultibase.jp/facilitation-management ▼問いかけの作法実践1dayコース 個人の魅力と才能を問いかけで引き出す技術を学ぶ1dayコースです。 https://school.cultibase.jp/1day 他にも、組織マネジメントを実践を通してじっくり学ぶ3ヶ月のコース「組織デザインコース」があります。 2期の申込み期限は3/15まで。詳細・お申し込みは上記リンクを参照ください。 たくさんのお申込をお待ちしております! *** ▼「リーダーシップ教育の最前線」を俯瞰する https://www.cultibase.jp/videos/11999 ▼組織の「矛盾」を手懐けるリーダーシップの最新知見 https://www.cultibase.jp/videos/10317 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-02-0717 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio好奇心をチームで育むには?|CULTIBASE Radio|Facilitation #45CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio Failitationの45回目では、株式会社MIMIGURIのDesign Strategist / Researcherである小田裕和と同社のDirector/Facilitatorである田幡祐斤が、『好奇心をチームで育むには?』をテーマにディスカッションしました。 『好奇心をチームで育むには?』の概要 昨年12/24(土)に開催した「好奇心を科学する:個と組織の「探索力」を育む理論」では、好奇心というものがアカデミアでどう議論されているかが紹介されたが、今回はファシリテーション観点で好奇心について探求する。 MIMIGURIでは常日頃、個人の衝動や根っこにある価値観を大事にしておりそれらを対話を通して引き出すことに注力しているが、一方でかなり胆力のいる営為であると田幡は語る。 しかし自分の好奇心に着目する、他者の好奇心を察知する、等好奇心に着目することである種の軽やかさが生じるのではないかと提起した。 とはいえ、自分自身が何に好奇心を持っているかをメタ認知するのは難しい。不意に浮かぶ些細な疑問をスルーせず自分はこれに好奇心を持っていると気づくには、個人で内省するだけではなく一緒に好奇心を探究するという姿勢が要なのではないかとの話に至った。 さらに、最近自分が好奇心を持ったことを複数人でお互い開示し合う(例えば今週いいねしたツイートの開示など)ことによって関係性の質が変化することもあるのではないかと田幡は語る。 続いて、好奇心と切り離せない「わからなさ」に話題は移る。マネージャーが、メンバーそれぞれの衝動や好奇心を引き出したり分かち合おうとする際、当然ながら他人同士なのでわからなさも生じる。 松本人志のわからないことを笑いに変える手法を例に取り、わからなさをネガティブに捉えるのではなく、わからなさへの反応を上手に行うことで関係性構築に繋がると小田は語り、わからなさを楽しみながら向き合うことも大事だと結論づけた。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! お知らせ 1/28(土)10時より、「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:組織の可能性を広げるファシリテーターの成長とは?」を開催します!組織内でファシリテーターとして活躍するための資質や成長のあり方について語り合います。また、後半では、事前に募集した皆様からのお便りをご紹介。ファシリテーションに関する悩み・疑問・解説してほしいキーワード・議論してもらいたい問いなど、お気軽にお寄せください。詳細やお便りフォームは下記イベントページをご参照ください! ▼CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:組織の可能性を広げるファシリテーターの成長とは?|イベントページ https://www.cultibase.jp/events/13188 「好奇心をチームで育むには?」の関連コンテンツ ▼好奇心を科学する:個と組織の「探索力」を育む理論 https://www.cultibase.jp/videos/13081 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2023-01-2323 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioいまさら聞けない「組織学習」の本質とコツ|CULTIBASE Radio|Management #117CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの116回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「いまさら聞けない『組織学習』の本質とコツ」というテーマでディスカッションしました。 『いまさら聞けない「組織学習」の本質とコツ』の概要 前段となるCULTIBASE Radio マネジメントの114回目では、「学び続ける組織を作るために、何よりも最初にすべきこと」として、組織の「学習観」を揃えた上で対話し、学び合う状況を醸成することの重要性について議論された。 ▼学び続ける組織を作るために、何よりも最初にすべきこと|CULTIBASE Radio|Management #114 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/12755 なかでも、「学習」に対する意識の変容として、個人の変化ではなく集団の変化も含むという点への反響が大きかったと安斎は指摘する。集団の変化と切り離せない概念として「組織学習」があげられるが、「組織学習」という言葉自体がバズワード化していることも踏まえ、改めて理解を深める場を設けた。 組織学習とは、フーバー(G.P. Huber, 1991)によると「情報処理を通じて、学習主体(である組織)の潜在的な行動の範囲が変化すること(そのとき、組織学習が生じた、とみなす)」と定義づけられる。 参考: https://www.cultibase.jp/articles/12446 つまり、個人がそれぞれ学んでる状況は組織学習の前提になるものの、組織学習の主体はあくまで組織であり、組織の中にいる人間がいろいろ学んだ結果、組織として行動が変わったと見なされる際に組織学習が起きたと安斎は主張する。 では、組織学習が起きたとき組織はどのような変化が起こるのだろうか。安斎とミナベはMimicryDesignとDONGURIが合併した当初の組織の変化を振り返り、合併当初は一部の個人のみが行なっていた「NA(ネクストアクション)」を会議終了時に必ず確認する、というルーティンが現在は組織の当たり前として定着した例をあげた。このように、大事にしたい文化や社風など、暗黙知として共有されてるものも組織学習に含まれると指摘した。 一方で、実際に文化やルーティンを定着させていくには表層的にHOWを与えるだけでは実現が難しいのではないか、とミナベは指摘する。例えば子供に歯を磨くよう言うだけではなく磨くようにはならない。なぜ歯を磨かないといけないのか、虫歯になると痛い、歯を磨くと気持ちいいなどの理解を通して動機付けが出来ている状態を実現してはじめて歯を磨くようになる。同様に組織においてもHOWだけではなくWHYを熱量持って語れることが大事だと語った。 続いて、安斎は企業文化におけるクレドやバリュー(いわゆる行動原則)が固定化されてしまうことで、組織学習が起きないというジレンマについても触れ、組織規模が大きくなるにつれてトップダウンだけではなくボトムアップ的に組織学習が行われる状態を実現すべきであると語った。そのためには、新しく発生したルーティンや取り組みをエンパワーメントする姿勢が必要であると結論づけた。 『いまさら聞けない「組織学習」の本質とコツ』の関連コンテンツ ▼組織文化づくりのファシリテーション:“同質化”と”多様化”のジレンマをいかに乗り越えるか? https://www.cultibase.jp/videos/11129 ▼組織は“学び“でどう変わるのか?:1万人超企業が挑戦する組織学習の実践知 https://www.cultibase.jp/videos/11314 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-12-0129 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioよいプロジェクトに「複雑性」が不可欠な理由とその活かし方|CULTIBASE Radio|Facilitation #42『よいプロジェクトに「複雑性」が不可欠な理由とその活かし方』の概要 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio Failitationの42回目では、渡邉貴大(株式会社MIMIGURI Facilitator)と明間隆(株式会社MIMIGURI Experience Designer)が、ゲストに米山知宏さん(株式会社コパイロツト Project Enablement事業責任者)をお迎えし、『よいプロジェクトに「複雑性」が不可欠な理由とその活かし方』をテーマにディスカッションしました。 ▼前編はこちら https://www.cultibase.jp/radios/facilitation-radio/12909 前回に引き続き、株式会社コパイロツト・米山知宏さんをゲストにお迎えし、株式会社MIMIGURI・明間隆ともに、プロジェクトマネジメント(PM)におけるファシリテーションの実践知に迫っていく。 前回、PMを行う上で、時にはあえて複雑性を増やしていくことも重要さという示唆が得られた。今回はその意義やどのようにそれが行なわれているのかといって点について深堀りしていく。 明間は過去の経験から、複雑性を過度になくそうとしすぎることによる弊害について語る。たとえ期日通りに納品できたとしても、プロジェクトメンバーの成長や、プロジェクトの意義が感じにくく、残るものが少なかったことや、メンバーの主体性がなくなっていく様子が、マネージャーとして辛かったと話す。 また米山さんは、複雑性を増やす意図について、「失敗するリスクを軽減したい」からだと述べる。プロジェクトをより良いものしていく上では、最初に決めた道が合ったとしても、それが間違っている可能性を考慮することが大切だと言う。現時点で見えていないものを見つめ、量・質の両方において異なる情報を得るほうが、たとえ一時的なカオスに陥ったとしても、最終的には失敗がしにくくなると語る。 それらの意見をまとめるかたちで、渡邉は複雑性を過度に抑制することはコラボレーションの機会の減退を招くのではないかと指摘する。各人の役割や責任範囲に閉じることなく、それぞれの因子を交換することで、集団がともに解決に向かう有機的なプロジェクトになっていく。 加えて米山さんは、プロジェクトの最中に「そもそもこれで良かったんでしたっけ?」といった発言が出るかどうかを、よいプロジェクトの目安の一つに挙げる。そのためには前提として良好な関係があることが求められ、理想的には早い段階から、良い意味でゴールや共通の認識を疑うような機会をつくれるとよいのではないかと語る。 また明間は特に実際にアウトプットをつくる“ものづくり”においては、役割や責任範囲をあまりにも明確に分割しすぎると、本音が言いづらくなる側面があると述べる。一人ひとりの視点が自分の責任を果たすことに閉じてしまい、信頼関係の構築がしづらくなるというのだ。 こうした状況に陥るためには“分けつつ、分けすぎない”関係性が重要だと語られる一方で、そのためにどんな姿勢が求められるか。渡邉は、CULTIBASE内で述べられるファシリテーションの4原則(協同性・民主性・非日常性・実験性)について触れながら、問題を「個人」に帰属させるのではなく、「みんな」でまなざしていくことや、最終的に失敗で終わらないように、プロセスの中で小さな失敗を積み重ねていくことが重要だと述べる。 参考: https://www.cultibase.jp/videos/7224 米山さんは、て今後深めていきたい観点として、「PMにおける時間の捉え方」を挙げる。組織運営・プロジェクト・ミーティングなど、様々な時間軸の活動にコミットするPMがどのように時間を捉えているのか。また後日語り合うことを約束して、この日の収録を終えた。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 『よいプロジェクトに「複雑性」が不可欠な理由とその活かし方』の関連コンテンツ ▼多様性がもたらす“弊害”にいかに向き合うか:組織開発によるアプローチ https://www.cultibase.jp/videos/12757 ▼“PMの暗黙知”を解き明かす:プロジェクトを推進させるファシリテーション https://www.cultibase.jp/videos/8105 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-11-2921 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio“組織デザイン”と“ファシリテーション”を体系的に習得する|CULTIBASE Radio|Management #115CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの115回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「“組織デザイン“と”ファシリテーション“を体系的に習得する」をテーマにディスカッションしました。   数年の構想を経て、新たな学びの場「CULTIBASE School」が来月12月に開校する。学術的知見を生み出し続ける社内研究機関と、クライアントとの協働の中で実践知を編み続けるコンサルティング機関による双方の知を基盤とした教育機関の実現に向けて、大きな一歩を踏み出したかたちとなった(CULTIBASE Schoolの詳細はこちら: https://school.cultibase.jp/ ) コロナ禍により、想定外のフルリモートの実践となったCULTIBASE School。今回開校に至った背景には、運営母体であるMIMIGURIが、フルリモート企業ならではの対話や文化醸成、関係性構築のナレッジの積み上げを続けてきたことが大きいとミナベは語る。それらのナレッジを活用することで、全国から受講が可能な学びの場へとアップデートすることが可能となった。  また安斎は、アカデミックとビジネス現場の知的接続といった、現行の大学がどうしてもリーチしきれていない領域を補い、研究機関の最先端の学びを現場に活かすための教育機関に育て上げていきたいのだと、展望を語る。  現在募集中のコースは「組織デザインコース ( https://school.cultibase.jp/organizational-design )」「ファシリテーション型マネジメントコース(https://school.cultibase.jp/facilitation-management)」「ファシリテーション入門・問いかけの作法[1dayコース](https://school.cultibase.jp/1day)」の3種類。 「組織デザインコース」は構造設計など組織の目に見えるハードの部分のデザイン論を主に扱う。特に、中長期的に組織を成長させていくためには学習による人的資本の積み重ねや、構造設計による意思決定の効率化が不可欠であるという考えに基づき、組織変革を行うにあたって、経営のフレームワークや市場分析だけでは不足感を感じている人にオススメの講座だとミナベ。  「ファシリテーション型マネジメントコース」は、メンバー間の関係性の質の改善など、目に見えない領域を扱うことを主な特徴としている。安斎が過去に実施してきた研修の内容をベースに、6日間のプログラムを構成。大企業の中間管理職やチームリーダー、ベンチャー企業のミドル層になったばかりの方など、幅広い管理者がチームに対して対話や学習を促していけるようになるためのファシリテーション・ナレッジを、理論と実践の往復を通じて解説する。  ミナベは、昨今のスタートアップ界隈の風潮として、集団で学びを促進する傾向が強まっていることを指摘する。その背景には、試行錯誤的に物事を推進するこれらの領域において、チームとして学習速度をいかに早めていくかが焦点となりやすいことが挙げられる。そして何より、そのチームでの学習を深めるための大きな要因として「対話」の存在が重要視されるようになってきているのだと言う。集団で学びを深める対話のあり方を学ぶという意味でも、CULTIBASE Schoolは良質な学びの場になるだろうとミナベは語る。 他方で、大企業のエグゼクティブ層にとっても、対話による学習促進の術を身につけることは重要である。未来を見据えて組織の求心力を高めていくには、目標達成を着実に行いながらも、メンバーと向き合い、チームをエンパワメントしながら、学習を促していく姿勢が求められるからだ。  「技術や知識を学ぶ」という側面ももちろん大切にしながら、受講者自身がまずは体験的にそのような学習の姿勢を学び取ってることができる点が、CULTIBASE Schoolの特徴だと安斎・ミナベは話す。  メインとなる「組織デザインコース」と「ファシリテーション型マネジメントコース」のほか、比較的安価で参加しやすい1dayコース(ファシリテーション入門・問いかけの作法[1dayコース])もある。メインの講座の検討材料として、まずはこちらにご参加いただくのもオススメである。  ========================= CULTIBASE Schoolの詳細・お申し込みはこちら。 https://school.cultibase.jp/ 第1期の申込締切は【11/15(火)】まで。 説明会のアーカイブ配信や、オンライン個別相談(11/11まで)も実施中。どちらも無料で上記URLよりご利用・お申し込みいただけます。少しでも関心のある方は、まずはそちらをご活用いただくのもオススメです。たくさんのお申し込み、お待ちしております! =========================
2022-11-1131 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio学び続ける組織を作るために、何よりも最初にすべきこと|CULTIBASE Radio|Management #114「学び続ける組織を作るために、何よりも最初にすべきこと」の概要 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの114回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「学び続ける組織を作るために、何よりも最初にすべきこと」をテーマにディスカッションしました。 感覚的に対話は学習支援に繋がると言うミナベ。今回は、先日のラジオ(https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/12469)を掘り下げて、対話による学習とは何か、というテーマについて、学習論の専門家である安斎が語る。 「学習観」は人によってバラバラで、大人になるとその差は大きく異なると安斎は言う。「学習観」に正解はないとしたうえで、組織・チームの中では「学習観」に対する認識を揃えることが大切だと安斎は語る。 たとえばMIMIGURIでは、下記の図を用いて「学習観」を階層別に捉えようとしている。特に重要なポイントとして、スキルの習得ではなく、アイデンティティの変容自体をより本質的な学習だと考えている点が挙げられる。 また、米国の哲学者、ドナルド・ショーンが提唱した、2つの専門家像に関する理論も重要である。これまでいわゆる「専門家」と呼ばれる人たちは既存知識の範囲内で解決可能な問題に対して、専門分化された科学的な理論・技術を適用して合理的に問題解決する権威的な存在であり、ショーンはこうした専門家像を「技術的熟達者」と呼んだ。また、「学習」の一般的なイメージも、この技術的熟達者を想定したものが主流であった。 一方、ショーンはもう一つの専門家像として、「省察的実践家」と呼ばれる概念も提唱している。省察的実践家とは、既存知識の枠を超えるため解決不可能な問題に対して、複雑で変動する状況の中で、自己と対話し問題に対峙し続けることで、専門性の拡張が起きるあり方を指す。このあり方のような「学習観」を大切にしたいのだと安斎は言う。 とはいえ、ただ経験の機会を与えれば、学習するというわけではない。自分のアイデンティティの意味づけと、目の前の機会の意味づけが噛み合わなければ、学習に繋がることもないと安斎は言う。 そしてその次のステップとして、機会を与えられた学習の当事者と、機会を与えた学習の支援者との間で、その機会に対する意味づけとその結果獲得可能なアイデンティティについて対話し、噛み合わせる必要があるとも言う。 「学習観」が揃っていなければ、学び合う状況は起きない。組織の「学習観」を揃えて、それを元にチームで対話を行う必要がある。MIMIGURIでは、省察的実践家像のような、経験学習的な「学習観」を形成していきたいと安斎は言う。また、相互の学習状態を伝達することで、チームとして学び続ける風土をつくるのではないかと、ミナベは言う。 「学び続ける組織を作るために、何よりも最初にすべきこと」の関連コンテンツ 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:マネジメントの教科書を書き換える https://www.cultibase.jp/videos/10745 ▼組織学習概論:学び続ける組織をつくるには? https://www.cultibase.jp/videos/11700 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-11-0940 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioデザイナーの“好奇心”を刺激するものは?|CULTIBASE Radio|Design #20「デザイナーの“好奇心“を刺激するものは?」の概要 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioデザインの20回目では、株式会社MIMIGURIのExperience Designer / Reflection Researcherである瀧知惠美と、同社のDesign Strategist / Researcherである小田裕和が、「デザイナーの“好奇心“を刺激するものは?」をテーマにディスカッションしました。 今回は先日小田が株式会社大広・倉田潤さんらとともに登壇したライブイベント「ブランドの『とらわれ』を脱するには?:好奇心から可能性を広げる”Brand Curiosity”の提案」でも扱った、“好奇心“というテーマについて深めていく。 生まれてから長い時間が経ったブランドの場合、その成功体験や固定観念から抜け出せずに停滞してしまうケースがある。イベントではそのような固定化されたブランドの意味を改めて問い直し、新たな探索を始めるために、“好奇心”をブランドに対して持つための方法論として、"Brand Curiosity"を提案し、深堀りした。 また小田は、2021年春のドミニク・チェンさんとの対談イベントでもテーマとなった「わからなさとどう対峙するか」という問いと向き合う中でも、”好奇心”が一つ鍵になるのではないかと語る。 「デザイン」と「好奇心」をつなぐ概念として赤瀬川原平らによる「トマソン」と呼ばれる概念などに小田は着目し、デザイナーの好奇心を刺激する要因が何か、考えてみたいと話す。 仮説として小田は、些細でも違うところに目を向ける姿勢がデザイナーには備わっていることが多いのではないかと語る。特に観察の目を養うことはデザインにとっても大事であり、瀧は普段の日常の中でも何か観察する対象を決めて歩いてみるといった”遊び”が、観察を習慣化するトレーニングとしても重要ではないかと提案する。 観察する習慣や目、意識を養うことを心がけていくことが好奇心を育むためには効果的である。また、個人ではなくチームとしてそれぞれの見る視点の違いを楽しみながら、好奇心を育んでいくすべを見つけてみてもチームの関係性を高める上でよい取り組みになるのではないかと二人は語る。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 「デザイナーの“好奇心“を刺激するものは?」の関連コンテンツ 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。このコンテンツだけ視聴して退会する形でも大丈夫ですので、関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼ブランドの「とらわれ」を脱するには?:好奇心から可能性を広げる”Brand Curiosity”の提案 https://www.cultibase.jp/videos/12203 ▼「わからない」を楽しむための技法:VUCA時代の探究のあり方を探る https://www.cultibase.jp/videos/6106 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-10-2819 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioデザインに“リフレクション”が必要な理由とは|CULTIBASE Radio|Design #19CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioデザインの19回目では、株式会社MIMIGURIのExperience Designer / Reflection Researcherである瀧知惠美と、同社のDesign Strategist / Researcherである小田裕和が、「デザインに“リフレクション”が必要な理由とは」をテーマにディスカッションしました。 先日開催されたCULTIBASE Labのライブイベント「リフレクション概論」で講師を務めた瀧。現在リフレクションリサーチャーとしての肩書も持つ瀧は、イベントを通して、「(リフレクションとは)反省会ではなく見直しである」という点と、「過去のことを振り返りながらも、今ここで何を感じているのかを共有し、未来への志向性を持つこと」の2点が改めて重要だと感じたと述べる。 この視点を受けて、リフレクションはある意味創造的な行為なのだと語る小田。創造性を発揮するような実践には、リフレクションを繰り返しながら活動に臨む「省察的実践者」としての姿勢が求められるのではないか。 瀧が「リフレクション」や「省察的実践」などの概念に出会ったのは社会人を経て大学院に通った時代のこと。大学院に入ってから、それまで社会人として実務の中で行っていたことが、「省察的実践」に関連していると気づいたのだと話す(こうした経緯は瀧自身による下記の記事にまとめられている)。 ▼デザイナーの可能性を模索し続けてきた、ほぼ11年をふり返る〜第1章〜 https://note.com/takichi/n/n3c1b24b27c90 瀧が大学院に進んだきっかけは、それまでデザイナーとして働くうちに、行為としてのデザインの言語化に関心があったからだという。その後、より焦点を絞るかたちで、リフレクションや省察的実践に関心を持った。また、さらに遡れば、学部時代にも、自分たちの生活や取り組んでいる活動を見つめ直し、デザインとの関連に思いを巡らせるという活動に取り組んでいたこともルーツの一つだと述懐する。 自身がデザインに臨む際の心構えとして、まずは自分がデザインする対象を使ってみて、そこで得た身体的な感覚を省察的に見つめ直し、活かしていく姿勢を大事にしていると瀧は語る。デザインする上では、身近な生活を見つめ直し、対象だけではなく対象と自分との関係性もメタ的に捉えることが重要であり、そのプロセスについて小田は、「デザインするプロセスをデザインする」感覚を当事者として持つことが、デザインという創造的行為にリフレクションを取り入れる意義なのではないかと語る。 アウトプットとしてのデザインだけに注力するのではなく、その前に行なわれるリサーチやコンセプト生成などのプロセスから関わり、自分自身をどう活かしていくかを考える。その自分自身に対するリサーチとして、リフレクションを活用することが可能なのではないかと小田は提案する。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 「デザインに“リフレクション”が必要な理由とは」の関連コンテンツ 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。このコンテンツだけ視聴して退会する形でも大丈夫ですので、関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼リフレクション概論:暗黙知を解きほぐす理論と技法 https://www.cultibase.jp/videos/12245 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-10-2521 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio組織の対話力を支える“見えない筋肉”の鍛え方|CULTIBASE Radio|Management #113「組織の対話力を支える“見えない筋肉”の鍛え方」の概要 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの113回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「組織の対話力を支える“見えない筋肉”の鍛え方」をテーマにディスカッションしました。 CULTIBASE Radioは、Management以外にも、Facilitation・Design・Playfulといったテーマが存在している。 その中でも、Facilitation Radioのホストであり、MIMIGURIのファシリテーション・ドメインのマネージャーである渡邉は、最近、企業や経営に対するファシリテーション論をアップデートする試みを続けている。今回は、渡邉に言語化してほしい内容を扱う。 MIMIGURIでは、「対話」を大切な概念に据えている。ミナベは、改めて「対話」の実践は、概念の捉えどころがなく、難しいという。 組織内のコミュニケーションにおいては、一人ひとりの前提が異なっていることを理解することがまず重要だとミナベは言う。そのためHow(具体的な取り組み)レベルの合意形成だけではなく、前提をすり合わせる対話が最初のステップとして必要だとミナベは述べる。 その際、自分をメタ認知して言語化しアウトプットしたうえで、相手からフィードバックが入ることを認識しておくことがポイントだと言える。 そもそも、自分の前提がわかっていない場合が散見されると安斎。VUCA時代に「わからない」状況が当たり前となり、「わからない」状況は、人が感情に向き合う回路を閉じさせてしまうと言う。 そうならないように「わからない」状況にある自分の感情と向き合い、言語化することが対話のスタートラインに立つためには重要なのだと安斎は言う。そのために手段として、傾聴や問いかけが必要なのだと語る。 自己内省・前提の開示・問いかけといった対話のための“見えない筋力”は、凝りやすく衰えやすい。対話の場を開き続け、対話に使う“見えない筋力”をストレッチしトレーニングすることを続けるとよいのではないかとミナベは提案する。 渡邉のCULTIBASE Radio Facilitationで、どのようにやるかを言語化してほしいと安斎とミナベは要望を伝えて、今回のラジオを締めくくった。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 「組織の対話力を支える“見えない筋肉”の鍛え方」の関連コンテンツ 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼ファシリテーションの鍛え方:創造的対話を支えるコアスキルの体系 https://www.cultibase.jp/videos/7224 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-10-2033 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio漫画『アオアシ』、対話と学習のすべてが学べる説|CULTIBASE Radio|Management #112「漫画『アオアシ』、対話と学習のすべてが学べる説」の概要 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの112回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「漫画『アオアシ』、対話と学習のすべてが学べる説」をテーマにディスカッションしました。 アオアシでは、主人公・葦人が何度も新しい環境に入ることになり、その度に自分と周囲のレベルの違いに圧倒され、それを乗り越えていく構成になっている。 アオアシにおける困難さの乗り越え方として、対話を通してアンラーニングを行いながら、チームで学習して乗り越える。 自分の前提をさらけ出すことと、相手の前提を本気で知ろうとすることが重要だとミナベは言う。安斎も、表面的ではなく、価値基準をさらしすり合わせをしており、対話のお手本のようなプロセスと述べる。 多くのビジネスパーソンがプロセスを実現できない理由が2つあるとミナベは言う。1つは、自分の前提をさらけ出せないこと。もう1つは、成功体験を言語化し、その前提に自信を持っているからこそ、新しい環境に適応できないことだという。 また、協働する上ではチームワークの先にある成果を理解することが重要だとミナベは言う。相互理解を目的とするのではなく、成果を目指すプロセスとして、自己の言語化とチームでの対話が存在していることがある。 マネージャーはコトが目的にあって、その手段として対話をしていることが多い。一方、メンバーは人に向き合うことを目的として、対話をしていることが多い。どちらも大切だとしたうえで、目的がずれないように注意する必要があると安斎は言う。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 「漫画『アオアシ』、対話と学習のすべてが学べる説」の関連コンテンツ 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼失敗に強い「折れないチーム」の作り方:チームレジリエンスが育つ関係性構築の実践知 https://www.cultibase.jp/videos/12413 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-10-1824 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio他者の“術・癖・凝り”を鑑賞し、活かす技法|CULTIBASE Radio|Facilitation #37「他者の“術・癖・凝り”を鑑賞し、活かす技法」の概要 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの37回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitator/Art educatorである臼井隆志と、大阪成蹊短期大学 幼児教育学科 講師の北野諒さんをゲストに迎え、「他者の“術・癖・凝り”を鑑賞し、活かす技法」をテーマにディスカッションしました。 前回に引き続き、今回は「対話型鑑賞」や「批評」の観点から、いかに「術」「癖」「凝り」を探り活かしていくのかに迫ります。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの37回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitator/Art educatorである臼井隆志と、大阪成蹊短期大学 幼児教育学科 講師の北野諒さんをゲストに迎え、ついて深めていく。 組織ファシリテーターは、「術」「癖」「凝り」を見出して活かすことが重要ではないかと臼井は言う。 前段のイベントにて「対話型鑑賞」と「批評」のキーワードが出た。ここに、「術」「癖」「凝り」を見出して活かす技法が潜むのではないかと臼井は言う。 「対話型鑑賞」は、一般的にはアート作品を対象として、対話を通して複数人で解釈を編み上げていく活動のことを指すが、北野さんは、アートだけではなく、身の回りの様々な事象を対象にすることも可能だと言う。 「批評」には、批評家・佐々木敦氏によると「紹介・観察・分析・敷衍」の4つのステップが存在すると言われている。これらを踏まえて、「対話型鑑賞」と「批評」には類似点があると臼井は言う。 こうした「対話型鑑賞」や「批評」のプロセスを通して、相手の「術」や「癖」を見出し活かせるのではないかと臼井は言う。 北野さんはその意見に同意しつつ、「人」の「鑑賞」をする時に、「鑑賞の対象の選定」と「侵襲性が高まらないようにすること」の2つの難しさがあると言う。 難しさを乗り越えるために、対象を「人」そのものではなく、「人が出したアウトプット」にするといいのではないかと北野さんは言う。多義的な比喩表現を間に挟むことでも、難しさを乗り越えることができるかもしれないと、二人は述べる。 「他者の“術・癖・凝り”を鑑賞し、活かす技法」の関連コンテンツ 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼組織の他者といかに出会うか:批評から創造を生むファシリテーションの術(すべ) https://www.cultibase.jp/events/11665 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-10-1323 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio創造性の種としての“術“と”癖”、そして”凝り”|CULTIBASE Radio|Facilitation #36「創造性の種としての“術“と”癖”、そして”凝り”」の概要 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの36回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitator/Art educatorである臼井隆志と、大阪成蹊短期大学 幼児教育学科 講師の北野諒さんをゲストに迎え、「創造性の種としての“術“と”癖”、そして”凝り”」をテーマにディスカッションしました。 CULTIBASE Labのイベント「組織の他者といかに出会うか:批評から創造を生むファシリテーションの術(すべ) (https://www.cultibase.jp/events/11665)」を踏まえて、北野さんが「術と癖(https://note.com/ryo_kitano/n/nf68d81022a31 )」のnoteを書いた。臼井と北野さんで、イベントの後日談として、「術」「癖」「凝り」をキーワードに深めていく。 イベント内で臼井と北野さんは、「術」を目的達成のために意識的に行う技能だとした。「術」を見出すために、思わずやってしまう言動の「癖」を、他者からのフィードバックを通して探り、「術」にしていくとよいのではないかと考えた。 北野さんはイベント後に改めて思考し、実は「癖」は凝り固まったもので、解きほぐし操作可能性を高めることで、「術」に発展するのではないかと考えたと言う。 「癖」が「術」になることと逆のベクトルで、「癖」がより凝り固まることで、自分の中で固定観念化した「凝り」になると北野さんは言う。コアになる考え方と捉えることもでき、必ずしも悪いものではないと話す。 ファシリテーションは、人や組織の「凝り」を観察しほぐして、「癖」や「術」にしていく営みなのではないかと北野さんは言う。 精神医学の観点から、アーティストが抱える精神の状態や障がいが、作品にどう寄与したかを分析する「病跡学」という学問がある。病気のレベルで発現した「凝り」が、どう創造性に繋がったかと考えられると北野さんは話す。 次回は、どう他者が「術」「癖」「凝り」を探るのかについて深めていく。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 「創造性の種としての“術“と”癖”、そして”凝り”」の関連コンテンツ 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼組織の他者といかに出会うか:批評から創造を生むファシリテーションの術(すべ) https://www.cultibase.jp/events/11665 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-10-1120 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio放置厳禁!? 組織の“定期メンテナンス“の重要性|CULTIBASE Radio|Management #111「放置厳禁!? 組織の“定期メンテナンス“の重要性」の概要 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの111回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「放置厳禁!? 組織の“定期メンテナンス“の重要性」をテーマにディスカッションしました。 前回まで組織デザインについて扱ってきた。今回は、デザインした組織の“定期メンテナンス”について扱っていく。組織は長く活動していると次第に"負債(補修すべき箇所)”が溜まっていくため、“定期メンテナンス”を行う必要があると、ミナベは言う。 組織の基盤である人や、組織がさらされる外部環境は変化する。それに対応するべく、組織構造を見直し、組織の“定期メンテナンス”を行う必要性があるとミナベは語る。 溜まりがちな”負債”の代表例として、定例会議が挙げられる。定例会議がうまくいっていない時、新たな分科会を増やそうとするケースがよく見られるが、重要なのは大元の定例会議を見直し、改善していくことなのだ、とミナベは言う。。 もう一つ、”負債”の存在に気がつく目安として、「定例会で行えばよいアジェンダを1on1でクローズドで扱い始める」があると言う。そこで成功体験を得ることで1on1を増やしてしまい、意思決定を1on1でしか行えず、メンバーが自律的ではない状態になってしまったり、情報の非対称性を生んでしまったりしてしまう。 重要なのは組織が拡大しスモールチームが増えるに伴って中長期的な経営ロードマップに準じながら、メンバーそれぞれがスモールチームのあり方を自律的に最適化していけるような状態をつくることだとミナベは言う。 組織規模が大きくなればなるほど、変数が増えて不確実性が高まる。その中で注意すべきなのが、事業ではなく個人の状態に目を向けたキャリア設計や成長支援が疎かになってしまいがちであり、それらについて話す1on1の時間を確保することも重要だとミナベは言う。 経営者やマネージャーは3ヶ月ごとにリフレクションを行い、目的に対するリソースの投資や会議などの設計ができているかを見極めながら、細かい調整を施していくことが重要である。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 「放置厳禁!? 組織の“定期メンテナンス“の重要性」の関連コンテンツ ▼マネージャーの「三枚舌」は悪か?各方面に情報を適切に伝えるコツ|CULTIBASE Radio|Management #95 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/11165 ▼WHYなき“タスク指令マネジメント“をいかに抜け出すか?|CULTIBASE Radio|Management #101 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/11938 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼組織デザイン概論 https://www.cultibase.jp/videos/5058 ▼メルカリの多様性を実現する組織づくりの要件 https://www.cultibase.jp/videos/6744 ミナベが聞き手を務める連載「クリエイティブ組織の要諦」はこちら ▼50人で評価額2,100億円を越えたNotionに聞く、少数精鋭のプロダクト組織のつくりかた:連載「クリエイティブ組織の要諦」第3回 | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/articles/8114 ▼Slackに学ぶ、「全員が高い責任意識を持つ文化」を育む情報流通のデザイン:連載「クリエイティブ組織の要諦」第4回 | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/articles/10012 ▼Figmaに聞く、500人超でも「全員がデザインにコミットする」組織のつくりかた:連載「クリエイティブ組織の要諦」第5回 https://www.cultibase.jp/articles/12269 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-10-0725 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioなぜ「マトリクス組織」はうまくいかないのか?|CULTIBASE Radio|Management #110CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの110回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「なぜ『マトリクス組織』はうまくいかないのか?」をテーマにディスカッションしました。 マトリクス組織は、前回( https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/12318 )まで扱ってきたスモールチームの考え方と、バッティングしがちである。今回は、マトリクス組織をうまく機能させる要点について扱う。 マトリクス組織では、縦型の事業組織に対して、職能ごとに横断させる。そうすると事業部門による都合と、職能部門による都合の、どちらを重視すればいいかわからなくなる。結果としてマトリクス組織でのスモールチームがうまくいかなくなりやすくなってしまうとミナベは言う。 もちろん、マトリクス組織自体にも多くのメリットが存在する。特に、事業規模の拡大や事業の多角化を目指し組織としてパフォーマンスを高めていくために、マトリクス組織をうまく活用している組織は多い。しかし、その設計の勘所が難しく、マトリクス組織の施行開始からうまく機能させるまで、3年以上の時間を必要とする場合が多いとミナベは言う。 マトリクス組織の設計者が気をつけるべき観点とは。一つ目は、マトリクス組織の構造設計の前に、人間関係が悪化しているなら、その改善を行うとよいとミナベは言う。組織構造の移行期には個々のメンバーが自発的に動こうとする中で、組織の構造的にそれが叶わず身動きが取れなくなってしまうケースが頻発する。その対策として、まずはメンバーの関係性を改善してから、全員がマトリクス組織の設計に向き合える状態をつくることが大切である。 2つ目は、権限が同じ横の人同士の調整をしっかり行うことが大切だと、ミナベは語る。事業部や横断組織の長がお互いに腹を割って話せない状態になってしまっている組織は案外多く、その状態では短期的な視点でしか見られなくなってしまう。 お互いの利害は一旦置いておき、経営会議に強い意志を持って臨みながら、ミッションとビジョンに対する経営ロードマップをつくり、それぞれが持っている有形資本・無形資本を出し合い、ベストな組織構造をデザインすることが重要だと、ミナベは言う。 すなわち、スモールチームとしての経営チームがうまく機能することが、組織全体におけるよいスモールチームとよいマトリクス組織の両立を実現する土壌づくりに繋がっていくのだ。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 【関連コンテンツ】 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼組織デザイン概論 https://www.cultibase.jp/videos/5058 ▼メルカリの多様性を実現する組織づくりの要件 https://www.cultibase.jp/videos/6744 終盤で語られていたミナベが聞き手を務める連載「クリエイティブ組織の要諦」はこちら ▼50人で評価額2,100億円を越えたNotionに聞く、少数精鋭のプロダクト組織のつくりかた:連載「クリエイティブ組織の要諦」第3回 | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/articles/8114 ▼Slackに学ぶ、「全員が高い責任意識を持つ文化」を育む情報流通のデザイン:連載「クリエイティブ組織の要諦」第4回 | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/articles/10012 ▼Figmaに聞く、500人超でも「全員がデザインにコミットする」組織のつくりかた:連載「クリエイティブ組織の要諦」第5回 https://www.cultibase.jp/articles/12269 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-10-0520 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio組織デザインにおける「スモールチーム(小部屋)」の重要性|CULTIBASE Radio|Management #109CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの109回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「組織デザインにおける『スモールチーム(小部屋)』の重要性」をテーマにディスカッションしました。 「組織デザイン」をテーマにシリーズでお届けしており、前回( https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/12293 )は課題の設定を行った。今回は、課題の解消のために、スモールチームの重要性について扱う。書籍『チームトポロジー』では、ソフトウェア開発職の人が理解しやすい形で、その内容が詳細に書かれている。ミナベは、ビジネス職の人たちにも理解できるように、今回のシリーズでお伝えしていく。 ソフトウェア開発の基本は「分業」と「調整」だと言われている。役割ごとに分業することで、効率的に仕事をできるようにするのだ。大きな仕事を小さな仕事に切り分けることを「分業」。小さな仕事を担当するスモールチーム同士が連携して大きな仕事に繋げることが「調整」である。 分業と調整の設計をするにあたって、これまでは大きなハコとしての組織の設計の効率性ばかりが重視されがちであり、スモールチーム(小部屋)の設計論はまとめられてこなかった。しかし、近年その理論も体系化され始めているとミナベは言う。 スモールチームの良さとは。人間には認知負荷の限界があり、認知負荷が高くなると、意思決定の効率性がどんどん落ちてしまう。そのため認知負荷の限界を超えないように仕事を担い、自律性や意思決定速度を落とさないことが重要である。スモールチームにおける人数の限界は8人程度だと言われている。その内で、複数の職能を持つ人を入れてコラボレーションを起こす「クロスファンクショナルなスモールチーム」を作ることで、自律性や意思決定速度を高めた状態で、取り組んでいくことが重要だとミナベは言う。 『チームトポロジー』では、スモールチームを大事にし、様々なスモールチームのあり方を提唱している。スモールチームの代表的な例として、ミナベは「ストリームアラインドチーム」と「イネーブリングチーム」を挙げる。前者はメインの価値の流れを作って価値提供をするチームを指し、後者はそのチームを支援する専門家集団を意味する。 組織の人数規模が何人になろうと、価値を発揮できるスモールチームを増やし続ける必要があるとミナベは言う。よくあるバッドパターンでは、人数が増えるとダイナミックでフォーマルな、ハコとしての組織設計に注力しすぎるあまり、スモールチームと全体設計が繋がらなくなることがある。常に敏捷性の高いスモールチームを大切にしながら、価値を発揮できるスモールチームを増やし続けることが重要だと、ミナベは語る。 人数規模が小さい最初のうちは、理想までのロードマップや組織構造を生煮えでいいから掲示し、その実現にメンバーが自律性高く向かっていく組織と文化の状態をつくることが重要だと言う。初期こそ、組織構造が価値に繋がっている感覚が得られやすい。だからこそ、組織構造の重要性をメンバーやリーダーに学んでもらう機会になるのだと言う。 【関連コンテンツ】 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼組織デザイン概論 https://www.cultibase.jp/videos/5058 ▼メルカリの多様性を実現する組織づくりの要件 https://www.cultibase.jp/videos/6744 終盤で語られていたミナベが聞き手を務める連載「クリエイティブ組織の要諦」はこちら ▼50人で評価額2,100億円を越えたNotionに聞く、少数精鋭のプロダクト組織のつくりかた:連載「クリエイティブ組織の要諦」第3回 | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/articles/8114 ▼Slackに学ぶ、「全員が高い責任意識を持つ文化」を育む情報流通のデザイン:連載「クリエイティブ組織の要諦」第4回 | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/articles/10012 ▼Figmaに聞く、500人超でも「全員がデザインにコミットする」組織のつくりかた:連載「クリエイティブ組織の要諦」第5回 https://www.cultibase.jp/articles/12269 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-09-2921 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio企業が小規模のうちから「組織デザイン」に注力すべき理由 |CULTIBASE Radio|Management #108CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの108回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「企業が小規模のうちから『組織デザイン』に注力すべき理由」をテーマにディスカッションしました。 コンサルタントとして複数のメガベンチャーの組織デザインに携わるミナベ。以前全3回にわたってお届けした「WHYなき“タスク指令マネジメント“をいかに抜け出すか?( https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/11938 )」に続くシリーズ第2弾として「組織デザイン」について紐解いていく。 書籍『チームトポロジー』がヒットするなど、昨今注目を集める組織デザイン。『チームトポロジー』では、組織デザインの代表的な考え方である「コンウェイの法則」を踏まえて、「逆コンウェイの法則」という、組織構造を整えることで、ソフトウェア構造が整い、ユーザーに適切な価値を提供できるという考えが提唱されている。それらが呼び水となり、今改めて組織デザインに関心が高まっているのだ。 他方で、組織デザインについて、実践レベルで体系化された知見はまだそれほど多くはないとミナベは言う。そうした背景から、今回は組織デザインの実践の知見を体系化していくことを主な目的に据えている。 シリーズの初回である今回は、組織デザインにおける課題を整理する。組織や事業のグロースに合わせて組織の人数は増えるが、人数が増えた分だけそのまま価値が増えるわけではない。そこで、組織を通した時に、増えた人数が価値に替わる効率性を重視しがちである。 しかし、少人数規模に最適化した組織構造のイメージのまま、1,000人規模まで足し算的に組織を拡大した時に、組織構造上の負債が積み重なり、構造の改革が難しくなる。そのため組織構造の改革は、ある意味経営者を変えるよりも難しいとミナベは言う。 組織規模が小さいうちから、将来の組織構造をある程度見据えて、組織構造を設計していくことが、組織デザインの根本思想にあるとミナベは言う。すでに大きな組織規模になっている場合も、さらに大きな規模を目指すのであれば、組織構造の負債処理は早ければ早いほど望ましい。海外のスタートアップでは、大規模になった時を最初期から見据えて、組織構造と事業構造を一致させながらPMFしているのである。 【関連コンテンツ】 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼組織デザイン概論 https://www.cultibase.jp/videos/5058 ▼メルカリの多様性を実現する組織づくりの要件 https://www.cultibase.jp/videos/6744 終盤で語られていたミナベが聞き手を務める連載「クリエイティブ組織の要諦」はこちら ▼50人で評価額2,100億円を越えたNotionに聞く、少数精鋭のプロダクト組織のつくりかた:連載「クリエイティブ組織の要諦」第3回 | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/articles/8114 ▼Slackに学ぶ、「全員が高い責任意識を持つ文化」を育む情報流通のデザイン:連載「クリエイティブ組織の要諦」第4回 | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/articles/10012 ▼Figmaに聞く、500人超でも「全員がデザインにコミットする」組織のつくりかた:連載「クリエイティブ組織の要諦」第5回 https://www.cultibase.jp/articles/12269 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-09-2726 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio経営者・マネージャーに“自我”は必要か?|CULTIBASE Radio|Management #107※今回のラジオは8/27に開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る( https://www.cultibase.jp/videos/12061 )」から一部抜粋した内容をお届けします。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの107回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「経営者・マネージャーに“自我”は必要か?」をテーマにディスカッションしました。 マネジメントに自我は必要か。ミナベは自我をどう定義するかにもよるとしつつも、“自我”を持っていた方が、長いマネジメント人生を乗り切りやすくなるのではないかと語る。 安斎は、自我がなくても最低限の役割をこなすことはできるとしながらも、尊敬するとある経営者の言葉を引用し、経営やミドルマネジメントは本来的につらい営みであり、板挟みにあうなど苦しむことも多いが、だからこそそこに自分のやりたいことをを忍ばせることが大切のではないかと提案する。 マネジメントは、ステイクホルダーが誰も解を持っていない場合が多い。だからこそ、自分の「遊び」を忍ばせやすい側面もあるとミナベは言う。難しさを「遊び」によってハックするような感覚を持つことが重要なのではないか、と。 人がマネジメントに悩むとき、真面目に考えすぎてしまっていたり、誠実にあらねばと気負いすぎてしまったりしているケースが多い。ときには多少不真面目に思えるかもしれないくらいの「自我」や「遊び」を入れこむくらいでよいのではないかとミナベは語る。 またライブイベント「CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」の内容を全編ご覧になりたい方は、下記よりご視聴ください。 ▼CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る https://www.cultibase.jp/videos/12061 【関連コンテンツ】 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11028 ▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる? https://www.cultibase.jp/videos/11256 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-09-0804 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio年上の部下・年下の上司とうまくやっていくコツ|CULTIBASE Radio|Management #106※今回のラジオは8/27に開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」から一部抜粋した内容をお届けします。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの106回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「年上の部下・年下の上司とうまくやっていくコツ」をテーマにディスカッションしました。 ミナベは、年上をマネジメントする際のバッドパターンとして、「年上なのだからこのくらいできてほしい」と考え、職位ではなく、年齢で判断して、マネジメントが粗くなることがあるという。逆に、年上に配慮しすぎて、フィードバックをできないケースも存在する。 年下の上司がいる場合は上記の逆の状況になることが多い。家庭環境など、年上の部下の状況に対する想像力が欠けているが故に、ついて来にくい無茶な依頼や誘いをしてしまいがちである。 大前提として、年上や年下というパラメーターではなく、その人の環境や特性を個別に把握しながら、1人の人として尊重し配慮することが大切だとミナベは言う。 安斎は、年齢と職位をパラドックスな概念だと認識させてしまっているのではないかと指摘したうえで、職位を、年齢による上下関係ではなく、役割と捉えるとよいと語る。また、現代では、様々なキャリアを経て今の職位に至ったという人も珍しくなく、単純な年齢による差は関係がなくなってきているのではないかと言う。 ミナベは、人としてフラットに見ることを自分にとっての原理原則としつつも、注意点として、社外の人とコミュニケーションをとる時は、相手の価値観や所属会社の社風に合わせることを意識していると言う。少しずつ相手のスタンスを理解しながら、自分の意思表明をして、場におけるコミュニケーションの合意形成をとっていくことが重要だと語る。 またライブイベント「CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」の内容を全編ご覧になりたい方は、下記よりご視聴ください。 ▼CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る https://www.cultibase.jp/videos/12061 【関連コンテンツ】 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11028 ▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる? https://www.cultibase.jp/videos/11256 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-09-0609 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioマネージャーは何を管理すべきで、何を管理すべきでないのか?|CULTIBASE Radio|Management #105※今回のラジオは8/27に開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」から一部抜粋した内容をお届けします。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの105回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「マネージャーは何を管理すべきで、何を管理すべきでないのか?」をテーマにディスカッションしました。 先日開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」での、リスナーからのお便りに答えていく。 ミナベはここで挙げられている「管理者的なミドルマネジメント」の弊害として、Howしか伝えず、人の衝動を引き出す気がない、"機械的(マシナリー)”なやり方を挙げる。そのため、そうならないように、自己開示をしながらチームを活性化したり、相手の気持ちを汲み取ろうとする意思表明を伴う「ファシリテーター的なミドルマネジメント」が一定必要だと述べる。このようなファシリテーター的なミドルマネジメントを身につけるにはどうすればいいのだろうか? 管理者的なミドルマネージャーの中には、過去に対話に挑んだが失敗して対話に対するマイナスな学習をしたりした結果、“機械的”になっている人もいる。 そんな人への処方箋としては、対話への成功体験を積んでもらうことにあると言う。対話がうまくいっているとはどんな状態なのかを知ってもらい、そこをゴールに設定した上で、それに向けて踏みだせるように支援することが重要だと話す。考える。 他方で安斎は、違う観点からのアドバイスとして、「管理者っぽい語彙(たとえば“部下”など)」を使わないようにすることなどを挙げる。また、重要なポイントとして、「管理は管理で重要ではあるが、メンバーが"管理されてる感”をそれほど強く感じない管理のあり方もあるのではないか」と問いかける。 安斎の問いにミナベは、「仕組みを管理する」ことが重要だと応じる。「仕組み」と「人」を明確に区別し、「仕組み」が「人」にとって意味と実態を伴ったものになるようにする、と。「人」が「仕組み」を乗りこなせるように支援し、その人の衝動を活かすにはどうするかを考え、学習によって成果を出しやすくするためのサポートをしている。 あまりに「仕組み」がなく自由すぎると、認知負荷が多くなり、逆に自由がなくなるとミナベは言う。一定の「仕組み」を認知負荷が少ない状態に制御することで、「人」が意思決定して自由に遊べるのだ。 【関連コンテンツ】 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る https://www.cultibase.jp/videos/12061 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11028 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-09-0108 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio事業ビジョンと個人の“WILL”を両立させる目標設計の勘所|CULTIBASE Radio|Management #104※今回のラジオは8/27に開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」から一部抜粋した内容をお届けします。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの104回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業ビジョンと個人の“WILL”を両立させる目標設計の勘所」をテーマにディスカッションしました。 先日開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」での、リスナーからのお便りに答えていく。 前回まで(#101〜103)、中期の事業目標を立てた後に、短期の事業目標を立てるコツを語ったミナベと安斎。今回は、短期の事業目標を設定する際、いかに個人の成長目標に紐づけていくことができるか、というリスナーからのお便りをもとに、理解を深めていく。 まず前提として、個人の目標や意志、すなわち“WILL“を事業目標に反映しようとすること自体について、事業だけでなく"人”にも配慮が行き届いていると肯定的にコメントするミナベ。その上で、具体的な進め方が重要だと語る。 まず最初のステップは、いかにメンバーの“WILL”に触れるのか。仮に「3年後どうしたい?」と突然問われたとして、すぐに答えられる人はそれほど多くはないだろう。そのため、当人のパーソナリティを踏まえたうえで、マネージャーのほうから具体的なキャリアの選択肢を複数提示」したり、「それぞれの選択肢の面白さを触発」したりするような語りをすることが大切だとミナベは言う。 続いて、事業目標との接続について。これも先程と同様に、事業ビジョンや事業課題を提示し、当人のパーソナリティを意識しながら、触発が起き、面白さに気がつけるような問いを投げる。そうして、お互いに心地よいコミュニケーションができる距離感を見つけることが大切だと言う。 ただし、個人の目標を考え発言すること自体を長い時間やってこなかった場合、「リハビリ」が必要なこともある。それは経営層も例外ではない。「責任」の鎧を厚く着込んでしまっているがゆえに、個人的な“WILL”を発露できなくなくなってしまうことも多いのだ。 経営層や上司のそうした態度は集団に影響を与えるため、それがメンバーのWILLの発露を妨げるボトルネックになっていることもある。そうした時は「エグゼクティブ・ファシリテーション」などを意識しながら、鎧を脱げるような関わり方に取り組むことが効果的である。 【関連コンテンツ】 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る https://www.cultibase.jp/videos/12061 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11028 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-08-3013 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio事業と組織の構造、一致してますか?現場を円滑に回す組織デザイン|CULTIBASE Radio|Management #103CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの103回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業と組織の構造、一致してますか?現場を円滑に回す組織デザイン」をテーマにディスカッションしました。 前々回・前回に引き続き、マネージャーが「WHYなきタスク指令マネジメントを抜け出す」ための鍵を探る。今回は3つ目のヒントとして、事業と組織の構造を一致させる組織デザイン論について語っていく。 ロードマップの目標を達成する実行役は組織であり、組織のデザインがうまくいかなければ、目標の達成はうまくいかない。組織デザインにおいて、事業構造と組織構造を一致させることが大切だとミナベは言う。 バッドパターンとして、1つの目標をチームで目指そうとしているにも関わらず、目標の75%を営業が持ち、25%を開発が持つといった分担をする事例が散見される。これでは、チームや担当者がコミットする目標がわからなくなったり、開発が制作できない発注を営業が獲得してきたり、発注から納品までのリードタイムが長くなったりと、様々な問題が発生する。本来は営業と開発の両方をチームや担当者が担当し、目標と組織が一致した状態をつくるべきだと指摘する。 目的は1人で達成できるわけではなく、KPIツリーのような形で分担をすることになる。その時に「事業のKPIツリーの分担」「担当するKPIの役割」「役割のワークプロセス」が一致している組織にすることが重要である。 大きな組織になればなるほど、事業構造と組織構造が一致しないことが多く、組織構造上の負債が積もっている状態になる。一致させるために、事業責任者のみならず、事業構造を組織構造に落としこめているかに注視する人が存在することが重要だと言う。 直近3回で語った、「ビジョンの制定」「ビジョンへのロードマップの明確化」「ロードマップを実現する短期の事業目標と組織構造の一致」は、どんな規模の組織でも、考える必要があると言う。 【関連コンテンツ】 2022年8月27日(土) 10:00-11:30にて、ライブイベント「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」を開催します(終了後はアーカイブ動画を公開)。開催に先駆けて現在お便りを募集しておりますので、マネジメントに関するお悩みや素朴な疑問やもっと深く知りたいところ、実務におけるちょっとした相談事など、お気軽にフォームまでお寄せください! https://www.cultibase.jp/events/11771 ▼お便りフォームはこちら https://forms.gle/PLn6bM7C2xPPDJXQA 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11028 ▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる? https://www.cultibase.jp/events/10979 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-08-2616 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio中期ロードマップで“タスク指令マネジメント“を抜け出す|CULTIBASE Radio|Management #102CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの102回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「中期ロードマップで“タスク指令マネジメント“を抜け出す」をテーマにディスカッションしました。 前回に引き続き、マネージャーが「WHYなきタスク指令マネジメントを抜け出す」ための鍵を探る。今回は2つ目のヒントとして、短期目標を中・長期的な目標に繋げていくためのロードマップの意義とポイントについて語っていく。 10人以上のメンバーを抱えるチームをマネジメントする上では、個別のタスクマネジメントにリソースを取られすぎると、全体観を見失い、なぜそれをやっているのかがわからなくなってしまう。そうならないためには、1〜3年程度の中期的な目標やそれに対する道筋を設計し、未来に対する納得感や理解度を高める必要がある。 そうした中で有効な方法として挙げられるのが、ロードマップを描くこと。3年後にたどり着いていたい状態を明確にイメージし、そこから逆算して今を捉えていく目線やそのための姿勢をいかに共有していくかがポイントとなる。 しかし、ロードマップにはいろんな変数が含まれるため、その設計は容易ではない。事業や業務の成果目標、チームのあり方、環境設計など、多様な観点が存在する中で、どこから手を付けていくべきなのだろうか。 ミナベはその問いに対して、まずは現時点で確定している情報を整理し、確定している情報を軸(センターピン)としながら、周囲の必要な情報を埋めていくことを設計上の重要なポイントなのだと語る。 次回は「WHYなきタスクマネジメントを抜け出す」の第3回として、事業と組織の構造を一致させるための組織デザイン論を扱っていく。 【関連コンテンツ】 2022年8月27日(土) 10:00-11:30にて、ライブイベント「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」を開催します(終了後はアーカイブ動画を公開)。開催に先駆けて現在お便りを募集しておりますので、マネジメントに関するお悩みや素朴な疑問やもっと深く知りたいところ、実務におけるちょっとした相談事など、お気軽にフォームまでお寄せください! https://www.cultibase.jp/events/11771 お便りフォームはこちら 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11028 ▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる? https://www.cultibase.jp/events/10979 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-08-2416 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE RadioWHYなき“タスク指令マネジメント“をいかに抜け出すか?|CULTIBASE Radio|Management #101CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの101回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「WHYなき“タスク指令マネジメント“をいかに抜け出すか?」をテーマにディスカッションしました。 マネージャーが目標達成のために業務管理をするにあたって、メンバーにタスクを渡すだけで、タスクの先にあるWHYが全く伝えられないケースがよくあると言う。 このタスクがなぜ必要なのか、チームの何に役立っているのかが見えないと不信感に繋がりやすい。その結果、マネージャーから見ても、「うちのメンバーは受け身で主体性がない」という見え方になってしまう。 マネージャーがWHYを語ることと、HOWをどこまで規定して渡すかの調整をすることで解決できるのではないかと安斎は問う。ミナベはそれらに加えて、その状態に至るまでのプロセスが見えないのではないかと指摘する。 その状態に至るためには、時間軸のコントロールが重要であり、3つのポイントがあるとミナベは言う。 1つ目のポイントは、3ヶ月くらいの短期間でインパクトを出すことを想定しつつ、マネージャーが「チーム全体でコミットする短期的な目標を明確にする」こと、「メンバーの役割を明確にする」こと、そしてその後に「メンバー同士の協力関係をつくっていく」ことにあると言う。 コミュニケーションの時間の割き方として、個々人のタスクを管理する"締め切りチェッカー”になるのではなく、チームビルディングや、チームの目標と各自のタスクの"紐づきチェッカー”として関わり、チームとして協働して目標に向かう状態に調整し続けるのだ。 3つのポイントのうち、今回は1つ目だけ扱った。次回以降で、残りの2つのポイントを扱っていく。 【関連コンテンツ】 2022年8月27日(土) 10:00-11:30にて、ライブイベント「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」を開催します(終了後はアーカイブ動画を公開)。開催に先駆けて現在お便りを募集しておりますので、マネジメントに関するお悩みや素朴な疑問やもっと深く知りたいところ、実務におけるちょっとした相談事など、お気軽にフォームまでお寄せください! https://www.cultibase.jp/events/11771 お便りフォームはこちら 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11028 ▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる? https://www.cultibase.jp/events/10979 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-08-1819 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio経営者こそ、最高の学習者たれ!|CULTIBASE Radio|Management #100CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの100回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「経営者こそ、最高の学習者たれ!」をテーマにディスカッションしました。 CULTIBASE RadioのManagementとして、記念すべき100回目の今回。前身のidearium cast時代からすると、200回を超えるPodcastをお届けしてきた中で、研究者で経営者の安斎とミナベにどんな変化が起きたかを振り返る。 過去の配信を聞き直して、人間的な成長が起きていると語るミナベ。例えば昔は、AかBで一歩引いた立場から、批判的に語る場面が多かった。しかし、今はAとBの両方に対して好奇心や好意、配慮をもって良いところを見出すようになり、批判的な意見を出すことは少なくなりつつあると言う。 また安斎は、課題のスコープが広がったと言う。昔は、目の前の課題を取り上げ、その解決方法を語る展開が多かった。しかし今は、そのようなテクニカルなテーマに閉じず、より広く社会的な課題を俯瞰的に捉え、語ることが多くなってきている。自分だけでは対処できない構造的な問題への意識が高まっており、その中で、何ができるかを考えるようになった。 経営者としてのあり方についても、昔は、市場や競合を見ながら、いかにバリューを発揮するかといった自社のみに閉じた目線が強かった。今は、"社会の課題に対して"腰を据えて、何に向き合い、よりよい未来をつくるために、どうコミットするかを考えるようになったと言う。 最後に、研究者のアイデンティティについて。昔の安斎は、経営の領域には初心者としてミナベに問い、学習論の領域には専門家として対話をしてきた。その中で経営学を学ばなければならないというある種の思い込みがあった。リクルート・堀川拓郎さんとのイベント ( https://www.cultibase.jp/videos/11620 )をきっかけに、学習論に基づいた経営の専門家としてアイデンティティを捉え直しはじめている。 今回のラジオでは、これまでのスタンスを振り返ることで、学習を積み重ねた結果、マクロな変容が起きていると確認できた。また、研究者と経営者は基本の言語が違うからこそ、両者が深く対話することで、異文化交流となり、ラーニングとアンラーニングが起きるとミナベは言う。探索活動の中で自身のアイデンティティの核を研ぎ澄まし、より広い範囲に価値を届けることもできるのだ。 300回、1000回と続いていく中で、どんな変化が起きているか。今後もその時点での学習過程を発信していく。 【関連コンテンツ】 2022年8月27日(土) 10:00-11:30にて、ライブイベント「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」を開催します(終了後はアーカイブ動画を公開)。開催に先駆けて現在お便りを募集しておりますので、マネジメントに関するお悩みや素朴な疑問やもっと深く知りたいところ、実務におけるちょっとした相談事など、お気軽にフォームまでお寄せください!  イベントページ:https://www.cultibase.jp/events/11771 お便りフォーム:https://forms.gle/PLn6bM7C2xPPDJXQA 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。このコンテンツだけ視聴して退会する形でも大丈夫ですので、関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11620 ▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる? https://www.cultibase.jp/videos/11256 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-08-0927 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio事業ビジョンとメンバーの"キャリア安全性"をいかにつなげるか?|CULTIBASE Radio|Management #99CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの99回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業ビジョンとメンバーの“キャリア安全性“をいかにつなげるか?」をテーマにディスカッションしました。 前回のラジオでは、事業ビジョンにチームの求心力を持たせる設計の勘所について話した。「わかる」状態に至ることはできても、「できる」状態に至るまでには、ギャップが存在する。 事業ビジョンには、それを取り巻く人が存在する。たとえ事業ビジョンを理解して納得できても、自分がどんな姿でそのビジョンに関わり続けるのか、イメージを持てないケースも多い。そうならないように、事業ビジョンそのものの変化を物語るとともに、取り巻く人のビジョンも物語っていくことが大切だとミナベは提起する。 安斎は、上記は大企業でもよくある話だと言う。一例として、キャリア安全性が高くないと、若手は成長しないと述べるリクルートワークス研究所の発表(https://www.works-i.com/project/youth/solution/detail002.html )を引き合いに出しながら、ミドル層に差し掛かると自身のキャリアに対する不安や会社のビジョンに貢献できていないのではないかという感覚を抱きがちなのだと述べる。 メンバーのそのようなネガティブな感覚を払拭するには何ができるのだろうか。ミナベは、事業ビジョンが達成されたときの組織図や、生じるポジションを共に描き、事業ビジョンにコミットすればキャリアを一緒に作れる感覚を共有することが重要なのだと言う。 コミュニティ論では、多様な参加の軌道を確保することが、コミュニケーションや学習を活性化させる上では重要なのだと言われている。魅力的ではない単一のキャリアパスしか用意されていなければ、メンバーの不安も高まることは想像に難くないと安斎。 根本的な解決を図るのであればP/Lや事業戦略を人材戦略に落とし込む必要がある。だとすれば、ある程度上のポジションに就かなければ変えることはできないのだろうか。 ミナベは、安斎の言うようなマクロ戦略も効果的であるとしつつ、もう一つのミクロ的な戦略として、他者のキャリアを深堀し、多様性を見出す方法を紹介する。社内の貢献の仕方やキャリアのつくり方は、きちんと調べると意外と多様なことも多い。キャリア開発方針といったテーマについては社内の人と交流すること自体が少ないので、その機会をまず持つことが大事なのだとミナベは語る。それに対して安斎は、直属の上長と1on1しつつも、社内でインフォーマルに情報を集め、活躍と参加の軌道の方法を知り、短中期的に自分の才能を活かせる方法を見出したり、周囲に語ってみたりすることが重要なのだろうと安斎も補足する。 マクロで言えば事業戦略と人的資本のポートフォリオ戦略が接続し、評価制度や採用制度に落とし込まれていることが理想ではある。しかし、それがないからといって諦めるのではなく、異なる事業部にも越境しながら交流し、学習を深めていくミクロ戦略も重要である。そのように自身のキャリアと事業ビジョンの二つの視点を往復しながら、組織へのコミットメントが醸成されるまで描き続ける意識を持っておくとよいだろう。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 【イベント開催のお知らせ】 7/9(土) 10時より、株式会社リクルートの人材・組織開発室の室長を務める堀川拓郎さんをゲストにお招きし、同社が創業以来実践している、「心理学的経営」の考え方について解説いただくイベントを開催します(終了後はアーカイブ動アーカイブ動画がご覧いただけます)。関心のある方はぜひご参加ください。 ▼リクルートの「心理学的経営」に学ぶ:個の衝動を活かす組織マネジメントの真髄 https://www.cultibase.jp/events/11141 【関連コンテンツ】 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。このコンテンツだけ視聴して退会する形でも大丈夫ですので、関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11028 ▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる? https://www.cultibase.jp/events/10979 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら
2022-07-0520 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio事業ビジョンにチームの求心力を持たせるマネジメントのコツ|CULTIBASE Radio|Management #98CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの98回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業ビジョンにチームの求心力を持たせるマネジメントのコツ」をテーマにディスカッションしました。 今回は「事業として中長期にどこを目指すか」を示す、事業ビジョンについて扱っていく。事業ビジョンのマネジメントに問題が発生するケースとして、事業ビジョンを聞いたメンバーが戦略を理解できない場合と、戦略は理解できるが気持ちが乗らない場合があると、ミナベは指摘する。事業ビジョンが求心力を持ち続けるために、どんなコツがあるのだろうか。 安斎は、数値的な結果のみを見せられても、メンバーの気持ちは乗りづらいと言う。それに同調してミナベは、数値的な結果に至るために、どんな課題解決に挑むのか、また、どんな意味や情熱が感じられそうなのかに、メンバーの興奮の度合いは左右されると語る。 では、どう対処すればいいのだろうか。安斎は、達成できるかできないかギリギリの事業ビジョンを示すことにコツがあるのだと言う。それを裏づけるように、ミナベは、うまくいっている事業ビジョンの共通点として、抽象的なものと具体的なものの2種類のビジョンのバランスが取れていることを挙げる。すなわち、社会にどう貢献するかの恒久的で抽象的な事業ビジョンがまずあり、その下に何年までにどんな状態を達成するかの期限つきで具体的な事業ビジョンが掲げられていることが多いのだ。恒久的で抽象的な事業ビジョンを見据えつつ、期限つきで具体的な事業ビジョンをストレッチな指標として設定することで、個々人やチームのポテンシャルを引き出していく効果が見込めるのだと言う。 さらに、事業ビジョンを表現する上で、アナロジーやメタファーの活用にもコツがあると安斎は語る。アナロジーによってイメージが浮かびなることで、定量的な目標に定性的な意味がつき、気持ちが乗りやすくなるのだ。 重ねて、事業ビジョン内で用いられる言葉を、日常使用可能な共通言語に繋げることにもコツがある。ミナベはよくある悪例として、行動指針寄りのバリューやクレドに基づいた言語が作られがちであることを指摘する。行動寄りの言葉に偏りすぎず、事業ビジョンを日常的にイメージし続けられるような、一般的な言語になっていることが重要なポイントとして挙げられる。 安斎は具体的な対処として、ハレとケの両方を使い分け、定期的に行動を事業ビジョンに繋げるマネジメントを行う必要があるのだと言う。またミナベは恒久的で抽象的な事業ビジョンに熱量が高い状態を維持しつつ、その熱量が切れないように、ビジョンに向かう過程に個々人の意味づけをし、ブラッシュアップし続けることが重要なのではないだろうかと述べる。 CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください! 【関連コンテンツ】 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。このコンテンツだけ視聴して退会する形でも大丈夫ですので、関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11028 ▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる? https://www.cultibase.jp/events/10979 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-06-2220 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio300-1000名規模のベンチャー企業の組織開発の勘所|CULTIBASE Radio|Management #97CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの97回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「300-1000名規模のベンチャー企業の組織開発の勘所」をテーマにディスカッションしました。 大企業のみならず、スタートアップやベンチャーでも、組織開発に力を入れる企業が増えてきている。ただし、組織規模の変化に応じて、組織開発のアプローチも変えていく必要があるとミナベは言う。例えば、数十人規模であれば、ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー・クレドを明確に言語化し、全員に熱量を伝播させることで組織開発を成功させる組織も多い。 しかし、300-1000名規模となると事情が異なってくる。まず第一に、人数規模の増大により、全員が一同に介する場を設けることが難しくなる。 さらにミナベは、組織規模の増大に伴い、組織開発の中で向き合う「わからなさ」の種類が変わってくると指摘する。数十人規模の組織であれば、マイルストンのタイムラインは数ヶ月や1年程度の短期間である場合が多い。そのため、「結果を出せるかわからないが、とにかくやりきる」ことが求められる。しかし、300-1000名規模となると、マイルストンのタイムラインも5年後や10年後を見据えなければならなくなる。その結果、「未来は曖昧でわからなさを多々抱えながらも、着実に前進していく」ことが求められるようになる。 さらに大企業の場合はどうなのだろうか。安斎は、大企業の組織開発では、まずは固まった課題をほぐし、熱量を伝播できる状態をつくることが重要だと言う。また、大企業であればマネージャーが数千人いるため、マネージャー同士の結束を固め、団結力を生みだしていくことは難しい。 それに対して、300-1000名規模のベンチャー精神の強い企業であれば、マネージャーは人数が多すぎるわけでもなく、また、熟達の度合いも多様である。そうした状況下では、マネージャー同士が悩みを共有しやすく、横の繋がりが強固になる。 一方でただ横並びに繋がるだけでは、組織に大きな変化を生むことは難しいと安斎は指摘する。そこで重要になるのが、熱量を生むストーリーを語れる「ストーリーテラー」の存在である。 数十人規模の組織であれば、CEOやCxOがその役割を担うことができるが、300-1000名規模になると、マネージャーにもストーリーの語り部であることが求められる。 そうした点から、300-1000名規模の組織は、組織規模の拡大を見据えた上で、数十人規模の組織のうちから、CEOやCxOが語るストーリーを、自分なりの言葉で語りなおせるマネージャーやリーダーを育てておく必要があるのではないかと安斎は提案する。 【関連コンテンツ】 今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。このコンテンツだけ視聴して退会する形でも大丈夫ですので、関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11028 また、上記のイベントに続き、6/11(土)10時には「課長」レベルのマネジメントの在り方についてミナベが解説する講座を開催します。関心のある方はぜひご参加ください(終了後はCULTIBASE Lab内でアーカイブ動画が視聴可能です) ▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる? https://www.cultibase.jp/events/10979 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-06-0719 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio遂に完成!? 新生「マネジメントの教科書」の見取り図|CULTIBASE Radio|Management #96CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの96回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「遂に完成!? 新生『マネジメントの教科書』の見取り図」をテーマにディスカッションしました。 先日のイベントの中で、現代マネジメントにおけるパラダイムシフトの全体像を捉え、新たな「教科書」をつくる書籍化プロジェクトの第一歩を踏み出したミナベ。 従来のパラダイムでは、主語はマネージャーであり、マネージャーのパフォーマンスを上げることが結果に繋がるという考えが前提として存在している。しかし、リモートワーク化や、ダイバーシティを重視した働き方への移行が求められる現代組織においては、すべてをマネージャーの指示のもとで統制することには無理があるとミナベは指摘する。 そこでミナベが提案するのが、マネージャーを主語にするのではなく、「マネジメントの環境」に目を向ける考え方である。メンバー1人1人が、自分自身で自律的に考え動き、成果を出せる環境・システム・文化を構築することが重要なのだ、とミナベは語る。 イベントの中でも語られていたように、現代組織においてはマネジャーは様々な領域から発生する課題に”もぐらたたき“的に対処する状況に陥りがちである。そうした状況ではつい自分の関心のある命題にのみコミットしてしまいがちだが、重要なのは4つの命題 *を全体的に捉え、取り組んでいく必要があるのだとミナベは言う。( 「現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは?」より ) 今後もCULTIBASEでは旧パラダイムを批判するだけではなく、今の時代背景に合わせた新パラダイムを提案していく。その第2弾として、6月にも新たなイベントの開催が予定されている。 【関連コンテンツ】 安斎がラジオ中に触れているイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。安斎がラジオ中に申していた通り、このコンテンツだけ視聴して退会する形でも大丈夫ですので、関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは? https://www.cultibase.jp/videos/11028 ▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる? https://www.cultibase.jp/events/10979 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-06-0216 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioマネージャーの「三枚舌」は悪か?各方面に情報を適切に伝えるコツ|CULTIBASE Radio|Management #95※今回のラジオは先日開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:マネジメントの教科書を書き換える」から一部抜粋した内容をお届けします。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの95回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「マネージャーの『三枚舌』は悪か?各方面に情報を適切に伝えるコツ」をテーマにディスカッションしました。 今回リスナーから寄せられた問いは、「ステークホルダーが多様なときに、ステークホルダーごとに伝えることを変えていいのか?」というもの。 IRなどにおいて、誰にどんな情報を伝えられるかが、契約上制約されることがある。そのため、外部投資家と、内部の経営陣と、現場層とでは、伝えられる情報に差異が生まれることがある。こうした中でミナベは、上場企業の支援に入る際に心がけていることとして、経営層向けや全社向けなど、常に3種類のレポートを作成すると話す。また、こうしたレポートを書き分ける技術は、中間管理職であるマネージャーにとっても重要だと述べる。 ただし、ただ単に異なる情報を渡せばよいというわけではない。情報透明性を高くすることを大前提として守りながらも、重要なのは、各ステークホルダーが「求めている情報」が何かを把握することだと述べる。大本の情報の内容は同じでも、必要な情報を選択し、物語にして伝える所作がマネジャーには必要ではなのだという。 安斎も、物語の編集は大事だと語る。点としての情報のファクトに嘘があることは当然よくない。しかし、点としての情報のファクトを、どんな物語にして伝えるかによって、当人の見える景色は大きく変わる。情報は透明性をもって伝えるが、相手が今見ている景色や歩んでいるストーリーに寄り添って、必要な情報を伝えていく。そういった意味での「三枚舌」のマネジメントは積極的に活用していいのではないだろうかと回答する。 【関連コンテンツ 】 イベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:マネジメントの教科書を書き換える https://www.cultibase.jp/videos/10745 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-05-3108 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioマネジメントの「権限移譲」はなぜ失敗するのか|CULTIBASE Radio|Management #94※今回のラジオは先日開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:マネジメントの教科書を書き換える」から一部抜粋した内容をお届けします。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの94回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「マネジメントの『権限移譲』はなぜ失敗するのか」をテーマにディスカッションしました。 権限であるロール責任を明確化した後に、誰かに任せる時に、任された人が自律的に動き、チームが駆動するにはどうすればいいのかという問いは、マネジメントの悩みの8割程度を占めるのではないかと語る。 権限移譲を上手く遂行するためには、どこからとりかかるといいのだろうか。ミナベは、権限移譲する相手のスキルやポテンシャルやキャリアを鑑みて、マッチングするのがアサインメントの最初のステップだとした上で、「任せたはずなのに、うまく動けていない場合がかなりの確率で発生する」とミナベは述べる。 仕事を任せるにあたって一般的には、「信じて任せ、口を出さないようにすることが大切である」と言われることが多い。しかし、任せただけで権限移譲がうまくいくわけではなく、任せることと支援することを切り分けることが重要だとミナベは提言する。。 仕事を任された直後は、成果や期待値調整が抜け落ちてしまうことがよく起こる。しかし重要なのは、権限移譲をする際には、任せたと伝えるだけではなく、権限移譲した相手がうまくロールに対する責任を果たせるようになるまで、権限移譲した相手へのコーチングや助言の支援を行っていくことなのだとミナベは言う。 またミナベは、権限移譲したことを何度も繰り返し伝え続けることも重要だと話す。それは権限移譲した相手だけでなく、周囲の人にも同様であり、そうしなければ権限移譲をしたはずなのに、いつまでも前任者である自分に確認の連絡が来ることになってしまうためである。ミナベはその際のポイントとして、権限移譲をした事実だけでなく、その理由もセットで伝えることを挙げる。 【関連コンテンツ 】 イベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:マネジメントの教科書を書き換える https://www.cultibase.jp/videos/10745 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-05-2513 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio組織拡大のなかで、既存メンバーのナレッジをいかに共有するか?|CULTIBASE Radio|Management #93※今回のラジオは先日開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:マネジメントの教科書を書き換える」から一部抜粋した内容をお届けします。 CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの93回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「組織拡大のなかで、既存メンバーのナレッジをいかに共有するか?」をテーマにディスカッションしました。 安斎・ミナベは共に、組織拡大によりナレッジシェアリングに課題が発生することは、組織が拡大する限り永久に続くものだと言う。少数精鋭のフラットな組織からピラミッド階層型の組織になっていく際、既存メンバーの暗黙知をいかに形式知にするのかというリスナーの問いに答えていく。 ミナベは、今すぐにできることとして、成功法則をリスト化し共有すべき内容を固めたうえで、既存メンバーに共有することをあげる。しかし一方で、まとめられた内容が共有されなかったり、更新されなかったりという現象も起こりうると安斎は指摘する。 安斎は、あらかじめレビュー機能をつくり、レビューの工数を割いておくことが重要だと言う。ミドルマネージャーになった層は、プレイヤー時代と同様に100%プレイングする時間に当てるのではなく、マネジメントしメンバーをレビューする工数に時間を当てるのがよいということだ。 ミナベは、レビューを機能させるには、トップダウンとボトムアップ両面からのアプローチが必要と考えている。戦略的にいくならトップダウンでマネジメントすることがある。この際に、業務プロセスが特定されておらず、ナレッジが貯まるポイントをつくれていないことが多いと指摘する。 それを踏まえると、ボトムアップでナレッジを共有していくことも大切だと提案する。まずは口頭でナレッジをシェアすることから始めると、結果的に形式化されたwikiのような書面の形に仕上がることもある。 安斎は、ナレッジのシェアにおいて、Howだけの共有に留まらないことが重要だと補足する。Howと一緒にWhyもセットでチームの中で共有する仕組みをおいておくと、組織学習が進んでいくのではないだろうか。 【関連コンテンツ 】 イベントのアーカイブ動画を下記URLにて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:マネジメントの教科書を書き換える https://www.cultibase.jp/videos/10745 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-05-2410 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio1on1はスタバでやるべし!? 対話の柔術論の考察|CULTIBASE Radio|Management #91CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの91回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「1on1はスタバでやるべし!? 対話の柔術論の考察」をテーマにディスカッションしました。 1on1は通常、会議室やzoomを使ってクイックに行われることが多い。しかし、相手が深刻そうな悩みを抱えていそうな時などは、”スタバ”に行くなど、じっくり腰を据えて対話に臨める場所に移動することも大切である。 本来1on1は、相手と良い関係性を築き、今度一緒にどんなことをやっていきたいのかを擦り合わせるための場である。”スタバに誘う”という行為は、それだけで「あなたと良い関係性を築きたい」というメッセージになる。さらに、物理的に、いつもと異なる空間でリラックスしながら対話に臨めるため、話も弾みやすい。 反面、だからといって毎回スタバに行けばよいというわけではない。スタバという非日常が常習化してしまうと、効力を失ってしまう。あくまで必要な場面でのみ場の力を活用することが大切である。 重要なのは、寄り添う姿勢と自律を促す姿勢のバランスをとること。いきなり足場を外すのではなく、少しずつ自律できるように、マイルストーンを設定していく。そのように成功体験の手助けを行いながら、非日常的なサポートを減らしていけるとよいだろう。 バランスをとるには、まず相手の状態をよく観察してみる必要がある。相手の状態に合わせて、適切なアプローチのもと健全な関係性を築いていく。そのように一人ひとりの発達に資するかどうかを考えながら、柔軟に対応することが大切である。 イベント開催のお知らせ また、2022年4月23日(土)10:00-11:30に、Management Radioラジオのライブイベントを開催します。当日は安斎とミナベが、組織の創造性を最大限に発揮するためにマネジメントに求められているパラダイムシフトや、具体的なアプローチの方向性について議論します。 安斎・ミナベが構想中の出版企画についても、こっそりお伝えするかもしれません。また、当日テーマとする質問も募集中です!詳細は下記イベントページをご覧ください。 ▼CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:マネジメントの教科書を書き換える https://www.cultibase.jp/events/10535 関連コンテンツ 今回のテーマに関連したコンテンツも公開中です。1on1でも活用可能な「フカボリ」の技術を、モリジュンヤさん(株式会社inquire CEO)に伺います。 ▼編集の技に学ぶ 他者の魅力を引き出す“フカボリ“の技術 https://www.cultibase.jp/videos/9199 CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンもありますので、関心のある方はこの機会にぜひ入会をご検討ください。 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-04-1916 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio対話とは、我慢である。共感のバッドパターンとは|CULTIBASE Radio|Management #90CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの90回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「対話とは、我慢である。共感のバッドパターンとは」をテーマにディスカッションしました。 対話とは、葛藤やモヤモヤする感情を、我慢することである。自分の考え方と合わない意見に出会った時に、自身を正当化する意見を伝えることがある。しかし、その行動を我慢して、なぜ自分と異なる意見になっているかを知ろうとすることが重要である。 自分の価値観やアイデンティティが揺らぐ可能性があるからこそ、自分と異なる意見を知ることには恐怖を感じる。だからこそ、意見の異なる相手と対話をすることは難しい。しかし、一旦ネガティブな感情を我慢して対話に臨んでみることで、その先にわかりあえることがある。このような「ネガティブケイパビリティ」と呼ばれる、“わからなさに耐える力”が必要である。 対話のバッドパターンとして陥りがちな状況は、一部だけ理解でき納得できる意見があった際に、一部の意見のみに反応し共感することにある。これでは、表面的な共感で終わってしまう。 大切なことは、理解ができないその他の意見に対して、共感できるところがあるのではないかと、対話し続けることにある。お互いよくわからないことに対し感情的になるのではなく、わからないことを超えるにはどうすればいいかと考える必要がある。 最初は非常に大変であるが、ネガティブケイパビリティをもって対話を続けることで、ラフに対話できるようになる。そうしてようやく、お互いの真の理解が深まるのだ。 関連コンテンツ  「対話」のファシリテーションを学べるコンテンツとして、ライブイベント「ファシリテーションの鍛え方:創造的対話を支えるコアスキルの体系」のアーカイブ動画が公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼ファシリテーションの鍛え方:創造的対話を支えるコアスキルの体系 https://www.cultibase.jp/videos/7224 また、2022年4月23日(土)10:00-11:30に、Management Radioラジオのライブイベントを開催します。当日は安斎とミナベが、組織の創造性を最大限に発揮するためにマネジメントに求められているパラダイムシフトや、具体的なアプローチの方向性について議論します。 安斎・ミナベが構想中の出版企画についても、こっそりお伝えするかもしれません。また、当日テーマとする質問も募集中です!詳細は下記イベントページをご覧ください。 ▼CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:マネジメントの教科書を書き換える https://www.cultibase.jp/events/10535  ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-04-1812 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radioアジャイル型組織の醍醐味は“連携必殺技“にあり!?|CULTIBASE Radio|Management #89CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの88回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「『両利きの経営』を推進する経営層のストーリーテリング戦略」をテーマにディスカッションしました。 アジャイル型組織では、様々な職能が一緒にスモールチームを組み、事業を遂行する。その際、お互いの職能間で越境学習をし、各職能を再定義する事象が発生する。職能の越境を行うにおいて重要なことが、対話にあるのではないか。 ウォーターフォール型の組織では、同じ職能の人が集い、上司から降りてきた目的・目標に従い、タスクを遂行する。しかし、アジャイル型では、多様な職能でチームを組み、チームで目的を素早く再編成しながら、タスクを遂行していく。 アジャイル型組織は、職能の越境学習をミクロに起こし続けるための体制である。職能の越境学習が発生した結果、職能の定義づけが難しくなり、あやふやになっていくケースが発生する。本来、越境学習は長い時間をかけて行う。アジャイル組織では、短い時間で越境学習を起こす。短い時間でやる分、より多くのコミュニケーションコストが発生し、最初は大変なことがあるのだ。 しかしその分、職能の越境が起き、チームメンバーが相互に連携ができるようになり、大きな成果を出すことができる。自分だけで職能を熟達していった際にできることは1+1=2だが、職能の越境学習により複数人の職能が掛け合わされた際にできることは1+1=3や5や10といったように、大きな成果となっていく。 「アジャイル型組織」に関する過去のRadioはこちら。 ▼最近よく聞く「アジャイル型組織」ってなんですか?|CULTIBASE Radio|Management #51 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/6784 ▼組織学習になぜアジャイルが必要なのか?|CULTIBASE Radio|Management #54 https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/6954 関連コンテンツ 安斎とゲスト・石山恒貴さん(法政大学大学院 政策創造研究科教授)によるライブイベント「両利きの経営を実現する“越境学習“の実践とマネジメント」のアーカイブ動画が公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在入会には10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。 ▼両利きの経営を実現する“越境学習“の実践とマネジメント https://www.cultibase.jp/videos/10489 また、2022年4月23日(土)10:00-11:30に、Management Radioラジオのライブイベントを開催します。当日は、安斎とミナベが、組織の創造性を最大限に発揮するためにマネジメントに求められているパラダイムシフトや、具体的なアプローチの方向性について議論します。 安斎・ミナベが構想中の出版企画についても、こっそりお伝えするかもしれません。また、当日テーマとする質問も募集中です!詳細は下記イベントページをご覧ください。 ▼CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:マネジメントの教科書を書き換える https://www.cultibase.jp/events/10535 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-04-1316 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio「両利きの経営」を推進する経営層のストーリーテリング戦略|CULTIBASE Radio|Management #88CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの88回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「『両利きの経営』を推進する経営層のストーリーテリング戦略」をテーマにディスカッションしました。 両利きの経営状態を目指す際に、事業を多角化しようと、新規事業の立ち上げが遂行される。既存事業も存在すれば、新規事業も創出されていく状況で、全体をどう意味づけて物語るかに課題が発生する場合がある。 事業を多角化していく際にはなぜ新規事業を創るかを明確に伝える必要がある。例えば、経営層が既存事業をないがしろにするような発言をしてしまうと、既存事業をやっている人が新規事業をやっている人を敵対視するようになってしまう。そうならないためにも、既存事業と新規事業が一緒に取り組まなければ解決しない課題を物語ることが重要となる。 そのためには、まずフォーカスするポイントをミクロなものからマクロなものに置き換えていくことが有効である。事業というやり方(How)の視点から、組織が取り組むミッションやビジョンなどの理念(Why)の視点へ視野を広げ、その上でそれぞれ事業ポートフォリオがどのように理念の実現に結びつくのかを物語化していくと良いだろう。 特定部門や既存事業において、アイデンティティや矜持は日々育まれている。だからこそ、異なる部門間や事業間で、お互いの矜持を理解して、尊重できるとよりよい。経営とマネージャーとプレイヤーの各層がお互いを理解をし合いながら物語を編むことが、強い組織の土台の形成に繋がっていく。 関連コンテンツ 会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」では、今回のラジオのテーマについてさらに理解を深められる次の動画コンテンツを公開中です。入会には10日間の無料キャンペーンもありますので、ぜひ関心のあるタイトルからご覧ください。 ▼Book Review『両利きの経営』 https://www.cultibase.jp/book-reviews/5148 ▼両利きの経営を実現する“越境学習“の実践とマネジメント https://www.cultibase.jp/videos/10489 ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見を深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-04-0523 minCULTIBASE Radio
CULTIBASE Radio専門性に溶け込むファシリテーションのエッセンスとは?|CULTIBASE Radio|Facilitation #20CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの20回目では、前回に続き株式会社MIMIGURIの渡邉貴大が、同社の猫田耳子、栄前田勝太郎とともに、「専門性に溶け込むファシリテーションのエッセンスとは?」をテーマにディスカッションしました。 前回のファシリテーションラジオの19回目では、専門性とファシリテーションの両者があるからこそ、相互に活かし合うことができるという内容を扱った。また、学習者と越境者が重要であるという話をした。 ファシリテーターは「あり方」や「ふるまい」である。会議の司会進行役を「ファシリテーター」だと考える意見があるが、実は熟達したファシリテーターは、場をつくり、そこにいるだけでファシリテーターだと考える。また、ファシリテーターは何かを教える存在ではなく、一歩先を行く学習者であり、みんなで一緒に学ぶ存在である。 クライアントワークは、クライアントの課題をヒアリングし、それに合わせてファシリテーターが計画と回答を出す仕事だと思われる傾向にある。しかし、ファシリテーターが答えを持っているわけではなく、計画も変わりうるものであることをクライアントに明確に伝えておく必要がある。アウトプットをクライアントとファシリテーターが一緒になって創りあげていくことが重要である。 プロセスをデザインするというとても地味で見えづらい行為をファシリテーションと呼んでいる。効率性やゴール達成だけを重視すると、ファシリテーションは必須ではない可能性もある。しかし、最終的な成果やゴールにたどり着くまでに、1人1人の想いが体現されていて、納得感のある状況を一緒に創る存在がファシリテーターである。 関連コンテンツ  今回の出演者が登壇したライブイベントのアーカイブ動画を「CULTIBASE Lab」で公開中です。入会には10日間の無料キャンペーンもありますので、ぜひ関心のあるタイトルからご覧ください。 ファシリテーションの鍛え方:創造的対話を支えるコアスキルの体系(渡邉貴大) https://www.cultibase.jp/videos/7224 個人の“らしさ”が共生する組織をいかにつくるか? -「常識を考え直すワークショップ」の事例から考える(猫田耳子) https://www.cultibase.jp/videos/9044 “PMの暗黙知”を解き明かす:プロジェクトを推進させるファシリテーション(栄前田勝太郎) https://www.cultibase.jp/videos/8105  ◇   ◇   ◇ 人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。 ▼「CULTIBASE Lab」の詳細・お申し込みはこちら https://cultibase.jp/lab
2022-03-2925 min