podcast
details
.com
Print
Share
Look for any podcast host, guest or anyone
Search
Showing episodes and shows of
SpaceCapitalist
Shows
宇宙ビジネスラジオ
#90 米国の宇宙原子力新戦略【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、米国が1965年以降運用可能な核分裂炉を宇宙で飛行させていない課題を深掘りします。中国などとの地政学的競争の中、米国が宇宙原子力でリーダーシップを取り戻すための新戦略を解説。核推進に先立ち電源開発を優先する重要性を強調し、2028年までの地上試験、2030年までの飛行実証を目指す「Go Big」や「Chessmaster’s Gambit」などの主要オプションを提示します。参考文献:報告書:Weighing the Future: Strategic Options for U.S. Space Nuclear Leadership
2025-07-27
09 min
宇宙ビジネスラジオ
#89 地球最大の火星の岩石:競売と驚きの鑑定秘話【宇宙ニュース】
このエピソードでは、ニューヨークで競売にかけられる地球最大の火星の岩石NWA 16788(54ポンド/25キログラム)に迫ります。驚きの価格予想、まるで火星の表面のようなその姿、そして科学者たちが火星の石と断定する独自の検証方法(ガスやマスクリナイトガラスの分析など)、さらにはその所有を巡る議論について解説します。参考文献:Space.com
2025-07-26
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#88 SESとIntelsatの統合【宇宙ニュース】
このエピソードでは、SESによる31億ドルのライバルIntelsat買収について解説します。StarlinkなどのLEO(低軌道)衛星の台頭に対抗するため、両社がGEO(静止軌道)とMEO(中軌道)を組み合わせた「マルチオービット戦略」24億ユーロのシナジー実現に向けた統合の課題に迫ります。参考文献:SpaceNews
2025-07-25
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#87 SeraphimのQ2 2025レポート:記録的な成長と主要トレンド【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、Q2 2025の宇宙技術投資の動向を詳述します。投資総額は31億ドルに達し、宇宙技術分野で史上2番目に大きい四半期となりました。米国企業が投資総額の70%を占め、年間の投資額がすでに2024年全体を超えています。投資は資本集約的なビルド、打ち上げ、プラットフォームのセグメントに集中し、特にシリーズBおよびCラウンドが総投資額の65%を占め、早期成長段階の企業への投資家の確信を示しています。国家安全保障が引き続き投資の主要な推進要因となっています。参考文献:Seraphim Space Index Q2 2025
2025-07-24
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#86 台湾の新宇宙挑戦者:TiSpaceの光と影【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、台湾の民間宇宙企業TiSpaceの野心と現実のギャップに迫ります。低コスト・オンデマンドの打ち上げを目指すも、ハイブリッドロケット技術の未実証性と相次ぐ失敗が最大の課題です。不安定な資金調達状況や複雑な地政学的背景も分析し、その将来性を考察します。参考文献:TAIPEI TIMES
2025-07-23
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#85 Firefly Aerospace、IPO申請!【宇宙ニュース】
このエピソードでは、宇宙企業Firefly AerospaceがNasdaq上場を目指しIPOを申請したことを解説します。Blue Ghost 1の月面着陸による収益増、財務状況と多額の負債、ロケットや宇宙船の製品ポートフォリオ、そして今後の展望について掘り下げます。参考文献:SpaceNews
2025-07-22
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#84 「宇宙商社」Space BDの挑戦:黒字化とポストISS戦略の深掘り【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、日本の宇宙産業で独自の「宇宙商社」モデルを確立したSpace BDを深掘りします。2024年8月期の初の通期黒字化達成、JAXAとの強固な連携、そしてポストISS時代を見据えた「低軌道汎用実験システム」開発戦略から、その軌跡と未来を解説します。
2025-07-21
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#83 SpaceIQ最新レポート2025年Q2【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、最新の「Space IQ」レポートから、宇宙経済を構成する「インフラ」「分散」「アプリケーション」の3層における2025年Q2の投資動向を深掘りします。特に、防衛需要に牽引されるGEOINTや、欧州の投資急増、SpaceXの課題、米国の予算削減など、注目のトピックを詳しく解説します。参考文献:Space IQ
2025-07-20
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#82 ITで宇宙を民主化:Space Dataの挑戦【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、IT業界の知見を宇宙産業に応用し、「宇宙の民主化」を目指す株式会社Space Dataに迫ります。彼らは、デジタルツイン技術と世界初のオープンソース宇宙ステーションOSを軸に、従来の閉鎖的な宇宙開発をオープンなプラットフォームへと変革しようとしています。その壮大なビジョンと革新的な戦略を深掘りします。
2025-07-19
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#81 宇宙食進化論:美食と科学の最前線【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、ミシュラン星付きシェフが手掛ける美食から初期のチューブ食まで、宇宙食の驚くべき進化を深掘りします。無重力下の生理学的課題や文化交流の重要性、そして火星での食料自給に向けた最新技術まで、宇宙の食にまつわる科学とロマンを紐解きます。参考文献:https://www.theguardian.com/science/2025/jul/02/lobster-bisque-onion-soup-iss-menu-french-astronaut-sophie-adenot
2025-07-18
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#80 異例の人事:交通長官がNASA長官代行に指名【宇宙ニュース】
このエピソードでは、トランプ大統領がショーン・ダフィー交通長官を異例のNASA長官代行に指名した背景を深掘りします。これは、過去に例のない閣僚の任命であり、前任の長官代行ジャネット・ペトロ氏からの交代、さらに以前の指名候補ジャレッド・アイザックマン氏の指名撤回(民主党への献金やイーロン・マスク氏との関係が理由)という経緯を詳述します。NASAが不確実なリーダーシップ体制に置かれる現状と、その宇宙機関への影響についても考察します。参考文献:https://spacenews.com/secretary-of-transportation-duffy-named-acting-nasa-administrator/
2025-07-17
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#79 月のビジネスケース:商業ミッションが拓く未来【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、SpaceMindsのエピソード「The Business Case for the Moon」をもとに、商用月ミッションの意義と将来の機会を探ります。月の資源利用(レゴリス、ヘリウム3、ロケット燃料)、科学的探求、そして持続可能なインフラ構築の重要性について議論します。また、アルテミス合意に代表される国際的な政策的枠組みが、いかに宇宙における人類の未来を支えるかにも焦点を当てます。参考文献:SpaceMinds
2025-07-16
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#78 NASA予算:100億ドルの攻防【宇宙ニュース】
このエピソードでは、議会が承認した約100億ドルのNASA予算を深掘りします。この予算は、アルテミス計画のためのSLSロケットやゲートウェイ、国際宇宙ステーション (ISS) 運用など、深宇宙探査を強力に推進します。また、宇宙シャトル「ディスカバリー号」論争にも注目し、米国宇宙開発の未来がどう形成されるかを探ります。参考文献https://spacenews.com/congress-passes-budget-reconciliation-bill-with-10-billion-for-nasa/https://spacenews.com/cruz-seeks-10-billion-for-nasa-programs-in-budget-reconciliation-bill/https://spacenews.com/senate-spending-bill-that-overrides-proposed-nasa-cuts-held-up-in-committee/
2025-07-15
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#77 アクセルスペース上場承認!【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、日本のニュースペースを牽引するアクセルスペースの挑戦に迫ります。地球観測データプラットフォーム「AxelGlobe」衛星ワンストップサービス「AxelLiner」独自のデュアルビジネスモデルを展開し、「Space within Your Reach(宇宙を普通の場所に)」というビジョンを掲げる同社は、2025年8月に東証グロース市場へ上場予定です。その成長戦略を深掘りします。参考文献:プレスリリース
2025-07-14
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#76 野球x宇宙【宇宙ニュース】
このエピソードでは、コロラド・ロッキーズとデンバー拠点の宇宙・防衛技術企業ヨーク・スペース・システムズが締結した、MLB史上初の歴史的なジャージパッチパートナーシップに焦点を当てます。2025年7月1日から2030年のシーズンまで続くこの提携は、宇宙と野球を結びつける画期的なもので、メディア展開やSTEM教育活動など多岐にわたる取り組みが期待されます。
2025-07-13
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#75 NASAとNetflix:宇宙配信の新時代【宇宙ニュース】
このエピソードでは、NASAとNetflixの画期的な提携を深掘りします。なぜNASA+のライブコンテンツがNetflixで無料かつ非独占で配信されるのか?NASAの「公共へのリーチ」という使命と、Netflixの「ライブコンテンツ強化」戦略、そして「エデュテインメント」の未来に迫ります。
2025-07-12
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#74 H-2Aロケット最終飛行:日本の宇宙を支えた24年の物語【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、日本の宇宙を24年間支え、50回の飛行で98%の成功率を誇ったH-2Aロケットの最終飛行に焦点を当てます。国家の多様なミッションを支えながらも商業面で課題を抱えたその歴史と、後継機H3への挑戦が日本の宇宙開発にもたらす未来について解説します。
2025-07-11
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#73 ThinkOrbital:宇宙建設企業【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、宇宙建設企業ThinkOrbitalが、「ペイロードフェアリングの専制」という根本的な制約を解決し、軌道上インフラの経済性を根本から変えようとする挑戦を深掘りします。軌道上で直接、国際宇宙ステーションの4倍以上の容積を持つ大規模な構造物を自律溶接で建設する独自のアプローチ。さらに、防衛分野での早期収益機会をもたらすデュアルユース技術「ThinkX」や、SpaceXや国家安全保障宇宙分野での深い運用経験を持つリーダーシップチームについても掘り下げます。
2025-07-10
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#72 Draper研究所【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、アポロ計画を支えたドレイパー研究所が、NASAの商業月ペイロードサービス(CLPS)計画の一環として、月裏側への極めて困難なCP-12ミッションにどう挑むかを深掘りします。同社の核となる誘導・航法・制御(GNC)技術と、非営利組織としての公平な立場を強みに、現代の商業宇宙探査の最前線で果たす戦略的役割を解説します。
2025-07-09
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#71 Astrobotic Technology【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、月面経済の設計者として注目されるAstrobotic Technology社に迫ります。2024年の初の月着陸ミッション「Peregrine」は失敗したものの、その経験は同社の技術的・組織的成熟を促す貴重な学習機会となりました。同社は2025年の次期「Griffin」ミッションで技術信頼性の回復を目指し、さらに月面電力供給サービス「LunaGrid」構想を通じて、月面インフラ構築による月経済の牽引という壮大なビジョンを追求しています。
2025-07-08
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#70 Intuitive Machines【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、月経済を開拓するパイオニアであるIntuitive Machinesを深掘りします。同社の歴史的な月面軟着陸の成功と、相次ぐ着陸時の転倒という技術的課題、NASAとの強固なパートナーシップ、独自開発のメタロックスエンジン、そして月データネットワーク構築を通じた長期的な月経済のビジョンに迫ります。
2025-07-07
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#69 Firefly Aerospace:初の完全な民間月面軟着陸に成功【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、幾度の危機を乗り越え、NewSpace経済の主要プレーヤーとなったFirefly Aerospaceを深掘りします。民間企業として初の完璧な月面軟着陸に成功したBlue Ghostミッションや、米国宇宙軍向けの即応宇宙能力の実証(VICTUS NOXミッション)で注目を集める一方、主力ロケットAlphaの信頼性向上が主要な課題です。同社が採用する垂直統合モデルと共通技術プラットフォーム、そしてNorthrop Grummanとの提携に代表される戦略的パートナーシップを通じて、いかに「エンドツーエンド」の宇宙輸送企業を目指し、将来の月面・軌道上サービスを展開していくのかを解説します。
2025-07-06
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#68 CLPS:民間月探査の時代【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、NASAの商業月輸送サービス(CLPS)イニシアチブを深掘り。革新的な官民連携モデルとして、月探査の加速と月経済の育成を目指すCLPSの構造、AstroboticやIntuitive Machines、Fireflyなど各社の初期ミッション実績、成功と失敗から得られた貴重な教訓、監査で指摘された課題、そして将来の戦略的展望までを解説します。
2025-07-05
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#67 J-SPARC:共創しよう。宇宙は、世界を変えられる【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、JAXAと企業の宇宙ビジネス共創プログラム「J-SPARC」の6年半を深掘りします。ソニーの宇宙撮影やロケット開発支援など、多様な共創事例を紹介し、累計売上40億円、外部資金2,300億円超の実績から、日本の宇宙産業を牽引するJ-SPARCの挑戦と未来の可能性を探ります。参考文献:事例ハンドブック
2025-07-04
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#66 CLDプログラム:ポストISS時代の宇宙ステーション開発競争【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、国際宇宙ステーション(ISS)退役後の地球低軌道(LEO)におけるパラダイムシフトに焦点を当てます。NASAの商業低軌道目的地(CLD)プログラムの戦略、主要な競争者であるAxiom Space、Starlab Space、Orbital Reefの動向、そして「LEOの空白期間」という喫緊のリスクや予算の不確実性といった課題を深掘りし、新たなLEO経済の創出が米国の宇宙におけるリーダーシップにいかに不可欠であるかを考察します。
2025-07-03
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#65 Starlab:民間宇宙ステーション【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、国際宇宙ステーション(ISS)退役後の地球低軌道(LEO)における人類の活動を担う、民間主導の商業宇宙ステーション「Starlab」の全貌に迫ります。SpaceX社のStarshipによる単一打ち上げで「即時運用可能」となる革新的な設計、Voyager Space、Airbus、三菱商事、MDA Spaceといった強力な国際コンソーシアムの形成、そしてNASAの商業LEO開発(CLD)プログラムにおける戦略的意義を深掘りします。StarlabがLEO経済の未来をどのように形作るのか、その可能性と挑戦を解説します。
2025-07-02
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#64 Orbital Reef:Blue Origin系商業宇宙ステーション【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、国際宇宙ステーション(ISS)退役後の低軌道(LEO)経済を担う商業宇宙ステーション「Orbital Reef」を徹底分析します。Blue OriginとSierra Spaceが主導するこの壮大な計画のビジョン、主要技術、New Glennロケットの開発遅延、パートナーシップの課題、そしてNASAとの関係や競合他社との比較を掘り下げ、その未来を探ります。参考文献:SpaceNews
2025-07-01
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#63 Axiom Space:商業宇宙ステーションの最前線と挑戦【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、国際宇宙ステーション(ISS)の後継を目指すAxiom Spaceを深掘りします。元NASAのリーダーシップから生まれた同社が、商業宇宙ステーションの建設、有人宇宙飛行ミッション、月面宇宙服開発という3つの柱で地球低軌道経済を牽引する一方で、直面する財務的課題や激しい競争環境について掘り下げます。
2025-06-30
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#62 Varda Space Industries:軌道上経済を切り拓く宇宙工場【宇宙スタートアップ】
「宇宙工場」Varda Space Industriesは、軌道上での医薬品製造と地球への帰還を商業的に実現しました。HIV治療薬の結晶化に成功し、規制の壁を突破。防衛分野とのデュアルユース戦略で成長を加速させ、人類の経済圏を宇宙へ拡大するこのパイオニア企業の全貌を深掘りします。
2025-06-29
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#61 ESA Proba-3:宇宙に創る人工日食【宇宙リサーチ】
ESAのProba-3ミッションが、2機の衛星による精密編隊飛行で初の人工皆既日食を実現しました。これにより、太陽表面よりはるかに高温な謎多き太陽コロナを詳細に観測し、太陽風やコロナ質量放出といった宇宙天気の研究に貢献します。また、この技術は将来の重力波観測や太陽系外惑星探査など、新たな宇宙ミッションへの道を開く画期的なものです。参考文献:Space.com
2025-06-28
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#60 Ursa Majoer:3Dプリンティングによる宇宙エンジンメーカー【宇宙スタートアップ】
Ursa Major社は2015年設立の米国のロケットエンジンメーカーで、積層造形(3Dプリンティング)技術を駆使し、航空宇宙・防衛産業の「推進システムのボトルネック」を解消します。独立系サプライヤーとして、Stratolaunch社にHadleyエンジンを供給し米軍極超音速試験を支援するなど、国防総省の国産推進システム需要に応え、防衛・宇宙の未来を牽引しています。
2025-06-27
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#59 ホンダ、再使用型ロケットの離着陸試験に成功!【宇宙ニュース】
自動車メーカーのホンダが独自開発の再使用型ロケットで初の離着陸試験に成功しました。高度271.4mに到達し、目標地点からわずか37cmの誤差で着地。これは再使用に不可欠な飛行安定性と精密な着陸能力の実証です。2029年の準軌道飛行を目指し、自動車で培ったコア技術を宇宙に応用するホンダの挑戦について解説します。参考文献UchuBizホンダSpaceNews
2025-06-26
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#58 Look Up Space:宇宙の安全を守る地上レーダー【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、フランスの宇宙状況認識(SSA)企業Look Upが約5,000万ユーロを調達したニュースに焦点を当てます。元フランス軍および宇宙機関の幹部によって設立された同社は、欧州の宇宙における「戦略的自律性」確立のため、民生・防衛両用のレーダーネットワーク(SORASYS)と宇宙オペレーションサービス(SOaaS)をどのように展開していくのかを解説します。
2025-06-25
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#57 Logos Space:電子戦時代のセキュア衛星通信【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、2024年設立のLogos Space Servicesに焦点を当てます。増大する電子的脅威に耐性のあるセキュアな衛星通信ネットワークを構築し、エンタープライズおよび政府機関ユーザーをターゲットにしています。3,960機以上の地球低軌道(LEO)衛星コンステレーションを目指しますが、SpaceX (Starlink) やAmazon (Project Kuiper) との競争、そしてFCCからの許認可取得などの課題に直面しています。その独自の技術的優位性、市場戦略を深掘りします。参考文献:SpaceNews
2025-06-24
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#56 Muon Space:垂直統合とMaaSで宇宙産業を革新【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、衛星メーカーのミューオン・スペースが最近調達した総額1億4600万ドルの資金と、年間最大500基の衛星生産能力を持つ新施設について解説します。推進システム企業Starlight Enginesの買収による垂直統合と、独自の「Mission-as-a-Service(MaaS)」モデルが宇宙産業にどう影響するかを探ります。参考文献:SpaceNews
2025-06-23
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#55 アインシュタインとニュートンが語る宇宙の謎【特別対話】
このエピソードでは、アインシュタインとニュートンが宇宙の謎について対話します。
2025-06-22
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#54 シスルナ経済圏【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、地球と月を結ぶシスルナ経済圏の現状を深掘りします。政府主導で成長するアンカーテナント市場と、いまだ投機的な商業市場という二層構造、米国主導のアルテミス計画と中露ILRSによる地政学的競争、そして信頼性の高い月面着陸技術や資源利用といった主要な課題について解説します。Bryce Techのインフォグラフィックスをもとにした追加リサーチを踏まえて議論します。参考文献:Bryce Tech
2025-06-21
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#53 微小重力環境で人体はどうなるのか?【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、Space Mindsのエピソードをもとに、Dr. Nadia Maruが語る微小重力が人体に与える深刻な影響を深掘りします。心臓の老化、骨密度の低下、視覚問題など、宇宙環境が引き起こす健康課題に焦点を当てます。
2025-06-20
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#52 VoyagerついにIPO【宇宙ニュース】
このエピソードでは、宇宙と防衛分野で垂直統合を推進するVoyager Technologiesに迫ります。最近の大型IPOで3億8300万ドルを調達し、商業宇宙ステーションStarlabの開発や防衛技術に注力する彼らの戦略、そして課題を深掘りします。
2025-06-19
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#51 Dawn Aerospace:ついに初のスペースプレーン契約!【宇宙ニュース】
このエピソードでは、再利用可能なスペースプレーン「Aurora」で宇宙輸送に革命を起こすDawn Aerospaceを紹介します1。滑走路からの離着陸とグリーン推進剤により、宇宙アクセスを日常的で低コストなものに変える彼らのビジョンと、最近のオクラホマ州との歴史的契約について掘り下げます。
2025-06-18
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#50 Sierra Space、防衛部門をさらに強化【宇宙ニュース】
このエピソードでは、NASA貨物ミッション向け宇宙機で知られるシエラ・スペースが、国防分野へ本格的に参入するニュースを深掘りします。同社は過去2年半で15億ドルもの防衛契約を獲得し、新防衛部門「シエラ・スペース・ディフェンス」を正式に立ち上げました。ミサイル追跡衛星や次世代GPSなど、国家安全保障プログラムへの貢献に焦点を当てます。
2025-06-17
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#49 ESA 2024年年次報告【宇宙ニュース】
このエピソードでは、欧州宇宙機関(ESA)の2024年の主要な成果を取り扱います。アリアン6の初飛行とベガCの復帰による宇宙への自律アクセスの回復、木星氷衛星探査機JUICEの躍進、Euclidによる宇宙地図作成、月・火星探査の進展、そしてゼロデブリ達成に向けた取り組みなど、多岐にわたる活動を紹介し、欧州の宇宙におけるリーダーシップと未来への貢献を深掘りします。ESA Annual Report
2025-06-16
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#48 EUで宇宙法導入の動き【宇宙ニュース】
EUは宇宙サービスに関する初の統一的な法的な枠組みである「Space Act」を導入する準備を進めています。この法案の草案は、6月末までに発表される見込みです。このエピソードでは、宇宙法の基礎となる国際条約や、日本、米国といった主要国の国内法を解説します。急増するスペースデブリ、宇宙資源の利用、メガコンステレーションなど、「ニュースペース」時代の喫緊の課題に焦点を当て、国際機関の役割や、アルテミス合意に見られる将来のルールメイキングの方向性を探ります。
2025-06-15
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#47 商業衛星の海外戦略:国境を越える「宇宙の目」【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、アメリカの衛星企業が海外からの「主権的」な宇宙監視能力への需要を取り込んでいる現状を探ります。地政学的な変化や技術の民主化を背景に、光学・SAR衛星企業が軍事・商業の両分野で国際契約を獲得している動向を解説。ウクライナ紛争で示された商業衛星の有用性や、SAR技術の進化、AI活用、企業の戦略的多様化について掘り下げます。
2025-06-14
09 min
宇宙ビジネスラジオ
#46 元SpaceXのトム・ミューラー率いるImpulse Spaceの挑戦【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、元SpaceXの著名な推進エンジニア、トム・ミューラー氏が設立した宇宙輸送企業Impulse Spaceに迫ります。衛星のラストマイル配送を行う小型OTV「Mira」や、GEOへの高速輸送を目指す「Helios」を開発。さらに、Relativity Spaceと組んで初の商業火星着陸ミッションも計画。独自の推進技術と潤沢な資金を武器に、政府・商業顧客の契約を獲得しています。宇宙物流の未来を担うImpulse Spaceの技術と戦略、そして大胆なビジョンを深掘りします。
2025-06-13
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#45 宇宙では電波の交通整理が必要【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、宇宙空間における無線周波数の秩序ある利用を可能にする「周波数調整」の基本原則と重要性を解説します。 ITUが定める国際規則や国内の手続き、混信回避のための技術を紹介しつつ、メガコンステレーションの台頭や宇宙デブリ問題といった現代の課題に迫ります。光通信やAIといった最新技術、月面活動などの未来の展望にも触れ、宇宙通信の持続可能な未来を支える周波数調整の複雑さと奥深さを探ります。
2025-06-12
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#44 テキサスに新しく誕生!?スターベース市とは【宇宙ニュース】
このエピソードでは、テキサス州に誕生した新しい都市スターベースに焦点を当てます。SpaceXとの強い結びつきを持つこの「企業城下町」、ボカチカビーチの閉鎖権限を得るなど、その運営を開始した経緯を探ります。スターシップ開発の拠点として地域経済に貢献する一方で、敏感な環境や公共アクセスを巡る多面的な論争も掘り下げます。
2025-06-11
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#43 ArkEdge Space:超小型衛星コンステレーション【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、日本の「ニュースペース」を牽引するArkEdge Space株式会社を紹介します。2018年設立後、超小型衛星コンステレーションの包括的ソリューションを提供し、ONGLAISATによる高解像度撮像やVDES等の革新技術で実績を重ねています。JAXAやスカパーJSATとの連携、80億円の資金調達を経て、地球観測から月・深宇宙まで、宇宙利用の民主化と地球規模課題解決を目指す同社の戦略と将来展望に迫ります。
2025-06-10
09 min
宇宙ビジネスラジオ
#42 史上最も精密な物理学の検証!?ミューオンg-2実験【宇宙ニュース】
このエピソードでは、フェルミラボから発表されたミューオンg-2実験の最終結果を深掘りします。史上最も精密な測定が示す標準模型からの「ずれ」は、未知の新物理の証拠なのか?理論計算の課題、特にハドロン真空偏極を巡る論争と、日本のJ-PARC実験を含む今後の展望について、最新の情報をもとに探ります。
2025-06-09
11 min
宇宙ビジネスラジオ
#41 次期NASA長官の指名撤回!【宇宙ニュース】
このエピソードでは、ジャレッド・アイザックマン氏の突然のNASA長官指名撤回を深掘りします。本人は、イーロン・マスク氏との関係が原因だと示唆しています。トランプ大統領は「過去の関連性」を理由に挙げた舞台裏に迫ります。また、実現しなかった彼のNASA改革案も紹介します。
2025-06-08
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#40 宇宙は誰のもの?【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、宇宙空間における「所有権」の複雑な法的現状を探求します。宇宙条約が定める国家による取得の禁止、月協定の「人類の共同の財産」概念を比較し、宇宙資源の採掘・所有を巡る国際的な論争と、国内法やアルテミス合意による新たな動きを解説。軌道利用の課題や、新たな民間宇宙活動が提起する法的課題にも触れ、宇宙の未来を左右するガバナンスの現状と展望に迫ります。
2025-06-07
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#39 Rocket Lab のM&A戦略【宇宙ニュース】
このエピソードでは、ロケット打ち上げ企業から宇宙産業の包括的なプレイヤーへと進化するRocket Labの戦略的なM&Aに焦点を当てます。特にEO/IRセンサーペイロードを手がけるGeostの買収が、同社を防衛・国家安全保障分野のプライムコントラクターへ押し上げる可能性を解説。垂直統合を通じたRocket Labの成長戦略と、それが宇宙経済にもたらす影響を探ります。
2025-06-06
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#38 Reflect Orbital:宇宙からの太陽光を反射させて地上に供給【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、Reflect Orbital社が掲げる「サービスとしての太陽光」という革新的な構想に迫ります。同社は軌道上に大型反射衛星を展開し、地球上の太陽光発電所の発電時間延長や夜間照明など、オンデマンドで太陽光を供給することを目指しています。最近、Lux Capital主導のシリーズAラウンドで2000万ドルを調達し、総額2650万ドルとなりました。2026年春の最初の衛星打ち上げに向け開発を進める一方で、技術的・環境的な課題にも直面しています。
2025-06-05
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#37 2024年SmallSatの飛躍:数とトレンド【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、BryceTechのレポートをもとに2024年に打ち上げられた約2,800個のスモールサットが、全宇宙機の97%、全アップマス量の81%を占めるまでになった現状を探ります。平均質量が記録的な数値に増加し、通信衛星が引き続き主流であるなど、データが示す最新トレンドを解説します。レポートはこちら
2025-06-04
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#36 2025Q1の宇宙活動振り返り【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、BryceTechの2025年第1四半期グローバル宇宙活動報告に基づき、米国・中国の打ち上げ数、小型衛星の傾向、商業衛星が主流であること、通信衛星が中心であることなど、最新動向を解説します。レポートはこちら
2025-06-03
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#35 NASA 2026年度予算案:科学削減と火星への道【宇宙ニュース】
このエピソードでは、現地時間5/30に発表されたばかりのNASAの2026年度予算案を深掘りします。科学予算が47%削減され、多数のミッション中止や人員削減が提案される一方、月・火星探査や商業パートナーシップへの投資が増加。ISS運用は2030年まで優先。議会の強い反発も予想される予算案を解説します。NASA Fiscal Year 2026 Budget Request
2025-06-02
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#34 ポストISS時代の宇宙ビジネス:民間宇宙ステーション最前線【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、国際宇宙ステーション(ISS)退役後の地球低軌道(LEO)利用を担う民間宇宙ステーション構想に焦点を当てます。Axiom Space、Orbital Reef、Starlabなど主要プレイヤーが、研究、製造、宇宙旅行といった多様な商業利用を目指す戦略と技術、そして日本の「日本低軌道社中」による取り組み を解説し、新たなLEO経済圏の可能性を探ります。
2025-06-01
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#33 Voyager TechnologiesがIPO申請【宇宙ニュース】
このエピソードでは、商業宇宙ステーションStarlabの開発を主導するVoyager Technologiesが新規株式公開(IPO)を申請したことうけ、同社について取り上げます。旧社名Voyager Spaceからブランド変更し、防衛分野にも注力する同社は、Starlabを将来の収益の柱と位置づけ、その開発費用が最大33億ドルに達する見込みであることを明らかにしました。NASAからの資金支援や今後の計画についても掘り下げます。
2025-05-31
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#32 AIで宇宙を変革するパランティア【宇宙ニュース】
AI・データ分析企業のパランティアが防衛宇宙に進出しています。このエピソードでは、パランティアのAI技術が宇宙のデータ分析、防衛、商業プロジェクトでどのように宇宙を変革しているかを探ります。ゴールデンドームやプロジェクト・メイブンといった国防総省の主要プログラムから、スターラボのような商業宇宙ステーションとの提携まで、その多岐にわたる戦略に迫ります。
2025-05-30
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#31 Dawn Aerospace:スペースプレーンと衛星推進機を開発【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、航空機のように滑走路から宇宙へアクセスできる再利用可能なスペースプレーン「Aurora」を開発するDawn Aerospaceを紹介します。同社は高頻度・低コストな準軌道飛行と、環境に優しい衛星推進システムを提供。ANAグループの全日空商事との提携で、日本の宇宙利用の裾野を広げる新たな実証サービス展開を目指します。
2025-05-29
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#30 軌道間輸送サービスとは【宇宙リサーチ】
宇宙では、打ち上げロケットの他に軌道間輸送サービスが必要になります。いわば乗り継ぎタクシー。このエピソードでは、現代宇宙経済の要となる軌道間輸送機(OTV)「宇宙タグボート」について解説します。ラストワンマイル輸送を最適化するOTVは、衛星寿命延長、デブリ除去、軌道上サービスへとその機能が多様化しています。主要プレイヤー、推進技術を分析し、宇宙利用の効率化、持続可能性、深宇宙探査に不可欠なOTVの戦略的価値と未来展望を深掘りします。
2025-05-28
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#29 Seraphimの宇宙アクセラ採択スタートアップ発表!【宇宙ニュース】
このエピソードでは、Seraphimの宇宙アクセラレータプログラムに選ばれた、宇宙交通管理、再利用可能ロケット、人工網膜、量子安全OSなど、多様な技術を持つ革新的な宇宙スタートアップを紹介。持続可能で安全な宇宙開発に向けた彼らの挑戦を探ります。これらのスタートアップが10年後の宇宙産業のコアになっているかも!?
2025-05-27
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#28 ロケットはいつどこに打ち上げるのか?【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、宇宙へ向かうロケットの「打ち上げウィンドウ」と「目標軌道」の切っても切れない関係を探ります。なぜロケットは特定の時間帯にしか打ち上げられないのか?射場の位置、地球の自転、さらには天体配置など、多岐にわたる要因がこの時間窓を決定します。精密な計算に支えられた、宇宙への扉を開く「タイミング」の科学に迫ります。
2025-05-26
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#27 Solestial:次世代宇宙太陽電池【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、宇宙太陽電池のSolestialに注目。$17MのシリーズA資金調達を完了し、新CEOにMargo de Naray氏が就任。シリコンベース自己修復技術で、従来の高コスト・長納期ボトルネックを解消。製造規模を拡大し、宇宙開発の電力供給を革新するSolestialの取り組みを解説します。
2025-05-25
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#26 Kepler Communications:宇宙インターネット【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、カナダの衛星通信企業Kepler Communicationsを探ります。同社は既存の電波ネットワークから技術的に高度な光データ中継ネットワークへ移行し、「宇宙インターネット」の構築を目指しています。最近、光衛星間リンクと衛星対地上リンクの実証に成功。また、軌道上エッジコンピューティングサービスも提供し、2025年第4四半期に最初の光衛星群を打ち上げ予定です。競争激化する低軌道通信市場におけるKepler社の戦略と展望に迫ります。
2025-05-24
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#25 2024年衛星産業まとめ【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、The Satellite Industry Association (SIA)が発表した State of the Satellite Industry reportと関連SpaceNewsに基づいて、2024年の衛星産業の状況について深掘りします。全体売上は微増も、サービス分野は減速。一方、製造や打ち上げは急成長。衛星数の「宇宙ホッケースティック」現象にも触れます。
2025-05-23
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#24 Zeno Power:原子力バッテリー【宇宙スタートアップ】
このエピソードでは、宇宙や深海など極限環境向けの次世代原子力バッテリー(RPS)を開発するスタートアップ、Zeno Power社に焦点を当てます。希少な燃料に代わる豊富な同位体と独自の軽量遮蔽技術で、コスト効率と軽量化を目指す同社の技術や、月面探査、衛星、海底インフラなど多様な応用可能性を探ります。最近の5000万ドルの資金調達や今後の商業化計画についても触れ、RPS技術の最前線に迫ります。
2025-05-22
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#23 NASAと宇宙科学の未来【宇宙リサーチ】
このエピソードは、Space Mindsのエピソード:"The Cost of Shrinking Space Science at NASA"をまとめたものです。NASAの元アソシエイト・チーフ・サイエンティストであるMa Patel Nagaraja氏を迎えます。NASAでの科学の優先順位付けや商業宇宙への移行、予算カットの影響、そして地球にも還元される宇宙技術について語ります。衛星の燃料補給やRocket Labの最新動向も紹介し、広がる宇宙の未来を探ります。
2025-05-21
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#22 アマゾンの古代文明を空から探る【宇宙リサーチ】
このエピソードでは、LiDAR(ライダー)など最新技術によって空から明らかになりつつあるアマゾンの古代文明に迫ります。LiDARは航空機やドローンからレーザーを照射し、遠隔で観測を行う技術です。広大な熱帯雨林の下に隠された、かつて大規模な人間の活動があった痕跡を探求。都市や集落、テラプレタ、道路網など、驚くべき遺構の発見は、従来の認識を覆し、アマゾンの豊かな過去と複雑な社会の存在を示唆しています。まだ多くの遺構が発見を待っており、今後の解明に期待が高まります。
2025-05-20
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#21【宇宙スタートアップ】月からヘリウムを持って帰るInterlune
このエピソードでは、月からのヘリウム3採取を目指すInterlune社の挑戦を深掘りします。量子コンピューティングなどに不可欠な希少資源を確保するため、同社は独自の技術開発を進め、2027年に月探査ミッション「プロスペクト・ムーン」を計画しています。経験豊富なチームと米国エネルギー省(DOE)やMaybell Quantum社との商業契約に支えられた彼らの月資源商業化の可能性と課題について解説します。
2025-05-19
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#20【宇宙スタートアップ】九州大発!QPS研究所
前のエピソードに引き続きSAR衛星です。このエピソードでは、九州大学発の宇宙開発ベンチャー、QPS研究所を掘り下げます。独自の小型SAR衛星技術で、世界最高クラスの解像度と高頻度観測を目指し、昼夜・天候問わず地球を詳細に捉えます。災害対応、インフラ監視、経済分析など幅広い分野で活用が進む一方、衛星運用や国際競争といった課題にも果敢に挑む、その革新と挑戦の軌跡に迫ります。
2025-05-18
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#19【宇宙スタートアップ】SAR衛星ってなに?Synspective
このエピソードでは、日本のSAR衛星ベンチャー、Synspective株式会社を取り上げます。同社は小型SAR衛星「StriX」シリーズで2020年代後半までに30機体制のコンステレーション構築を目指しており、全天候型SARデータと地盤変動モニタリングなどの分析ソリューションを提供しています。内閣府のImPACTプログラム由来の技術力を強みとし、宇宙からの洞察を通じて社会課題の解決やレジリエンスの高い未来の実現を目指しています。2024年の東証グロース市場への上場を経て、米国などグローバル展開も加速中です。
2025-05-17
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#18【宇宙ニュース】鉛が金に!?現代の錬金術
宇宙から少し離れて素粒子実験に関わるエピソードです。このエピソードでは、CERNのALICE実験チームが大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を用いた超周辺鉛-鉛衝突で観測した、鉛から金への核変換について解説します。原子核が直接衝突せずすれ違う際に生じる電磁解離により、鉛原子核から陽子が放出され、金などが生成される現象を観測しました。これは技術的に「錬金術」ですが、生成量はごく微量で残念ながら富にはつながらず...。元論文
2025-05-16
09 min
宇宙ビジネスラジオ
#17【宇宙リサーチ】衛星打ち上げコストってどれくらいかかるの?
このエピソードでは、衛星打ち上げコストの現状を深掘りします。特にSpaceX社の再利用技術とライドシェアプログラムがキログラム単価を大幅に低下させている点、そしてULA、Arianespace、MHIといった他の主要プロバイダーの状況とコストを比較します。また、保険やペイロードインテグレーションを含む総コスト、市場の競争環境の変化、再利用型ロケットなどの技術トレンド を解説します。
2025-05-15
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#16【宇宙リサーチ】SpaceX 2025年ビジネス展望
このエピソードでは、Novaspaceが発表したSpaceXの詳細レポートをもとにした、SpaceNewsのウェビナーをまとめます。SpaceXはキャッシュの観点で自立しつつあり、Starlinkが収益と成長の主要な原動力となっています。Launch事業はStarlinkを支える基盤であり、StarshipはStarlinkや政府契約を優先。機体開発における公的資金の重要性や、規制リスクなどの課題、D2D市場の可能性にも触れ、SpaceXの革新的なビジネスモデルと将来展望を深掘りします。SpaceNewsウェビナー:SpaceX 2025 Business Outlook
2025-05-14
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#15【宇宙スタートアップ】アストロスケール:持続可能な宇宙への挑戦
このエピソードでは、宇宙の持続可能性を目指すアストロスケール社を分析します。深刻化する宇宙デブリ問題に対し、ELSA-d、ADRAS-J等での技術実証、寿命延長サービスを展開。JAXAやUSSF等と連携し、技術と信頼性を実証。IPOで資金調達、先行投資で損失も受注残高は増加。成長市場でパイオニアとして挑む同社の未来に迫ります。
2025-05-13
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#14【宇宙リサーチ】ISSを脅かす宇宙デブリ
先日、国際宇宙ステーション(ISS)が過去の中国のロケットのデブリを回避するために回避マヌーバを実施しました。このエピソードでは、年々増加する宇宙デブリが宇宙活動に及ぼす深刻な影響に焦点を当てます。ISSがすでに40回以上の回避運用を実施している現状に触れつつ、過去の破砕事象や商業衛星コンステレーションによる軌道過密化など、デブリ増加の背景を探ります。さらに、「25年ルール」のような低減策の課題、能動的除去技術の開発状況、そして持続可能な宇宙利用に不可欠な国際協力と政策枠組みの重要性について掘り下げて解説します。
2025-05-12
10 min
宇宙ビジネスラジオ
#13【宇宙スタートアップ】ispace:再び月へ
ispaceによる月面着陸への再挑戦が来月に迫っています。このエピソードでは、日本の宇宙企業ispaceが描く月面経済の構築という壮大なビジョンに迫ります。同社が推進する「HAKUTO-R」プログラム、ミッション1で得た貴重な経験 を活かし、現在月周回軌道に到達しているミッション2「RESILIENCE」 の進捗と、迫る月面着陸への挑戦をお伝えします。
2025-05-11
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#12【宇宙ニュース】量子コンピューティング企業IonQ、衛星企業買収で宇宙へ
このエピソードでは、最新の宇宙ビジネスと量子技術の融合に迫ります。量子コンピューティングのIonQが、SAR衛星を手がけるCapella Spaceを買収。その狙いは、誰も破れない宇宙ベースの量子鍵配送(QKD)ネットワークの実現です。IonQはCapella Spaceの買収を通じて、量子インターネットのビジョン加速を目指しており、この戦略が安全保障や未来の通信にどのような影響を与えるのかを解説します。
2025-05-10
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#11【宇宙ニュース】NASAが大胆な方針転換!日本人宇宙飛行士の月面着陸も難しくなる?
このエピソードでは、FY26予算案で発表されたトランプ政権下でのNASAの新たな方針に注目します。月と火星の有人探査を加速するため、火星サンプルリターンやGateway計画が中止され、SLSとOrionはArtemis IIIで退役します。ISSは2030年商業化へ移行し、環境研究も中止。野口元宇宙飛行士のXでの発信も踏まえ、日本の計画への影響も考えます。
2025-05-09
07 min
宇宙ビジネスラジオ
#10【宇宙研究】最新結果発表!MEG II実験が探る宇宙誕生の謎
このエピソードでは、国際共同実験であるMEG II実験の最新成果をご紹介します。標準理論を超えた新しい物理の探索として注目される、ミュー粒子から電子と光子への稀な崩壊(μ→eγ)素粒子の大統一やニュートリノ質量の起源といった宇宙の謎とも深く関連しています。今回、過去最高の感度で探索を行い、分岐比率の上限として1.5×10⁻¹³未満(90%信頼度)という厳しい制限値を設定しました。実験は今後もデータ取得を継続し、さらなる高感度化を目指します。
2025-05-08
09 min
宇宙ビジネスラジオ
#9【宇宙リサーチ】次期NASA長官候補Jared Isaacmanとは
このエピソードでは、実業家として成功し、民間宇宙飛行士としても知られるJared Isaacman氏の人物像と経歴に迫ります。彼は決済処理会社のShift4の創業者兼CEOであり、民間宇宙プロジェクトであるInspiration4やPolaris計画を率いてきました。さらに、彼は次期NASA長官に指名され、上院公聴会では月と火星の有人探査を同時進行すべきだと発言しています。その多様なキャリアと宇宙への情熱から、今後の活動に注目が集まっています。
2025-05-07
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#8【宇宙リサーチ】宇宙戦略基金第二期
このエピソードでは、JAXA宇宙戦略基金の第二期事業説明会の内容を解説します。10年間で総額1兆円規模の支援を目指す本基金は、24件の技術開発テーマを通じて、日本の宇宙産業の国際競争力強化と自立性確保を図ります。特に第二期では、新たなサービスの創出、非宇宙分野からの参画促進、高頻度打ち上げへの取り組みが特徴です。文部科学省、経済産業省、総務省が連携し、幅広い分野からの応募を期待するその詳細をお届けします。【参考文献】宇宙戦略基金ウェブサイト第二期説明会の配信
2025-05-06
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#7【宇宙リサーチ】Space Capitalの2025Q1レポート
このエピソードでは、2025年第1四半期の宇宙経済投資動向を分析します。43億ドルが投資されたQ1は、地政学的緊張、米欧関係の変化、宇宙の戦域化への注目、SpaceXへの競争出現、GeoAIの進化といったテーマが市場を動かしました。投資の現状と今後の展望に迫ります。【参考文献】Space IQの2025Q1レポート上記レポートについて扱っているSpace IQのYouTube
2025-05-05
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#6【宇宙リサーチ】なぜ今、宇宙は原子力が必要なのか?
このエピソードでは、75年以上前に遡る宇宙における原子力利用のアイデアが、なぜ米国で開発停滞してきたのかを探ります。エネルギー密度が極めて高く、深宇宙探査や月・火星での大規模な人間居住、産業活動に不可欠な電力供給源となる原子力は、かつて「あったら良いもの」でしたが、今や地政学的な競争や商業化が進み、新たな推進力となっています。打ち上げ安全性への懸念はありますが、地上での実績や技術で克服可能であり、既存燃料より安全な場合もあります。月の活動は火星への重要なステップであり、防衛分野の投資も活発です。このエピソードは、YouTubeチャンネル「SpaceNews」の「Why Space Needs Nuclear Now」をもとにまとめたものです。
2025-05-04
09 min
宇宙ビジネスラジオ
#5【宇宙スタートアップ】Radian Aerospace:再利用可能な宇宙船への挑戦
このエピソードでは、Radian Aerospaceを紹介し 、彼らが開発を進める再利用可能な単段式宇宙往還機(SSTO) に焦点を当てます。彼らは、特殊な発射システム、例えば地上からのカタパルト を利用することで、打ち上げのコストや複雑さを低減し 、宇宙へのアクセスを革新することを目指しています 。最近行われたプロトタイプの地上試験 や、General Atomicsを含む新たなパートナーシップ についても触れ 、その進捗と将来の可能性を探ります 。
2025-05-04
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#4【宇宙ニュース】2026年度トランプ予算案
このエピソードでは、トランプ大統領が提案した2026年度裁量支出予算案の焦点に迫ります。国防費と国境警備費を大幅に増額する一方、DEIや気候変動関連など、政権が「アメリカの生き方」に反するとする特定のプログラムを大幅に削減します。NASAの主要プログラム削減や、州・地方政府への権限移譲を促す狙いなど、予算に込められた改革の意図を解説します。
2025-05-04
08 min
宇宙ビジネスラジオ
#3【宇宙リサーチ】宇宙ビジネス2030市場展望
今回のエピソードでは、様々なリサーチレポートをもとに宇宙ビジネスの市場規模や将来予測について説明します。宇宙経済は2035年までに1.8兆ドルと3倍に成長すると予測する調査結果もあります。今後はどのような領域が注目されるのか深掘ります。
2025-05-03
05 min
宇宙ビジネスラジオ
#2【宇宙スタートアップ】宇宙で超伝導!?Zenno Astronautics
今回のエピソードでは、宇宙の移動に革命を起こす可能性を秘めたZenno Astronauticsに迫ります。このスタートアップは、超伝導技術を活用し、宇宙アプリケーション向けの画期的なソリューションを提供しています。彼らのビジョンは「宇宙を電化する」。燃料不要で宇宙を自在に移動する未来は来るのか?Zenno Astronauticsの挑戦について深掘ります。
2025-05-03
06 min
宇宙ビジネスラジオ
#1【宇宙スタートアップ】$260Mを調達したTrueAnomalyとは
このエピソードでは、宇宙安全保障分野の注目企業、True Anomalyを深掘りします。同社は、増大する宇宙の脅威に対抗するため、宇宙状況認識(SDA)Jackal衛星は、軌道上で他の物体に接近し、詳細な観測を行うことが可能です。最近では2.6億ドルの大型資金調達を発表し、米宇宙軍とのVictus Hazeミッションなど、その活動を加速させています。
2025-05-03
06 min