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TaiTan/shueisha Vox
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#16 うっかり本名で世に出てしまった三宅香帆が語る「仕事の名前」の話
京王バスグループが昨年「ビジネスネーム」を導入し、本名と仕事の名前を分けることができるようになった。作家にもペンネームがあるように、あらゆる仕事に「職場での名前」があれば、仕事の時間とプライベートの時間がわけられるのではないか?いまメディアに出ている人は「キャラクター」っぽい名前が増えている?そもそも三宅香帆はなぜ本名で執筆活動をするようになったのか?仕事にまつわる「名前」を語る30分です! 【おもな内容】 仕事は「愚痴」以外の話しにくい/「ビジネスネーム」/会社で「職場ネーム」を作ればいい?/「自分を商品として見てる」矢沢永吉と二宮和也/職場の「アカウント」を育てていく感覚になれる/『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の「半身」の真意/三宅香帆がペンネームで世に出れなかった理由は「バズってしまった」から?/病院で身バレした!/二度ビジネスネームになる機会を失った/やたらと声をかけられた結婚式/どんなペンネームがいい?/最高のペンネームは?/あらゆるメディアで「キャラクター」っぽい名前が増えている?/「ぐんぴぃ」「佐伯ポインティ」「アンジェリーナ1/3」「TaiTan」/いまの若者には「インターネットネーム」すらない?/あなたの心の黒歴史ネーム/おたよりコーナー 【参考文献】 「京王バスグループ ビジネスネームを導入」 https://www.townnews.co.jp/0305/2024/04/25/730150.html 【ご意見・ご感想 募集中】 ステッカーご希望の方は、住所・氏名・電話番号を書いてお送りください! ※商品の発送以外にご記入いただいた個人情報は利用いたしません。 📩メールアドレス shitensoko@ms.shueisha.co.jp ✍️感想フォーム https://forms.office.com/r/nWDWGCuCTc 💬 公式Twitter(現・X) @shitensoko https://x.com/shitensoko?t=wvg9CsSW7Ckywqkjr5Cf7Q&s=09 感想は『 #視点倉庫 』でお願いします! 【番組について】 文芸評論家の三宅香帆が「いま誰かに向けて語るべき視点」を毎回1つピックアップ。 テーマに関してひとりで、ときにはゲストをお呼びしながら30分語り続けます。 喋りによって作り上げて、視点をアーカイブしていく「声の週刊誌」です。 【出演】 三宅香帆 ・Twitter(現・X)https://x.com/m3_myk ・Instagram https://www.instagram.com/miyake_kaho 【クレジット】 プロデューサー:吉田隆之介(集英社)/ 山口大地(十六小節) ディレクター:新井裕介 構成:山田凜太郎(十六小節) アートワーク:OJIYU ・Instagram https://www.instagram.com/ojiyu_0/ 制作:shueisha vox
2025-08-13
34 min
流通空論
#56 信頼の要は“食の安全性”と“戦略的縮小”にアリ?(アマタケ・甘竹秀企さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、サラダチキンを日本で初めて商品化させた株式会社アマタケの代表取締役社長・甘竹秀企さん! 後編では、株式会社アマタケがこだわる素材や製品についてのお話を深掘りします。 「抗生物質オールフリー飼育」とは一体どんな飼育方法なのか。さらに、鶏コラーゲンなどを活用したアマタケの化粧品事業についても解説いただきました。 ▼今回の内容 食品の安全性について思うこと / 「抗生物質オールフリー飼育」とは? / アマタケがこだわる「フランス赤鶏」 / 生き物は色が濃くなるほど美味しい / 鶏の飼育はどうしてる? / 戦略的縮小の意図 / サラダチキンにおけるブランディングとは? / コラーゲンの正体って何? / 化粧品事業を開始した経緯 / 鶏コラーゲンの化粧品とは? / 自社以外の鶏肉は基本的に食べない甘竹さん / コンビニが目指すべき人手不足解消のための無人化 / アマタケ商品はナチュラルローソンに展開中 (用語補足) 02:55 抗生物質オールフリー飼育…アマタケが実現した鶏を育てる際に、病気の治療目的以外で抗生物質や合成抗菌剤を一切使用しない飼育方法。 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 甘竹秀企 (株式会社アマタケ 代表取締役社長) https://x.com/amatakeofficial
2025-08-10
23 min
流通空論
#55 サラダチキンを世に広めたのは“筋トレブーム”だったのか(アマタケ・甘竹秀企さん前編)
▼番組概要 今回はゲストに、サラダチキンを日本で初めて商品化させた株式会社アマタケの代表取締役社長・甘竹秀企さんをお迎えしました。 サラダチキンを中心に製造し、鶏や鴨の生産から処理、加工、販売までを一貫して行っている株式会社アマタケ。 今やコンビニやスーパーで目にすることが当たり前な存在になったサラダチキンは、どのような経緯で生まれたのか。 さらに、7月に誕生したサラダチキンのラボ「CHICKEN LABO amatake」についても伺いました。 ▼今回の内容 甘竹社長の肉体美 / 株式会社アマタケとは? / 2001年にサラダチキンを商品化させた経緯 / 筋トレブームがサラダチキンを世に広めた? / “そのまま食べる”需要に衝撃を受けた / 他社製品とは何が違うのか / アマタケはローストで他社は蒸し鶏 / サイズも均一で汁気も少ない / ”オンラインでの売上が12倍”の背景 / サラダチキンを大量買いする人々 / アマタケのファン層は? / サラダチキンのラボが誕生 / CHICKEN LABO amatake / アマタケ広報担当者様の熱量に感動 / デザート系のフレーバーにも挑戦 / ハニーマスタード味が注目株 (用語補足) 17:04 CHICKEN LABO amatake(チキンラボ アマタケ)…2025年7月12日、宮城県仙台市泉区にオープンした株式会社アマタケのアンテナショップ。抗生物質オールフリーで育てた鶏を使用し、食品添加物にも配慮した独自の商品開発をおこなっているアマタケが、『おいしく食べて、きれいになろう!』というスローガンを実際に“五感で体感”できる店舗として立ち上げた。 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 甘竹秀企 (株式会社アマタケ 代表取締役社長) https://x.com/amatakeofficial
2025-08-03
27 min
流通空論
#54 年間400軒のお店を訪ねる“異次元な食生活”とは?(マジでうまい・東山広樹さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、2025年5月に神保町で餃子定食専門店「餃子の肉太郎」を開業した、株式会社マジでうまい代表取締役の東山広樹さん! 今回は、年間400軒のお店を訪ねるというクッキングマニアックな東山さんの、異次元な食生活にフォーカス。さらに、マジでうまいが描く、今後のビジョンについても語っていただきました。 ▼今回の内容 東京農大で味覚の研究 / 一時はカレー屋を目指した / ラーメン二郎でバイトしていた / 硬めに炊いた日本米でチキンカレー / “物珍しさ”との向き合い方 / 入り口のお惣菜 / 1000円を切る努力 / 異次元な食生活 / 外食で年間400軒 / 旅先では1日に10件を回る / 移動はすべて歩き / 家に帰ったらキッチンに直行 / 目分量ではなく測る / 工場を作りたい / 冷凍技術の進歩がスゴい / ホットサンドにスイートチリ / 手作りの暖かさや食べ方の提案に期待 (用語補足) 02:59 柴田書店…料理、外食ビジネス、ホテル・旅館業に特化したプロ向けの専門書、マネジメント誌を主に発行している「食」の出版社。 03:04 米田肇…大阪・肥後橋にあるガストロノミーレストラン「HAJIME」のオーナーシェフ。オープンからわずか1年5ヶ月というミシュラン史上最速で三つ星を獲得した。 06:29 稲田俊輔…南インド料理とミールスブームの立役者として知られるインド料理店「エリックサウス」のオーナー。 07:21 デリー…日本人の手による初の本格的なインドカレー店で、1956年に東京の湯島で創業。レギュラーメニューである新川デリーのオリジナルカレーの他、サラリとした辛口のインドカレーや、極辛のカシミールカレーなどが人気。 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 東山広樹 (株式会社マジでうまい 代表取締役) https://x.com/h_gashiyama
2025-07-27
31 min
流通空論
#53 「餃子の肉太郎」が打ち出す、“四たて餃子”という思想(東山広樹さん前編)
▼番組概要 今回はゲストに、2025年5月に餃子定食専門店『餃子の肉太郎』を神保町で開業した、株式会社マジでうまい代表取締役の東山広樹さんをお迎えしました! 「打ちたて・挽きたて・包みたて・焼きたて」の“四たて餃子”の誕生に至った経緯には、東山さんがこれまでの人生のなかで味わった衝撃の食体験の数々がありました。 また、小麦はなぜ食文化の覇権を握る存在になったのか……そんな、“小麦と人間の歴史”についてもディスカッションしています! ▼今回の内容 「餃子の肉太郎」を開業した経緯 / 餃子定食専門店を作りたかった / 四たて餃子 / 中国では麺料理の一種 / “麺”ではなく“面” / 店名のルーツは「ゆで太郎」 / 新座野火止店 / 小麦の甘さを生かしたかった / 小麦と人間の歴史 / 衝撃を受けた中国の肉まん / ニンニクが入っていない / なぜ“挽きたて”を実現させたのか / 焼きそばのポテンシャル / 一時はタコス屋を目指した / 日本でないと発想できない餃子の皮 (用語補足) 01:39 タンタンタイガー…2016年に開業した汁なし担々麺専門店。担々麺やラーメンなどは置かず、メニューは『汁なし担々麺』と、麺の量を減らしチアシードを使用した『レディース汁なし担々麺』のみ。 02:22 餃子の肉太郎…2025年5月21日、神保町に創業した餃子定食専門店。皮は自家製打ち立て。肉は毎日挽き立て。餃子は包み立て。いつも熱々焼き立ての“四立て餃子”が魅力。 04:46 第七ギョーザの店…石川県金沢市にあるお店。たっぷりの油で焼かれた厚い皮が特徴の千葉県野田市発祥の「ホワイト餃子」が看板メニュー。 08:22 ゆで太郎…挽きたて・打ちたて・茹でたてにこだわった全国展開の蕎麦チェーン。毎日各店舗で製麺するのが売りで、定番の「野菜かきあげそば」などが人気。 28:36 頑者…濃厚な魚介と豚骨のダブルスープや極太麺を特徴とした本格派ラーメンが人気のお店。濃厚魚介つけ麺の先駆的存在として知られる。 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 東山広樹 (株式会社マジでうまい 代表取締役) https://x.com/h_gashiyama
2025-07-20
32 min
流通空論
#52 日本ではなぜ“地方創生”がブレイクスルーしないのか?(羽田未来総合研究所・大西洋さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、羽田未来総合研究所・代表取締役社長執行役員の大西洋さん! 後編では、羽田未来総合研究所が力を入れている「地方創生」をキーワードに、地方の持つポテンシャルや活性化を目指すべき根本的な理由についてうかがいました。 資金面、インフラの整備、アートプロジェクトetc. .……。日本において地方創生がブレイクスルーしきれない背景には、どのような事情が絡み合っているのか明かします。 ▼今回の内容 羽田未来総合研究所が地方創生に注力するワケ / 現代の若者が旅行をしない経済的な背景 / 人間国宝ですら国からの支援金が少ない / 「地方創生」はなぜブレイクスルーしきれない背景 / 進まない日本の海辺の開発 / 二次交通のインフラが整わない / 地方を活性化させたいという気持ち / 最後は地元の人たちの情熱 / ニセコや白馬 / 二極化する日本のアート / オルタナコンビニ計画 (用語補足) 16:00 ニセコ…北海道ニセコ町では、近年、外国人観光客の増加に伴って、地価の高騰や外国人資本による不動産開発の加速、生活環境の変化などが問題として挙げられている。 20:10 ベネッセと直島…ベネッセと公益財団法人福武財団は香川県直島町で、30年以上にわたりアート活動 「ベネッセアートサイト直島」 を展開している。 20:51 メセナ…企業が文化や芸術への支援を通して地域社会に貢献する活動のこと。 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 大西洋 (羽田未来総合研究所 代表取締役社長執行役員)
2025-07-13
30 min
流通空論
#51 「百貨店ブランド」が崩れた本当の理由(羽田未来総合研究所・大西洋さん前編)
▼番組概要 今回はゲストに、羽田未来総合研究所・代表取締役社長執行役員の大西洋さんをお迎えしました。 1979年に伊勢丹へ入社した大西さんに、当時の流通小売業における百貨店の勢力図や、西武、 伊勢丹、丸井…それぞれの個性と戦い方を解説いただきました。 さらには三越伊勢丹 代表取締役社長執行役員の退任時に残した「従来の百貨店に回帰するべき」という言葉の真意にも迫ります。 ▼今回の内容 羽田未来総合研究所とは? / 79年当時一番勢いのあった百貨店は西武 / 伊勢丹は出遅れた呉服出身 / 呉服系と電鉄系どちらが先か / 百貨店の優位性はどう維持したのか / 丸井は若いブランドを獲得 / 流通小売業での百貨店の存在意義 / 「従来の百貨店に回帰するべき」の真意 / サプライチェーン改革 / OEMで服を作ることは百貨店には難しいのか / 百貨店としての役割をいかに高めるか / 日本が評価されているのは“ものづくり” (用語補足) 01:34 シンクタンク…社会や経済に関する幅広い分野の調査・研究を行って、解決策や政策を提言する専門機関のこと。 03:55 堤清二…西武百貨店の代表を長年務め、80年代には無印良品や大手書店のリブロ、CD・DVDショップのWAVEなどの事業を展開。堤氏の築き上げた一連のカルチャーは“セゾン文化”と呼ばれ、さまざまなクリエイターたちを巻き込んで80年代を牽引した。 03:58 水野誠一…西武百貨店社長として、時代を先取りする流通の新業態「Loft」「SEED」などを開発し、西武セゾン黄金時代を築いた人物。渋谷を“若者文化の発信基地” としてアイデンティティを確立させるなど様々な実績がある。 13:14 DCブランド…デザイナーズブランド&キャラクターブランドの略称。一般的に1980年代ごろに国内で流行した、ファッションデザイナーや企業が展開する、その個性やキャラクター性を全面に打ち出したブランドを指す。 21:32 OEM…「Original Equipment Manufacturing(Manufacturer)」の略。他社ブランドの製品を製造すること。 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 大西洋 (羽田未来総合研究所 代表取締役社長執行役員)
2025-07-07
32 min
流通空論
#50 なぜ海外観光客は“地方”を旅行したくなるのか?(令和トラベル・篠塚孝哉さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、株式会社令和トラベルCEOの篠塚孝哉さん! 後編では、令和トラベル創業に至るまでのお話から、旅行業界ならではの経営事情を紐解きます。 海外旅行だけでなく、国内旅行にも目を向けたその意図とは? ▼今回の内容 令和トラベル創業に至るまで / 社名の由来 / 旅行会社の立ち上げ資金 / 中国の宿泊予約サイトがすごい / 旅行比較サイトが存在する意味は? / 国内旅行サービスを立ち上げ中 / 旅行会社が持つメディア / 単価が上がっている日本 / パリがダントツで高い / 富山や北陸が伸びている / 流行発信地が増える韓国 / 体験・アクティビティが多様化 / オルタナコンビニ計画 (用語補足) 01:29 株式会社Loco Partners…高級旅館を中心とした会員制宿泊サイト「Relux」を運営するインターネット総合旅行代理店。 15:03 トリップドットコム…会員数が4億人以上の世界最大級の旅行予約サイト。中国の上海市に本拠地を置く旅行会社「トリップドットコムグループ」が展開している。 20:23 NEWTガイド…旅行アプリNEWTが運営しているSNSアカウント。世界各国の旅行に役立つ情報を、写真やvlog形式で発信している。 https://www.instagram.com/newt_guide/ ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 篠塚孝哉 (令和トラベル CEO) https://x.com/shinojapan
2025-06-29
31 min
流通空論
#49 「令和トラベル」が描く、AI時代の海外旅行の再設計(篠塚孝哉さん前編)
▼番組概要 今回は、株式会社令和トラベルのCEOの篠塚孝哉さんをゲストにお迎えしました。 2021年のコロナ禍真っただ中に創業した令和トラベル。海外旅行をかんたんに予約することができるアプリ「NEWT」を運営をスタートし、若者を中心にその利用が拡大している。今後、AIの加勢により旅行業界はどう変化していくのか。島国である日本が抱える、旅行に対するちょっと変わった事情とは……。 ▼今回の内容 コロナ禍でなぜあえて、海外旅行事業? / 日本人に海外旅行は根付かないワケ / 若者に向けてアプリ一択で / 初めての海外旅行で奇抜な体験はいらない / 簡単すぎても不安 / ツアーと個人手配の市場は半々 / インフルエンサーが同行するツアー / 旅行費ではなく短期留学の費用として / Booking.comが旅行の考え方を変えた / インターネットが普及する以前の旅行事情 / 『地球の歩き方』の時代 / 旅行計画の意思決定とAIの関係 (用語補足) 07:37 NEWT…海外旅行を簡単にするため、旅行プランの検討・予約・旅程管理など、さまざまなプロセスをスマホ上で完結させることができる旅行アプリ。株式会社令和トラベルが2022年4月にローンチした。 14:37 NEWT Wonder …旅行アプリ「NEWT」が展開している、各界で活躍する特別ナビゲーターが同行する旅行プロジェクト。 21:32 Booking.com…1996年にオランダで設立された世界最大級のオンライン旅行予約プラットフォーム。 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 篠塚孝哉 (令和トラベル CEO) https://x.com/shinojapan
2025-06-22
33 min
流通空論
#48 “キッズ向けIP”が握るプラットフォームの未来とは?(U-NEXT・本多利彦さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、U-NEXT COOの本多利彦さんをお迎えしています。 後編では、「キッズ」ジャンルにおけるU-NEXTの強みを徹底深掘り! さらに、出版事業を拡大させる意図や、全国のシネコンと提携した”劇場いらず”な事業戦略についてもお聞きし、同社がユーザ―の生活に入り込めたワケを明かします。 ▼今回の内容 駄菓子屋アベンジャーズ / スティーブ・ジョブズが伝記として読まれる時代 / キッズジャンルでの競合は? / おかあさんといっしょやサザエさんまで / 大人向けの絵本コンテンツ / MAXと独占契約を結んだメリット / 全国のシネコンと提携した事業戦略 / あえて「4K」マークをつけていない / U-NEXT自体のファン / オルタナコンビニ計画 (用語補足) 10:22 ねむるま えほん…元でんぱ組.incの夢眠ねむさんが企画監修・選書を担当した、就寝前の時間に親子でいっしょに楽しめるショート番組。小泉今日子さん、藤井隆さんらが朗読を担当し、寝かしつけにぴったりな絵本の読み聞かせを楽しむことができる。 13:40 MAX… 米ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)が所有・運営するアメリカ合衆国の定額制ビデオ・オン・デマンド・ストリーミングサービス。 15:36 MrBeast…2012年より配信を開始したアメリカのYouTuber。チャンネル登録者数は3億人を超えるほどの世界的な人気を誇り、社会貢献の一環として寄付活動を行う慈善家としての顔を持ち合わせている。 18:15 A24…近年、日本でも急速に名を知られるようになったアメリカのインディペンデント系映画制作・配給会社。 19:23 映画『遠い山なみの光』…ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロが自身の出生地・長崎を舞台に執筆した長編小説デビュー作を映画化したヒューマンミステリー。第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映。監督は、2022年のヴェネツィア国際映画祭で高い評価を受けた『ある男』の石川慶。 21:48 UX…「User eXperience(ユーザーエクスペリエンス)」の略で、ユーザーがサービスや製品の使用で得られる体験を示す言葉。 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 本多利彦 (U-NEXT COO) https://x.com/watch_UNEXT
2025-06-15
28 min
流通空論
#47 生活に密着する「U-NEXT」の仕掛け方とらしさ (本多利彦さん前編)
▼番組概要 今回は、日本におけるSVOD(定額制動画配信)サービスのパイオニアで、国内のみならず海外のコンテンツホルダーとも連携し幅広いコンテンツを配信している、U-NEXTのCOO 本多利彦さんをゲストにお迎えしました。 “映画といえばU-NEXT”というイメージが定着するに至った背景や、他社サービスとの戦略の違いを伺いました! スポーツ、音楽、キッズ、アニメ、ドラマ……それぞれのジャンルごとに宿る「U-NEXTらしさ」とは? ▼今回の内容 映画といえばU-NEXT / 逃れられないU-NEXT包囲網 / 豊富なキッズ向けチャンネル / 海外と国内、動画配信サービスの現状 / マストハブのチャンネル / ライブ配信を取り入れた背景 / 日本の女子ゴルフが熱い? / 広告戦略はセレクティブに / 国内ドラマが強い / IPプロデュースの未来 / 制作・編集におけるU-NEXTらしさとは (用語補足) 12:54 アース・モンダミン…アース製薬株式会社が主催するLPGA公認女子ゴルフトーナメント「アース・モンダミンカップ」。U-NEXTは、2021年より大会の模様を独占でライブ配信している。 27:58 『五十嵐夫妻は偽装他人』…海石ともえによる日本の漫画作品。「U-NEXT Comic」(U-NEXT)の「ハネコイ」レーベルにて、2022年11月1日より連載。 2025年1月から、テレビ東京系にてテレビドラマが放送された。 28:31 『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』…ギンビス社のビスケット「たべっ子どうぶつ」を3DCGアニメーション映画化した作品。2025年5月1日に劇場公開。配給はクロックワークス、TBSテレビ。 30:12 『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』…2024年9月5日から11月21日までテレビ東京系列の深夜ドラマ枠「水ドラ25」にて放送されたテレビドラマ。U-NEXTにて第1話から最新話まで独占見放題配信されている。 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 本多利彦 (株式会社U-NEXT COO) https://x.com/watch_UNEXT
2025-06-08
34 min
流通空論
#46 お茶にとっての“サードウェーブ”は到来するのか? (NODOKA・洪秀日さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、日本茶ブランド・株式会社NODOKA代表の洪秀日(ホンスイル)さん!後編では、“お茶”が人々の生活のなかに浸透していくには、どんなアプローチやコミュニティ作りが必要なのか。まだまだポテンシャルがありそうなお茶の未来について考えました! ▼今回の内容お茶を売る個人・団体は増えている? / “NODOKA”の由来と個性 / お茶が媒介するコミュニケーション / お茶の供給は追いついているのか / 売れ筋は業務用の商品 / ライフスタイルショップから食品売り場へ / 国内外で異なるパウダーへのイメージ / 「お茶する」という行為 / お茶のポテンシャルはまだある? / お茶を時間軸で提案 / オルタナコンビニ計画 (用語補足)00:56 岩本涼…お茶の生産・販売・事業プロデュース等を手掛ける株式会社TeaRoomの代表。大学在学時に21歳で創業した若手実業家であり、茶道家としての顔も持つ。18:48 Cycle.me…セブン-イレブンが販売する、時間栄養学に基づいたウェルビーイング食品ブランド。朝・昼・夜の時間帯に合わせた、様々な栄養を効率的に摂取できる商品がラインナップされている。 ▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://x.com/ryutsukuron ▼出演:TaiTanhttps://x.com/tai_tan ▼ゲスト:洪秀日(株式会社NODOKA代表)
2025-06-01
24 min
流通空論
#45 日本茶の世界的人気が続いているワケ(NODOKA・洪秀日さん前編)
▼番組概要 今回は、静岡の一流の生産者が育てあげたオーガニックの茶葉を、まるごと粉末にして展開している日本茶ブランド・株式会社NODOKA代表の洪秀日(ホンスイル)さんをゲストにお迎えしました。そもそも抹茶とは何なのか。国内外から“有り難いもの”とされる本質的な理由から、「食べるように味わう」NODOKA流の売り出し方についても解説いただきました。 ▼今回の内容 日本茶が世界的人気になったのはなぜか / 公用語としてのMATCHA / スーパーフードブームで注目 / 抹茶とはそもそも何? / 抹茶と粉茶は栽培方法が違う / なぜ抹茶は“ありがたい”のか/ ソバーキュリアスの文脈も / 「食べるように味わう」NODOKAのお茶 / パウダーにするメリット / ペットボトルの方が利便性は高い / マイボトルで飲む新しいお茶の楽しみ方 / お茶を調味料やサプリのような存在に / NYのお茶ブランドとして売り出した背景 / お茶におけるサードウェーブ / コーヒーメーカーと急須 (用語補足)06:45 テアニン…お茶に含まれるアミノ酸の一種で旨味成分とも言われ、高級なお茶や新茶に多く含まれている。10:17 ソバーキュリアス…お酒は飲めるけどあえて飲まないことを選択したり、ノンアルコールのドリンクを楽しんだりするライフスタイルのこと。21:27 オーセンティシティ…「信頼がおけること」の意。すなわちブランド・オーセンティシティとは、消費者にとって信頼のおけるブランドということ。 ▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://x.com/ryutsukuron ▼出演:TaiTanhttps://x.com/tai_tan ▼ゲスト:洪秀日(株式会社NODOKA代表)
2025-05-25
27 min
流通空論
【特別編】三宅香帆さんと考える「概念の作り方」「商圏の拡げ方」
▼番組概要初の番組イベント『流通会議室』が5月16日に開催され、大盛況のまま終了しました!ゲストの三宅香帆さんとTaiTanさんは同じ1993年生まれの代ということもあり、イベントのテーマである「いいプロデューサーとは何か?」から、徐々に2人の大学時代の話へ……。そして、最終的に約束した“夢”とは!今回は絶賛販売中のアーカイブ配信から、冒頭をお届けします。初っ端から、「理想の仕事の依頼のされ方」というイベントならではの、赤裸々すぎる本当の話が繰り広げられています。 その他のトピックは、・理想の仕事の依頼のされ方・プロデューサー視点を持つには・NewsPicks文化圏とはなんだったのか・プレゼンでいきなりパソコン開く問題・「概念を作る」「商圏を拡げる」とは?▼イベント概要タイトル:『流通会議室』vol.1 「いいプロデューサーとは何か?」■ゲスト:三宅香帆さん(文芸評論家)■アーカイブ配信の購入はhttps://peatix.com/event/4409535※購入は5/29(木)23:59まで、視聴は5/30(金)23:59まで※会場チケット・配信チケットをご購入済みの方は別途アーカイブ配信のご案内をお送りいたします▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://x.com/ryutsukuron ▼出演:TaiTan https://x.com/tai_tan 三宅香帆https://x.com/m3_myk
2025-05-18
06 min
流通空論
【特別編】番組初イベント開催! いいプロデューサーとは何か?
▼番組概要 番組開始1周年の節目に初の番組イベントを開催! タイトルは『流通会議室』、ゲストは文芸評論家の三宅香帆さんです。 今回はまだ謎が多いイベントの開催に先立ち、語られるテーマについて番組プロデューサーとディスカッション。「いいプロデューサーとは何か?」を今、なぜ考えるべきなのかを紐解いていきます。番組初のグッズに関する耳寄りな情報も。 ▼今回の内容 JAPAN PODCAST AWARDS/スタッフを募集予定/スポンサーも大歓迎/いいプロデューサーとは何か?/蔦重/最後の角川春樹/PARCO文化が企画の発端/番組の原点に立ち返る/社員教育の教材に/日本はIP大国になるべき/コンマリが流通させた「Spark Joy」/カルチャー系プロデューサー問題/結局、手土産/意思決定の背景/初のグッズも発売! (用語補足) 06:15 蔦重…蔦屋 重三郎(つたや じゅうざぶろう)。江戸時代中期から後期にかけて活動した版元(出版社)の社長であり、メディア王。書店を作り、新人作家や浮世絵師を発掘し、洒落本や版画を出版した 08:33 最後の角川春樹…映画プロデューサーとして次々とヒット作をとばし、角川書店を大出版社にのし上げた角川春樹の生い立ちから現在までの人生をインタビューで徹底的に語り下ろした一冊 12:45 堤清二…セゾングループ創業者。辻井喬のペンネームで小説家や詩人としても活躍。西武百貨店を売り上げ日本一に導いたことを筆頭に、カリスマ経営手腕によって、80年代消費文化の一時代を築いた 17:58 Spark Joy…日本語で「ときめく」「ワクワクする」「心をくすぐる」といった意味。片付けのコンサルタントである「こんまり」こと近藤麻理恵が提唱する「こんまりメソッド」で有名になった言葉 ▼イベント概要タイトル:『流通会議室』vol.1 「いいプロデューサーとは何か?」 ■ゲスト:三宅香帆さん(文芸評論家)■日時:5月16日(金) 20時15分 開演 ■会場:大垣書店 麻布台ヒルズ店■チケット:3500円(店舗※完売)/2500円(配信) および見逃し配信(2週間)にてご覧いただけます。■グッズ:イベント会場にて販売予定。13日より先行販売あり。詳しい情報は、下記リンクより。【会場観覧・配信あり】TaiTan×三宅香帆「流通会議室 presented by 流通空論 いいプロデューサーとは何か?」 | Peatix▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://x.com/ryutsukuron ▼出演:TaiTan https://x.com/tai_tan ⼩⼭⽥悠哉(集英社)
2025-05-11
25 min
流通空論
#44 ランニングの次に“歩く”がカルチャーになるには何が必要? (NewsPicks・池田光史さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、『歩く マジで人生が変わる習慣』の著者で、NewsPicks CMOの池田光史さん! 後編では、「走る」がここまでブームになっている中で、「歩く」がカルチャーになるために必要なこと、次に起こりうる現象について徹底討論しました!健康意識が高まる社会で大事になっていくのは習慣だけではなくて、街づくりにあり? ▼今回の内容 革靴と階級/体を動かすための衣食住/キャンプと承認欲求/歩くコミュニティはどこにある?/達成か過程か/入ってくる情報量の限界/水タイプと風タイプ/肌着史/シンプルライフとの親和性/健康こそクール/遊びが人間性になる時代/座ってインタビューやめようかな/後から地図を見る/歩くことでしか辿り着けない場所/渋谷混みすぎ問題/下北沢はロールモデル?/オルタナコンビニ計画 ▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://x.com/ryutsukuron ▼出演:TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト:池田光史(経済ジャーナリスト、NewsPicksCMO)https://x.com/mitsufumi
2025-04-13
39 min
流通空論
#43 「歩く」が現代人にとって緊密すぎる課題であるワケ(NewsPicks・池田光史さん前編)
▼番組概要 今回は、刊行から2ヶ月で累計4.6万部と大話題の『歩く マジで人生が変わる習慣』の著者で、NewsPicks CMOの池田光史さんをゲストにお迎えしました。 日常生活で当たり前に行ってる「歩く」をテーマになぜビジネス書を? その背景には、「座りすぎ」という現代病を抱えた現代人とは切っても離せない様々な「歩く」にまつわる話がありました! ▼今回の内容 ポッドキャストアワードありがとうございました/偉い人が書いた本にしたくなかった/歩いてる人も歩いてない人も買う/まだまだ歩いていかなくなる/標高500mの山奥出身/歩くための屋上/会議室から出る?/1 on 1を皇居で/座ることは新しい喫煙/人体は座り続けることを前提にしてない/足は全部で3種類/こんなに歩くのって楽しいんだ/筋肉痛になってもいい/機能性とファッション性の先に (用語補足) 05:30 YAMAP…国内No.1の登山ユーザー数を誇るYAMAPアプリのコミュニティを中心に、登山・アウトドアに関する事業を展開している 14:32 纏足…かつて中国で女性に対して行われていた幼少期から足に布を巻いて成長を妨げる風習 16:37 VIVOBAREFOOT…1997年にイギリスで誕生したブランド。裸足感覚の履き心地が特徴的 18:50 ALTRA…2009年にアメリカで創立されたブランド。「ゼロドロップ」という怪我をしにくく疲れにくい画期的な構造を世に生み出した ▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://x.com/ryutsukuron ▼出演:TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト:池田光史(経済ジャーナリスト、NewsPicksCMO)https://x.com/mitsufumi
2025-04-06
30 min
流通空論
#42 なぜ日本人は"小物好き"なのか?(キタンクラブ・古屋大貴さん後編)
▼番組概要ゲストは前回に引き続き、キタンクラブ主宰の古屋大貴さん!後編では、カプセルトイに限らず、より抽象的に「日本人はなぜ小物が好きなのか」をテーマにさまざまな角度から放談! 第5次ブームの現在地に迫っています。▼今回の内容香港にも作る/日本人の小物好き/住環境の狭さ/江戸時代からの複製文化/所有したいという二重の愛情/チェーン店はすごい/コロナでぬいぐるみブーム/フチ子はキャラクターでしかなかった/メディアミックスしない理由/ちいかわ人気/プレミアム化はあるのか/オルタナコンビニ計画(用語補足)04:47 キュートアグレッション…自分がかわいいと思った対象を目の前にしたときに、対象を虐げたくなる衝動09:02 LOハードマン…日本にカプセルトイを広げた功労者。1960年代前半に、パンアメリカン貿易商会社長の重田哲夫氏にガチャガチャを紹介したことがきっかけだという09:52 スクイッシュマロ…もちもちとしたさわり心地で抱き心地が特徴のぬいぐるみ。全てのキャラに名前と記念日、バックグランドストーリーがあり、3000種類以上が発売されている▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://x.com/ryutsukuron ▼出演:TaiTan https://x.com/tai_tan▼ゲスト:古屋大貴(キタンクラブ主宰)https://x.com/lostage777
2025-03-09
27 min
流通空論
#41 のべ1000種! 「キタンクラブ」のカプセルトイ開発術(古屋大貴さん前編)
▼番組概要 今回はカプセル玩具メーカー、キタンクラブ主宰の古屋大貴さんをゲストにお迎えしました。 シリーズ累計2000万個を誇る「コップのフチ子」などオルタナティブな作品を世に送り出し続ける古屋さんに、第5次カプセルトイブームと呼ばれる昨今の現象について根掘り葉掘りお聞きしました。次のカギは海外進出? ▼今回の内容 今年で20周年/20人しか入らないオフィス/企画から一気通貫/これまでに1000種類/6割がオリジナル/専門店と制作会社の増加/客単価2000円前後/原価は20〜25%/第4次と第5次の違い/フチ子以前以後/カプセルトイの海外進出/一丁噛みしよう/専用売り場の先駆け/IPアベンジャーズ/子どもが間違って入ってくる/ソフビ人気/思い切り買えなかったフラストレーション/組み合わせの妙/ニッチ×SNS/月1の企画会議 (用語補足) 01:40 コップのフチ子…キタンクラブの人気シリーズ。OL風の女性「フチ子」が腰をかけたりぶら下がる姿勢をとるのが特徴で、原案は『サ道』などで知られるタナカカツキ 03:38 #C-pla…全国にその地域オリジナルのお店を展開する、カプセルトイ専門店。各店違うテーマを持った「惑星」がコンセプト 07:09 プレミアムガシャポン…「今までにないプレミアムなガシャポン」をコンセプトに、600円~最大で2,500円までの価格設定で、ハイターゲット向けの高級感ある商品を展開している 08:08 小野尾勝彦…日本ガチャガチャ協会代表理事、株式会社築地ファクトリー代表取締役。1965年生まれ。著作に『ガチャガチャの経済学』がある 13:37 リーメント…食玩および雑貨メーカー。オリジナルブランド商品「ぷちサンプルシリーズ」やキャラクターとのコラボレーション商品をメインに販売している 15:58 ヤマシロヤ…上野駅前の5階建てのおもちゃ専門店。創業140年以上の歴史があり、流行りのアニメグッズからカプセルトイまで取り揃える 16:35 PENGUINSOUVENIR…ペンギンが、旅先で蒐集してきたモノを気まぐれに並べたというコンセプトの「雑貨のおみやげ屋」として渋谷PARCOでオープン 18:07 デハラユキノリ…イラストレーター。NIKE、asicsヨーロッパ、タワレコの広告などを手掛ける一方、作家として各国で作品を発表し続けている 24:54 トイズスピリッツ…代表取締役は西村圭太氏。釣り具マスコットや食べられるソフトクリームメーカーなどコスパ度外視の商品で知られる ▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://x.com/ryutsukuron ▼出演:TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト:古屋大貴(キタンクラブ主宰)https://x.com/lostage777
2025-03-02
30 min
流通空論
#40 “オルタナティブな場づくり”を実践する秘訣とは? (SKWAT・中村圭佑さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、デザイン・設計事務所DAIKEI MILLS代表の中村圭佑さん! 後編では、11月にオープンした「SKWAT」の事務所兼芸術文化センター「SKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)」をさらに深掘り。気になるマネタイズ方法や、億越えという初期投資の調達法、そしてどういった場づくりによってオルタナティブを実践しているかのマインドセットまで、その美学が分かる充実の内容になっています! ▼今回の内容 内破する存在/オルタナティブの実践者/業界人が集まる空間から開けた空間へ/儲けたお金で投資/アマプロ/楽しい場所を作りたいという欲望/初期投資は億越え/ビジネスモデルの破綻/リスクと余白/形式化される怖さ/買っちゃう/長いアートプロジェクト/空き家問題の現在地/仮設性と俊敏性/あえての駅間/楽な方にいかない/オルタナコンビニ計画 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 中村圭佑(DAIKEI MILLS代表) https://www.instagram.com/skwat.site
2025-02-16
25 min
流通空論
#39 亀有高架下に突如出現した「SKAC」の仕掛け方(DAIKEI MILLS・中村圭佑さん前編)
▼番組概要 今回は、デザイン・設計事務所DAIKEI MILLS代表の中村圭佑さんをゲストにお迎えしました。 2020年にスタートした「SKWAT」の事務所が原宿から亀有に移転し、SNSで早くも大きな話題に。その仕掛け人である中村さんに、アートブックを販売する「twelvebooks」とレコードを販売する「VDS」、コーヒーショップ「tawks」を内包した、芸術文化センター「SKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)」の正体に迫ります! ▼今回の内容 ずっとTikTok流れてくる/SKACの衝撃/いちアトラクション/休日は1日1000人/最寄駅が存在しない/事務所の移転/一般流通をバグらせる/どこの枠にもハマらない強さ/宙ぶらりんを成立させる/場を作る/だいぶアウトサイダー/公園的なもの/余白がある空間/UXのよさ/ハプニング性の肯定/コーヒーをこぼしたとき (用語解説) 05:04 twelvebooks…2010年に東京を拠点に設立されたアートブック専門のディストリビューター。書籍の流通やプロモーションを行いながら、「TOKYO ART BOOK FAIR」の運営なども手がける 08:00 grounds…フットウェアブランド。ファッションデザイナーの坂部三樹郎氏がディレクションを務める。DAIKEI MILLSは、ブランド初となる旗艦店の空間デザインを担当した 09:33 VACANT…2009年に永井祐介氏が、空間と場の関係を巡る文化的な営みの思考と実践のために裏原宿に立ち上げたSpace&Studio。2021年に拠点を移転 14:06 OUAT…2019年からデザイナーの田村遼佑氏が、独学でスタートしたブランド。特殊な生地や資材、縫製付属などをヴィンテージのリファレンスと組み合わせてクリエイションを行なっている 21:25 VDS…西亀有を拠点とするレコードショップ。2024年11月に常磐線の高架下で、「VDS Tokyo」をオープン ▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://x.com/ryutsukuron ▼出演:TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト:中村圭佑(DAIKEI MILLS代表)https://www.instagram.com/skwat.site/
2025-02-09
24 min
流通空論
#38 銭湯はカルチャーではなく“インフラ”?(小杉湯・関根江里子さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、株式会社小杉湯 副社長、株式会社ゆあそび代表の関根江里子さん! 後編では、昨今のカルチャーブームによって変容する銭湯の場をどのようにインフラとして捉え直すか、独自のマネタイズ方法から紐解いていきます。関根さんが語る、「目標は有形文化財」の真意とは? ▼今回の内容 やったほうが怖くない/暖簾は結界/カルチャーブームの功罪/ジャックされたブランドの価値/ブランドメッセージの捉え方/広告の話をしない/ケロリンも広告だった/バズらせようとしていない/普通の銭湯でやらないことはやらない/ランナーの銭湯ニーズ/露出より体験/有形文化財の位置付け/カルチャーよりインフラ/受け入れられてると思ってない/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 04:09 大人エレベーター…エレベーターに乗り込んだ妻夫木聡が、停止回でゲストと出会い、大人について語り合う「サッポロ生ビール黒ラベル」のCMシリーズ10:24 清水湯…明治時代に創業、100年以上もの歴史がある南青山の老舗銭湯。2008年にリニューアルした 10:26 八幡湯…代々木八幡にある銭湯。近くにある代々木公園のランナーに人気がある 22:07 IKEUCHI ORGANIC…1953年に創業。「最大限の安全と最小限の環境負荷」を理念にオーガニックコットン100%で作る今治タオルの製造会社。創業 120 周年にあたる、2073年までに赤ちゃんが食べても安全なタオルを創る目標を掲げている ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 関根江里子(株式会社小杉湯 副社長、株式会社ゆあそび代表) https://x.com/erikookireseki
2025-01-26
25 min
流通空論
#37 「小杉湯原宿」はなぜサウナとポップアップをやめたのか(関根江里子さん前編)
▼番組概要 今回は、株式会社小杉湯副社長、株式会社ゆあそび代表の関根江里子さんをゲストにお迎えしました。 昭和8年に高円寺に誕生し、国登録有形文化財にも登録された老舗銭湯「小杉湯」。昨年原宿の中心地にできた商業施設「ハラカド」の地下1階への「小杉湯原宿」出店が大きな話題になりました。新しい銭湯にするためにやめた「サウナ」と「ポップアップ」、そのワケとは。そして100年続く文化を生み出すために関根さんが今、考えていることは。 ▼今回の内容 さっき行ってきたんですよ/ドライヤー課金問題/便利すぎちゃダメ/目を合わせる2、3秒/利便性の戦いが始まる/10年かかる/金曜日はゴールデンメンバー/常温のイオンウォーター/誰にも閉じない/インフラとしての銭湯/サウナをやめたワケ/回転率と売上/地下にある偉業さ/逆地下水/ポップアップブーム/銭湯はジャックする場所じゃない/常連客と観光客/企画やりすぎ説/お客さんは求めてない?/出さないやらない (用語解説) 05:46 平松佑介…「小杉湯」の三代目。住宅メーカーで勤務後、ベンチャー企業の創業を経て、2016年から家業の小杉湯で働き始める。2017年に株式会社小杉湯を設立、2019年に代表取締役に就任 11:25 ロウリュ…フィンランド発のサウナ入浴法のひとつ。サウナストーンにアロマオイルを足した水をかけて、水蒸気を発生させる。それによって体感温度を上げて発汗作用を促す 17:59 堀田カーペット…1962年に大阪府和泉市で創業したカーペットメーカー。「一番気持ちが良い床」をコンセプトに、ウールのカーペットを展開している 18:18 アンダーアーマー…1996年にアメリカメリーランド州で創業したスポーツ用ウェアブランド。汗をすばやく吸収・発散して身体を常にドライで快適に保つ機能「モイスチャートランスポートシステム」が最大の特徴 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 関根江里子(株式会社小杉湯 副社長、株式会社ゆあそび代表) https://x.com/erikookireseki
2025-01-19
27 min
流通空論
#36 “顧客最優先主義”と“権限委譲”でなぜ2兆円企業に?(ドンキ・吉田直樹さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、「ドン・キホーテ」などを展開するPPIH代表取締役社長CEOの吉田直樹さん! 後編では、ドンキの世界観をさらに深堀り。テーマソングもマスコットも社員が制作していたり、カラコンやプロテインなどまだ根付いていない商習慣を開拓したりと、その独特な文化から同社が掲げる「顧客最優先主義」と「権限委譲」が見えてきました! ▼今回の内容 社長のピアノ伴奏で社員が歌う/作詞・作曲・ボーカル、田中さん/ドンペンも?/海外人気がすごすぎるドンペン/顧客最優先主義/断トツ売上No.1を作る/スニーカーガチャ/社員のアイデア/たまにドボンする/コロナ禍のマスク/いちいち仮説を立てない/失敗を許容する文化/TENGA文化の担い手/マグマはどこにあるのか/店舗入り口の謎の水槽/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 01:01 サディスティック・ミカ・バンド…1972年にデビューした日本のロックバンド。のちにYMOを結成する高橋幸宏が在籍したことでも知られる。セカンドアルバム『黒船』は日本語ロック史に多大な影響を与えたとされる 03:02 ハラミちゃん…ポップスピアニスト。YouTubeでのストリートピアノの演奏動画で一躍有名になった。2022年には武道館ワンマンを成功させている 13:18 TENGA…セルフプレジャーアイテムとして2005年に登場。これまでにないスタイリッシュな見た目で、発売後1年で100万個が販売された 17:06 しいたけスナック…ドンキのPB(ピープルブランド)「情熱価格」の人気商品。「しいたけ嫌いの人にも美味しいと言わせた」という触れ込みが印象的 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 吉田直樹(PPIH 代表取締役社長CEO) https://x.com/naokiyo73846593
2025-01-12
28 min
流通空論
#35 ドンキにインバウンド客が集まるワケ(吉田直樹さん前編)
▼番組概要新年1発目は、「ドン・キホーテ」などを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)代表取締役社長CEOの吉田直樹さんをゲストにお迎えしました。かねてよりTaiTanさんが「1番好きなブランド」と公言してきたドンキ。圧縮陳列やポップなど独特すぎる空間づくりで小売業界のゲームチェンジャーとなった同社は、最近では世界的スター、ブルーノ・マーズが出演するCMが放映され、インバウンドの最前線になるなど話題に事欠きません。ドンキの経営、その根幹に迫ります!▼今回の内容1番好きなブランド/新型コロナで一気に減収/全部やろう/40代社員の充実/世界観維持の秘訣/空間創造のルール/憧れの日本はネオン感/日本っぽい/焼き芋食べた/安田会長の矛盾/ドンキだから仕方ないよね/MBAなんて大嫌いだ/バックグランドがばらばら/目利きと学歴(用語解説)02:59 本…『ドンキはみんなが好き勝手に働いたら2兆円企業になりました』(2024年、日経BP)のこと06:47 安田隆夫…「ドン・キホーテ」創業者。創業以来34期連続増収増益という驚異的な偉業を達成した立役者。現在はPPIHグループ創業会長兼最高顧問10:48 CVD+A…CV(コンビニエンス)、D(ディスカウント)、A(アミューズメント)を指す、ドンキの基本コンセプト14:11 ブラック・レイン…1989年のアメリカ映画。舞台は大阪と神戸で、松田優作の遺作としても知られている14:16 AKIRA…大友克洋による漫画。1982年から1990年にかけて「週刊ヤングマガジン」で連載。1988年には大友自身が監督を務めて映画化された15:30 ブレードランナー…1982年のアメリカ映画。SF映画の金字塔としてのちに多くのフォロワーを生み出した21:36 ドンペン…ドンキの公式キャラクター。1998年にドンキのお店を手伝うことになったペンギン21:50 ドンキにはなぜペンギンがいるのか…ライター・谷頭和希の初の著書。ドンキの歴史や経営戦略を社会学や建築の視点から読み解く▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://x.com/ryutsukuron▼出演:TaiTan https://x.com/tai_tan▼ゲスト:吉田直樹(PPIH 代表取締役社長CEO)https://x.com/naokiyo73846593
2025-01-05
28 min
流通空論
#34 “都心再開発”をどう評価すればいいのか?(吉見俊哉さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、社会学者の吉見俊哉さん! 後編では、終わることのない渋谷の再開発を中心にお話をお聞きしました。もともとPARCOなど丘の上に若者の中心地を作ってきた渋谷が、2000年以降はキャットストリートや奥渋など川筋を軸に展開していった!? 再開発によって変化した街の歴史を深掘りしていきます! ▼今回の内容 渋谷の再開発/丘を登るドラマ性/丘から川筋へ/大手町になりたい/区画と土地代/街の殺戮/MIYASHITA PARKと若者の溜まり場/首都高をなくす/面ではなく線で経験する/都市はパワポじゃない/書籍の拡張/ナビゲーターの重要性/フィールドミュージアム/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 03:22 渋谷ストリーム…東急東横線の旧渋谷駅地上駅舎ホーム南部の線路跡地および周辺地域を再開発した高層ビルとして2018年開業 04:48 キャットストリート…正式名称は旧渋谷川遊歩道路。裏原宿の中心を担うなど、1990年以降、若者文化の発信地として知られる 05:02 奥渋谷…神山町、宇田川町、富ヶ谷を指すエリア。2000年代初頭は裏渋谷と呼ばれていたが、2010年前後より現在の愛称に 06:25 渋谷サクラステージ…桜丘町、道玄坂一丁目に跨る高層の複合施設として2024年全面開業 10:10 麻布台ヒルズ…麻布台一丁目・虎ノ門五丁目・六本木三丁目に所在する大規模複合施設として2023年開業 13:04 MIYASHITA PARK…渋谷から神宮前に所在する低層複合商業施設として2020年開業。宮下公園は屋上に移転する形に 19:45 東京時層地図…一般財団法人日本地図センターが手掛けるアプリ。明治から現代までの時間を軸に、東京の変遷を知ることができる 21:27 都市のドラマトゥルギー…吉見さんの主著。盛り場の分析を通して近代日本の都市化を描く。弘文堂より1987年に刊行、現在は河出文庫版が入手可▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト:吉見俊哉(社会学者・東京大学名誉教授、國學院大学観光まちづくり学部教授) https://amzn.asia/d/bDZ4PKX
2024-12-29
27 min
流通空論
#33 「東京裏返し」で見えてくる街歩きのおもしろさ(社会学者・吉見俊哉さん前編)
▼番組概要今回は、社会学者で、東京大学名誉教授、國學院大学観光まちづくり学部教授の吉見俊哉さんをゲストにお迎えしました。吉見さんが今月刊行されたのが、「東京裏返し」シリーズの第二弾『東京裏返し 都心・再開発編』。都市論を論じてきた吉見さんが街歩きをしながら「都市の構造」を紐解いた本書を軸に、なぜみんな街歩きが好きなのか、東京北部の魅力、そして都市の作られ方など縦横無尽に語り合っています!▼今回の内容東京裏返し/街歩きの鉄則/東大時代にあった道作り計画/目的地とそれまでのプロセス/北部はそこまで再開発されてない?/資本主義は走り出したら止まらない/1都3県に人口の3割/強い都市のオルタナティブ/東京ローカルの魅力/暗渠と川筋を見よ/若者の街と米軍/歴史の破れ目/谷論(用語解説)05:08 東京文化資源会議…谷根千、根岸、上野、本郷、湯島、神田、神保町、秋葉原に至る半径2kmの範囲の、東京都心北東部一帯を対象とした地域活性化の構想や企画の実施を目的とした任意団体として2015年に設立30:22 君の名は。…新海誠監督による2016年公開の大ヒットアニメーション映画。舞台は長野、岐阜、東京で、主人公2人が再開する場所として、四谷・須賀神社の参道にある石段が登場し、聖地巡礼がブームに▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://twitter.com/ryutsukuron▼出演:TaiTan https://x.com/tai_tan▼ゲスト:吉見俊哉(社会学者・東京大学名誉教授、國學院大学観光まちづくり学部教授)https://amzn.asia/d/bDZ4PKX
2024-12-22
33 min
流通空論
#32 “カレーは手で食べた方がうまい”は本当か?(ゼロワン・立田侑志さん後編)
▼番組概要ゲストは前回に引き続き、ゼロワンカレー A.o.D 店主の立田侑志さん!後編では、冒頭にゼロワンの経営から一旦離れて、尾道へ修行にいくというまさかの告白が。そのワケは「スパイス料理に合う器づくり」に専念したいから? 普段はあまり考えない料理と器、カトラリーの組み合わせについてじっくり考察を深める展開に!▼今回の内容スパイス料理に合う器がない/浄と不浄における金属/修行中の身ですので/和食割烹における器組/スプーンの最適解/器組をずっと考えてる/ミールスの適切な食べ方/カレーにつけるか、カレーをかけるか/カレーは手だから/手食文化の背景/マネタイズできない部分/オルタナコンビニ計画(用語解説)08:47 ケララの風モーニング…ケララ州での駐在経験から、南インド料理に目覚めた沼尻匡彦氏が朝ごはんを提供するスタイルで人気に10:59 スッカラ…20cm近くある細長い柄と、浅いくぼみが特徴の韓国のスプーン。それによって、混ぜやすく、汁物がすくいやすくなっている▼ご意見やご感想、お問い合わせはryutsukuron@gmail.com #流通空論▼チャンネル登録、Xのフォローお願いします!https://twitter.com/ryutsukuron▼出演:TaiTan https://x.com/tai_tan▼ゲスト:立田侑志(ゼロワンカレー A.o.D店主)https://www.instagram.com/zeroonecurry_official/
2024-12-15
28 min
流通空論
#31 「大阪スパイスカレーブーム」が生まれた独特すぎる背景(ゼロワン・立田侑志さん前編)
▼番組概要 今回は、2012年に大阪の谷町で火曜日のみの間借りカレー店「真夜中カレーゼロワン」をオープンしたのち、2014年から実店舗「ゼロワンカレー」で大阪スパイスカレーブームを牽引し、2019年に東京の三田に移転した、「ゼロワンカレー A.o.D」店主の立田侑志さんをゲストにお迎えしました。 ここ10年続く、大阪発「スパイスカレーブーム」を間近で見てきた立田さんが、その特異点を振り返ります。間借り文化、インド修行、日本料理との融合など、“スパイス”を通じた実用的な流通話が展開されています! ▼今回の内容 1番好きなカレー/大阪のスパイスカレーブーム/東京はインド料理の下地があった/大阪のスタートはチャイ屋/粉物屋より多い/元祖間借り/スパイスカレー第4世代/ローカル誌の影響/和素材/旅先で食べたものがベース/ゼロワンの由来/専門料理で1番作りやすい/クラフト感/カレーとヒップホップ/定石知らないと深いところまで行けない/歴史や時間の圧/日本料理文化という異端/安全さ=おいしさ/スパイスの未来 (用語解説) 01:37 ゼロワンおせち…大阪時代から年始に販売している、インド料理で構成されたオリジナルのおせち(https://www.facebook.com/zero.one.curry/posts/1268447027798462/) 06:15 京阪神エルマガジン社…大阪市西区に本社を置く出版社。1979年創業。「SAVVY」「Meets Regional」など地域に特化した雑誌やウェブメディアを展開している 09:37 稲田俊輔…料理人、飲食店プロデューサー。2011年、東京駅八重洲地下街に南インド料理店「エリックサウス」を開店。南インド料理とミールスブームの火付け役となる 14:11 ケララ州…南インドを構成する州の一つ。独自のカレー文化を形成している 17:59 ハルダモンカレー…代々木上原駅近くのダイニングバー「collect」を間借りして2019年4月にオープン。店主のハル氏は絵描き 19:14 おうち麺TV.…ラーメン研究レシピを展開するYouTubeチャンネル。(https://www.youtube.com/channel/UClWCfrjyjNvHrpjHCr2Ub0Q) 19:19 玉置標本の私的標本…ライター玉置標本が、南インドのミールスレシピ、料理全般、釣り、アウトドア、製麺機、ラーメンなどの動画をアップするYouTubeチャンネル。(https://www.youtube.com/@hyouhon) 20:00 U-zhaanが食べて聞く「カレーと音楽」…音楽ナタリーの連載第3回「Dos Monos・TaiTanが唱えるカレーとヒップホップのフォーマット性の類似」のこと。(https://natalie.mu/music/column/564345) ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 立田侑志(ゼロワンカレー A.o.D 店主) https://www.instagram.com/zeroonecurry_official/
2024-12-08
34 min
流通空論
#30 “本×YouTube”のゲームチェンジャーとは?(有隣堂・松信健太郎さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、有隣堂代表取締役社長執行役員の松信健太郎さん! 後編では、公式なのに異色すぎるYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」誕生から4年。その新しい本の広げ方をお聞きしました。さらには、社内独立書店など、今後店舗でどのような実験を行っていくかの展望など、本好きが知りたい内容満載になっています! ▼今回の内容 登録者数20万人を超えてからの反響/レジが3時間待ち/毒舌キャラの作り方/きみまろ現象とコミュニティ/注文をつけたことがない/本×YouTube/販促に使えない/書店の数を減らさないために/出版社のためのイベント/書店員単位の求心力/社内独立系書店/モノではなく人/全店実験店舗/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 01:37 R.Bブッコロー…YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」でMCを務める名物ミミズク。名前の由来は「Book(本)+Owl(ミミズク)」で、「ブックオウル」→「ブックォール」→「ブッコロー」。率直な物言いで人気に 03:26 YouTubeを裏で牛耳る女…有隣堂の広告・マーケティング部に所属する渡邉郁氏のこと 04:30 ブッコローと1対1の密談会…2023年10月に開催された代官山蔦屋書店の文具イベント「Stationery Festival 2023」に有隣堂が出店して行われた。(https://youtu.be/rEc-u-gqUAo?si=-BwDobBgdYvTQszr) 05:35 ReHacQ…元テレビ東京ディレクターの高橋弘樹氏によるYouTubeチャンネル。政治や経済、時事、スタートアップなどを取り上げ、ビジネスパーソンの間で話題に 07:17 コムドット やまと…5人組YouTuberのリーダー。写真集とは、NYで撮影され、2024年に刊行された『LUCY』(講談社)のこと 07:25 又吉直樹…お笑い芸人、作家。度々「有隣堂しか知らない世界」に出演している。(https://youtu.be/CIe5JQdURB8?si=MLkXykJkVfAGFVUN) 07:45 出版区…本の問屋「トーハン」が運営するYouTubeチャンネル。著名人の頭の中を覗くをテーマに、1万円を渡し本屋での買い物に同行する企画「本ツイ!」が人気 16:46 宮台由美子…「代官山 蔦屋書店」の人文コンシェルジュ。哲学・思想・心理・社会などの人文書の選書展開やイベントの企画などを行っている ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 松信健太郎(株式会社有隣堂 代表取締役社長執行役員) https://x.com/yurindo_store
2024-12-01
26 min
流通空論
#29 有隣堂が構想する「書店の再定義」とは何か(松信健太郎さん前編)
▼番組概要 今回は、公式なのに独自路線すぎるYouTube「有隣堂しか知らない世界」、小さな街をコンセプトにした複合型店舗「HIBIYA CENTRAL MARKET」など、今までにない書店ビジネスを模索している、有隣堂代表取締役社長執行役員の松信健太郎さんをゲストにお迎えしました。 松信さんが「いよいよ危ない」と断言する書店ビジネス。本を売るだけでは成立しなくなったビジネスモデルをどう変えていくか。松信さんが手掛ける「書店の再定義」はどのように行われているのか。その現在地に迫ります! ▼今回の内容 社員を意識を変えるには/駅ビルと書店/金太郎飴書店/いよいよ危ない/書店におけるブランディングの難しさ/最初は驚くほどおもしろくなかった/過去最高益のワケ/個別のビジネス/日比谷の居酒屋/本以外の事業を自分たちでやる/書店×カフェ/本はソフトでハード/下品にならないライン (用語解説) 01:38 HIBIYA CENTRAL MARKET…東京ミッドタウン日比谷3階の複合型店舗。「1LDK」や「Graphpaper」を手掛けたクリエイティブディレクターの南貴之と有隣堂がコラボレーションし、市場をイメージして作られた 03:59 有隣堂しか知らない世界…有隣堂が運営するYouTubeチャンネル。もともとは書籍解説の動画をアップしていたが、2020年に動画クリエイターのハヤシユタカが参加して現在の形に(https://www.youtube.com/@Yurindo_YouTube/featured) 16:16 【建築のプロが解説】有隣堂 伊勢佐木町本店の世界(前編) ~有隣堂しか知らない世界258~…https://youtu.be/EVR0rJMIB3o?si=90NDJYryQsw_jCLq 17:02 【文房具メーカー社長】知育玩具対決その① ~有隣堂しか知らない世界263~…https://youtu.be/rXMWGJbvghk?si=zKZeQT3LHKNGEvPk 19:02 誠品書店…1989年に創業した台湾の書店チェーン。誠品の日本進出第一号店である「誠品生活日本橋」を有隣堂が手掛けた。なお、当時副社長だった松信さんがプロジェクトリーダーを務めた 23:52 一角…「HIBIYA CENTRAL MARKET」内にある飲食店。昼は定食屋、夜は居酒屋として営業している ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 松信健太郎(株式会社有隣堂 代表取締役社長執行役員) https://x.com/yurindo_store
2024-12-01
34 min
流通空論
#28 100円コーヒーはなぜうますぎるのか?(QAHWA・井崎英典さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、株式会社QAHWA代表取締役社長の井崎英典さん! 後編では、井崎さんが監修したマクドナルドの「プレミアムローストコーヒー」など100円コーヒーが世に浸透していった流通の背景から始まり、最終的には日本文化における「編集能力」のすごさを空論していく、まさにこの番組でしか聞けない内容になっています! ▼今回の内容 100円コーヒーの原点/マックに入り浸る/食べ合わせ/冷めてもおいしい/機能or経験/事業レイヤーからやらないと売れない/帝国のすごさ/コーヒーはライフスタイル/アジアのトレンド/メジャーフィールドはどこにあるのか/ラーメン半チャー餃子が1000円以内/日本人の編集能力/神仏習合/究極のミーハー/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 01:16 サラ・カサノバ…元日本マクドナルドホールディングス株式会社代表取締役会長、日本マクドナルド株式会社会。2013年に事業会社の社長に日本人以外が就任するのは初だった。 14年12月期から2期連続で連結最終赤字となった同社を、17年12月期には最終黒字240億円と当時として過去最高益を更新するまでに回復させた 26:02 カルチエ…高級ウォッチ&ジュエリーブランド「カルティエ(Cartier)」が、2018年に期間限定でオープンしたコンビニ。カップ麺が1万円800円するなど、驚異のラグジュアリー空間が話題になった ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 井崎英典 (第15代ワールドバリスタチャンピオン、株式会社QAHWA代表取締役社長) https://www.instagram.com/hide_izaki/
2024-11-17
28 min
流通空論
#27 コーヒー王が語る「サードウェーブ」以降の現在地(井崎英典さん前編)
▼番組概要 今回は、2014年にアジア人選手として史上初のワールドバリスタチャンピオンに輝き、現在はコンサルタントなど、様々なコーヒーとのかかわり方を実践している、株式会社QAHWA代表取締役社長の井崎英典さんをゲストにお迎えしました。 日本が今世界で1番注目されているコーヒーマーケットだと語る井崎さん。15000円でコーヒーのフルコースが堪能できる「珈空暈」をはじめ、高級路線が確立される一方で、コンビニコーヒーもとんでもないクオリティな、コーヒービジネスの現在地とは。 ▼今回の内容 ちょっと言ってくださいよ!/ウルトラサイレントオープン/飲む料理/編集者のスタンス/BRUTUSコーヒー特集/世界で1番注目されてるマーケット/携わって20年弱/2杯8000円/4日間で7.5万人/なぜ付加価値をつけられたのか/インバウンド客と経験の創造/100円のホットコーヒーのうまさ/セブンのサンドイッチ/ワイン市場化するのか?/本質は調理/バリスタからセレブリティは生まれるのか/世界トップの給与体系/異常に接待 (用語解説) 01:30 珈空暈…席4席、メニューは5杯のドリンクで構成されるおまかせ一択で、住所非公開・完全予約制のコーヒーバーとして、2022年12月にオープン 07:31 BRUTUS…おいしいコーヒーのガイドブック。(2024年9月2日号) 09:46 サードウェーブ…2000年頃からアメリカではじまったとされるコーヒーの風潮。日本ではブルーボトルコーヒーが上陸したのをきっかけに2015年に到来したとされる 10:08 グリッチコーヒー…2015年に創設以来、日本の喫茶店文化が息づく街、神保町でシングルオリジンに拘りを持ち、産地個性の素晴らしさを表現、ライトローストのトップオブトップのスペシャルティコーヒーを提供している 11:31 教養としてのコーヒー…2023年にSBクリエイティブより刊行 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 井崎英典 (第15代ワールドバリスタチャンピオン、株式会社QAHWA代表取締役社長) https://www.instagram.com/hide_izaki/
2024-11-10
29 min
流通空論
#26 “アニメ的リアリティ”とはどう作られるのか?(ルックバック・押山清高さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、スタジオ ドリアン代表の押山清高さん! 後編では、押山さんが監督された『ルックバック』をさらに深堀り。アニメ好きに関わらず、ここまで広い層に作品が支持された理由を「アニメ的リアリティ」の観点から分析しています。屈指の名場面、「18秒のスキップシーン」はどのように作られたのかをはじめ、作品鑑賞後に楽しめる内容になっています。 ▼今回の内容 生理的心地よさ/アニメを見ていない人にも届く表現/リアリティの要因は色使い/パターンに飽きちゃう/この動き分かる!に落とし込む/18秒スキップシーンのリスキーさ/勘所は音と色と動き/偶然性を取り込む/身体行為としての作画/クリエイターの記名性/制作状況は過渡期/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 04:19 原動画…通常のアニメ制作は原画と動画の作業があるが、『ルックバック』では番組内でも触れている通り、原画マンが描いたラフな絵のまま色を塗ってもらうという特殊な工程となっているため、このようなクレジットがされている 16:02 山口歴(やまぐち・めぐる)…現代アーティスト。1984年生まれ。「カットアンドペースト」と呼ばれる技法によって国内外問わず評価されている。代表作は「OUT OF BOUNDS」シリーズなど ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 押山清高 (スタジオドリアン代表) https://x.com/binobinobi
2024-11-03
30 min
流通空論
#25 映画『ルックバック』がもたらした「上映時間58分」の衝撃(押山清高さん前編)
▼番組概要 今回は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『借りぐらしのアリエッティ』など多くのアニメ作品に主要スタッフとして携わり、2024年に藤本タツキさん原作による映画『ルックバック』で長編アニメーション監督デビューした、「スタジオ ドリアン」代表の押山清高さんをゲストにお迎えしました。 国内興行収入20億円、20以上の国・地域での公開、そして11月8日からはAmazonプライムビデオでの世界独占配信と、2024年エンタメ最重要作といっても過言ではない映画『ルックバック』。その制作の裏側では、監督・脚本・キャラクターデザインを務めた、押山さんの数々の苦悩がありました。 ▼今回の内容 できるだけいいアニメを作るだけ/熱量の高さ/30回観た/舞台挨拶でもらい泣き/企画から2年半、絵コンテから1年/58分尺の背景/中編という新ジャンル/運よく時代にマッチ/交渉力の強さとはなにか/計画通りに何事も進まない/よりよいものを作る困難/クリエイターの争奪戦/基本フリーランス/直しちゃうタイプ/若手ともやりたい/スタジオの未来 (用語解説) 05:57 ルックバック…藤本タツキによる漫画作品。「少年ジャンプ+」での漫画公開が2021年7月19日、映画公開が2024年6月28日 07:02 チェンソーマン…同じく藤本タツキによる漫画作品。第1部は「週刊少年ジャンプ」にて2019年1号から2021年2号まで連載され、第2部は「少年ジャンプ+」にて2022年7月13日より連載中。2022年10月から放送されたテレビアニメ版で、押山は悪魔デザインを担当している 10:49 パラサイト 半地下の家族…2019年のポン・ジュノ監督にによる韓国映画(日本公開は2020年)。第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となるパルム・ドールの受賞をはたすなど、海外の賞レースを総なめにした 15:54 ボンズ…アニメ制作会社。サンライズに所属していた南雅彦らが独立して、1998年に設立。代表作に、『鋼の錬金術師』、『僕のヒーローアカデミア』、『文豪ストレイドッグス』などがある 17:40 製作委員会方式…複数企業からの出資で、映像作品を作る方式。作品の収益や権利は関わった委員会内で分配される。これよって、資金調達と役割分担のメリットがあるが、収益分配は複雑になるという指摘もある 20:34 SHISHIGARI…スタジオ ドリアンによる、16分の短編作品。原作・脚本・監督・作画を押山が務めた 21:32 アフター6ジャンクション2…毎週月曜日から木曜日まで放送されているTBSラジオの番組。パーソナリティはRHYMESTERの宇多丸。言及されているのは、2024年8月27日に放送された「アニメーション映画『ルックバック』は、いかにして傑作となったのか? 押山清高監督&アニメーター井上俊之さんインタビュー」のこと ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 押山清高 (スタジオドリアン代表) https://x.com/binobinobi
2024-10-27
30 min
流通空論
#24 SNS時代に広告はなぜ嫌われるのか?(POOL inc.・小西利行さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、POOL inc. Founderの小西利行さん! 後編では、話題店「挽肉と米」のブランディングの設計を紐解いていきます。海外では「ハンバーグ」という名称は使われていなかったことから、自分たちでハンバーグと言わない、どうやったらユーザーが遊べるクリエイティブができるのか、など実践的な内容になっています! ▼今回の内容 目指しにきてもらう店/満席が出店の条件/ローカライズは一切しない/ハンバーグの市場はない/遊んでもらうにはどうすればいいのか/広告のジレンマ/発話が生まれるクリエイティブ/自分たちで名称を略さない/ハンバーグはレッドオーシャン、挽肉と米はブルーオーシャン/パートナーとの組み方/コンセプトとブランディングの違い/1日返信しなくても誰も怒らない/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 07:09 『すごい思考ツール』…小西利行氏の著作。2024年に文藝春秋より刊行 12:57 UGC…ユーザーによって生成されたコンテンツの総称で、「User Generated Contents」の略。SNS時代以降、企業を通して発信する「お客様の声」だけでなく、ユーザー自身がレビューや口コミを簡単に発信できるようになった背景がある 18:09 清宮俊之…実業家。1974年生まれ。「一風堂」などを運営する、力の源ホールディングスの元社長。 27:21 野田豊加…実業家。1968年生まれ。株式会社Plan・Do・See創業者・代表取締役。「日本のおもてなしを世界中の人々へ」をミッションに、ホテル、レストラン、ウェディング事業を国内外に展開している ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 小西利行(POOL Inc. Founder、クリエイティブ・ディレクター) https://x.com/konishi_toshiyu
2024-10-20
31 min
流通空論
#23 「挽肉と米」の「挽きたて、焼きたて、炊きたて」はなにがすごいのか (小西利行さん前編)
▼番組概要 今回は、「伊右衛門」「ザ・プレミアム・モルツ」「PlayStation」「モノより思い出。」などの1000を超えるCM・広告作品を手掛け、最近では話題の「挽肉と米」オーナー兼クリエイティブ・ディレクターを務める、POOL inc. Founderの小西利行さんをゲストにお迎えしました。 なぜコピーライター、クリエイティブ・ディレクターの第一線として活躍してきた小西さんは、飲食店を手掛けることになったのか。そこには、変わらぬ「コンセプトづくり」の哲学がありました。 ▼今回の内容 1000を超える広告作品/見守り役/挽肉と米に行ってきた/2万アクセスでサーバーダウン/8割がた観光客/分かりにくい場所の方がおもしろい/小さすぎるロゴ/ものすごい原価が高い/焼きたての定義/熟成より挽きたて/テーブルやらない、2階やらない/1時間で3つの炊きたて/行列マスト/プレゼントをあげた若者/海外展開に注力/飲食店パクリ問題/糸井重里の間違い (用語解説) 05:08 AFURI…2003年に「ZUND-BAR」のらーめんをより多くの人に味わってもらうため、オープンキッチン・カウンターで提供するスタイルで開業した「AFURI 恵比寿」をきっかけに全国展開。こだわりの素材を活かした淡麗でヘルシーな味わいが特徴 11:00 山本のハンバーグ…株式会社ORES COMPANYが展開するハンバーグ専門レストラン。2005年6月に創業し、元は「俺のハンバーグ山本」だった。煮込みハンバーグの「山本のハンバーグ」が看板メニュー 17:34 ストックオプション…会社が、従業員や取締役などに対して、自社株を購入する権利を与える制度。これにより、企業の成長によって従業員が利益を得ることができ、自身の資産形成の助けになる 22:35 糸井重里…1948年生まれ。コピーライターとして、「想像力と数百円」「おいしい生活。」「生きろ。」など、数々のコピーを生み出す。現在は株式会社ほぼ日代表取締役社長。 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 小西利行(POOL Inc. Founder、クリエイティブ・ディレクター) https://x.com/konishi_toshiyu
2024-10-13
26 min
流通空論
#22 “お金の計算法”が自由な空間を生み出した?(スキーマ・長坂常さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、スキーマ建築計画代表の長坂常さん! 後編では、薬局のデザインをする際に知ったお金の工面の仕方を知り、損しないやり方を模索してきたスキーマの歩みに迫ります。「自分の型を押し付けないおもしろさ」「朽ちていく美学」など長坂さんならではの建築観が存分に語られています! 最後には、長坂さんがいま気になっている街についても…? ▼今回の内容 心地のいい空間を保つには/お金の工面の仕方/金がないならないなりの作り方/損しないやり方を模索する/分離発注/インフラを見せちゃう/触って形を変えればいい/ブルーボトルのポリシー/自分の型を押し付けないおもしろさ/変な店/理念のリスペクト/物より行為/建築家から見た衣服/朽ちていく美学/神社再生/祖師谷・成城と土の匂い/ちょっとずつ変えてかないとやばい/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 03:28 水野薬局…1909年、水野善重氏が当時の東京帝国大学医学部前に開局し、64年には、水野睦郎氏が日本で最初の調剤薬局「水野調剤薬局」を開いた 04:26 人工(にんく)…1日仕事をしたときにかかる人件費のこと。たとえば「1人工」は、1人が1日作業した場合の人件費を指し、「半人工」なら、1人が半日作業をした場合の人件費を意味する 07:09 はなれ…スキーマ建築計画が手掛けた、千葉県いすみ市の住宅。施主が山一つ購入し、スキーマが電気の引き込み、井戸水確保、用水路にかける橋から山の造成、そして建築、インテリアまでを計画し、さらに分離発注で工事を監理した 13:22 HAY…デンマーク発のインテリアプロダクトブランド。東京出店となる「HAY TOKYO」の空間デザインをスキーマ建築計画が担当した。人のアクティビティを誘発する「インターフェース」という可動システムを使いながら空間を構成したのが大きな特徴 13:24 武蔵野美術大学 16号館…スキーマ建築計画による、“自走する建築、学生がつくる校舎”をコンセプトとする新校舎として2021年に完成。「京都芸大移転計画のプロポーザル」で考案し、先の「HAY TOKYO」などで実現した「インターフェース」も導入されている 15:18 Blue Bottle Coffee…2002年にアメリカ・サンフランシスコで誕生。サードウェーブコーヒーの代表格として知られ、現在はアメリカ、日本、韓国、香港で約100店舗を展開している。スキーマ建築計画は一連の店舗計画を行っている 18:13 DESCENTE…1935年に創業したスポーツウェアの専門メーカー。スキーマ建築計画は、東京・神宮前「DESCENTE TOKYO」を手掛けた。話題にあがっているのは、昇降式ハンガーシステムのこと 19:14 Aesop…1987年にメルボルンで創業されたスキンケア、ヘアケア、ボディケア製品ブランド。スキーマ建築計画は一連の店舗計画を行っている 23:17 津村耕佑…1959年、埼玉県生まれ。ファッションデザイナー、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。「FINAL HOME」や「KOSUKE TSUMURA」のデザイナー・ディレクターとして知られる 24:15 半建築…長坂常氏による著作。2022年にフィルムアート社より刊行 28:28 黄金湯…黄金湯は墨田区太平、オリナス錦糸町の近くにある銭湯。東京の下町エリアを代表する銭湯「⼤⿊湯」の姉妹店 30:35 和泉ブルワリー…狛江市にある2018年に設立されたブルワリー ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 長坂常(スキーマ建築計画代表) https://x.com/jo_nagasaka
2024-08-25
35 min
流通空論
#21 「スキーマ建築計画」の衝撃とはなんだったのか(長坂常さん・前編)
▼番組概要 今回は、2008年に発表された「Sayama flat」以降、ブルーボトルコーヒーやAesop、DESCENTE TOKYOなど今までにないスタイリッシュな空間を提供してきた、建築設計事務所「スキーマ建築計画」代表の長坂常さんをゲストにお迎えしました。 今でこそ街中ではよく見るまでになった建築スタイルは、「Sayama flat」の段階では賛否両論を巻き起こしていた? 禁じ手とまで評された、その設計術に迫ります。 ▼今回の内容 出自はレゲエ/僕こういうの無理だなあ〜/スキーマというスタイル/芸大の感覚/よそでやっていいんだ/街の可能性/禁じ手だと思ってたSayama flat/工事費1部屋100万円/解体のみ、作ることを一切しない/どう評価していいかわからない/黒船戦略/リノベーションブームとの同時代性/建築家ではなく事業家/機会をつなげる/細野晴臣とインターネット/戦略家ではない/規模は関係ない/サードウェーブ以後のカフェ/だんだんマッチョになっていく/ワイン市場化/フットワークを軽くする (用語解説) 02:06 BO GUMBOS…ロックバンド。1989年にメジャーデビュー。6年2ヶ月という短い活動期間ながら、日本のロックに衝撃を与えた 02:09 村八分…ロックバンド。1969年に結成。全編日本語歌詞によるロックサウンドで、日本ロック史の黎明期に活動した 04:09 狛江湯…2023年にスキーマ建築によってフルリノベーションされた。なお、スキーマは錦糸町の銭湯「黄金湯」も手掛けている 06:14 HAPPA…上目黒のシェアオフィス。スキーマの代表作として知られる 16:32 馬場正尊…建築家、1968年生まれ。2003年に建築設計事務所「オープン・エー」を設立。2015年に公共空間のマッチング事業「公共R不動産」を立ち上げた 16:54 大島芳彦…クリエイティブディレクター、1970年生まれ。1997から2000年石本建築事務所に所属したのち、2000年より、ブルースタジオでリノベーション事業を始動した 20:51 LGS…Light Gauge Steelの略で、厚さ1.6mm〜4.0mm程度の「軽量鉄骨下地」の意味 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 長坂常(スキーマ建築計画代表) https://x.com/jo_nagasaka
2024-08-18
31 min
流通空論
#20 「漁師いない問題」を解決するべく、居酒屋業から参入? (SANKO・長澤さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、株式会社SANKO MARKETING FOODS代表取締役社長の長澤成博さん! 後編では、コロナ禍の影響で「金の蔵」をはじめとした飲食業が一気に不振となり、窮地に陥っていたところ、ひょんなことから「水産業」に進出? 漁師いない問題を知った長澤さんと、SANKO MARKETING FOODSが立ち上げた業態とは……。最後のお知らせまで必聴です! ▼今回の内容 涙なくしては語れない/毎月5億円なくなる/漁師いない問題/ゼロからのスタート/金の蔵の真逆をやろう/モチベーションと定着の作り方/水産流通が売上の半分/漁港toテーブル/産地活性化プラットフォーマー/年間6000人減少、20年後どうなる?/かきだの衝撃/寿司の納得感/都心では見られない魚の紹介/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 12:58 まるがまる…「沼津港から毎日届く、旬を映すぴちぴちの鮮魚が食べられる」をコンセプトに、2021年高田馬場にオープン。産地直送ならではの珍しい魚も入荷している 13:40 有楽町かきだ…転職エージェント事業の株式会社ユニポテンシャルが手掛ける食べ放題すし店として、2022年に有楽町にオープン(現在は代々木に移転)。修業ゼロで寿司職人となった蛎田一博氏が大将となり、今までにない営業を展開している。 16:42 ベトナム法人との合弁会社…詳しくはこちらを参照。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000225.000053263.html) ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 長澤成博(株式会社SANKO MARKETING FOODS代表取締役社長) https://x.com/sanko_mf
2024-08-11
26 min
流通空論
#19 「東京チカラめし」はなぜ急拡大したのか? なぜ撤退したのか?(SANKO・長澤さん前編)
▼番組概要 今回は、5月に東京・九段下での復活が大きな話題となった「東京チカラめし」や「金の蔵」を運営する、株式会社SANKO MARKETING FOODS代表取締役社長の長澤成博さんをゲストにお迎えしました。 2011年に登場し、牛丼業界にセンセーションを巻き起こした「東京チカラめし」がなぜ急拡大したのにもかかわらず、なぜ都内完全撤退の事態にまで陥ったのか。その裏には、同社がブレイクスルーするきっかけとなった「金の蔵」との関係がありました。2010年代の飲食シーンを振り返る、ミステリー回です! ▼今回の内容 下田にいた/270円均一の衝撃/焼き牛丼という対抗馬/6省庁12拠点12食堂を運営/チカラめしの復活/東日本大震災でわかった居酒屋業の脆弱さ/焼肉丼ではなく、牛丼を焼く/280円で行列が絶えない/一気に店舗を増やしすぎた弊害/金の蔵が万全である前提/優秀な店長を異動/共倒れ/オルタナティブ性/リブランディングする/ローカルフードの可能性/夢のフードコート/アフターコロナの居酒屋/鳥貴族の登場 (用語補足) 03:31 三光亭…1975年にJR神田駅のガード下に1号店を開業。メニューはカレーと牛丼のみに絞って営業された 04:41 東京チカラめし食堂…東京法務局などが入る九段第二合同庁舎内地下一階に、2024年5月オープン。看板メニュー「元祖!焼き牛丼」に加えて、オリジナルの日替わり定食メニューやそば・うどんなどの麺メニューを提供している 06:19 リミナルスペース…簡素で不気味、超現実的な空間を指すネットミーム。2019年に4chanの「The Backrooms」が流行したことをきっかけに人気を集めた 24:03 鶏屋東方見聞録…1998年に、東京・新宿で業界初の個室居酒屋としてオープン ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 長澤成博(株式会社SANKO MARKETING FOODS代表取締役社長) https://x.com/sanko_mf
2024-08-04
28 min
流通空論
#18 ノートにタイトルを書くのはなぜ気持ちいいのか?(コクヨ・黒田さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、コクヨ株式会社代表執行役社長の黒田英邦さん! 後編では、コクヨが近年発表したプロダクトに話題の軸足を移し、なぜ顧客の未充足ニーズを満たし続けることができるワケに迫ります。そこから見えてきた、「体験が行動を変えることの強さ」とは? ▼今回の内容 新しい商品が作り続けられるワケ/お客さん=販売店からユーザーへ/やっていることは変わっていない/未充足ニーズ探し/社員の家族まで動員/集団で1つの価値を形にする/文房具はバズらない?/物語しかない/海外にそのままでは輸出しない/気持ちよさを作り出す/体験が行動を変えることの強さ/表紙に科目を書くこと/プロダクトによって行動が引き出される/新しいことに挑戦する意味/コクヨシティー/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 01:54 PERPANEP(ペルパネプ)…コクヨのブランドとして2021年より発売。PAPER と PEN を組み合わせたアナグラムの由来の通り、紙とペンのコンビネーションから、「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」の3種の書き心地がデザインされている。(https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/perpanep/) 05:26 ヨコク研究所…未来社会のオルタナティブを研究・実践する、コクヨのリサーチ&デザインラボとして2022年に発足。(https://yokoku.kokuyo.co.jp/) 11:14 空中料理…2024年にコクヨが実施した「キッチンハサミと料理に関する意識調査」のなかで、「まな板を使用せず、キッチンハサミでカットしそのまま鍋や器に入れて調理をすること」をこのように表現した。ちなみに約3人に2人は「空中料理人」という結果に。(https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/category/20240516st.html) 12:49 しゅくだいやる気ペン…市販の鉛筆に取り付けるセンサー付きアタッチメントで、スマホアプリと連動することによって、家庭学習の習慣づくりをサポートするプロダクトとして2019年に発売。対象年齢は小学2年から4年で、累計販売台数5万台を突破した。(https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/yarukipen_lp/1/) 15:14 深澤直人…プロダクトデザイナー。1956年生まれ。日用品や電子精密機器からモビリティ、家具、インテリア、建築に至るまで手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。著書に『ふつう』(2020年)、『深澤直人のアトリエ』(2023年)などがある。 20:39 THE CAMPUS FLATS TOGOSHI…東京都・戸越に2023年よりオープンした、いつかやりたかったことを試せる「プロトタイプする暮らし」をコンセプトに掲げた集合住宅。施設内には、フィットネスやスナック、サウナなどがある。(https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/category_other/20230829cs1.html) 22:13 未来コンビニ…人口約1000人の山間地域の村、徳島県那賀郡那賀町木頭地区に「世界一美しいコンビニ」をコンセプトに掲げ、2020年に誕生。地方創生に取り組むKITO DESIGN HOLDINGS グループが運営し、コクヨは建築・インテリア・ランドスケープデザインを担当した。(https://mirai-cvs.jp/) ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 黒田英邦(コクヨ株式会社代表執行役社長) https://x.com/kokuyo
2024-07-28
26 min
流通空論
#17 「コクヨ」のヒットを支えたのは、“曖昧さ”と“誠実な変態”?(黒田英邦さん前編)
▼番組概要 今回は、来年で創業120周年を迎える老舗文具・家具総合メーカー「コクヨ」の創業5代目として、2015年に代表取締役社長に就任され、現在は代表執行役社長の黒田英邦さんをゲストにお迎えしました。 大ヒット商品を多数発表し、業界のトップランナーとして走り続けるコクヨですが、そのクリエイティブの源泉は2021年にグランドオープンした新しすぎる「オフィス」にあった!? ▼今回の内容 こんなディープなことをやっているのか/来年で120周年/文房具からオフィス家具に参入/文房具売上は全体の2割/気がつけばコクヨの椅子/ingがすごい/新しい働き方を実験/街に開いているオフィス?/家かオフィスかどちらで働くか問題/やばいプロジェクトが丸見え/自由という社会実験/オフィスワーカーの街、品川/寝巻きみたいなスウェットで出社/考えたくなる"曖昧さ"/「自分は利益を上げています」/誠実な変態/発明家のおっちゃん/ヘルメット必須の試作会/顧客のために誠実で居続けるとブレイクスルーする (用語補足) 02:21 コクヨ野外学習センター…「コクヨ ワークスタイル研究所」とコンテンツレーベル「黒鳥社」がコラボレーションして展開するリサーチユニット/メディア。人類学や雑貨などをテーマにしたポッドキャスト番組を制作、配信している。(https://workstyle-research.com/project/21/) 04:24 パナソニックショップ…1957年に発足された、パナソニック(旧松下電器産業)ほかパナソニックグループ(旧松下グループ)各社の製品を取次・販売する特約店の通称。国内最大の地域電器店ネットワークとして知られる。 05:16 カウネット…2000年設立したコクヨの連結子会社のオフィス用品の通信販売会社。オフィス用品、日用品、教育、介護福祉用品などのEコマースプラットフォームを提供している。(https://www.kaunet.com/?msockid=369b7b64ff06611d33116812fe7c60da) 07:18 THE CAMPUS…コクヨが運営する「働く・暮らす」の実験場として2021年2月にグランドオープン。オフィスビルだった建物の一部を開放し、だれでも利用できるパブリックエリアを新たに創設した。オープンなラウンジや公園、ショップ、コーヒースタンドなどがある。(https://the-campus.net/) 07:20 ing…コクヨのオフィスチェア。2017年より発売。人の体の微細な動きに合わせて、360°自由に動くグライディング・メカが備わっているのが最大の特徴。(https://www.kokuyo-furniture.co.jp/products/office/ing/top.html) 16:25 今日の仕事は、楽しみですか。…2021年に「AlphaDrive/NewsPicks」が、ブランドメッセージをJR品川駅のコンコースのディスプレイに掲出し、その内容からSNSを中心に批判の声が相次いだ。 24:03 SAUNA BU…2016年創部の社内部活動「コクヨサウナ部」から派生した事業横断型組織によるライフスタイルブランド。サウナグッズの販売などを行っている。(https://saunabu.kokuyo.co.jp/) ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 黒田英邦(コクヨ株式会社代表執行役社長) https://x.com/kokuyo
2024-07-21
29 min
流通空論
#16 “退屈は犯罪”なのか? つまらないってやばい(オモコロ・原宿さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、オモコロ編集長の原宿さん! 後編では、某ストリーミングサービスのコピー「退屈は犯罪です」への怒りに発し、「つまらなさ」について語り合っています。みんながおもしろいことしすぎで、おもしろくあらねばという圧が充満した社会における「つまらなさ」の効用とは……。 ▼今回の内容 みうらじゅん的なるもの/つまらなさが大事/ラッセンの再評価/つまらないに介入しておもしろくする/おもしろくならねばという圧/みんながおもしろいことをしすぎ/事務がおもしろさを下支えする/企画面白マンのペラさ/信頼できる人の条件/つまらないはやばい/東出昌大の山小屋に何を差し入れるか/情報よりくだらなさを求める/途中がおもしろい/オモコロを続けているワケ/過程や途中に居続けられる場所/家に子ども部屋がない/ホラーで大バズを連発/思い通りあたったら怖い/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 04:36 『ラッセンとは何だったのか?』…アーティストの原田裕規氏が編著で、2024年にフィルムアート社より増補改訂版が刊行。(https://www.filmart.co.jp/books/978-4-8459-2322-9/) 08:10 『ゲンロン戦記』…2010年に新たな知的空間の構築を目指して「ゲンロン」を立ち上げた哲学者・東浩紀氏の苦闘の様子が克明に描かれた名著。2020年に中央公論社より刊行。(https://www.chuko.co.jp/special/genron/) 11:33 『ブルデュー『ディスタンクシオン』 2020年12月 (NHK100分de名著)』…担当は社会学者で『断片的なものの社会学』『東京の生活史』などで知られる岸政彦氏。(https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/104_distinction/index.html) 13:32 菓子盆選手権…「オモコロ」の人気企画。テキストとYouTubeで発表された。(https://omocoro.jp/kiji/73490/) ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 原宿(オモコロ編集長) https://twitter.com/haraajukku
2024-06-30
30 min
流通空論
#15 目標は寄席演芸? オモコロ編集長と考える“続けることの功罪”(原宿さん前編)
▼番組概要 今回は、2010年に制作会社バーグハンバーグバーグの創業メンバーに加入し、2012年にオモコロの2代目編集長に就任した原宿さんをゲストにお迎えしました。 バズ記事を連発し、最近ではホラーコンテンツやYouTubeも盛んなウェブメディアの最先端を走り続けるオモコロですが、原宿さんは「オモコロって知ってますか?」と不安がり……。最終的に話は「続けることの面白さと怖さ」まで広がりますが、人生100年時代に仕事を楽しむヒントがそこにあった!? ▼今回の内容 オモコロってすごくないですか?/15年選手/編集方針はない/バズったら損/ネットの餌食にならないバランスの取り方/体内インターネット濃度/ファンが1000人いれば食える説/続けるって怖くね/中年の危機/自走だとやめられない/飽きることと体力の限界/不滅の法灯/逆にやったほうが面白い/100歳までネットメディアにいる/目標は寄席演芸/見れて眼福/投げ銭が空を舞う/師匠/演者とお客がゆるしあう (用語補足) 08:26 悪口ってなぜこんなにも面白い? ラッパー・TaiTanと作家・品田遊が語り合う「人格脱出論」【前編】…CREA WEBに掲載されたオモコロのメンバー、ダ・ヴィンチ・恐山(作家名義は品田遊)さんとの全2回の対談。(https://crea.bunshun.jp/articles/-/45172#goog_rewarded) 12:09 二階堂地獄ゴルフ…『カイジ』や『アカギ』などで知られる福本伸行さんの最新作で、現在「モーニング」で連載中 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 原宿(オモコロ編集長) https://x.com/haraajukku
2024-06-23
30 min
流通空論
#14 「だっておいしいじゃない理論」がバズメニュー連発の秘密?(ドムドム・藤崎忍さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、株式会社ドムドムフードサービス代表取締役社長の藤崎忍さん! 後編では、復活後のドムドムを支える、オリジナリティあふれる限定商品と、どむぞうくんアイテム&アパレルコラボについて深掘り。他のチェーン店にはない話題の作り方の共通点は、まさかの「受け身で提案を断らない」ことにあった?… ▼今回の内容 従業員のキャリアを作るのは僭越/やりたいことはやらせる/責任の所在は全部私/できないことの共有とできることへのリスペクト/卵焼きはみんな好き/だっておいしいじゃない理論/テイクアウトとハンバーガー/他社を意識しない/どむぞうくんはなぜ愛でられるのか/コラボはやりたいことに乗っていく/一応経営者なんで/拠り所はいつも人/オルタナコンビニ計画 (用語解説) 07:05 手作り厚焼きたまごバーガー…店内で一から調理されたふわふわ熱々の玉子焼きを、バンズで挟んで話題に。2017年よりグランドメニューとして販売を開始 09:26 丸ごと!!カレイバーガー…「丸ごと!!」シリーズとして、2021年9月より期間限定で販売。中骨は取って丁寧に下処理したカレイ丸々1匹を、バンズに挟んでいる 09:35 丸ごと!!カマンベールバーガー…没メニューとしてTV番組の企画で紹介されたのをきっかけに、2018年に期間限定で商品化。バンズではなくカマンベールチーズで、ビーフパテなどの具材を挟んでいる 09:55 甘みそ エビフライバーガー…バンズからはみ出る16cmのビッグサイズエビフライを3本挟んだ衝撃的なビジュアルが話題に。2024年に期間限定として販売開始 13:10 Lucky Rocky Chicken…ロイヤルフードサービス株式会社が運営する、バターミルクフライドチキンが名物のファストフードショップ。2021年5月に武蔵小山でオープンし、現在4店舗を展開している 16:11 シロップ.(Syrup.)…株式会社フェリシモが運営するファッションブランド。ドムドムとは2023年にコラボして、スウェットやハンカチスカーフ、時計など多くのアイテムを発表した ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 藤崎忍(株式会社ドムドムフードサービス代表取締役社長) https://x.com/dom_fujisaki
2024-06-16
27 min
流通空論
#13 愛され守られてきた、「ドムドム」ブランドの育み方(藤崎忍さん前編)
▼番組概要 今回は、「39歳まで専業主婦→SHIBUYA109のアパレル店長→居酒屋開業→ドムドムでわずか9ヶ月で社長」という異色すぎるキャリアで、メディア引っ張りだこの株式会社ドムドムフードサービス代表取締役社長の藤崎忍さんをゲストにお迎えしました。 事業譲渡された時には、最大で400ほどあった店舗が36になっていたドムドムを、いかに「愛され守られるブランド」として育んできたのか。そこには109で働いていた時から変わらないお客さんへの向き合い方がありました。 ▼今回の内容 異色すぎる経歴/夫は地方議員/目の前のことだけやってた/V字回復というより低空飛行/日本で1番古いバーガーチェーン/スタートは36店舗/信頼関係の構築/ライバルの売り上げは100倍/思い出の中にあった/まず売り上げありきではない/転機はコロナ禍のマスク販売/歩幅は変わらない/かわいくないですか?/優しく丁寧にファーストフードの常識を逸脱/オンリーワンの店舗づくり/出店場所のおもしろさ (用語補足) 16:07 ドムドムハンバーガーPLUS 銀座店…東京・銀座に新業態として2022年にオープン。黒毛和牛100%パティを使ったプレミアムバーガーをメインに、定番商品や期間限定メニューも販売している 16:55 カレー屋ドムドム…2021年に東京・銀座に2ヶ月間限定で出店し、連日行列が絶えなかった。バーガーの仕込み段階で出る端材の牛すじ肉を使用した「和牛すじ肉カレー」を販売した 18:40 丸ごと!!カニバーガー…2019年10月に初めて販売され、SNSで大バズ。高級食材であるソフトシェルクラブが丸ごと挟まった衝撃的なビジュアルとカニのうまみがつまった美味しさで大人気商品に。銀座店では通常メニュー、他店では期間限定メニューとして販売している 18:42 カツカレーバーガー…老舗洋食レストラン「銀座スイス」の名物メニューのカツカレーをハンバーガーで再現した銀座店の人気メニュー ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 藤崎忍(株式会社ドムドムフードサービス代表取締役社長) https://x.com/dom_fujisaki
2024-06-09
26 min
流通空論
#12 日記の時代はくるのか。なぜ文フリは盛り上がるのか(内沼晋太郎さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、ブック・コーディネーターの内沼晋太郎さん! 後編では、新しい書店の在り方として「企業が本屋を作る」ということ、内沼さんがかねてより発言していた「日記の時代が来る」の真意、そして先日も大盛り上がりだった「文フリ」の面白さなど、書籍流通の最前線と出版の未来を語り合う、全ての本好き必聴回! ▼今回の内容 音楽作りと雑誌作りの挫折/届ける側がブルーオーシャンだった/企業が本屋を作る/書店もメディア/インフルエンサーからポップアップへ/外様だから思える/オンラインで本を売る/大喜利プラットフォーム/ツッコまれ待ちの企画の強さ/日記の時代/もう一般論やメソッドは本にいらない?/文フリの盛り上がり/年がら年中やっている/人がいないところで一番を取る/ZINEが文庫入り/オルタナコンビニ計画 (用語補足) 05:42 透明書店…法人・個人事業主向けの、事務管理を効率化するためのクラウドサービスを開発、運営するfreee株式会社が2023年に東京・蔵前にオープンした書店。スモールビジネスを深く理解するというミッションが掲げられている 09:24 圧と密…書籍『奇奇怪怪』の刊行を記念して、代官山蔦屋書店で開催されたポップアップ。約3000冊の同書を用いたオブジェが制作され、1か月間展示された 10:37 ジェントルモンスター…韓国発のアイウェアブランド。国内初の旗艦店が2024年3月に東京・青山にオープンした。正面入口に置かれた3体の巨大な顔面のインスタレーション「ジャイアントヘッド・キネティック・オブジェ」がとにかく印象的 10:44 『これからの本屋読本』…内沼さんの著作。2018年にNHK出版より刊行(https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000817412018.html) 12:04 けんご…書籍紹介TikTokクリエイター。2021年に筒井康隆の『残像に口紅を』を紹介したところ、30年前の小説にもかかわらず、約4ヶ月間で計11万5千部の重版がかけられるなど大きな話題に 18:04 文フリ(文学フリマ) …小説・短歌・俳句・詩・評論・エッセイ・ZINEなど、さまざまなジャンルの文学が集まるイベントとして、2006年にスタート。現在、九州〜北海道までの全国8箇所で、年間9回開催している 18:35 日記屋 月日…日記専門店として、2020年に東京・下北沢の「BONUS TRACK」内にオープン。日記本・ZINEの販売のほか、年2回開催する「日記祭」や、日記好きが集まるオンラインコミュニティ「日記屋月日会」、ファシリテーターと一緒に日記をつけるワークショップ「日記をつける三ヶ月」などを運営している 19:38 「新潮」2021年3月号…永久保存大特集「創る人52人の『2020コロナ禍』日記リレー」のこと。錚々たる執筆陣によってリレー形式で日記が綴られた。 20:47 「読書の日記」シリーズ…東京・初台ほか2店舗あるブックカフェ「fuzkue」店主の阿久津隆さんによる日記本で、NUMABOOKSより現在6冊刊行されている( https://numabooks.thebase.in/items/82672689 ) 21:41 『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』 …小説家・滝口悠生さんの著作。2019年にNUMABOOKSより刊行された(https://numabooks.thebase.in/items/25153498) 30:49 『さびしさについて』…写真家、エッセイスト・植本一子さんと滝口悠生さんの往復書簡。2024年にちくま文庫より刊行された(https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480439390/) 31:21 『『百年の孤独』を代わりに読む』…作家、編集者の友田とんさんの著作。2024年7月にハヤカワ文庫より刊行予定 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 内沼晋太郎(ブック・コーディネーター) https://x.com/numabooks
2024-06-02
35 min
流通空論
#11 「本屋 B&B」「VALUE BOOKS」が挑む、出版流通の改革(内沼晋太郎さん前編)
▼番組概要 今回は、2012年に下北沢の新刊書店「本屋B&B」、2017年に出版社「NUMABOOKS出版部」の開業ほか、数々の本と読者を繋ぐ仕事をしてきたブック・コーディネーターの内沼晋太郎さんをゲストにお迎えしました。 21世紀に入って定期的に喧伝される「本屋があぶない論」はなぜ起こるのかを出発点に、書店や読書の現在地を"流通"の観点から、縦横無尽に語ってもらいました。 ▼今回の内容 東京と長野の2拠点生活/本屋が危ないぞ/本屋とイノベーション/フィンランドはオーディオブックがアツい/国民性より覇権/アルファベットとひらがな・カタカナ・漢字/読書は裁量権が全部読者に/「B&B」成功のワケ/毎日が好き/シェア型書面が増えている/本屋に憧れる/大きな出版業界と小さな出版界隈/直取引で流通経路を作る/SNSの活用法/本のことなら内沼さんに聞く (用語補足) 02:24 VALUE BOOKS…本の買取と販売を行うオンライン書店として、2007年に長野県上田市を拠点に創業。2023年1月の段階で会員数は25万人を突破。実店舗や移動型書店など、本の流通の新しい形を提案している 05:36 薄利多売…ひとつの商品の利益を少なくして大量に売り、利益が上がるようにする商法 06:20 再販制度…正式には再販売価格維持制度と呼ばれる。出版社は、書籍や雑誌の定価を自社で決めることができる。これにより書店などで定価販売が可能となる制度。独占禁止法で禁止されている制度だが、出版物や音楽CDなどの著作物は文化普及の観点から例外的に認められている 11:43 本屋 B&B…ビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店として2012年に下北沢で開業。2度の移転を経て、現在は商業スペース「BONUS TRACK」内で営業している 22:09 724の世界 2023…小説家・吉本ばななさんによる2023年の日記を書籍化。直取引、5冊単位での買切(返品不可) と、新しい流通網を模索した意欲作でもある 25:47 本チャンネル…内沼さんがホストとなって本にまつわるあらゆることを扱うYouTube・Podcastとして、2023年12月にスタート(https://www.youtube.com/@the-book-channel) ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 内沼晋太郎(ブック・コーディネーター) https://x.com/numabooks
2024-05-26
28 min
流通空論
#10 「港区」はダサくなったのか?(東京カレンダー・日紫喜康一郎さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、東京カレンダー編集長・日紫喜康一郎さん! 後編では、東カレの誌面づくりやクリエイティブを聞くつもりが、話は前回から続く「港区」問題に。2回の収録を通して、たどり着いた最深部とは…! ▼今回の内容 クリエイティビティがある人、モテる人/遊びの仕方が上手くない人/年齢層が高くなった/西麻布で飲むよ/バブリーへの拒否感/東京に憧れられるのか?/誤解されていることが多い/あえてが伝わらない/雑誌はあえてを使うと弱くなる/やっちゃった/センスがいい=東カレにしたい/ラグジュアルな高揚感/今後もグルメを中心に/オルタナコンビニ計画 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 日紫喜康一郎(東京カレンダー編集長) https://x.com/tokyo_calendar
2024-05-19
22 min
流通空論
#9 「東京カレンダー」が知らしめた、「港区」という現象(日紫喜康一郎さん前編)
▼番組概要 今回は、“港区女子” “港区おじさん”の生みの親として、港区文化を紹介してきた雑誌「東京カレンダー」の編集長・日紫喜康一郎さんをゲストにお迎えしました。 港区に異常に光をあてたワケ、そもそも港区にいる人間ってどんな人たちなのか。そして最近では、彼らが炎上や揶揄の対象になってしまった背景など、街を現象化し流通させた日紫喜さんだからこそ語れる内容です。 ▼今回の内容 おっかない人が来るかと思ってた/港区に異常に光をあてた/カレンダーに素敵な予定を/情報だけだと差別化できない/レストラン前後の物語を描く/港区おじさんをしらしめる/港区生まれ港区育ちでも港区女子じゃない/シャンパーニュ/三宿がおもしろい/街から街に人が流れる/俺たちのシモキタにきたぞ/ジェネリック中目黒/侵略キャラ/雑誌に大事なのは即物的な高揚感/東カレっぽい人/ホテルのドアマン (用語補足) 08:26 港区おじさん…2017年3月より、1分動画としてスタートしたWEBドラマ(https://tokyo-calendar.jp/story/5721)。2018年には、『港区おじさん THE MOVIE -最後の乾杯-』として映画化、「港区おじさん」ファン向けのイベント「港区フェス」で初お披露目された 16:10 「下北沢」という刺激。…「東京カレンダー」初となる下北沢特集のメインタイトル(2023年9月号)。表紙は、乃木坂46の元メンバーで、現在は女優やモデルとして活躍する白石麻衣さんがと務めた ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 日紫喜康一郎(東京カレンダー編集長) https://x.com/tokyo_calendar
2024-05-13
27 min
流通空論
#8 大谷翔平が週2で来る“IZAKAYA”が次の野望?(sio・鳥羽周作さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、sio株式会社代表取締役・鳥羽周作さん! 4月17日に原宿でオープンした商業施設・ハラカド内の「FAMiRES」が、ファミレス好きの鳥羽さんにとってかねてからの夢だったという。そこに込めた鳥羽ブランドの集大成とは。そして、今年から本格化するつもりだと語る海外進出、そのデカすぎる野望とは。 ▼今回の内容 ロイヤルホストが原点/圧倒的に人が足りない/ファミレス一新されない問題/ドリンクバーの廃止/持続的な飲食の価値向上/あえて店舗展開しない/コンセプトを一人歩きさせない/原宿の次の10年/調味と調理/ロスのケータリング/まずはIZAKAYA/“ルー大柴”でも熱量は伝わる/鳥羽が入ってくる/おいしいで会話する/ヴィーガンの正解/食のGoogle/オルタナコンビニ計画 (用語補足) 04:51 長坂常…スキーマ建築計画代表。1971年生まれ。「引き算」や「誤用」など独自の価値観を用いて、家具から建築、町づくりまでを手掛ける。代表作にSayama Flat、HANARE、BLUE BOTTLE COFFEEなどがある 07:48 純洋食とスイーツ パーラー大箸…レトロなメニューが売りのカジュアルな洋食店として、東急プラザ渋谷に2019年オープン。外側は硬くて中は柔らかい「ととのうプリン」が名物 15:39 マイクD(マイケル・ダイアモンド)…伝説的ヒップホップグループのビースティ・ボーイズのメンバー。グループは、2012年にメンバーのヤウクが死去して活動休止状態になっている 16:52 NOBU…ロスに高級レストランとして1994年オープン。現在では、17カ国で50店舗以上を擁するホスピタリティ・グループへと発展を遂げている。オーナーシェフは「世界一有名な日本料理シェフ」と評される松久信幸 20:02 デイビッド・チャン…レストランチェーン、モモフク・グループの創業者。1977年生まれ。Netflixでは、『デイビッド・チャンの世界を食べつくせ!』などそのタレント性を活かした番組が制作された ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 鳥羽周作(株式会社sio代表取締役) https://x.com/pirlo05050505
2024-05-05
33 min
流通空論
#7 コントロールが感動体験を作る! 「鳥羽ブランド」の設計術(鳥羽周作さん前編)
▼番組概要 今回は、2018年代々木上原に「sio」をオープンして以来、数々の話題店のオープンに携わり、またガストをはじめとした企業コラボ、最近では「トバい」がXで大バズしている話題の人、sio株式会社代表取締役・鳥羽周作さんをゲストにお迎えしました。 YouTubeやSNSでの強烈なキャラクターが先行する鳥羽さんですが、その裏には緻密に計算された感動体験の設計、そして「お客さんの声がすべて」と語るまでの狂気とも言えるピュアさがありました。 ▼今回の内容 いやあ〜最高ですよ!/二重人格性/店名も設計の対象/ハッシュタグとエンゲージメント/NAGANOで何が起きたのか?/差分が必要/8万円のイス/既存店のローエンド/お客さんの声がすべて/味のKPI/トイレの石盗まれ問題/ナイフがとんでもない/利益率は上がるけど体験価値は変わらない/うましうま男さんですよね?/ピュアの塊/鳥羽周作という体験/狂気/絶対に店を閉じない、空席を作らない (用語補足) 02:48 ラッパーのタイタンさんが『編集とは何か。』をおもしろがってくださった。いったい、なぜ?…「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載された全3回のロングインタビュー。(https://www.1101.com/n/s/titan) 04:29 NAGANO…長野県小谷村にある築140年の古民家をリノベーションしたレストラン。2023年オープン。名物はランチ限定の3300円の鮭定食 06:20 感動ハンバーグコース...2022年11月にファミレスのガストとコラボした、チェーン店としては画期的なコースメニュー。単品でも販売された 08:18 ふつうのマヨネーズ…2021年7月より販売開始。鳥羽さんがレシピを監修したことと、ふつうというネーミングが大きな話題を呼んだ 12:07 やまつ辻田…1902年に大阪で創業した和風香辛料ブランド。名物は堺市の鷹の爪を使用した唐辛子 16:49 沖野修也…DJ、プロデューサー。1967年生まれ。sioの選曲を担当している。なおsioの店舗ロゴは、クリエイティブディレクターの水野学氏 17:37 マルニ木工…1928年に創業された日本の家具メーカー。「100年経っても世界の定番として愛される」のモットーで知られ、その繊細なプロダクトには多くのファンがいる 20:15 Hotel's…sioの世界観をホテルに移植したらというコンセプトのレストラン。2021年オープン。朝食・昼食・夕食で異なるメニューを提供している 21:07 㐂つね…奈良にある、sio系列店のすき焼き割烹。2021年オープン。中川政七商店が運営する「鹿猿狐ビルヂング」にある 22:36 MAD et LEN…2007年に創業した、南フランスの小さな村で、すべて手作業で生産されているフレグランスブランド 25:22〜MURO、STUTS、Sweet William…いずれもDJ、プロデューサー。sio系列の「o/sio」「Hotel's」(期間交代)をそれぞれ担当した 28:08 FAMiRES…今年の4月にオープンした原宿の商業施設「ハラカド」内に出店 31:11 シャウ弁…詳しくは下記ポストを参照。(https://x.com/pirlo05050505/status/1779783194088501294?s=46&t=93F_fUtW_Sy5l8fpbtrdhw) ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 鳥羽周作(株式会社sio代表取締役) https://x.com/pirlo05050505
2024-04-28
34 min
流通空論
#6 “旅行に行きてえなあ”をどう演出するか?(地球の歩き方・新井邦弘さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、株式会社地球の歩き方 代表取締役・新井邦弘さん! コロナ禍で海外旅行ができなくなったタイミングで国内版を刊行、以降IPコラボや食品コラボなど、怒涛の快進撃を見せてきた地球の歩き方の次の仕掛けとは? ▼今回の内容 国内版は2本目の足/基準は100万人都市/引き算のロジック/編集=キュレーション/次は飲食店/ミシュランのすごさ/旅行業をやめた理由/サウジアラビアツアー/まだ100弱の国を扱えていない/グローバルニッチ/ライバルはGoogleマップ/苦行/旅の想像と妄想/関心を継続させる/音声メディアの熱/音を聴いて、また行きてえ/オルタナコンビニ計画 (用語補足) 01:10 北九州…『地球の歩き方 北九州版』のこと。発売2ヶ月で7万部を突破し、シリーズの国内版で最高部数を叩き出した。これまで「東京」「京都」などを手掛けてきたが、本書が初の「市」単位での発行となった 10:48 Time Out…1968年にロンドンで生まれた地域密着型のシティガイド。現在では14言語で展開するグローバルメディアブランドへと成長した 13:31 小林一三…実業家。1873年生まれ。阪急電鉄をはじめとする阪急東宝グループの創業者。宝塚歌劇や東宝の誕生でも知られている 25:02 VICE…1994年にカナダで設立され、後にニューヨークに拠点を構えた若者向けメディア。2023年に約10億ドルの負債総額をもって経営破綻というニュースが話題を浴びた ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://x.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://x.com/tai_tan ▼ゲスト: 新井邦弘(株式会社地球の歩き方 代表取締役) https://x.com/arukikata_book
2024-04-21
37 min
流通空論
#5 「地球の歩き方」を救った、戦略と戦術を使い分ける思考法(新井邦弘さん前編)
▼番組概要 今回は、コロナ禍で大打撃を受け、売り上げ95パーセント減が原因で、出版事業を学研HDの子会社に譲渡された「地球の歩き方」、その代表取締役・新井邦弘さんをゲストにお迎えしました。 奇跡のV字回復ストーリーが多くのメディアで話題になったからこそ、その成功を支えた新井さんが大きな影響を受けたという「軍事の思考法」を語ってもらいました。 ▼今回の内容 ランキング3位ありがとうございます/V字回復の話はもういいでしょう/織田信長から太平洋戦争/戦略と戦術が接続できていない問題/階層で捉える作戦術/肩書きがやたら増える/モチベーションの最適化/定義づけがコンフリクトの原因に/企画を作りやすい環境はなにか/つくるを手放す/「昔お世話になりました」/感情が資産/やることがなかった/認知度はほぼ100%/海外旅行との接点は年14日/旅行に行きてえなあは365日作れる/軍事ですみません (用語補足) 09:45 赤化阻止…人の思想が社会主義や共産主義になることを防ぐこと。第二次世界大戦後の冷戦中には戦争をする大きな大義名分になった 15:35 プロイセン…現在のドイツ北部とポーランド北部を含む地域。1701年のスペイン継承戦争がきっかけとなり、プロイセン王国となった。その国王であるフリードリヒ=ヴィルヘルム1世が軍隊や官僚制を整備し、現代の軍事学でも参照されている 24:03 M&A…Mergers(合併) and Acquisitions(買収)の略。企業の合併や買収のこと 24:37 デューデリジェンス…投資先を検討するにあたって、その企業の価値やリスクを調査すること ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://twitter.com/tai_tan ▼ゲスト: 新井邦弘 (株式会社地球の歩き方 代表取締役) https://x.com/arukikata_book
2024-04-14
34 min
流通空論
#4 “アウトドアにはコーラでしょ”が次のブーム?(コーラ小林さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、イヨシコーラ代表・コーラ小林さん! 話は小林さんが熱中しているという釣り、アウトドアの話に。「進捗度0.01パーセント」と自己評価するイヨシコーラの次なる一手がそこにあった? ▼今回の内容 カワセミの絵文字/ローソンのスポット販売/生薬とスパイスのディグ/スーパーでスパイスを買えるのはバグ/人はいつか必ず釣りにハマる説/酒もタバコもやらないけどイヨシ飲む/ニッチに答えがある/デザインはいいけど棚に埋もれる/コンビニは野生/タバコは昆虫/コンビニ進出以上の展開はあるのか/物語の終わりとは/イヨシコーラネイティブ世代/進捗は0.01%/オルタナコンビニ計画 (用語補足) 05:54 東インド会社…17世紀の初頭に各国で設立された貿易会社。東インドには、インドより東であるアジア圏も含む。この設立が布石となって、スペイン、ポルトガル、イギリス、オランダ4国によるスパイスをめぐる争奪戦が繰り広げられた 07:13 伊藤巧…プロアングラー。2021年に、全米バスフィッシングトーナメントの最高峰に位置づけられる『B.A.S.S.バスマスターエリートシリーズ 2021』で優勝。2023年に、イヨシコーラとパートナーシップ契約を締結した 09:17 snow peak…日本のアウトドアブランド。近年はアウトドア製品やアパレルだけでなく、複合型リゾート施設やキャンプ場運営にも力を入れている (https://www.snowpeak.co.jp/) 09:29 DAIWA PIER 39…日本のフィッシングブランド「DAIWA」による、2019年からスタートしたアパレルブランド。機能性が高いプロダクトで多くのファンを獲得している (https://daiwapier39.jp/) 12:31 WAZAO-IPPON…埼玉県の伝統工芸品である竹の和竿を用いた「負け気味の釣り味」を標榜するフィッシングブランド(https://wazao-ippon.com/) 23:55 『イチからつくるコーラ』…2023年に農山漁村文化協会より刊行。コーラ小林 (著)、中島陽子 (イラスト) 33:07 イヨシの湯…全国の銭湯・サウナと不定期にコラボレーションする人気イベント。イヨシコーラの製造時に発⽣するコーラ粕と今回のために特別に調合した入浴料を使った本格的なクラフトコーラ風呂に入浴することができる(https://iyoshicola.com/news/416/) ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://twitter.com/tai_tan ▼ゲスト: コーラ小林 https://twitter.com/cola_kobayashi
2024-04-07
34 min
流通空論
#3 クラフトコーラ界の寵児が苦戦した、ブランドの作り方(コーラ小林さん前編)
▼番組概要 今回は、クラフトコーラブームの草分け的存在、イヨシコーラ代表・コーラ小林さんをゲストにお迎えしました。創業6年目となる同社のサクセスストーリーを聞くはずが、「早朝の3時半にバっと目が覚めて今後どうしようって」「普段のもがき苦しみを共有できる場にできたら」とまさかの吐露から始まり……。 ▼今回の内容 出会いは2019年/コーラ・ペプシ・イヨシ/早朝の3時半に起きちゃう/メーカー兼店舗運営兼工房/偶発的揺らぎ/原宿の家賃にヒイヒイ/台湾でパニックになるくらい人気説/インドネシアのYOASOBI/漢方とストリート感覚/お金を出しても買いたい!/300万円貯金して起業/語尾一つの人格/大企業になる必要はない/コピーできない歴史と関係性/カタカナにした理由/若干、凶/オーセンティシティの獲得/カワセミ推し (用語補足) 04:15 レッツゴーなぎら…株式会社ゴリラマウンテン代表でYouTuber。チャンネル「レッツゴーなぎら」で、コーラ小林さんを密着。 https://youtu.be/t4ydhoZJaxs?si=VmojBuQ7EJtqhmsO 05:09 明治神宮の店舗…イヨシコーラの直営店は、総本店である下落合店と、渋谷神宮前店、移動販売車のカワセミ号がある。そのほかナチュラルローソンなどでも購入可能。 07:39 ファーマーズマーケット…毎週土日、青山で開催されてる、出展者が作った農産物を直接販売するマーケット 12:51 MOUNTAIN BOOK DESIGN…アートディレクター&デザイナーの山本洋介。1980年生まれで、2016年に株式会社MOUNTAIN BOOKを設立 18:43 BAD HOP…神奈川県川崎市を拠点に活動する、8人組ヒップホップ・クルー。2024年2月東京ドームでのラストライブをもって解散 29:32 カワセミ…ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属に属する鳥。イヨシコーラの移動販売車に「カワセミ号」と命名し、以来ブランドのモチーフになっている 31:42 柳瀬博一教授…東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。著者に『カワセミ都市トーキョー』などがある。 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://twitter.com/tai_tan ▼ゲスト: コーラ小林 https://twitter.com/cola_kobayashi
2024-03-31
35 min
流通空論
#2 コンビニのおにぎりは「美味しい」から売れるのか?(本明秀文さん後編)
▼番組概要 ゲストは前回に引き続き、スニーカービジネスからおにぎりビジネスに転身した本明秀文さん! 後編ではより具体的に、海外展開や冷凍してのECビジネス、漫画・アニメとのIPコラボなど、その展望をお聞きました。 ▼今回の内容 1万を見つける/コンビニのおにぎりを食べなくなった/のり弁が45ドル/日本が輸出できるのは食べ物と漫画/普通の人が好き/Onのアジア人気/分かりやすいものしか売れない/食べ物にハブは要らない/お土産としてのキットカット/おにぎりのECサイト?/文脈とナラティブとファンダム/呪術廻戦コラボ/当てようと思うと当たらない/ナイキの停滞問題/エルメスとパテック フィリップ/リアル性と顧客関係性/自分は不完全/オルタナコンビニ計画 (用語補足) 01:59 参入障壁…産業に新しく参入しようとする際に、様々な理由で不利になること 04:47 レッドオーシャン…競争が熾烈な業界で生き残りが難しくなること 07:00 HOKA…フランスのオネシーで誕生したフットウェアブランド。(https://www.hoka.com/jp/) 07:50 On…スイスのアルプスで誕生したスポーツブランド。(https://www.on.com/ja-jp) 08:03 ディストリビューション…製品の流通を組織が管理すること 09:28 GR8 …原宿にあるセレクトショップ。(https://www.gr8.jp/) 17:18 呪術廻戦とのコラボ…11月より渋谷のMIYASHITA PARKで行われたポップアップショップ 19:35 A/Bテスト…様々な形でAとBに関する選択を用意し、より成果が高いパターンを見つけるテスト方式 24:31 柄谷行人…日本の哲学者、文芸批評家。1941年生まれ。2022年に「バーグルエン哲学・文化賞」の受賞が記憶に新しい ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://twitter.com/tai_tan ▼ゲスト: 本明秀文 https://twitter.com/Shoelife2012
2024-03-24
32 min
流通空論
#1 スニーカー王が挑んだ、おにぎりビジネスの鉱脈(本明秀文さん前編)
▼番組概要 記念すべき第1回のゲストは、スニーカービジネスからおにぎりビジネスに転身した本明秀文さんをお迎えしました。なぜスニーカーを売り始めたのか、スニーカーとおにぎりは似ている?など本明さんの人生から「流通哲学」が垣間見えます。 ▼今回の内容 新宿は都市の標準/毎日人の足を見ていた/成績が良くないから島流し/せどりビジネスのはしり/そばがきばっかり食べてる/1日に5~6人と会ってる/1週間4200円/電車で行くじゃないですか?/普通の人が好き/トマス・ピンチョン的な世界/マニアが分からないとお金にならない/おにぎりはまだマウント取られてない/ぼんごで1年間修行/誰でも作れる、けど手間がかかる/スニーカーをおにぎりに転用/記号的な熱狂から長い熱狂/アディクションよりヘルス/先進国の人口分布を見つめる/ソールが細くてもったいない (用語補足) 01:03 NeoChapter…YouTubeチャンネル「本明秀文のNeoChapter」(https://www.youtube.com/@neochapter8869) 05:22 SHOE LIFE…本明秀文さんの著書『SHOE LIFE 「400億円」のスニーカーショップを作った男』(2022年、光文社) 06:30 せどり…同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを商売とする人で、現代では転売に近い語として使われる 09:15 根付…江戸時代に使われた留め具 09:22 刺し子…16世紀の初めころに東北地方で生まれた伝統手芸 ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://twitter.com/tai_tan ▼ゲスト: 本明秀文 https://www.youtube.com/@neochapter8869 ▼ヴィジュアル: バーバパパ https://twitter.com/ajotto ▼サウンドロゴ: Franz K Endo https://twitter.com/pellocy ▼ディレクター/アシスタントディレクター: 瀬川雄⾄(⼗六⼩節)/島袋響(⼗六⼩節) ▼プロデューサー: ⼩⼭⽥悠哉(集英社) ▼制作・配信: shueisha vox
2024-03-18
32 min
流通空論
#0 なぜラッパーがビジネス番組を?
▼番組概要 「流通空論」とはなにか? なぜラッパーは「企て屋」たちに話を聞くことにしたのか? 最終目標は「コンビニづくり」? 番組コンセプトをざっくばらんに話しました。 ▼今回の内容 shueisha vox第1弾の番組/カルチャーはどうやって拡散するのか/僕なりのカンブリア宮殿/最終目標はオルタナティブなコンビニをオープン/Podcastが実店舗に/最初のゲストは本明秀文さん ▼ ご意見やご感想、お問い合わせは ryutsukuron@gmail.com #流通空論 ▼ チャンネル登録、Xのフォローお願いします! https://twitter.com/ryutsukuron ▼出演: TaiTan https://twitter.com/tai_tan ⼩⼭⽥悠哉(プロデューサー) ▼ヴィジュアル: バーバパパ https://twitter.com/ajotto ▼サウンドロゴ: Franz K Endo https://twitter.com/pellocy ▼ディレクター/アシスタントディレクター: 瀬川雄⾄(⼗六⼩節)/島袋響(⼗六⼩節) ▼制作・配信: shueisha vox
2024-03-18
04 min